三郷山の会カシミールあれこれ講習会 三郷山の会PC勉強会 ２０１１．１２．１１ 於 三郷市瑞沼市民センター 浦川明彦 2011/12/11 カシミール３Dあれこれ 三郷山の会PC勉強会 ２０１１．１２．１１ 於　三郷市瑞沼市民センター 浦川明彦

カシミール３Dについて 『カシミール(Kashmir)３Ｄ』は、ダン杉本氏が作成した、多機能地図ソフトです。 　『カシミール3Dは３Ｄ地図ナビゲータです(Windows用） 　地図ブラウザ機能を基本に, 風景CG作成機能, GPSデータビューワ・編集機能, ムービー作成機能, 山岳展望機能などの多彩な機能を搭載しています. 　国土地理院の数値地図をはじめ, スイス地理局の数値地図, 米USGSの地図, ランドサット衛星画像, 火星など世界中の地図・地形データ、衛星・航空写真を使用できます. 　市販の電子地図では詳細がわからない山間部もカシミールでは 1:25000 の詳細な地形図を使うことができます.しかも趣味で作っているのでフリーソフトです。』(カシミール3Dホームページ) http://www.kashmir3d.com/ 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

本日のメニュー 本日は、この膨大なカシミールの機能のうち、次のようなことをやります。 １）インストール、解説本地図のコピー ２）使える地図データについて ３）地図を見る。 ４）地図を印刷する。 ５）断面図を作る。 ６）カシバードをつかう。 ７）その他 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

１）インストール、解説本地図のコピー カシミールのホームページに,プログラムが置かれています。それを使って最新版をインストールすることができます。 解説本には、プログラムと地図の入ったディスクが付いています．それを使ってインストールできます。 古いバージョンが入っているパソコンは、最新版にアップデートできます。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

１）インストール、解説本地図コピー② 今日は、USBメモリーに入った最新版8.9.4を使います。 初めての場合は、kas894sp.exeを、アップデートする一はkas894up.exeをクリックして使ってください。 そのあと、解説本「ＧＰＳで山登り」に入っている地図を,コピーします。 VDVをセットしたら、「autorun2.EXEの実行」そしてメニューから「地図をハードディスクにコピーする」を選びます。（４GB必要です) 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

２）使える地図データについて 様々な地図が使えますが、便利なのは、『解説本』付属の地図です。 先にコピーした地図は、全国20万分の一と関東甲信越5万分の一、東北・関東・甲信越・中部・近畿・中国の2万5千分の一の地図が入っています。（5万分の一は別の本に） この地図は、すでに、地図データと標高データが重ねられていますから、様々なことに使えます。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

２）使える地図データについて② インターネットに接続できるところでは、国土地理院の地図データベースにアクセスし,最新の地図を表示させることができます。「ウォッちず」の電子国土の地図です。 ただしこの地図は、標高のデータを含んでいません。標高データを『重ねる』には、手続きが必要です。（後述） 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

２）使える地図データについて③ 地図の種類 長所 短所 「解説本」 標高の情報が入っている。 スタンドアロンで使える。 古くなっている。 地図データをコピーしていない地域は使えない。 ウォッちず(電子国土) （国土地理院） 全国の地図を使える。 最新の情報。 標高情報は入っていない。 インターネットにつながっているときだけ使える。 これらは、「ファイル」→「地図を開く」→ 　　　「カシミール3D解説本」または「ウオッちず（電子国土基本図版） 　　　　の縮尺を選びます。 地図データがないときは、何にも表示されません。 「地図が出なくなった！」時には、ここを見て下さい。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

３）地図を見る。 希望する地図を見るには ①大きな地図から探していく方法 ②地名を検索する方法 があります。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

３）地図を見る② ①大きな地図から探していく方法 画面右の ダイアログ バーの 「ガイド」と 「ズーム縮尺」 を使います。 ①大きな地図から探していく方法 画面右の ダイアログ バーの 「ガイド」と 「ズーム縮尺」 を使います。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

３）地図を見る③ ①大きな地図から探していく方法 20万分の一 で「ガイド」の 旗をドラッグ します。 「ズーム縮尺」 で２５０００を 使います。 地図上でドラッ グします。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

実習① 『新三郷』の現在地を探してみましょう。 20万分の一を選び、「東京」の右上あたり 図上でドラッグして「新三郷」を真ん中に （ダブルクリックすると、中心に来る） 地図を2万5千に 「文」マークを探す.（地図が古いままであることがわかる） （ウオッちずだと最新版になっている） 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

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ウオッちずだとこのように 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

３）地図を見る④ ②地名を検索する方法 双眼鏡のアイコ ンをクリック 地名を入力し 検索」 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

３）地図を見る⑤ ②地名を検索する方法 検索開始 画面を ドラッグし 必要な場所 へ 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

実習② 『黒斑山』を探してみましょう。 地図のスケールを2万5千分の１に 双眼鏡のアイコンをクリック、検索画面に 「名前や読み」ボックスに『黒斑山』 「検索開始」ボタンをクリック 『黒斑山』が入りにくいときは、『浅間山』にしてドラッグ 終わったらいくつか試みて下さい。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

４）地図を印刷する① 「ファイル」→「印刷」 →「表示範囲を印刷」 で一応印刷はできます。 が、なかなか見にくいし、インクも大量に使います。 　で一応印刷はできます。 が、なかなか見にくいし、インクも大量に使います。 そこで、「パレット」の機能を使います。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

４）地図を印刷する② 「パレット」をクリックし、試してみて下さい。 地図の印刷に使うのは、「マップカッター専用」 新しく作ることもできます。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

４）地図を印刷する③ 経緯度線、磁北線を入れる。 右のダイアログバーで『各種情報表示』を開く。 「経線・緯線」ボタンで設定 「磁北線」ボタンで設定 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

４）地図を印刷する④ 経線緯線は、10秒間隔で引くと、GPSの緯度経度情報を使うときに便利。 経度10秒≒250m 緯度10秒≒300m 　　（日本付近） 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

４）地図を印刷する⑤ 磁北線は、コンパスを使うときに便利。 間隔は、1分くらい？ 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

４）地図を印刷する⑥ 表示する／しないは経線緯線、磁北線の左のボタンで決めることもできます。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

４）地図を印刷する⑦ 「ファイル」→「印刷」 → 「表示範囲を印刷」とすると、どのように印刷するかを決めることができます。 範囲指定して印刷することもできます。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

４）地図を印刷する⑧ 印刷の失敗を防ぐために、「印刷前にプレビューを表示」にチェックを入れるとよい。 その方法は、プリンタによって違うが 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

４）地図を印刷する。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

４）地図を印刷する⑩ よければ印刷する 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

４）地図を印刷する⑪ 1ページになるべく大きく印刷する場合。 きっちり指定する場合 だいたいの縮尺を指定する場合。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

４）地図を印刷する⑫ 電子国土の地図を使うとき、 右のダイアログバーで「電子国土」を表示して 明るさコントラスト 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

４）地図を印刷する⑬ 明るさコントラスト調整で 「明るさ」暗 「コントラスト」高 「ガンマ」低 にすると、等高線が見やすくなります。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

４）地図を印刷する⑭ 大事なこと 現在のところ、カシミールで印刷された地図は縮尺に関して言えば、厳密ではない。 地図上に縮尺のスケールを印刷できない。(図上の表示は「ものさしアイコン」でできる そこで、緯線10秒≒300mを使うとだいたいの縮尺が分かる。 今後改良して欲しい機能である。 TrekingMapEditorはこれを解決しているが・・ 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

５）断面図を作る① 断面図を作るためには、『高度情報』を持った地図を使わなければならない。 『解説本』地図は高度情報が含まれている。 国土地理院の「ウオッちず」は高度情報が含まれていない。したがって、高度情報をサイトからダウンロードし、合成作業を行わなくてはならない。(編集→標高データを重ねる） 日本高密メッシュ標高セット（１０ｍメッシュ標高データ \1365）を購入すれば簡単に使える。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

５）断面図を作る② スタート地点で右クリック 「断面図」を選ぶ 途中地点で次々とクリック 最終地点で右クリックし『確定』 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

５）断面図を作る③ 印刷したり、他の文書に貼り付けたりできる。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

６）カシバードをつかう① カシバードとは、地図データから画像を作る機能である。 ある地点からある方向を見たときどのように見えるかを画像で表す。 大量の計算を伴うので、コンピュータのパワーを必要とする。 スペックの低いPCでは、非常に時間がかかり実用的ではない。 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

６）カシバードをつかう② パレットを選ぶ 観察地点で右クリック カシバード起動 地上からの高さ、方向、カメラの設定、ピントその他を入力 プレビューでよければ『撮影』 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

６）カシバードをつかう③ 方向 地上高 カメラ よければ撮影 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

６）カシバードをつかう④ 撮影された画像 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

７）その他 とりあえず、本日の内容はここまでです。 このほか、カシミール３DはGPSを用いたときのデータ処理などで絶大な効果があります。 地図がないので、ウェイポイントをGoogleEarthを用いて緯度経度を調べ作成し、 現地を歩いてトラックデータを記録 カシミールで処理 2011/12/11 三郷山の会　カシミールあれこれ勉強会

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