時空間的に連続な3次元レーダーデータの利用可能性

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Web-GIS の開発と地盤情報の 高度利用に関する共同研究について -具体的な共同研究テーマ ( 案 ) - 「地質・地盤情報協議会」・ 「 Web-GIS コンソーシアム」説明会資料 全国地質調査業会連合会・情報化委員会.
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土木構造物の点検の流れ 平成24年11月28日 大阪府都市整備部 事業管理室 平成24年11月28日(水) 09:30 ~ 第1回南海トラフ巨大地震土木構造物耐震対策検討部 会 資料-3 1.
1 フェーズドアレイ気象レーダーに よる局地的大雨の3次元詳細観測 佐藤晋介( NICT )、牛尾知雄、嶋村重治、円尾晃一 (大 阪大)、水谷文彦、和田将一(東芝)、花土弘、川村誠治、 浦塚清峰、井口俊夫( NICT ) 気象学会2013年度春季大会@国立オリンピック記念青少年総合センター 2013.
1 フェーズドアレイ気象レーダの データ利用技術の高度化 佐藤晋介、花土弘、川村誠治、村田健史( NICT )、治 達人、溝渕智子、遠藤輝( ( 株 ) セック)、牛尾知雄、嶋 村重治、 円尾晃一(大阪大)、水谷文彦(東芝)、井口俊夫 ( NICT ) 日本気象学会 2013 年度秋季大会 2013.
都市域で起こる水害の防止対 策 C07047 村上彰一 C07048 森田紘 矢 C07049 矢口善嵩 C07050 矢田陽 佑 C07051 山河亮太 C07052 山下優 人.
COBRA データの情報化と3次元可視化 佐藤 晋介・花土 弘・川村 誠治・岩井 宏徳・ 村田 健史・安井 元昭・浦塚 清峰( NICT ) NICT-HyARC 平成 23 年度共同研究集会 2012 年 2 月 28 日@名古屋大学 ES 総合館 沖縄偏波降雨レーダ( COBRA) X-band.
リモートセンシング工 学 2007 年 1 月 11 日 森広研 M1 本田慎也. 第 11 章 気象レーダーによる観 測 雲、雨、風など 気象災害 → 特に台風、集中豪雨、竜巻、 ウインドシアー 大気の激しい撹乱現象をレーダーで 観測し防災に役立てることが重要.
フェーズドアレイ気象レーダーの概念検討 佐藤晋介、安井元昭、村山泰啓、井口俊夫、熊谷博 (NICT) 1.はじめに
高精度画像マッチングを用いた SAR衛星画像からの地表変位推定
JRA-55再解析データの 領域ダウンスケーリングの取り組み
レーダー観測データの多くは、ネットワーク上でアーカイブ/公開されていない 高速スキャンを実現するフェーズドアレイレーダーのアンテナ部外観
数値気象モデルCReSSの計算結果と 観測結果の比較および検討
(Precipitation Radar)
スマートフォン、携帯電話、パソコン等による情報の取得
『どこでも運用システム』の開発状況 (第二報) iPad版衛星状態監視システム (プロトタイプ) どこでも運用システムと他システムとの接続
2週目の気温予測を用いた東北地方の稲作への影響予測
佐藤 晋介、井口 俊夫(NICT)、水谷 文彦、和田 将一 (東芝) 牛尾 知雄、吉川 栄一、河崎 善一郎(大阪大)
神奈川大学大学院工学研究科 電気電子情報工学専攻
平成24年度オープンデータ実証実験 災害関連情報(概要)
次の紹介内容は ⑥洪水・はん濫の情報を確認する手段 ⑦洪水発生時の避難のポイント ⑧居住地域のハザードマップを見てみよう ⑨避難の際の心得
400MHz帯WPR/RASSによる 梅雨前線帯の降水過程と温度場の観測
センサノード 時刻同期と位置測定 浅川 和久 2008/11/16 センサノード 時刻同期と位置測定.
「次世代モビリティパワーソース研究センター」 研究内容紹介
気象庁極座標レーダーデータの活用方法 -沖縄糸数レーダーとCOBRAのdual-Doppler観測-
画像工学 2011年10月6日 担当教員 北川 輝彦.
いまさら何ができるのか?何をやらねばならないのか?
高山建志 五十嵐健夫 テクスチャ合成の新たな応用と展開 k 情報処理 vol.53 No.6 June 2012 pp
高周波観測 大田 泉 (甲南大学理工学部) 空気シャワー電波観測ワークショップ2014@甲南大
通信情報システム専攻 津田研究室 M1 佐藤陽介
平成16年度はこれまで最多の10個の台風が上陸するなど、豪雨災害が頻発
はしもとじょーじ(岡山大学自然科学研究科)
水の災害について学ぶ 国土交通省 北海道開発局 事業振興部 防災課.
水質調査の現地観測手法について 茨城大学農学部 黒田 久雄.
大気レーダーのアダプティブクラッタ 抑圧法の開発
画像工学 2012年10月3日 担当教員 北川 輝彦.
6.総合討論 ユーザー会と共同研究網構想 佐藤 徹(東京大学大学院工学系研究科).
半無限領域のスペクトル法による竜巻を模した渦の数値実験に向けた研究開発
※今後、気象台や測候所が発表する最新の防災気象情報に留意してください。
添付図-1:課題⑦-2-1 「巨大都市・大規模ターミナル駅周辺地域における複合災害への対応支援アプリケーションの開発」
2006年4月9日 衛星搭載降雨レーダのアルゴリズム開発 生産技術研究所 沖・鼎研究室 瀬戸 心太.
アンテナ最適化技術と電波伝搬シミュレーション技術の高速化と高精度化
平成16年7月新潟・福島豪雨及び平成16年7月福井豪雨
空洞型ビーム軌道傾きモニターの設計 東北大学 M1 岡本 大典 .
一人ひとりの避難計画(前編) 資料5 それでは、一人ひとりの避難計画をつくっていきます。
施設の立地場所には、どのような危険があるのか確認しましょう。
ROACHボードによるFOREST用バックエンドの開発
環境情報学部2年 中本裕之 総合政策学部2年 千代倉永英
資料2 気象の基礎知識 はじめに、気象についての基礎知識について説明します。.
洪水情報が緊急速報メールで発信されます!
片方向通信路を含む ネットワークアーキテクチャに於ける 動的な仮想リンク制御機構の設計と実装
沖縄偏波降雨レーダー(COBRA)で観測 された台風0418号の風速場の特徴
レーザーシーロメーターによる 大気境界層エアロゾル及び 低層雲の動態に関する研究
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400MHz帯WPR/RASSによる風速と気温 プロファイルの定常観測の現状と課題
A 4日(金)18時のローカルニュース 台風が接近しています。 大雨に警戒して下さい。
梅雨前線に伴う沖縄島を通過した 線状降水システムの構造の変化
学部生対象 地球水循環研究センター(一部)説明会 趣旨説明
竜巻状渦を伴う準定常的なスーパーセルの再現に成功
A 4日(金)18時のローカルニュース 台風が接近しています。 大雨に警戒して下さい。
京大岡山 3.8m 新技術望遠鏡 東アジア最大の望遠鏡計画 この望遠鏡で用いられる3つの新技術
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緊急地震速報の消防防災分野での活用に関する検討懇談会 市町村防災行政無線(同報系)による 緊急地震速報伝達システムの実証実験
スマートフォン、携帯電話、パソコン等による情報の取得
土砂災害の緊急速報メールを 平成27年9月15日から運用開始します 石川県 土木部 砂防課 緊急速報メールのねらい 注意してほしいこと
400MHz帯ウィンドプロファイラとCOBRAで観測された台風0418号の鉛直構造
低軌道周回衛星における インターネット構築に関する研究
ギガビット観測システムによる長基線測地 VLBI
2018年7月西日本豪雨広島県呉市の1時間降水量と降り始めからの積算降水量
日本の河川情報の現状と今後 =データ構造の標準化とソフトについて=
F-08 避難のタイミング情報等_02 避難の目安 状況 発令の目安 どうするの 大雨・洪水注意報
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時空間的に連続な3次元レーダーデータの利用可能性 佐藤 晋介(NICT)、牛尾 知雄、吉川 栄一、河崎 善一郎(大阪大) 水谷 文彦、和田 将一 (東芝) 、井口 俊夫(NICT) 気象学会2011年度秋季大会@名古屋大学 2011年11月16日

社会的背景・気象レーダーの課題 ・ 近年頻発している突発的・局所的気象災害(局地的大雨、集中豪雨、竜巻突風等)の予測や被害軽減に対する社会的ニーズが大きくなってきている。   ・ 国土交通省河川局では従来のC-band気象レーダー観測網に加えて、都市域へのX-band MPレーダーの配備を進めている。 ・ 現状レーダーでは、突然発生したり急発達する豪雨の発見・追跡が困難なことが多く、高精度予測には高時間空間分解能が必要 都賀川の鉄砲水(2008/7/28) 国交省河川局C-band レーダ雨量計観測網とX-band MPレーダ配備状況(○印). 豊島区雑司が谷の下水道事故 (2008/8/5) <時間分解能の向上> <空間分解能の向上> 低層観測ギャップ   (地球の曲率) ビームの広がり 低層まで観測できる小型・短距離レーダを多数配置 パラボラアンテナによる 3次元立体観測(5~10分) フェーズドアレイレーダーによる3次元立体観測(10~30秒)

次世代ドップラーレーダー技術の研究開発 東芝・ 大阪大 が受託 研究開発スケジュール 突発的、局所的気象災害の予測や災害対策のため、その原因となる集中豪雨、竜巻突風等を 10秒以内に100 m以下の分解能で立体的に観測可能な次世代ドップラーレーダーの研究開発を行う。 集中豪雨 格子間隔 100 m 洪水・土砂崩れ 10秒以内の3次元スキャン 竜巻・突風 課題ア フェーズドアレイ・レーダーの開発 ・ 水平30 km四方、高度14 kmまでを10秒以内に観測 ・ 座標変換後の水平・鉛直格子間隔は100 m以下 ・ ネットワーク運用のための混信低減技術 ・ リモート運用、リアルタイムデータ処理・配信 ・ 製造コスト、運用・保守コストの低減 産学官連携 プロジェクトNICT 委託研究 東芝・ 大阪大 が受託 課題イ フェーズドアレイ・レーダーの性能評価と実証実験 ・ 地表面クラッタの低減手法の検討と評価 ・ オーバーサンプリング評価等のためのシミュレーション実験 ・ ユーザーニーズを考慮した実効的なレーダー運用方法 ・ 実証実験、実用化を目指した運用試験 研究開発スケジュール 2008 (H20) 2009 (H21) 2010 (H22) 2011 (H23) 2012 (H24) ・概念設計 ・送信モジュール試作 ・ 予備設計 ・ 性能評価シミュレーション ・ フェーズドアレイ素子開発 ・ 基本設計 ・ 地表面クラッタ除去技術  の開発 ・ レーダーシステム開発 ・ 詳細設計 ・ 観測運用技術の開発 ・ 実証実験 ・ データ処理解析部開発 ・ 維持設計

フェーズドアレイレーダーの概要 ● 仰角方向には1次元アレイとDBF(Digital Beam Forming)による高速スキャン ● 方位角方向には機械式回転 ● パルス圧縮技術により、60 kmレンジ観測も可能 ● 送受信機・信号処理装置等を取り付けたアンテナはレドーム内に設置。計算機は光ロータリジョイントを通して室内に設置。 受信ビーム幅 ( ~1°) 送信ビーム幅 ( 6 ~ 8°) 長パルス+短パルス

仰角電子走査時の送受信往復のアンテナパターン A/D変換・IQ検波ユニット (16 ch ×8枚) アレイアンテナ・各ユニットの開発 仰角電子走査時の送受信往復のアンテナパターン ● 128素子スロットアレイ ● 送信 24ch、受信 128ch ● アンテナ開口径 2.2m ×2.1 m (ビーム幅~1°) 送受信ユニット (8ch送受信×3枚 + 8ch受信×13枚) A/D変換・IQ検波ユニット (16 ch ×8枚) レーダ信号処理ユニット (16ビーム程度の同時DBF処理)

レーダー観測網の構築 観測方法・信号処理手法等の検討・評価 検証用レーダーによる予備観測 ● フェーズドアレイレーダーの観測手法の 検討および設置に向けた準備を実施 ● 地形等による不要エコーを除去するため の信号処理手法の検討と評価 ● 正確な降雨量を算出するための、降雨 減衰補正手法の開発 確率論的降雨減衰補正結果 検証用レーダーによる予備観測 ●検証用Ku帯広帯域レーダーを、「大阪大 学豊中キャンパス」、「渚水みらいセンター (枚方市)」、「住友電工大阪製作所(此花 区島屋)」の3ヶ所に設置し、予備観測を 実施。  ● フェーズドアレイレーダーは、H24年4月~大阪大学吹田キャンパスに 設置予定 (詳細観測範囲として、淀川水系、大阪北部一帯をカバー) 2代の検証用レーダー による観測結果の合成

フェーズドアレイ気象レーダーの特長 MPレーダー フェーズドアレイレーダー スキャン方式(鉛直) 機械式 高速電子スキャン 時間分解能 60 秒 10 ~ 30 秒 [*1] 空間分解能 (グリッドサイズ) 水平 250 m 100 ~ 250 m [*2] 鉛直 ~500 m (4~6仰角) [*3] 100 m (90仰角) [*4] 観測範囲 60 km ドップラー機能 ○ 偏波機能 × [*5] コスト(目標) - MPレーダーと同程度 [*6] [*1] 機能的には10秒間の3次元スキャンが可能であるが、実利用目的には精度向上のため20~30秒程度が適当かもしれない。 [*2] 接線方向の空間分解能(ビームの広がり)はアンテナの大きさで決まるが、フェーズドアレイでは信号処理・画像処理技術によって 座標変換後の分解能として水平・鉛直ともに(少なくとも25 km観測範囲では)100mグリッドサイズを実現することを目標とする。 [*3] パラボラアンテナのボリュームスキャン(1分間で3~6仰角)では、他のレーダで補完しない限りレーダ近傍の上空は観測できない。 [*4] デジタル・ビーム・フォーミング(DBF)技術により、128本のアンテナで受信した信号から複数仰角データを同時に復元できる。 [*5] 現状のフェーズドアレイ設計では偏波機能付加は困難であり(コストの大幅増)、降雨減衰補正は複数のレーダ観測から行う予定。 [*6] 基本構成のみの導入コスト。固体化送信機の採用とアンテナ回転の単純化により運用・保守コストは相当低減する見込み。

高時間・空間分解能の3次元観測 10:58JST 10:59:20JST 10:59JST 10:59:40JST 11:00JST BBR ILTS 15 10 Z (km) 5 CAPPI -15 -10 -5 0 5 10 15 【現状】 1~5分毎の水平分布による降雨 短時間予測 ⇒ 急激な発達は予測困難 【将来】 10~30秒毎の詳細な3次元観測データ ⇒ 雨滴の発生・成長・落下による予測が可能 【ボリュームスキャンによる鉛直断面: 5~10分毎】 【フェーズドアレイレーダによる鉛直断面(予想図):10~30秒毎】 COBRA 18:45Z, 29JUL2010 COBRA 18:46Z, 29JUL2010 レーダ近傍の 上空は観測空白域 HEIGHT (km) DISTANCE from Radar (km) DISTANCE from Radar (km)   グリッドサイズ: 250 m (5分間の14仰角:0.5~24°から合成)   グリッドサイズ: 100 m (30秒間のRHI観測データから作成)

フェーズドアレイレーダの応用分野 ダム放流(洪水調整) 【ダム管理事務所】 洪水予測、土砂災害予測 【河川局】 ○○県△△市竜巻注意情報 平成××年4月20日10時29分 △△地方気象台発表 ○○県△△市では竜巻発生のおそれがあります。 発生 予測時刻と場所は以下の 地図のとおりです。 頑丈な建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。 数値予報モデルへのデータ同化、 きめ細かな竜巻注意情報 【気象庁】 洪水予測、土砂災害予測 【河川局】 ダム放流(洪水調整) 【ダム管理事務所】 航空管制 【航空局】 住民避難勧告 【市町村】 下水道ポンプ制御 【市町村】 突発的・局所的現象の解明 【研究機関・大学】 一般市民への情報提供 【民間気象会社】 列車安全運行 【鉄道会社】

ま と め ● 突発的・局地的気象災害の予測・軽減を目的としたフェーズドアレイ気象レーダーを開発しており、2011年度中にシステム完成、2012年4月に大阪大学吹田キャンパスに設置、6月頃(目標)から実証実験を開始する予定である。 ● 早期の実用化を目指して、10秒毎に得られる隙間のない3次元観測データの利用方法について検討を開始した。従来の降雨水平分布(CAPPI)の時間変化だけでなく、特に鉛直方向の情報(降水の生成、成長、落下)をユーザーに分かりやすく表現する手法(可視化技術)の開発が重要と考えている。 公開シンポジウム 「気象災害の軽減を目指したリモートセンシング技術の利用」  ●日時: 平成24年1月18日(水) 13:00~16:30  ●場所: 大阪大学中之島センター  ●主催: 次世代安心・安全ICTフォーラム、NICT(予定) 災害軽減が期待される最先端リモセン技術や取組等について、研究紹介や自治体等との意見交換を実施予定

次世代ドップラーレーダー技術の研究開発 開発スケジュール NICT委託研究 ⇒東芝・大阪大が受託 【概要】 突発的、局所的気象災害の予測や災害対策のため、その原因となる局地的大雨、集中豪雨、竜巻突風等を10秒以内に100 m以下の分解能で立体的に観測可能なフェーズドアレイ・ドップラーレーダーの研究開発を行う。 高速スキャンを実現するフェーズド アレイレーダーのアンテナ部外観 10~30秒毎に空間的に抜けのない3次元観測が可能(降水強度、ドップラー速度) 25 km range 大阪大(吹田市) に設置予定 開発スケジュール NICT委託研究 ⇒東芝・大阪大が受託 2008(H20) 2009(H21) 2010(H22) 2011(H23) 2012(H24) ・ 概念設計(システム 検討) ・ 素子部分試作 ・ 予備設計(主に空中線部) ・ 送受信モジュール試作 ・ 性能評価シミュレーション ・ 基本設計(主に信号処理部) ・ 空中線部の製作 ・ クラッタ除去技術の開発 ・ 詳細設計(解析処理部) ・ 信号処理部の製作 ・ 観測運用技術の開発 ・ 実証実験・評価 ・ データ解析処理部の開発 完成

雨粒の落下・成長による局地的大雨の予測 10秒毎の3次元観測により、いわゆる ゲリラ豪雨が10分前に予測可能となる 15:00 15:10 上空4000 mの雨雲から、地上に雨粒が到達する時間は10分程度 15:00 15:10 15:20 雨粒が大きく成長し、 降下を始める。 上空で雨粒が急速に 成長を開始 雨雲の移動 降 雨 上昇気流 上昇気流 上昇気流 大きな雨粒が、 地上に到達。 積乱雲が発生    15~16時頃まで、A地区では   夕立が発生しやすい状態   15時20分頃、A地区で非常に   強い雨が突然降り出す   現在、A地区で非常に強い雨を 降らせている雨雲は、15時40分 頃にB地区に移動する 観測データ データセンター 通信事業者等 10秒毎の3次元観測により、いわゆる ゲリラ豪雨が10分前に予測可能となる

60 km range 25 km range