講師 宮川 翼 (情報処理センター テックサポーター) IT講習会 Excel 基礎編 IT講習会 Excel基礎編を始めます。 テックサポーターの宮川翼です。よろしくお願いします。 講師 宮川 翼 (情報処理センター テックサポーター)
Excel 基礎編 目的 今回のIT講習会Excel編は2部構成とし、基礎編である今回は、Excelについての知識と、基礎的な計算方法ついて学んでいく。 目次 1.Excelについて 2.Excelの画面構成 Excel2003,2007,2010,2013の大まかな 違い 3.基本計算と基本関数 今回Excelは二部構成とし、基礎編ではExcelの基礎知識と基本計算を行っていきます。基礎知識では画面構成や2003、2007の違いにも触れていきたいと思います。
Excelとは? Excel(エクセル)は、Windowsでおなじみの米国Microsoft社が開発したアプリケーションソフト。表計算ソフトと呼ばれるものの一つに分類される。 表計算ソフトとは、データを入力して様々な方法で集計させたり、数式を入力して計算させることができるソフトのこと。 平たくいえば大量のデータを一括して集計することのできる万能計算機ソフト。 Excel(エクセル)は、Windowsでおなじみの米国Microsoft社が開発したアプリケーションソフトです。表計算ソフトと呼ばれるものの一つに分類されます。 表計算ソフトとは、データを入力して様々な方法で集計させたり、数式を入力して計算させることができるソフトのことで、平たくいえば大量のデータを一括して集計することのできる万能計算機ソフトです。
Excelでできること Excelの力が発揮されるのは前述したとおり、大量のデータを一括してまとめたい時などである。特に教育現場における効力としては、 ・成績表作成 ・成績をグラフ化し視覚的に分析 ・名簿の作成 ・会計(学級費、部費) など Excelが役に立つのは大量のデータを一括でまとめたいときです。教育現場で例を出せば、 ・成績表作成 ・成績をグラフ化し視覚的に分析するとき ・名簿の作成 ・会計(学級費、部費) などです。
Excelの起動 情報処理センターのパソコンからは次の手順で起動させる。 1.左下のスタートボタン→ 2.すべてのプログラム 3.Microsoft Office 4.Microsoft Office Excel 2007 ※デスクトップにショートカットがある場合はアイコンをダブルクリックでOK。 Excelの起動方法は[スタートボタン]→[すべてのプログラム]→[Microsoft Office]→[Microsoft Office Excel 2007]の手順で開けます。 デスクトップにショートカットがある場合はアイコンをダブルクリックで開けます。
Excelの画面構成 Excel 2007 シ ー ト 次にExcelの画面構成についてです。 この白い部分を「シート」といいます。ブックとは、Excelで作業を行うときに単位となるものです。ひとつのワークブックには複数のシートを含むことができ、ひとつのファイルとして保存したり読み込んだりすることができます。 ブック:Excelで作業を行うときに単位となるもの。ひとつのワークブックには複数のシートを含むことができ、ひとつのファイルとして保存したり読み込んだりすることができる。
Excelの画面上(比較) Excel 2003 タイトルバー メニューバー ツールバー Excel 2007 タブ リボン 次に2003と2007のバージョンの比較をしながら名称の説明をします。まず一番上の青い部分を「タイトルバー」と言います。ここにはドキュメントの名前が表示されます。その下の部分を2003では「ツールバー」と言います。 さらにその下の部分を「メニューバー」と言います。2007ではこれら二つを合わせて「リボン」と呼びます。他に2007では「ファイル」が「Officeボタン」に変わっています。 タブ リボン Excel 2003のほうには“ファイル”が存在するが2007のほうには見当たらない。 2007のファイルは“Officeボタン”をクリックするとあらわれる。また、2003以前はメニューバーとツールバーがあったが2007以降リボンに変わった。 リボン上でボタンにマウスカーソルを合わせるだけで、簡単な機能紹介が表示される“スーパーツールチップス”も装備された。
Excelの画面上(比較) Excel 2007 Excel 2010 次に2007と2010の画面上の比較についてです。2003と2007の違いに比べると「Office」ボタンがまた「ファイル」に戻ったくらいで あまり大きな変化はありません。 Excel 2010と2007の違いは“Office”ボタンだったが、また“ファイル”に戻った。 他は大きく変わってはいない。
Excelシート左上(比較) 名前ボックス 関数の挿入 列番号 セル 数式バー シートの左上は2003,2007共にほとんど変 ※2003の画面 シートの左上は2003,2007共にほとんど変 わりはない。ボックスの位置が少し違うだけ。 フォントボックス、フォントサイズボックスは Wordと変わりないのでなじみ深い。 セルは クリックするとシートの左上の黒く 囲まれたセル(アクティブセル)となる。 ちなみにこのアクティブセルのフォントと フォントサイズが上のボックスに表れる。 次は画面上の名称についてです。 これが「セル」です。クリックをするとセルの周りが黒くなり、アクティブセルと言います。ここに文字や数字など入力します。ここが「名前ボックス」です。ここにはセルの名前が表示されます。 これが「数式バー」です。セルに入っているデータが 数値なのか文字列なのかが「数式バー」で確認できます。これが「列番号」です。列の番号をアルファベットで表しています。 これが「行番号」です。行の番号を数字で表しています。 ※2007の画面 行番号
Excelシートの左下(比較) 2003 2007 シート見出し これは「シート見出し」といいます。シート見出しについてはほとんど変わりないように見えるが、2003の場合新しいシートにするには一度、シート見出しで右クリックをした後、追加をしなければならないが、2007の場合いちばん右の部分をクリックするだけで新しいシートが追加されるようになりました。 シート見出しについてはほとんど変わりないように見えるが、2003の場合新しいシートにするには一度、シート見出しで右クリックをした後、追加をしなければならないが、2007以降の場合いちばん右の部分をクリックするだけで新しいシートが追加されるようになった。
2010と2013の2007以前との違い ・デザインや色など画面構 成が変わった ・2010から印刷画面を表 示するとプレビューも表 成が変わった ・2010から印刷画面を表 示するとプレビューも表 示されるようになった。 ・グラフやデータを見やす くする機能が追加されて いる。 Excel2010 Excel2013
アクティブセルの移動 主にアクティブセルを移動させる場合は移動したい場所をクリックするか矢印キーで移動します。 他にも右に移動するときはTabキー、左に移動するときはShift+Tabキー、下に移動するときはEnterキー、上に移動するときはShift+Tabキーでも可能です。 アクティブセルの動かし方について説明します。 アクティブセルを移動させたい場合、移動したい場所をクリックするか矢印キーで移動できます。 他にも右に移動するときはTabキー、左に移動するときはShift+Tabキー、下に移動するときはEnterキー、上に移動するときはShift+Tabキーでも可能です。
拡張子について 拡張子とは、ファイル名の末尾につけられたファイルの種類を識別するための文字列 2003以前→拡張子 .xls 2007以降→拡張子 .xlsx Excel 2003以前と2007以降の拡張子は違うため2007以降で編集したものをそのまま2003以前で開くことはできない。この問題の解決策は2つある。 ①拡張子を変える(.xlsx→.xls) ②互換機能パックをインストールして使う たとえば ただし、①、②のどちらの方法を使っても2003以前で2007以降の新機能を使うことはできない。 自分のパソコンにExcel2003しか入っていないのに2007のファイルが送られてきて開けない。 ②互換機能パックをインストールする。 ①ファイルの送り主に拡張子を変えてもらい(.xlsx→.xls) もう一度送ってもらう。 次は拡張子についてです。拡張子とは、ファイル名の末尾につけられたファイルの種類を識別するための文字列です。 2003と2007では拡張子が違うため2007で編集したものを2003で必ずしも反映させることができるとは限りません。 互換機のパックを使えば2003でも2007とほぼ同様の編集をすることができます。
Excel 基本計算 1.足し算、引き算 2.掛け算、割り算 3.一括計算の仕方 ※http://www.ipc.miyakyo-u.ac.jp/lecture/2012/document/02excel.xls よりワークシートを取得すること。 最後にExcelの基本計算を行います。 以下のURLよりワークシートを取得してください。