総合演習(国際理解教育) 学籍番号10341229 法学部法学科 森 健志
人間の安全保障(1) 1、人間の安全保障・・・人間の生にとってかけがえのない中枢部分を守り,全ての人の自由と可能性を実現すること。(=人間が安心して生活できる社会づくり) 2、「人間の安全保障」の目的 ①人々を貧困や紛争、災害などの死活的かつ広範的な脅威から守り、人々が着実に力をつけて自立することができるようになること ②生存,生活及び尊厳を確保するための基本的な条件を人々が得られるようなシステムの構築
人間の安全保障(2) 3、人間の安全保障が生まれた背景 人,物、金、情報の国境を越えての移動 ↓ テロや感染症などの脅威も国境を越えて ↓ テロや感染症などの脅威も国境を越えて 人々を脅かすようになる 国の安全だけでなく人々の安全も守る
人間の安全保障(3) 4、人々に対する脅威 ①「恐怖」・・・紛争、テロ、犯罪、人権侵害、難民の発生、感染症の広がり、環境破壊、経済危機、災害etc ②「欠乏」・・・貧困、飢餓、教育、保健医療 サービスetc
発展途上国の教育問題(1) 1、世界の子ども達の現状 ・学校に一度も通ったことがないまま大人になる子ども約1億1500万人(日本の人口は1億3000万人) ・途中から小学校に通えなくなってしまった子ども2億5000万人以上 ☆読み書きや簡単な計算ができない
発展途上国の教育問題(2) 2、教育を受けれないとどうなる? 自分たちならどうか、想像してみよう、、、 ・買い物する時にだまされて損をする ・病気の時薬を誤って使用してしまう ・エイズなど深刻な病気になる可能性 (アフリカなど)
発展途上国の教育問題(3) 3、子ども達が学校に行けない理由 ・予算上の問題で学校の授業料が有料 (少額でも払えない貧しい家庭が多い) ・貧しい家庭の親はお金をかけて子どもを学校にやるよりも、働いて生活を支えて欲しいという思い。 →義務教育を無償にする必要性
発展途上国の教育問題(4) 4、基礎教育を受けなかった子どもの将来 ・そのまま大人になり、親たちと同じ貧しい生活をすることになる ・その子たちの子どももまた学校に行けない →貧しい家庭は貧しいまでという悪循環 ☆教育を受けれる環境を作り貧困を止める必要性。貧困の連鎖を断ち切るため教育が必要
教育とエイズ(1) 1、エイズにかからないための予防策 ・きちんとした保険教育 ・読み書き+意志を言葉で伝える態度・力 ・感染を広めないための知識 2、Data ・ほとんど教育を受けなかった人は初等教育を受けた人の2、2倍も多くエイズにかかっている
教育とエイズ(2) 15~24歳の若い女性に感染例が多い (女子の初等教育の不足) ↓ 教育を受け、正しい知識を身に付けると ↓ 教育を受け、正しい知識を身に付けると エイズから守られていく。 ☆教育はエイズの「最良のワクチン」 「社会を変えるワクチン」