目次
バージョンアップガイドについて リリース日 バージョン情報 2011年12月19日 (月) バージョンアップガイドの内容 バージョンアップガイドはNIコンサルティングの製品に関する最新のリリースをまとめた統合的なユーザーガイドです。新機能や機能強化の内容、その導入に必要な情報を提供します。最新の機能を利用するガイドとしてお役立てください。 バージョンアップガイドの内容 バージョンアップ概要 ・機能に関する簡潔な説明 ・機能を有効に使うためのヒント システム管理者ガイド(システム管理者向け) ・設定方法や機能を利用するために必要な説明 リリース日 2011年12月19日 (月) 製品ご購入 CD-ROM 2011年12月19日(月)よりご提供開始 オンラインアップデート 2011年12月20日(火) 9:00~ ASPサービス 2012年1月26日(木) NISaaSサービス バージョン情報 適用後のバージョンはそれぞれ以下の通りです。 NI コラボ 5.27-1 顧客創造日報/顧客深耕日報 6.21-1 顧客深耕日報(AO) 4.11-1[6.21-1] 顧客創造Approach 1.14-1 見積共有管理 5.0-1 可視化日報 1.12-1 可視化MapScorer 1.5-1 システムバージョン 79.001.111219 製品ご購入のお客様 自動ではアップデートされません。バージョンアップをご希望のユーザー様は、オンラインアップデートまたはCD-ROMより適用してください。 CD-ROMを送付希望の場合は、件名に「製品バージョンアップ希望」とご記入の上「support@ni-consul.co.jp」までご連絡ください。発送日のご連絡を折り返しさせていただきます。 オンラインアップデートによるバージョンアップ適用には、年間保守のご契約と、システム設定ページ内「ユーザーサポート連携」の設定が必要となります。
NIコラボ 1.モバイル版のURLリンク表示(スマートフォン参照時) 【メール参照画面 モバイル版】
2.文書共有管理の通知機能改善 アクセス制限をかけていると必ずしも通知が必要ではないときにもポータルパーツに表示されてしまう。 という声にお応えして、文書の改版時にポータルパーツへの通知を出さないようにするオプションを選べるようにいたしました。 アクセス制限をかけていると必ずしも通知が必要ではないときにもポータルパーツに表示されてしまう。
3.スケジュールに業務情報登録アイコンを表示 スケジュールに、商談外業務登録アイコンを表示しました。 商談情報だけでなく商談外業務についても、スケジュールから簡単に登録いただけます。 【ポータル画面>スケジュール(週表示)パーツ】 【商談外業務登録画面】 ヒント: オプション設定> スケジュール > 連携設定で商談外業務登録アイコンの表示設定を『表示する』にする事で本機能をご活用いただけます。 ヒント: 本機能は、顧客深耕日報(TypeR) 、顧客創造日報(TypeR) 、顧客深耕日報AOをご利用の場合に、お使いいただけます。
オプション設定からスケジュールの商談外業務情報登録アイコンの表示設定を変更できます。 オプション設定からスケジュールの商談外業務情報登録アイコンの表示設定を変更できます。 【オプション設定 > スケジュール> 連携設定】 本機能設定の初期状態は商談外業務登録アイコンを『表示しない』状態となっています。 メモ:
4.受信メールの商談転記 コラボメールの商談転記機能は便利だから、受信メールからも転記できたらいいのに。 という声にお応えして、受信メールからも送信元のメールアドレスをデータベースから逆引きすることによって簡単に商談情報に転記できるように仕様変更しました。 コラボメールの商談転記機能は便利だから、受信メールからも転記できたらいいのに。 ヒント: 本機能は、顧客深耕日報(TypeR) 、顧客創造日報(TypeR) 、顧客深耕日報AOをご利用の場合に、お使いいただけます。
オプション設定に登録されたキーワードにて添付ファイルの漏れをチェックします。 5.メール添付ファイルチェック機能 メール送信時にファイルを添付し忘れて送信する問題を防止するため機能を追加しました。 オプション設定で登録したキーワードが本文中にあり、ファイルを添付していない場合、送信時に警告が表示されます。 【メール送信画面】 オプション設定に登録されたキーワードにて添付ファイルの漏れをチェックします。 【オプション設定】 ヒント: 共有メールにおいてもご利用いただけます。 共有メールではアカウント別に設定が行えます。 ヒント: 特定の単語のみでの警告、特定の動作を含めた警告が設定可能です。 よく利用するキーワードを登録いただくことで必要な場合に限り警告を表示することが可能です。
6. アドレス帳とSFAのパーソン連携 コラボメールからアドレス帳を開いたとき、 という声にお応えして、コラボメールから開いたときのアドレス帳に、連携製品のメールアドレス情報を参照できるようにいたしました。 コラボメールからアドレス帳を開いたとき、 SFAの顧客情報にあるメールアドレスについてもセットをしたい。 【ポータル > メール(一覧) > メール新規作成> アドレス帳】 【PC版】 【モバイル版】 ヒント: 本機能は、顧客深耕日報(TypeR) 、顧客創造日報(TypeR) 、顧客深耕日報AO、 顧客の声、見積共有管理、可視化日報、顧客創造Approach から一つ以上の製品とNIコラボをご利用の場合に、お使いいただけます。 ヒント: 顧客プロフィールと会社情報のURLの欄にメールアドレスが入力されている場合についても、本機能による参照が可能です。
NIコラボ システム管理者ガイド 今回のバージョンアップには利用者の運用に影響を与える機能が含まれています。その変更に対して準備ができるように、利用者に通知してください。その他の機能については、新機能を利用する前にシステム管理者による対応が必要です。 次の表には、バージョンアップ機能と利用者への影響がまとめられています。ご利用の製品について、機能の詳細を確認してください。 各項目の見方 ①自動的に表示されます。設定は不要です。 ②自動的には表示されません。利用者がオプション設定を変更する必要があります。 ③自動的には表示されません。システム管理者が設定を変更する必要があります。 機能 ① 自動的に表示 ② オプション設定 が必要 ③ システム設定 が必要 1.モバイル版のURLリンク表示(スマートフォン参照時) ● 2.文書共有管理の通知機能改善 3.スケジュールに業務情報登録アイコンを表示 4.受信メールの商談転記 5. メール添付ファイルチェック機能 6. アドレス帳とSFAのパーソン連携
顧客創造日報/顧客深耕日報 1.モバイル版のURLリンク表示(スマートフォン参照時) 【日報フォーム モバイル版】 ・iPhone, Android OSを搭載したスマートフォンに対応しております。
2.モバイル版の添付ファイル表示(携帯参照時) モバイル版を携帯電話で参照している場合に、添付ファイルのファイル名を分かるように改善致しました。 【商談フォーム モバイル版】 iPhone, Android OS端末のスマートフォンは既に参照、ダウンロードが可能です。 メモ:
「顧客創造日報 オフライン版 for iOS」 使用可能な製品:顧客創造日報、顧客創造日報TypeR、顧客深耕日報案件創造統合、 顧客深耕日報TypeR、顧客深耕日報AO 2011年10月末に公開したAndroid版に続き、いつでも・どこでも営業活動を可能にするアプリケーション「顧客創造日報 オフライン版」のiOS版を2011年11月21日(月)よりApp Store にて公開致しました。 訪問前に予定情報を取り込んでおけば、訪問予定の確認、営業活動の登録、カメラを利用した現場情報の収集がスムースに行え、また、一日の活動結果の一括登録が可能であり多忙な営業担当者をサポートします。 「顧客創造日報 オフライン版 for iOS」 ①予定をダウンロード ③商談情報を同期 ②商談活動を登録 ・顧客創造日報 オフライン版 for iOSはApp Store よりダウンロードしご利用ください。 ・顧客創造日報 オフライン版 for Android はAndroid Market よりダウンロードしご利用ください。 ・顧客創造、深耕日報のオプション設定画面よりログイン情報を同期してください。
顧客創造日報/顧客深耕日報 システム管理者ガイド 今回のバージョンアップには利用者の運用に影響を与える機能が含まれています。その変更に対して準備ができるように、利用者に通知してください。その他の機能については、新機能を利用する前にシステム管理者による対応が必要です。 次の表には、バージョンアップ機能と利用者への影響がまとめられています。ご利用の製品について、機能の詳細を確認してください。 各項目の見方 ①自動的に表示されます。設定は不要です。 ②自動的には表示されません。利用者がオプション設定を変更する必要があります。 ③自動的には表示されません。システム管理者が設定を変更する必要があります。 機能 ① 自動的に表示 ② オプション設定 が必要 ③ システム設定 が必要 1.モバイル版のURLリンク表示(スマートフォン参照時) ● 2.モバイル版の添付ファイル表示(携帯参照時) 3.オフライン版(iOS向け)
見積共有管理 1.計算方法の拡張(四則演算の追加) 社名 計算方法 A社 単価×数量×日数×掛率=金額 B社 単価×数量+保守料金=金額 見積書の明細行の計算方法を柔軟に設定できるようになりました。 今までご要望が多かった計算方法の拡張をすることで金額を計算する際に日数を掛けたり、保守料金を足したりなどの金額計算に利用できる範囲が広がります。 1-1明細行単位の計算方法の指定 1-2金額・原価金額の計算途中金額の表示 この機能拡張はユーザー様から頂いたアイデアによるものです。 設定すると以下のようなことも できるようになるのか! 社名 計算方法 A社 単価×数量×日数×掛率=金額 B社 単価×数量+保守料金=金額 C社 単価×数量×期間=金額 D社 単価×数量×連量=金額 E社 単価×幅×長さ=金額 F社 単価×数量×日数=金額 G社 数量(ケース数)×ケース容量=合計個数 H社 原価÷金額=原価率
1-1.明細行単位の計算方法の指定 社名 計算方法 A社 単価×数量×日数×掛率 社名 計算方法 B社 単価×数量+保守料金 金額・原価金額の計算設定 金額・原価金額の計算途中に計算項目を追加することができます。 メモ: 社名 計算方法 A社 単価×数量×日数×掛率 【見積書フォーム】 社名 計算方法 B社 単価×数量+保守料金 【見積書フォーム】
1-2.金額・原価金額の計算途中金額の表示 社名 計算方法 G社 数量(ケース数)×ケース容量=合計個数 H社 原価金額÷金額=原価率 金額・原価金額以外(その他)の計算設定 1-2.金額・原価金額の計算途中金額の表示 金額や原価金額などの計算途中の金額を表示できるようになりました。仕切り前の金額や値引き前の金額などを参考にしたい場合などに利用できます。 金額・原価金額に直接関係しない計算はその他の計算として別途設定することができます。 メモ: 社名 計算方法 G社 数量(ケース数)×ケース容量=合計個数 H社 原価金額÷金額=原価率 【見積書フォーム】 【見積書フォーム】 ヒント: 単価×数量×掛率=金額の設定時、 参考として仕切り前の金額も見たい場合などに活用できます。 注意: 計算途中金額は小数第三位を端数処理して表示します。 計算途中金額が小数第三位までに収まらない場合など端数処理して表示する ため最終計算結果と丸め誤差が発生する可能性があります。
2.小数対応 見積書の計算結果を小数で表示できるようになりました。今まで海外通貨の見積書など金額に小数が必要な場合でも整数に丸めて表示していましたが、端数処理の設定を利用することで計算結果を小数で表示することができます。 【見積書フォーム】 見積書を日報に転記する際には、小数表記された金額は整数に丸めて転記されます。 メモ: 見積共有管理の先行管理で小数点以下の金額を確認したい場合、システム設定>先行管理>小数点以下桁数より設定してください。 メモ:
3.見積明細の入力レスポンスアップ 4.商品情報の入力候補機能 見積書の明細行が多く(50行以上)かつ自動計算を利用している場合、クライアントのスペックによっては明細行の入力が極端に遅くなる場合がありました。今回のバージョンアップで、クライアントが低スペックな場合に発生するレスポンスの問題を改善致しました。 4.商品情報の入力候補機能 見積書の項目欄に商品名を入力すると入力候補が表示されるようになります。入力候補からセットすることによって選択画面を開くなど手間が短縮され入力負荷を軽減することができます。 今回の改善により、見積書フォーム上の「自動計算をする」のチェックボックスを廃止致しました。 メモ: 【見積書フォーム】 ヒント: 入力候補を選択した場合、設定されている商品マスタセット値に従い値をセットします。
5.利益、利益率の印刷対応 社内の原価計算書として利用しているので、 ご要望にお応えして利益、利益率を印刷できるようになります。 印刷に利益と利益率も表示して欲しい。
6.通貨コードの追加 TWD 台湾ドル KRW 韓国ウォン SGD シンガポール・ドル AUD オーストラリアドル IDR 以下の通貨コードが見積書で利用できるようになります。 TWD 台湾ドル KRW 韓国ウォン SGD シンガポール・ドル AUD オーストラリアドル IDR インドネシア・ルピア PHP フィリピン・ペソ THB タイ・バーツ INR インド・ルピー RUB ロシア・ルーブル 【システム設定>見積書マスタ>フォーム設定】
7.見積書マスタ設定の操作性改善 7-1.入力フォーム-明細行の入れ替え 7-2.入力フォーム-属性ごとの位置の絞り込み 見積書マスタの作成をより簡単にするため以下の改善を行いました。 7-1 入力フォーム-明細行の入れ替え 7-2 入力フォーム-属性別の位置の絞り込み 7-3 印刷フォーム-レイアウトのドラッグ&ドロップ設定 7-1.入力フォーム-明細行の入れ替え 今までは項目を移動させたい場合、設定を変更する手間がかかっていました。今回の機能追加により項目の入れ替えができるため簡単に配置の変更が可能になります。 7-2.入力フォーム-属性ごとの位置の絞り込み 単価や数量など位置の設定に3桁区切りが適用される項目は、位置の選択肢を絞り込んだ状態で表示するように改善しました。 【システム設定>見積書マスタ>フォーム設定】
7-3.印刷 フォーム-レイアウトのドラッグ&ドロップ設定 レイアウトの項目をドラッグ&ドロップで配置できるように改善しました。調整をする際など項目を移動させる手間を軽減することができます。 【システム設定>見積書マスタ>印刷設定】 ヒント: 項目を一度選択してからドラッグすると、移動させることができるようになります。
8. Safari ・ iPad対応 Mac OS X (10.5以上) iPad・iPad2(iOS4.2以上) 今回のバージョンより「Safari」をサポートし、 Mac や iPad からでも見積共有管理を利用いただけるようになりました。 ※Safari5.0以上、Windows版Safariを含みます。 例えば、外出先からでも素早く見積書の作成や承認が行えるようになるなど日常的に発生する業務フローの改善・効率化をご支援致します。 Mac OS X (10.5以上) iPad・iPad2(iOS4.2以上) 従来の見積共有管理の機能をそのままご利用になれます。 iPadの利用を前提に一部のユーザーインターフェースを見直し、操作性向上。 ※SafariやiPad特性上、一部制限事項がございます。詳細は弊社ホームページの“Safariブラウザでの制約事項”http://www.ni-consul.co.jp/price/safari.htmlをご確認ください。 ※iPhoneについては動作未検証です。予めご了承ください。 ※見積書印刷で出力されるPDFを閲覧するにはAdobe社のAcrobat Readerをご利用ください。その他のPDF閲覧ビューワーではフォントが適切に表現されない場合がございます。
見積共有管理 システム管理者ガイド 今回のバージョンアップには利用者の運用に影響を与える機能が含まれています。その変更に対して準備ができるように、利用者に通知してください。その他の機能については、新機能を利用する前にシステム管理者による対応が必要です。 次の表には、バージョンアップ機能と利用者への影響がまとめられています。ご利用の製品について、機能の詳細を確認してください。 各項目の見方 ①自動的に表示されます。設定は不要です。 ②自動的には表示されません。利用者がオプション設定を変更する必要があります。 ③自動的には表示されません。システム管理者が設定を変更する必要があります。 機能 ① 自動的に表示 ② オプション設定 が必要 ③ システム設定 が必要 1.計算方法の拡張(四則演算の追加) - ● 2.小数対応 3.見積明細の入力レスポンスアップ 4.商品情報の入力候補機能 5.利益、利益率の印刷対応 6.通貨コードの追加 7.見積書マスタ設定の操作性改善 8.Safari・iPad対応
設定1. 計算方法の拡張(四則演算の追加) 計算方法を拡張するにはシステム設定>見積書マスタから見積書を選び、フォーム設定画面にて計算方法の設定を行ってください。 計算方法の拡張は見積共有管理version5以降で新規作成した見積書マスタで設定できます。Version5より前のバージョンで作成した見積書マスタでは利用できません。 メモ: 見積明細1行でどのような計算をするかを設定します。 設定としては金額の計算、原価金額の計算、その他の計算と別れ、順序に振ってある番号の順で計算が実行されます。 【システム設定>見積書マスタ>フォーム設定】 計算の結果 (見積明細の属性に対応) 計算する項目 (見積明細の属性に対応) 計算が実行される順序 見積明細の属性で計算に利用できるものが計算結果、計算項目の選択肢として表示されます。 計算結果や計算項目をフォームに表示したい 場合は見積明細の設定を変更してください。
計算方法の設定 単価×数量×掛率=金額と設定したい場合は追加ボタンを押して計算式を追加し、計算結果、演算子、計算項目を設定してください。 【システム設定>見積書マスタ>フォーム設定】 金額・原価金額の計算 金額・原価金額に直接反映される計算を設定します。計算に利用できる属性については以下の通りです。 基本の入力属性 追加の参照属性 (名称変更可能) 追加の入力属性 (名称変更可能) 今回のバージョンアップで計算方法に利用できる属性として以下が追加されました。 属性 説明 計算結果1~10 計算結果を表示する数値参照属性 [金額の計算結果などに利用します] 入力項目1~5 計算に利用できる数値入力属性 [日数など任意に追加したい入力項目として利用します] 固定値 計算項目にシステムで一律の値を設定します
属性 説明 その他の計算 金額・原価金額に直接関係のない指標などの計算を設定します。 基本の属性 追加の参照属性 (名称変更可能) 【システム設定>見積書マスタ>フォーム設定】 基本の属性 追加の参照属性 (名称変更可能) 追加の属性 (名称変更可能) 属性 説明 計算結果1~10 計算結果を表示する数値参照属性 [金額の計算結果などに利用します] 計算結果小数1~2 計算結果を表示する数値参照属性(小数第3位を端数処理) [Kg単位の金額など指標を表示する際に利用します] 計算結果(%)1~2 計算結果を表示する数値参照属性(100を掛けて小数第1位まで表示) [原価率など指標を表示する際に利用します] 入力項目1~5 計算に利用できる数値入力属性 [日数など任意に追加したい入力項目として利用します] 固定値 計算項目にシステムで一律の値を設定します
属性の名称変更 システム設定>マスタ設定>フォーム属性より属性の名称を変更できます。 この設定を利用することで見積書マスタの属性を把握しやすくなります。 【システム設定>マスタ設定>フォーム属性】 以下の箇所に適用されます。 【システム設定>見積書マスタ>フォーム設定】
設定サンプル 金額の計算に日数を追加して単価×数量×日数=金額と設定したい場合、次の3つのステップで設定することができます。 ①利用する属性名の名称変更 ②見積書マスタの見積明細にて項目に属性を割り当てて表示する設定にする ③見積書マスタの見積明細の計算方法にて計算式を設定する ①利用する属性の名称を変更する システム設定>マスタ設定>フォーム属性から属性名を変更します。 入力項目1 ⇒ 日数 【システム設定>マスタ設定>フォーム属性】 ②見積書マスタで利用する項目を表示する システム設定>見積書マスタから新規or編集したい見積書マスタを選択して、見積明細カテゴリーを参照します。日数を表示したい列の属性に『日数』を選択してセットします。 【システム設定>見積書マスタ>フォーム設定】
単価×数量×日数=金額の計算ができる見積書マスタが作成できます。 ③見積書マスタで計算方法を設定する 見積明細の計算方法カテゴリーを参照します。金額の計算の追加したい位置で追加ボタンを押し新しく追加された計算結果に『金額(×日数)』をセット、演算子に『×』をセット、計算項目に『日数』をセットします。以上で設定は完了です。 【システム設定>見積書マスタ>フォーム設定】 上記の設定を実施すると以下のように 単価×数量×日数=金額の計算ができる見積書マスタが作成できます。 【見積書フォーム】
Verson4以前に作成された 見積書マスタ 見積書マスタの注意点 version4以前に作成された見積書マスタはversion4の計算仕様で動作します。 (四則演算など一部のバージョンアップ内容が適用されません) version5へアップデート後に新規作成した見積書マスタで四則演算などバージョンアップ内容がご利用いただけます。 見積共有管理 version 4 見積共有管理 version 5 見積書 マスタ 見積書 マスタ Verson4以前に作成された 見積書マスタ 見積書 マスタ Verson5へアップデート後に 新規作成した見積書マスタ
設定2. 小数対応 システム設定>見積書マスタから見積書を選び、フォーム設定画面にて端数処理を変更することで設定できます。 この設定を変更することで金額や消費税の計算などの端数処理を小数点第何位で計算するかを決めることができます。 【システム設定>見積書マスタ>フォーム設定】 先行管理でも小数の金額を参照したい場合、システム設定>先行管理>小数点以下桁数から表示桁数を設定してください。 【システム設定>先行管理>小数点以下桁数】 重要: 製品ご購入かつLinux版のユーザー様の場合 端数処理の設定をご利用するためにはメディアによる環境アップデートが必要となります。端数処理の設定をご利用になりたい場合、ユーザーサポートへバージョンアップメディアの発送をご依頼ください。
設定5. 利益、利益率の印刷対応 ~中略~ ~中略~ システム設定>見積書マスタから見積書を選び、印刷の設定画面のレイアウトにて利益・利益率を配置することで表示することができます。 【システム設定>見積書マスタ>印刷設定】 ~中略~ ~中略~
顧客創造Approach 1.会社・お客様情報からの一括履歴登録 年賀状やはがきを送付した後で、 一件一件履歴を残していくのは手間がかかる。 という声にお応えして、会社・お客様情報からの一括履歴登録機能を実装しました。 1.履歴を残す対象を選択 お客様情報一覧 2.履歴の内容を記入して保存 以上、2ステップで簡単に履歴を残すことができます。 年賀状やはがきを送付した後で、 一件一件履歴を残していくのは手間がかかる。 かといって一括活動履歴で一括作成するほどの量 でもないしもっと簡単な方法はないだろうか。
2.メール取込時のメンテナンス機能 2-1.ポータル通知の改善 という声にお応えして、見た目の改善と、新機能の追加を実施しました。 【旧バージョン】 【新バージョン】 これにより一覧性・操作性が向上し、 必要な情報をより素早く判別・処理することができるようになります メールの情報を取り込めるのは便利だけど、 データのメンテナンスももっと簡単にやりたいな。 1.表示幅を拡げました 2.イベントに関するメールを受信した場合、イベント名が表示されるようになりました 3.『株式会社』、『有限会社』等を『(株)』、『(有)』に自動で省略表示するようにしました 4.日付をクリックした際に開く画面を、ジャーナル情報から活動履歴に変更しました メモ:
2-2.メンテナンス機能の追加 本文の内容と保存されている情報に差異がある場合、 差異がある項目を自動で判別し、素早く更新できるようになりました。 【ポータル通知】 【活動履歴】 これによりメンテナンス工数の削減と、人為的ミスの発生を抑制することができます。 ヒント: ・差異のある項目のみ表示されます ・保存したい情報を選択し、『保存』ボタンを押すだけで、メンテナンス完了となります。
3.CSV取込の改善 3-1.選択肢の追加と見た目の変更 CSVでいっぺんにデータを取り込めるのは便利だけど、 よりメンテナンスがしやすいように、メンテナンスをしなくても済むように、 CSV取込画面の選択肢の追加と見た目の変更、機能の追加をしました。 3-1.選択肢の追加と見た目の変更 【旧バージョン】 【新バージョン】 CSVでいっぺんにデータを取り込めるのは便利だけど、 その後のメンテナンスが手間だな。 ヒント: 新規のデータを取り込む場合、 既に同じような情報が保存されていないかをチェックできます。 これにより同じデータが登録されているにも関わらず、 新規でデータを登録してしまうリスクを低減できます。(類似検索機能) 今回はこのチェックの結果に基づき、 メンテナンスを極力自動で実施できるように選択肢の追加と機能の追加を実施しました。 新選択肢 新選択肢
3-2.類似情報のCSV出力機能の追加 前述の選択肢に基づき取り込まなかった情報があった場合、 取り込もうとした情報と、チェックの結果抽出された似た情報をひとまとめにして出力します。 これにより、1000件のデータを取り込む際に、仮に100件のデータが取り込めなかったとしても、 出力したCSVファイルをメンテナンスすることで、確実に対処することができます。
顧客創造Approach システム管理者ガイド 今回のバージョンアップには利用者の運用に影響を与える機能が含まれています。その変更に対して準備ができるように、利用者に通知してください。その他の機能については、新機能を利用する前にシステム管理者による対応が必要です。 次の表には、バージョンアップ機能と利用者への影響がまとめられています。ご利用の製品について、機能の詳細を確認してください。 各項目の見方 ①自動的に表示されます。設定は不要です。 ②自動的には表示されません。利用者がオプション設定を変更する必要があります。 ③自動的には表示されません。システム管理者が設定を変更する必要があります。 機能 ① 自動的に表示 ② オプション設定 が必要 ③ システム設定 が必要 1.会社・お客様情報からの一括履歴登録 ● 2.メール取込時のメンテナンス機能 3.CSV取込の改善
製品共通 1.オンラインアップデートの表記改善 今回のバージョンアップ後からオンラインアップデートの画面にて、現在ご利用中のシステムのバージョアンが最新版かどうかがわかるようになります。 最新版にアップデートできる場合は以下のような画面になります。 Linux版・Windows版をご利用のお客様が対象となります。クラウドサービスをご利用中のお客様は自動的にアップデートされますのでオンラインアップデートの画面はございません。 メモ:
脆弱性に対応できている場合、情報が表示されます。 2.Apacheの脆弱性に対応 「Apache HTTP Server」には、サービス運用妨害 (DoS) の脆弱性(CVE-2011-3192)が存在します。この脆弱性が悪用されると、運用中のウェブサービスを提供できなくなるなどの被害にあう可能性があるため12月19日から提供させていただきます弊社製品動作環境を更新しました。現在ご利用いただいておりますお客様につきましてはアップデートメディアをご提供させていただきます。環境の更新につきましては弊社サポート宛てにご連絡をお願いいたします。 対象ユーザー:製品ご購入のお客様のみ 脆弱性に対応できている場合、情報が表示されます。 Windows OSでご利用の場合はこの画面より更新ツールをダウンロードすることが可能です。 メモ: ※WEBサーバーにApacheをご利用いただいているお客様が対象となります。 ※WEBサーバーを更新するため、メディアにて更新していただくときに運用を一時的に停止いただくことになります。
バージョンアップに関するお問い合わせは 株式会社NIコンサルティング内 サポートデスク ○ 発行 平成23年12月14日 第1版 バージョンアップに関するお問い合わせは 株式会社NIコンサルティング内 サポートデスク E-MAIL : support@ni-consul.co.jp URL : https://www.ni-consul.jp FAX : 082-511-2226 営業時間:弊社休業日、土・日・祝日を除く月曜日~金曜日 9:00~12:00、13:00~17:00