森町まち・ひと・しごと 人口ビジョン概要 15/08/31【資料1】 森町人口ビジョン(抜粋) 総合戦略へ向けた、現状・課題の整理(案) 森町まち・ひと・しごと 人口ビジョン概要 15/08/31【資料1】 森町人口ビジョン(抜粋) ▼総人口と人口構成の推移 ・人口は減少の一途。1995年以降は高齢人口比が年少人口比を上回る。 ▼社会動態(転入・転出数)の推移 ・1980年以降は、常に転出が転入を上回っている。 ▼社会的自立期の人口移動の動向 ・期末年齢15~19歳、20歳~24歳では、転出が大きく上回っているものの、その傾向は小さくなっている。一方の期末年齢25~29歳では、1990年~1995年を境に転入超過から転出超過に転換している。 ▼社人研(国立社会保障・人口問題研究所)による将来推計 ・2040年の総人口は10,715人、2060年には6,967人となる予測。 ▼森町の2060年目標人口を設定するにあたっての参考値 ・森町の将来の合計特殊出生率を、国の目標合計特殊出生率1.8(2040年)と仮定した場合のシミュレーションでは、2060年の森町の総人口は、 純社会移動率が社人研推計値の場合:7,854人 純社会移動率が0の場合:10,987人 ・人口16,752人(現在)を2060年において維持する場合のシミュレーションでは、2040年の森町の合計特殊出生率は、 純社会移動率が社人研仮定値の場合:5.14 純社会移動率が0の場合:3.47 ・森町の将来の合計特殊出生率を人口置換水準2.07(2040年)と仮定した場合のシミュレーションでは、2060年の森町の総人口は、 純社会移動率が社人研仮定値の場合:8,368人 純社会移動率が0の場合:11,783人 ※一般住民アンケートでの希望人口規模は、「1万人~2万人未満」が20.2%、「2万人~5万人未満」が19.6%。一方、人口減少社会に対しての考え方は、「人口減少は仕方がないが、発生する不具合に対策をおこなっていくべき」が43.5%、「人口減少を食い止め、増加するように努力すべき」が34.4%であった。 ▼性別年齢別人口構成の推移 ・1980年は「つりがね型」で安定。2010年は少子高齢化が進行した「つぼ型」。 1980年 2010年 【基本目標1 地方における安定した雇用を創出する】 社会的自立期の転出超/製造業、卸売業・小売業は雇用力がある/1次産業 の6次化など産業振興の必要性がある/消費喚起策は雇用維持の観点からも必要 【基本目標2 地方への新しいひとの流れをつくる】 社会動態は、常に転出が転入を上回っている/地域経済の活性化、定住促進の 取り組みが必要 【基本目標3 若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる】 年少人口比率の低下傾向などから出生率向上を目指す必要/アン ケートで、現在より多くの子どもを持ちたい意向がある/アンケートで、子どもを持つための課題として経済的問題があげられ ている/子育て環境整備や雇用確保の多様な取り組みが求められる 【基本目標4 時代に合った地域をつくり、安心な暮らしを守るとともに、地域と地域を連携する】 熟年期・長寿期についても、転出 が転入を上回る傾向がある/高齢者への対応を含め、医療・介護への柔軟な施策が必要。 総合戦略へ向けた、現状・課題の整理(案) ▼合計特殊出生率 ・森町の1.46は道内179市町村の中位に位置する。上位は、えりも町1.90、別海町1.86、共和町1.81。下位は、当別町1.01、江別市1.06札幌市1.09。主だった近隣市町村では、厚沢部町1.63、八雲町1.59、七飯町1.38、函館市1.22。 尚、同時期の全国1.38は上回っている。