新潟県の自殺の概要 (平成23年) 新潟県精神保健福祉センター 【人口動態統計と警察統計の違い】 警察庁では、総人口(日本における外国人も含む)を対象としているのに対し、厚生労働省は、日本における日本人を対象にしている。 警察庁では、死体発見時以降の調査等によって自殺と判明したときは、その時点で自殺と計上している。厚生労働省は、自殺、他殺、事故の別が不明なときは「自殺以外」で処理しており、死亡診断書の作成者等から訂正のない場合は、自殺に計上していない。 新潟県精神保健福祉センター
全国・新潟県の自殺率年次推移 人口10万人対自殺率 (人口動態統計)
自殺者数年次推移(交通事故死亡者数との比較) ・平成23年の自殺者数は651人(前年比24人の減)、交通事故死亡者数の約4倍 (人口動態統計)
年齢階級別自殺率(全国・新潟県H23) ・全国と比較し自殺率が高い年齢階級は90歳以上、85-89歳、45-49歳の順 (人口動態統計)
平成23年中の男女別・年齢階級別の状況 ・男性は45-49歳、55-59歳、60-64歳の順で多い。 ・女性は75-79歳、80-84歳、20-24歳、60-64歳、65-69歳の順で多い。
過去10年間(H14~23)の年齢階級別自殺者数・自殺率 ・40~60歳代の自殺者数が、全体の半分を占める ・50歳代の自殺者数(H23年103人)は、最も多かった年(H15年212人)からは半減している 6
平成23年の原因・動機別自殺者数及び職業別自殺者数 平成23年の原因・動機別自殺者数及び職業別自殺者数 ・原因・動機別の最多は「健康問題」、次いで「経済生活問題」、「家庭問題」の順 (警察庁統計) 家庭問題 健康問題 経済生活 勤務問題 男女問題 学校問題 その他 平成23年 84 222 106 35 15 7 26 平成22年 82 279 109 50 20 8 32 増減率(%) 2.4% -20.4% -2.8% -30.0% -25.0% -12.5% -18.7% 平成23年全国 4,547 14,621 6,406 2,689 1,138 429 1,621 ※原因・動機は、平成19年から自殺を裏付ける資料により明らかに推定できる自殺・動機を自殺者一人につき3つまで計上可能としたため、原因・動機特定者の原因・動機別の和と自殺者の合計人数は一致しない。