携帯電話と燃料電池 携帯電話 中島 健介 燃料電池 オウ ライ.

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携帯電話と燃料電池 携帯電話 中島 健介 燃料電池 オウ ライ

携帯電話 目次 1 第4世代携帯とは 2 各世代携帯の特徴 3 (1)第3世代携帯普及の背景 (2)ワンセグ携帯 4 携帯電話の今後の動向  中島健介  目次 1 第4世代携帯とは 2 各世代携帯の特徴 3 (1)第3世代携帯普及の背景   (2)ワンセグ携帯 4 携帯電話の今後の動向 5 (1)進化する携帯のバッテリー   (2)燃料電池のメリット   (3)燃料電池の課題

1、第4世代携帯とは 50~100Mbps の大容量、高速通信 シームレスな通信環境 パーソナルに特化した端末 状況に応じた情報サービス   1、第4世代携帯とは 50~100Mbps の大容量、高速通信 シームレスな通信環境 パーソナルに特化した端末 状況に応じた情報サービス といった特長を持つ通信サービスを総称したもの

普段は電車やバスを利用している人も、急いでたり雨が降ったときにはタクシーを使うように、ネットワークも必要に応じてシームレスにかつスムーズに利用できるようになることで、真の情報インフラといえる。 イメージ図 [1]

2、各世代携帯の特徴 第1世代(1G) <通信方式>:FDMA アナログ通信 <サービス開始> 1987年 2、各世代携帯の特徴  第1世代(1G) <通信方式>:FDMA アナログ通信  <サービス開始> 1987年 <特徴> 高音質ではあるが、1つの周波数で通話できる人数が少ない、電波状態で雑音が入ることもある、傍受されやすいなどの欠点もある。 第2世代(2G) <通信方式>:TDMA(PDC、GSMなど) デジタル通信 <サービス開始> 1993年 <特徴> これは現在主流になっているデジタル携帯電話である。デジタル化により、1つの周波数で通話できる人数が多く外部からの雑音も少ない。また、携帯電話端末(PHSを含む)の電子メールやWorld Wide Web対応を始めとして、その他のデジタルツールとしての付加機能が搭載されるようになり、高機能化が大幅に加速した。

<通信方式>:国内ではW-CDMA方式(NTTドコモ、J-フォン)とCDMA2000方式(au)の2つの通信方式がある。 第3世代(3G) <通信方式>:国内ではW-CDMA方式(NTTドコモ、J-フォン)とCDMA2000方式(au)の2つの通信方式がある。 <サービス開始> 2001年 <特徴> 1台携帯電話(端末)で世界中どこでも使え、固定電話に負けない音質の通話と高速データ通信を実現(静止時 2Mbps・高速移動時 144kbps)。 しかし、登場した当初はサービス・エリアの狭さやせっかくの高速性を生かしたアプリケーションやコンテンツがまだ多くなかったなどの理由によりユーザーの獲得に頭を悩ませていた。

3、(1)第3世代携帯誕生の背景  第2世代から第3世代への移行は前述した理由によりなかなか進まなかった。しかし、2006年6月現在ドコモでは、携帯電話の全契約うち第3世代携帯が約5割を占めるようになった。 その理由として挙げられるのは、  サービス・エリアの狭さが解消され、第2世代と変わらなくなった  カメラつき携帯電話の普及による写真や動画といった大容量データを         前提とした通信が身近になった  パケット定額制という固定料金制度の導入 このように、第3世代携帯誕生当初はユーザーがなかなか伸びず暗中模索のスタートであったが課題を克服し、さらに特徴を生かしたサービスや料金プランの誕生など短期間で目覚しい成長を遂げている。

(2)ワンセグ携帯 ワンセグとは、地上デジタル放送の6メガヘルツの帯域を13のセグメントにわけて送る日本独自の放送方式によって実現したサービスで、13のセグメントのひとつだけでその映像、音声、データが得られる。 特徴 映像、音声以外にデータ放送を同時に受信できる 課題 バッテリーの持ち時間 以前のアナログ放送の受信の時よりも5倍程度の長時間視聴が可能になったが、現時点での「ワンセグ」対応携帯電話の最長視聴時間は2、5時間と不十分である。2007年に燃料電池の登場でバッテリーの問題は解消されると思われるが、他にもエリア内での受信状態の改善なども重要な課題に挙げられており、本格的に普及が始まるのは2007年以降だといわれている。

4、携帯電話の今後の動向 携帯電話の番号を変えずに携帯電話会社を変えるというシステムである番号ポータビリティ(Mobile Number Portability 以下MNP)の導入  日本の携帯電話市場は、世界に先駆けて第3世代携帯電話が主流になりつつあり、2005年度では日本の全端末出荷の73%を占めている。  2006年度は、音楽プレーヤー機能、おサイフ機能、ワンセグ放送受信機能、および2006年10月中旬頃からMNPが導入、2006年度内には新規参入キャリアのサービス提供も想定されるなどの需要刺激が期待される。課題はいくつかあるが、MNP 変動を考慮した予測では2009年度に1億273万加入と予測。さらに、MNP 変動を考慮した場合、KDDI が他よりも増加し、ソフトバンクが減少するとも予測している。

5、(1)進化する携帯のバッテリー 携帯電話は昔に比べ、より小さく、より高性能になっているが、その分使用するバッテリーの量も膨大なものとなっており、これからの携帯電話に求められているのは、小さくて長時間使えるバッテリー。 そういった条件を満たすものとして     が注目を浴びている。  病院や緊急施設のバックアップ電源や電気自動車の実現など、主として大容量電源が必要な用途を想定して開発が進められていた。しかし、数年前から携帯電話やノートPCなど、携帯情報機器の分野でも利用が検討されていた。燃料電池では、メタノールなどの燃料を数十CC程度補充すれば、ノートPCを数十時間動作できるとされている。 燃料電池

(2)燃料電池のメリット メタノールやエタノールを化学反応させ自ら発電し使える 出張や旅先のときに充電器やACアダプターを持っていかなくてもいい 何より環境負荷が小さいのでなんの意識もせずに地球環境にも貢献できる。  また、携帯電話のバッテリーに最も適している固体高分子方燃料電池は常温で発電できるため、起動・停止が簡単にできるという特徴を持っている。このような特徴を生かし携帯電話のバッテリーとして実用化されれば、将来はコンビニやキオスクでメタノールのカートリッジを入れ替えて使うといった時代になるだろう。

(3)燃料電池の課題 燃料となる水素を多く含む物質の安全性 パッケージとしての完成度を高める必要 「発電」の過程で出る水の処理 既存の二次電池との併用の可否による、PC側の電源システムの改良などが必要。 このように、さまざまな課題をクリアして初めて商品化が可能になるので、普及までにはあと数年はかかる。