群馬県電子県庁推進計画 ~電子自治体の構築に向けて~ 群馬県情報政策課.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
電子政府・電子行政 ~セキュリティ向上を目指して~ 知的システムデザイン研究 室 発表者 ○ 藤田 佳久 指導院生 荒久 田 博士 66th Monthly Meeting.
Advertisements

1 1.制度の理解と住民説明 平成 28 年 1 月 個人番号の利用開始(申請者等に対し、各種申請書類へ個人番号の記入を求め る等) このため、窓口担当者を含め関係業務に関わる職員は、住民等からの問合せに対応できるよう、 番号制度への理解を深める必要がある。 ※ マイナンバーホームページ(内閣官房 HP.
マイナンバー 制度 33 期インターン生 安部・大熊・辻・長谷川. アンケート総数・・・ 209 票 (Web 12 5票 紙面 84票) ご協力ありがとうございました!!
内閣官房 社会保障改革担当室 内閣府 大臣官房 番号制度担当室 平成 2 7年2月版 愛称:マイナちゃん.
電子社会設計論 第12回 Electronic social design theory 中 貴俊.
社会保障・税番号制度について 資料3. 10 番号制度の導入準備について(住基関連) 時期項目いつまでにやること 26 年度 から 既存住基システム改 修完了 26 年度末までに改修を完了させる。 平成 27 年 上半期 既存住基システム連 携テスト 機構が個人番号とすべ.
1 Copyright © Japanese Nursing Association. All Rights Reserved. Copyright 2016, Japanese Nursing Association. 日本看護協会 情報システム部 会員情報課 2016年7月29日 新会員情報管理(ナースシップ)
EA実現のための基盤 「住民基本台帳ネットワークシステム」
住民基本台帳ネットワークシステムの 利用状況等について
電子行政サービス基盤整備には行政手続きの専門家の任用を
社会福祉法人の財務諸表等開示システムの概要等①
後期高齢者医療制度の財政の仕組み 自 己 負 担 《交付》 保険料 保険料 広域連合が各医療機関に支払う医療費
認証実用化実験協議会 平成10年度第1回定例研究会 ICAT 認証実用化実験協議会(ICAT) の広域認証実験
(提案者名を記載) ○○○○ 平成22年度「医療情報化促進事業」 提案書 (様式8) 提案書雛型ア、イ及びウ
住民基本台帳法施行条例の一部改正について
「地域自殺対策緊急強化基金(仮称)」の概要
平成28年1月1日から、マイナンバーの利用が開始されました。 これに伴い、小児慢性特定疾病医療費の申請に必要なものが変わります。
貿易情報の調査 理工学部 情報学科 3年           吉田 克己.
代行機関への健診等費用 の請求について 平成19年10月 社会保険診療報酬支払基金.
社会保険ワンポイント情報 13号 マイナンバーと社会保険、法人番号 社会保険 法人番号 社会保険実務の留意事項
1.情報通信技術(IT)の利活用に関する制度整備検討会の概要
臨時福祉給付金に関する お知らせです 臨時福祉給付金とは? 配偶者からの暴力を理由に避難している方への支援
これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要    これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要      参考資料1 ■ e-Japan戦略(平成13年1月IT戦略本部決定)   「2003年までに、国が提供する実質的にすべての行政手続きをインターネット経由で可能とする」とした。 ● オンライン利用拡大行動計画(旧計画)(平成20年9月IT戦略本部決定)
住民基本台帳法と行政書士法における 行政書士の住民票・戸籍請求事務に関する問題点
従業員として知っておくべき マイナンバー マイナンバー提出までの流れ マイナンバーの利用目的 本人確認書類の提出 会社の安全管理対策
2016年3月10日(木) 内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室
これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要    これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要      参考資料1 ■ e-Japan戦略(平成13年1月 IT戦略本部決定)   「2003年までに、国が提供する実質的にすべての行政手続きをインターネット経由で可能とする」。  ● オンライン利用拡大行動計画(平成20年9月.
小規模事業者持続化補助金に係る地方事務局業務の流れ
大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)について
市民公益税制について 個人が一定の団体等に対して寄附をした場合、所得税及び個人住民税の税額控除が受けられる制度です。 制度の目的
1.新しい公民連携 『独立採算型PFI』の実現 2.新行政改革大綱 『Try Angles』のスタート 3.ふるさと納税の現況
平成29年10月 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室
第1章 日本の統計制度 ー 経済統計 ー.
(参考資料) 1.医療費通知を活用した医療費控除申告簡素化の概要
東日本大震災復興特別区域法の 枠組みと本市の対応について 復興推進計画 復興整備計画 復興交付金事業計画 概 要 特 例 本市の対応
●●●●●●●●●●●●●●●●事業【医療】
Ⅱ.施行に向けたスケジュール.
「番号確認」書類と「身元確認」書類の提出をお願いします。 ※必要書類については、裏面をご覧ください。
情報基盤センター 分散システムセキュリティ支援掛 2000年4月18日
外部共有サーバーによる認証設定と そのセキュリティ問題に関する基礎的考察 施設設計工学研究室 馬場 健.
母子保健の取組を推進するための国と各地方公共団体の役割
第1章 日本の統計制度 ー 経済統計 ー.
平成19年4月1日から、事前の申請により 70歳未満の方についても入院等に係る窓口での支払が一定の限度額にとどめられます。
Mappin’ Drop 防災 減災 少子 高齢 産業 創出 Mappin’ Drop 誕生の キッカケ
生物多様性保全推進支援事業 1.地域における生物多様性の保全再生に資する活動への支援
資料1-5 平成26年度 第1回データガバナンス委員会資料 平成26年度検討事項(案)
国民健康保険における保険料と保険税の現状等について
平成24年4月から 業務管理体制整備の届出が必要となります。 休止・廃止届を事前届出制にするなどの制度改正が併せて行われました。
学校等欠席者・感染症情報 システムの概要について
平成25年度オープンデータ実証実験 自治体行政情報実証(概要)
企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律
地方公共団体実行計画を核とした地域の低炭素化 基盤整備事業
1.住民基本台帳システムにおける業務アクセスログの確認方法について
コミュニケーションと ネットワークを探索する
対象となる人 (次の要件にすべて該当する方)
地方公共団体オープンデータ推進ガイドラインの概要
地方創生に向けた自治体SDGs推進事業 平成30年度予算案5億円(平成30年度からの新規事業) 実施期間:平成30年度~(新規)
これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要
別紙1「標準業務フロー」.
地域における医療提供体制の確保に資する設備の特別償却制度(医療機器に係る特別償却の拡充・見直し)
プレミアム付商品券 に関するお知らせです プレミアム付商品券とは? 配偶者からの暴力を理由に避難している方への支援
プレミアム付商品券 に関するお知らせです プレミアム付商品券とは? 配偶者からの暴力を理由に避難している方への支援
就学前障害児の発達支援の無償化における 事務のフローについて
これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要
プレミアム付商品券 に関するお知らせです プレミアム付商品券とは? 配偶者からの暴力を理由に避難している方への支援
内部統制とは何か.
代表申請社名:〇〇 実施体制:〇〇〇/〇〇〇/…
行政保有データ(行政手続等関連)の棚卸結果概要 (平成31年3月とりまとめ)
プレミアム付商品券 に関するお知らせです プレミアム付商品券とは? 配偶者からの暴力を理由に避難している方への支援
未婚の児童扶養手当受給者に対する臨時・特別給付金
Presentation transcript:

群馬県電子県庁推進計画 ~電子自治体の構築に向けて~ 群馬県情報政策課

目        次 e-Japan戦略 ------------------------------------------------------------- 1 群馬県電子県庁推進計画 ------------------------------------- 6 群馬県汎用受付システム -------------------------------------11 総合行政ネットワーク(LGWAN)-----------------------------15 住民基本台帳ネットワーク -------------------------------------16 公的個人認証サービス   -------------------------------------18

1-1. e-Japan戦略をめぐる主な動き -1- H12.11.27 IT基本戦略(IT戦略会議) H13. 1. 6 IT基本法施行 H12.11.27 IT基本戦略(IT戦略会議) H13. 1. 6 IT基本法施行      1.22 e-Japan戦略      3.29 e-Japan重点計画 H14. 6.18 e-Japan重点計画-2002     12.13 行政手続オンライン法、公的個人認証法公布 H15. 2. 3 行政手続オンライン法施行  7. 2 e-Japan戦略Ⅱ 7. 12 電子政府構築計画 8. 8 e-Japan重点計画-2003 -1-

1-2.e-Japan戦略Ⅱ -2-

1-3.e-Japan重点計画-2003の位置づけ -3-

1-4.e-Japan 重点計画-2003のポイント -4-

1-5.e-Japan重点計画-2003の構成 -5-

自治体のIT化に向けた社会的関心の高まり 2-1群馬県電子県庁推進計画の背景 e-Japan戦略 電子政府(自治体)は、 ITがもたらす効果を日本社会全体で活用するための社会的基盤 自治体のIT化に向けた社会的関心の高まり ・ お客様(住民)サービスの向上 ・ 行政事務の効率化・高度化 「第三次・群馬県行政システム改革大綱」 群馬県電子県庁推進計画 電子県庁実現に向けた具体的計画(平成H14~17年度の4カ年) -6-

2-2.電子政府・電子自治体イメージ <目標> 広く国民がITの恩恵を享受できる社会の実現 -7-

2-3. 電子県庁のイメージ -8-

2-4. 全国の状況(参考) 申請・届出(汎用受付システム) 県税電子申告・納税 CALS/EC 文書管理 -9- ○ 行政手続オンライン化関連三法案成立(平成14年12月)            ○ 住基カード交付(平成15年8月)→個人認証サービス開始(平成15年度中) ○ 国は、平成15年度までにほとんどすべての手続をオンライン化 ○ 平成17年度までにすべての都道府県で汎用受付システムの運用開始予定 県税電子申告・納税 ○ 国税(法人税等)では、平成16年1月から一部の地域で電子申告・電子納税開始         ○ 地方税では、平成17年1月から一部の都道府県で、平成18年1月から全ての都道府県で    電子申告・電子納税開始予定 CALS/EC ○ 国土交通省は、平成15年度すべての直轄事業で電子入札を実施(4月21日から)   ○ 平成17年度までにほとんどの都道府県で電子入札実施予定 文書管理 ○ 平成17年度までにほとんどの都道府県で運用開始予定   -9-

2-5. 主なシステムの導入スケジュール -10- 分 野 汎用受付システム 県税電子申告・ 電子納税システム 調達手続の電子化 平 成 14 年 度 平 成 15 年 度 平 成 16 年 度 平 成 17 年 度  (2002年度) (2003年度) (2004年度) (2005年度)  汎用受付システム  県税電子申告・   電子納税システム  調達手続の電子化      (CALS/EC) 総合文書管理システム 分   野 ※電子納税のスケジュールを示す。電子申告は地方税電子化協議会が開発。 設    計 市町村との共同運営検討 開発・テスト 運      用 対象事務の把握と見直し 分析 設計・開発 開発・テスト 運      用 検 討・設 計 開  発 一 部 運 用 市町村・受注者向け体制整備 設計 設計・開発 開発・仮運用 県 庁 運 用 -10-

3-1.汎用受付システムの構築スケジュール -11-

3-2.汎用受付システムのイメージ(中間報告ベース) 1 申請届出アプリケーション 県、市町村の各種手続を電子的に申請 2 公共施設予約アプリケーション 県、市町村の施設予約 3 簡易受付アプリケーション 簡易な手続を職員自らが申請様式作成・電子的に申請 4 原本性確保機能 申請等データを電子文書として原本保存するための機能 -12

3-3.システム要件(中間報告ベース) 運用要件 ①24時間、365日の運用(計画停止は除く) ②監視要員は、24時間、365日対応 ③運用要員、ヘルプデスク要員は、配置(対応)時間の短縮は可能 セキュリティ・信頼性対策 ①24時間連続稼働を前提とした冗長構成(2重化等) ②アクセスが集中する機器に、負荷分散装置の導入 ③通信を暗号化して個人情報を保護 ④不正アクセス・不正侵入を阻止するためのあらゆるセキュリティ対策 その他の要件 ①総務省ベースによる標準的なシステム要件の実装 ②ポータル機能として、汎用受付システムの入口にナビゲーション機能を実装 ③基盤連携機能として、認証基盤、決済基盤との連携機能を実装 ④他システム連携として県、市町村の庁内システムとの連携機能を実装 -13-

3-4.電子化手続案(中間報告ベース) 電子化対象手続数 年間申請件数カバー率 (概算):77% 市町村の電子化対象手続(案) 117手続 市町村の電子化対象手続(案) 117手続 年間申請件数カバー率 (概算):71% 県の電子化対象手続(案)    113手続 市町村の主な電子化対象手続(案) ・給水工事申込書 ・住民票の写し等の交付の請求書 ・高額医療費の支給申請 県の主な電子化対象手続(案) ・一般旅券発給申請 ・公文書の開示請求書 ・健康診断実施の報告 -14-

4-1. 総合行政ネットワーク(LGWAN) -15-

5-1. 住民基本台帳ネットワーク -16-

5-2. 住民基本台帳カードの概要 希望者に住民基本台帳カードを交付 住基ネット端末で、カードに記録された住民票コードにより本人確認が可能   ・本人確認情報の提供・利用   ・住民票の写しの広域交付   ・転入転出手続の簡素化 公的個人認証サービスの秘密鍵、電子証明書等の保存用カードとして活用 市町村の条例で定める独自サービスに利用   ・証明書の自動交付   ・公共施設の予約等 公的な身分証明書として活用 -17-

6-1. 公的個人認証サービスの概要 平成16年1月中旬に施行予定 自宅のパソコンからいつでも行政サービスが受けられる行政手続きのオンライン化が   進められています。 このとき必要なのが公的個人認証サービス 他人によるなりすまし申請や、通信途中の改ざんを防ぐ電子証明書を提供します。 平成16年1月中旬に施行予定 -18-

6-2. 公的個人認証サービス(電子証明書の発行等)の手続イメージ 1.市町村役場へ行く 3.本人確認  ・実在していること   (住民基本台帳データと突合)  ・本人であること   (運転免許証etc.) 2.受付手続   (申請書提出) 受付窓口 公的個人認証サービス 電子証明書発行申請書              平成  年  月  日    (担当者) 申請者氏名   総務 太郎  ローマ字表記  soumu taro 生年月日    昭和25年04月01日 性別       男 住所   霞ヶ関2丁目1番2号 申請書 (担当者) ICカード持参 7.証明書の交付 4.本人確認後、住民自身   による鍵生成 5.公開鍵提出 6.証明書発行手続 受渡窓口 都道府県知事が発行 ICカードへの 電子証明書の 書き込み ICカードへの 暗号鍵ペア書込 公開鍵提出 (担当者) 電子証明書 秘密鍵 電子証明書 鍵生成装置 公開鍵 (市町村窓口に設置) 住民の秘密鍵 電子証明書 (担当者) -19-

6-3. 申請・受付等行政手続での利用イメージ GPKI・LGPKI 認証業務 -20- 行政機関 住民 結果の通知等 通知に付された電子署名が行政機関の処分権者本人のものであることを証明するもの GPKI :政府認証基盤  LGPKI:地方公共団体の組織認証基盤 行政機関 住民 国・地方公共団体の機関等 許可等の通知 電子署名 官職証明 結果の通知等 オンラインによる申請・届出等 申請書等(平文) 電子署名 電子証明書 申請者本人の証明についてどのサービスを活用するのかについては、申請・届出等の受付システム側(各行政機関)が決定するもの。 認証業務 申請書等に付された電子署名が申請者本人のものであることを証明するもの 公的個人認証サービス(都道府県知事の電子証明書) 民間認証機関のサービス(認定特定認証業務に係る電子証明書) 商業登記に基礎を置く認証サービス(登記官の電子証明書) -20-

6-4. 民間認証事業者による公的個人認証サービスの利用 + 利用者 民間 オンラインショッピング会社 注文書 電子証明書 ⑥ オンラインショッピング(注文) ⑨ 商品発送 ⑦ 民間電子証明  書の有効性  の確認 ⑤ 民間電子証明書を発行 ② 口座  開設・電子  証明書発行申請 民間 電子証明書 ⑧ 回答(有効) インターネット銀行等 ① 公的電子証明書の発行 公的 申請書 + 電子証明書 ※インターネット銀行等(民間認証事業者)は、オンラインショッピング会社等からの電子証明書の有効性確認の請求に対応するため、公的個人認証サービス側に公開鍵証明書の有効性を確認することによりその失効等の事態(死亡、住所移転等)を把握し、失効リスト(CRL)を更新 電子証明書 民間認証事業者 (認証業務を実施) ③ 公的電子証明書  の有効性の確認 ④ 回答(有効)  回答(有効) 公的電子証明書の有効性の確認 公的 失効リスト更新のために必要な時の本人確認 電子証明書 本人審査時 公的個人認証サービス -21-