生物統計学・第12回 エクセルを使いこなす ワークシート操作、ワークシート関数、マクロ、VBA 2013年12月25日 生命環境科学域 応用生命科学類 尾形 善之
前回の課題 7 1 3 89 検査で陽性 検査で陰性 実際に 陽性 8 陰性 92 10 90 True Positive False Negative 1 8 陰性 False Positive 3 True Negative 89 92 10 90 𝑷𝒓𝒆𝒄𝒊𝒔𝒊𝒐𝒏= 検査で陽性のうちで実際に陽性 検査で陽性 = 7 7+3 =70% 𝑹𝒆𝒄𝒂𝒍𝒍= 実際に陽性のうちで検査で陽性 実際に陽性 = 7 7+1 =87.5%
本日の予定 ノートパソコン組 実習 スクリーン組 実演
本日の内容 座学 ノートパソコン組 スクリーン組 チェックポイントがあります 予め課題を見せるので、挑戦してください 何かあればTAに尋ねてください スクリーン組 これまでの統計解析のうち、エクセルで実行できるものを実演します 最後に課題を出します
まずは座学 エクセルでできること 表作成:ワークシート操作 表計算:ワークシート関数 統計解析:分析ツール、(ワークシート関数) 半自動処理:マクロ 全自動処理:VBA
エクセルのルール エクセルファイル ワークシート 「ブック」と呼びます ブックの中の一枚 xls: 旧バージョンのブック xlsx: 新バージョンのブック xlsm: 新バージョンのマクロ付きのブック ワークシート ブックの中の一枚 最初はSheet1, Sheet2, Sheet3があります
エクセルのルール 各部の呼び方 行(row):横の並び 列(column):縦の並び セル(cell):マス 1行、2行、…… A列、B列、…… セル(cell):マス A1セル、B2セル、……
チェックポイント エクセルファイルにはどのような拡張子がありますか。 エクセルで、縦の並び、横の並び、マスをどのように呼びますか。 自動処理するための方法をふたつ書きなさい。
ノートパソコン組の課題 渡したデータの3つの遺伝子のデータを使って、以下の統計指標を計算し、考察しなさい。 各遺伝子の算術平均値、標準偏差、Z値 ピアソン相関係数(3組とも) スピアマン相関係数(3組とも) 対応のある𝑡検定(3組とも) 余裕があれば…… 𝑈検定、分散分析、回帰分析、コサイン相関
スクリーン組 これからエクセルの実演に入ります
Rの導入 Rのダウンロード Rのインストール Rの動作確認
次回用のデータ 予めダウンロードしておいてください ファイル名 いつものサイトです 忘れた人は、「尾形ラボ」で検索してください 「ryoudata140109.txt」「ryoutejun140109.txt」 いつものサイトです 忘れた人は、「尾形ラボ」で検索してください たぶんトップヒットします
スクリーン組の課題 3つの遺伝子の79実験の発現データがあります。 エクセルで平均、標準偏差、Z値を計算する手順を説明しなさい。 エクセルでピアソン相関係数を計算する方法を3つ書きなさい。