超伝導体検出器 ― SOI技術との融合による遠赤外一光子検出 STJ 開発 ―

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超伝導体検出器 ― SOI技術との融合による遠赤外一光子検出 STJ 開発 ― 2015年11月30日 /光量子計測器開発推進室発足会議 武内勇司 (筑波大 数理物質融合科学センター) on behalf of Neutrino Decay Collaboration S. H. Kim, K. Takemasa, K. Kiuchi, K. Nagata, K. Kasahara, K. Moriuchi, R. Senzaki, S. Murakami, S. Yagi (U. Tsukuba), S. Matsuura (Kwansei Gakuin U.), H. Ikeda, T. Wada, K. Nagase (JAXA/ISAS), H. Ishino, A. Kibayashi (Okayama U.), S. Mima (RIKEN), T. Yoshida, R. Hirose, Y. Kato, C. Asano, T. Nakamura (U. Fukui), Y. Kato (Kinki U.), Y. Arai, M. Hazumi, I. Kurachi (KEK), S. Shiki, M. Ukibe, G. Fujii, M. Ohkubo (AIST), E. Ramberg, J. H. Yoo, M. Kozlovsky, P. Rubinov, D. Sergatskov (FNAL), S. B. Kim (Seoul National U.) and S. Kawahito (Shizuoka U.)

Superconducting Tunnel Junction (STJ) Superconductor / Insulator /Superconductor Josephson junction device 2 E Ns(E) Insulator Superconductor 100m 300nm Superconductor Superconductor Insulator Δ: Superconducting gap energy 接合面を挟んで電位差(|V|<2Δ)を印加. 超伝導体に吸収された光子のエネルギーにより複数のクーパー対が解離(励起)し,生成された準粒子によって,エネルギーに比例したトンネル電流が発生. 超伝導ギャップ(Δ)は遠赤外フォトンのエネルギーよりもずっと小さい   原理的には,遠赤外域一光子を検出可能 ~s 程度の比較的高速なパルス応答(Nbの場合)  光子計数することでS/Nの著しい向上

STJ I-V 特性 Sketch of a current-voltage (I-V) curve for STJ The Cooper pair tunneling current (DC Josephson current) is seen at V = 0, and the quasi-particle tunneling current is seen for |V|>2 2Δ B field Leak current 光入射の場合 Josephson current is suppressed by magnetic field

𝝂 3 → 𝜈 1,2 +𝛾 宇宙背景ニュートリノ崩壊探索への応用  distribution in ν 3 → 𝜈 2 +𝛾 𝛾 in the 3 rest frame 50𝜇𝑚(25meV) dN/d(a.u.) [m] 100 500 10 Red Shift effect Sharp Edge with 1.9K smearing 𝒎 𝟑 =𝟓𝟎 𝐦𝐞𝐕 𝜈 2 𝜈 3 𝛾 𝐸 𝛾 = 𝑚 3 2 − 𝑚 1,2 2 2 𝑚 3 Two body decay Nb/Al-STJ array 𝜆=40−80𝜇m 𝐸 𝛾 =16~31meV Δ𝜃 𝜆 8 rows 50 columns

宇宙背景ニュートリノ崩壊探索への応用 Telescope parameters 𝜏= 1×10 14 yr𝑠 wavelength [m] Main mirror D=15cm, F=1m detector 波長0.8m あたり 100m x 100m x 8 pixels 視野角 : 8 x 10-8 sr CMB ISD SL DGL CB decay wavelength [m] Surface brightness I [MJy/sr] Zodiacal Emission Zodiacal Light 𝜏= 1×10 14 yr𝑠 Integrated flux from galaxy counts Neutrino decay ( 𝑚 3 =50 meV, 𝜏 𝜈 =1× 10 14 yrs): 𝑰 𝝂 =25kJy/sr 3.3 x 10-20 W / 8pixels @ =50m 200sec の測定でこれを検出  検出器の性能として最低でも NEP < 6.6× 10 −19 𝑊 𝐻𝑧 が必要 実際には,本物のフォトンによるバックグラウンド(Zodiacal emission)があるので,更に1 order 位低い必要がある (NEP<1× 10 −19 𝑊 𝐻𝑧 )

産総研 CRAVITY 製 Nb/Al-STJ M. Ukibe et al., Jpn. J. Appl. Phys. 51, 010115 (2012) M. Ohkubo et al., IEEE Trans. Appl. Super, 24, 2400208 (2014) 500pA/DIV 0.2mV/DIV I V T~0.3K w/ B field Temperature(K) 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 Leakage 100pA 1nA 10nA 100nA 0.1nA 50m  50m Nb/Al-STJ fabricated in CRAVITY at AIST Ileak~0.2nA を達成 更に小さな junction size のものでテスト中 リーク電流のショットノイズ由来のNEPは,リーク電流iL=50pA, 超伝導ギャップエネルギー=0.6meV, トラッピングゲインG=10とすると NEP= 1.7Δ G 2 𝑖 𝐿 𝑒 ~4× 10 −19 𝑊 𝐻𝑧

STJパルス光応答特性 R0=1M Nb/Al-STJは,~1s という比較的早い応答速度 VIS laser through optical fiber  STJ V 冷凍機 V0 R0=1M 100uV/div 4us/div T.Okudaira,2015.1.16 I V STJ I-V curve w/light w/o light V0=V+R0I 0.4mV 可視光(465nm)レーザーパルス応答性(AIST製Nb/Al-STJ 100um角) STJ 応答信号時定数: 立下り ~1s, 立上り~2s (もしくは,これより早い) 定電流モードの回路(右上)で測定 Nb/Al-STJは,~1s という比較的早い応答速度 光子計数を行えば,実効的なNEPは劇的に改善可能 但し読出し系の帯域は>1MHzを確保する必要あり

STJ キャパシタンス測定 STJ STJ は,junction size に比例したキャパシタンス 100mx100m CSTJ Current (nA) Voltage (mV) 0.4 -0.4 40 -40 緑:実測 (f=2kHz) 黒:シミュレーション CSTJ=0.9nF, 1.2nF,1.5nF, 1.8nF 100mx100m STJ I=I(V) CSTJ STJ 等価回路 STJ は,junction size に比例したキャパシタンス STJのI-V測定からSTJのキャパシタンスを測定 SIS接合面の面積に比例する成分: ~34fF/m2 20m角のSTJでも 14pF 低入力インピーダンスの電荷積分型アンプでの読出しが必要

100x100m2 Nb/Al-STJ response to 465nm multi-photons 産総研CRAVITY製100x100m2 Nb/Al-STJ STJ T~350m (3He sorption) Charge sensitive + pre-amp. CSTJ 10M Shaper amp. I=I(V) Laser pulse trigger 2V/DIV 40μs/DIV Pulse height dispersion is consistent with 10-photon detection in STJ Nb/Al-STJ の低入力インピーダンス電荷積分アンプ読出 可視光パルス(波長465nm)に対する応答 室温に置かれた電荷積分型のアンプでの読出 観測した出力電荷量は,およそ10光子の検出に対応 一光子検出には,読み出し系のS/N改善が必要 極低温電荷積分型アンプの開発

Development of SOI-STJ SOI: Silicon-on-insulator CMOS in FD-SOI is reported to work at 4K by T. Wada (JAXA), et al. SOI と STJ の融合 (SOI回路一体型 STJ の基礎研究) STJ layers are fabricated directly on a SOI pre-amplifier board and cooled down together with the STJ Started test with Nb/Al-STJ on SOI with p-MOS and n-MOS FET J Low Temp Phys 167, 602 (2012) VIA STJ capacitor FET 700 um 640 um SOI STJ Nb metal pad STJ lower layer has electrical contact with SOI circuit through VIA C SOI-STJ2 circuit D S G

SOI上にSTJを形成後の特性 1mA/DIV drain-source current 2mV/DIV gate-source voltage (V) drain-source current 0.2 0.4 0.6 0.8 -0.2 1pA 1nA 1A 1mA B~150Gauss 2mV/DIV 1mA/DIV I-V curve of a STJ fabricated at KEK on a FD-SOI wafer nMOS-FET in FD-SOI wafer on which a STJ is fabricated at KEK Both nMOS and pMOS-FET in FD-SOI wafer on which a STJ is fabricated work fine at temperature down below 1K 極低温では,スレッショルド電圧のシフト,サブスレッショルド領域のドレイン電流抑制,飽和領域でのドレイン電流の上昇など,特性が変動 Nb/Al-STJ fabricated at KEK on FD-SOI works fine We are also developing SOI-STJ where STJ is fabricated at CRAVITY

SOI Pre-amplifier development 遠赤外一光子検出に向け,前段階として近赤外一光子検出に最適化した電荷積分型アンプをVDEC* が提供するSPICE simulation で設計中 極低温での SOI MOSFET の振る舞いをシミュレーションに組み込むため KEK や JAXA と共同研究で SPICE用MOSFETパラメータを構築中 様々なL(チャンネル長:L=0.4~5um)やW(チャンネル幅: W=1~10um)を持ったFETの3Kにおける特性の測定 - + V=0.4mV Output STJ I=I(V) CSTJ 500M 50s 0s 100s 1pF STJ に定バイアスを印加するのと同時にSTJに発生した電荷を積分 室温でのFET パラメータを仮定したSPICE simulation 入力電荷:2fC 1.3eV(波長1m)の一光子入射相当 * VLSI Design and Education Center(VDEC), the U. Tokyo in collaboration with Synopsys, Inc., Cadence Design Systems, Inc., and Mentor Graphics, Inc.

まとめ 遠赤外(50m)の一光子検出が可能な検出器を STJ + SOI の技術を用いて開発中 光子計数により,実効的にNEP で~ 10 −20 𝑊 𝐻𝑧 を目指す Nb/Al-STJ は,産総研CRAVITY で世界最高水準の低リーク電流のものが得られている(<200pA @ 50m角) 20μm角,10m角のものもテスト中 SOIに技術を用いた極低温アンプによる読出し回路を開発中 様々なW/LをもつSOI MOSFETの極低温でのI-V測定SPICE シミュレーションにもちいるFETパラメータ抽出 光子計数の利点を最大限に生かす高速アンプ(帯域>1MHz) SOI アンプ一体型STJの可能性

Backup

Neutrino 𝜈 3 → 𝜈 1,2 +𝛾 𝜈 1,2 γ e,𝜇,𝜏 𝑊 𝜈 3 Neutrino has 3 mass generations (1, 2, 3) Neutrino flavor states (e, , ) are not mass eigenstates 𝜈 𝑒 𝜈 𝜇 𝜈 𝜏 = 𝑈 𝑒1 𝑈 𝑒2 𝑈 𝑒3 𝑈 𝜇1 𝑈 𝜇2 𝑈 𝜇3 𝑈 𝜏1 𝑈 𝜏2 𝑈 𝜏3 𝜈 1 𝜈 2 𝜈 3 Neutrino flavor oscillates during the flight, and squared mass differences (Δ 𝑚 12 2 , Δ 𝑚 23 2 ) have been measured, but their absolute masses are not measured yet! Heavier neutrinos (2, 3) are not stable Neutrino can decay through the loop diagrams 𝜈 3 → 𝜈 1,2 +𝛾 Neutrino mass can be determined from the decay However, neutrino lifetime is expected to be very long (much longer than the age of universe) We adopt Cosmic neutrino background (CB) as the neutrino source for neutrino decay search 𝑊 𝜈 3 γ e,𝜇,𝜏 𝜈 1,2

Cosmic neutrino background (C𝜈B) CMB 𝑛 𝛾 =411/ cm 3 𝑇 𝛾 =2.73 K 𝑘𝑇~1MeV 10 2 The universe is filled with neutrinos. However, they have not been detected yet! Density (cm-3) 10 −7 CB (=neutrino decoupling) ~1s after the big bang 𝑇 𝜈 = 4 11 1 3 𝑇 𝛾 =1.95K 𝑛 𝜈 + 𝑛 𝜈 = 3 4 𝑇 𝜈 𝑇 𝛾 3 𝑛 𝛾 = 110 cm 3 𝑝 𝜈 =0.5meV/c

Motivation of -decay search in CB Search for 𝜈 3 → 𝜈 1,2 +𝛾 in cosmic neutrino background (C𝜈B) Search for anomalous magnetic moment of neutrino Direct detection of C𝜈B Determination of neutrino mass: 𝑚 3 = 𝑚 3 2 − 𝑚 1,2 2 2 𝐸 𝛾 Aiming at a sensitivity to 𝜈 lifetime for 𝜏 𝜈 3 =Ο 10 17 yr𝑠 Standard Model expectation: 𝜏=Ο(10 43 yr𝑠) Experimental lower limit: 𝜏>Ο(10 12 yr𝑠) L-R symmetric model (for Dirac neutrino) predicts down to 𝜏=Ο(10 17 yr𝑠) for 𝑊 𝐿 - 𝑊 𝑅 mixing angle 𝜁<0.02 Magnetic moment term (need L-R coupling) 𝜈 𝑗𝐿 𝑖𝜎 𝜇𝜈 𝑞 𝜈 𝜈 𝑖𝑅 SM: SU(2)Lx U(1)Y LRS: SU(2)LxSU(2)RxU(1)B-L 𝑊 𝐿 𝜈 3𝐿 γ 𝑒 𝐿 , 𝜇 𝐿 , 𝜏 𝐿 𝜈 1,2𝐿 𝜈 3𝑅 𝑚 𝜈 3 𝑊 1 𝜈 3𝑅 𝜈 1,2𝐿 𝜏 𝐿 γ 𝜏 𝑅 𝑚 𝜏 PRL 38,(1977)1252, PRD 17(1978)1395 𝑊 1 𝑊 2 = cos𝜁 −sin𝜁 sin𝜁 cos𝜁 𝑊 𝐿 𝑊 𝑅 1026 enhancement to SM 𝜈 𝑖𝑅 𝜈 𝑗𝐿 γ ≃ 𝑊 𝐿 −𝜁 𝑊 𝑅 𝚪~ 𝟏𝟎 𝟒𝟑 𝒚𝒓 −𝟏 𝚪~ 𝟏𝟎 𝟏𝟕 𝒚𝒓 −𝟏 Suppressed by 𝑚 𝜈 and GIM Only suppressed by L-R mixing (𝜁)

Photon Energy (Wavelength) in Neutrino Decay 𝝂 3 → 𝜈 1,2 +𝛾 From neutrino oscillation Δ 𝑚 23 2 = |𝑚 3 2 − 𝑚 2 2 | ~ 2.4× 10 −3 𝑒 𝑉 2 Δ 𝑚 12 2 ~ 7.65× 10 −5 𝑒 𝑉 2 From Planck+WP+highL+BAO ∑ 𝑚 𝑖 <0.23 eV 50meV< 𝑚 3 <87meV 𝑬 𝜸 rest =14~24meV ( 𝝀 𝜸 =51~89m) in the 3 rest frame 𝜈 2 𝜈 3 𝛾 𝐸 𝛾 = 𝑚 3 2 − 𝑚 1,2 2 2 𝑚 3 Two body decay  distribution in ν 3 → 𝜈 2 +𝛾 m3=50meV 50𝜇𝑚(25meV) dN/d(a.u.) [m] 100 500 10 Red Shift effect Sharp Edge with 1.9K smearing 𝒎 𝟑 =𝟓𝟎 𝐦𝐞𝐕 E =24.8meV E =24meV (𝜆=50𝜇𝑚) (𝜆=51𝜇𝑚) m2=8.7meV E =4.4meV m1=1meV (282𝜇𝑚)

C𝜈B decay signal and Backgrounds CIB summary from Matsuura et al.(2011) at λ=50μm AKARI CMB ZE Zodiacal Emission(ZE) 𝐼 𝜈 ~ 8 MJy/sr COBE ZL CIB 𝜆𝐼 𝜆 ~ 0.1-0.5 MJy/sr Surface brightness I [MJy/sr] ISD CB decay CB decay Expected 𝑬 𝜸 spectrum 𝑚 3 =50meV DGL SL 𝜏= 3×10 12 yr𝑠 𝐼 𝜈 ~ 0.8MJy/sr wavelength [m] E [meV] Excluded by S.H.Kim et. al 2012 λ=50 μm E=25 meV 𝜏= 1×10 14 yr𝑠 𝐼 𝜈 ~ 25kJy/sr

Proposed rocket experiment with a diffraction grating and Nb/Al-STJ array combination 200-sec measurement at altitude of 200~300km Telescope with diameter of 15cm and focal length of 1m All optics (mirrors, filters, shutters and grating) will be cooled at ~1.8K At the focal point, diffraction grating covering =40-80m (16-31meV) and array of Nb/Al-STJ pixels of 50(in wavelength distribution) x 8(in spatial distribution) are placed Each Nb/Al-STJ pixel is used as a single-photon counting detector for FIR photon in =40−80m (Δ𝜆=0.8𝜇𝑚) Sensitive area of 100mx100m for each pixel (100rad x 100rad in viewing angle) Nb/Al-STJ array 𝜆=40−80𝜇m 𝐸 𝛾 =16~31meV Δ𝜃 𝜆 8 rows 50 columns

Expected precision in the spectrum measurement Telescope parameters Main mirror D=15cm, F=1m detector sensitive area 100mx100m / pixel 50 x 8 array Δ𝜆= 80𝜇𝑚−40𝜇𝑚 50 =0.8𝜇𝑚 CMB ISD SL DGL CB decay wavelength [m] Surface brightness I [MJy/sr] Zodiacal Emission Zodiacal Light Integrated flux from galaxy counts 𝜏= 1×10 14 yr𝑠 Zodiacal emission ⇒ 343Hz / pixel 200sec measurement: 0.55M events / 8 pixels (at 𝜆=50𝜇𝑚) 0.13% accuracy measurement for each wavelength: 𝜹 𝑰 𝝂 =11kJy/sr Neutrino decay ( 𝑚 3 =50 meV, 𝜏 𝜈 =1× 10 14 yrs): 𝑰 𝝂 =25kJy/sr 2.3σ away from statistical fluctuation in ZE measurement  decay with 𝝉 𝝂 =𝟏 𝟎 𝟏𝟒 yrs is possible to detect, or set lower limit!

Sensitivity to neutrino decay Parameters in the rocket experiment simulation telescope dia.: 15cm 50-column (: 40m – 80 m)  8-row array Viewing angle per single pixel: 100rad  100rad Measurement time: 200 sec. Photon detection efficiency: 100% Can set lower limit on 3 lifetime at 4-6  1014 yrs if no neutrino decay observed If 3 lifetime were 2  1014 yrs, the signal significance is at 5 level

Energy/Wavelength/Frequency 𝐸 𝛾 =25 meV 𝜈=6 THz 𝜆=50𝜇𝑚

STJ back-tunneling effect Quasi-particles near the barrier can mediate Cooper pairs, resulting in true signal gain Bi-layer fabricated with superconductors of different gaps Nb>Al to enhance quasi-particle density near the barrier Nb/Al-STJ Nb(200nm)/Al(10nm)/AlOx/Al(10nm)/Nb(100nm) Gain: 2~200 Photon Nb Al Al Nb

STJ energy resolution 𝜎 𝐸 = 1.7Δ 𝐹𝐸 Si Nb Al Hf Tc[K] 9.23 1.20 0.165 Statistical fluctuation in number of quasi-particles  energy resolution Smaller superconducting gap energy Δ yields better energy resolution Δ: Superconducting gap energy F: fano factor E: Photon energy 𝜎 𝐸 = 1.7Δ 𝐹𝐸 Si Nb Al Hf Tc[K] 9.23 1.20 0.165 Δ[meV] 1100 1.550 0.172 0.020 Tc :SC critical temperature Need ~1/10Tc for practical operation Nb Well-established as Nb/Al-STJ (back-tunneling gain from Al-layers) Nq.p.=25meV/1.7Δ=9.5 Poor energy resolution, but a single-photon detection is possible Hf Hf-STJ is not established as a practical photon detector yet Nq.p.=25meV/1.7Δ=735 2% energy resolution is achievable if Fano factor <0.3 for a single-photon 25

検出器に要求されるNEP Telescope parameters detector Main mirror: D=15cm, F=1m 波長0.8m (=(80m-40m)/50, =c/50m-c/50.8m=94GHz)あたり 100m x 100m x 8 pixels  視野角 : 8 x 10-8 sr Neutrino decay ( 𝑚 3 =50 meV, 𝜏 𝜈 =1× 10 14 yrs): 𝑰 𝝂 =25kJy/sr @ =50m 𝑭= 𝟐𝟓 𝒌𝑱𝒚 𝒔𝒓 × 𝟖×𝟏 𝟎 −𝟖 𝒔𝒓×𝝅 𝟏𝟓𝒄𝒎 𝟐 𝟐 ×𝟗𝟒𝑮𝑯𝒛=𝟑.𝟑× 𝟏 𝟎 −𝟐𝟎 𝑾 𝟖𝒑𝒊𝒙 Zodiacal emission: 𝑰 𝝂 =8MJy/sr @ =50m 𝑭 𝒁𝑬 =𝟏.𝟏× 𝟏 𝟎 −𝟏𝟕 𝑾 𝟖𝒑𝒊𝒙 t 時間でFZE 積分した際の揺らぎ エネルギーのフォトン数揺らぎ起因: 𝜖 𝛾 𝐹 𝑍𝐸 Δ𝑡 𝜖 𝛾 = 𝜖 𝛾 𝐹 𝑍𝐸 Δ𝑡 測定条件,検出器要件を決める不等式 𝑁𝐸𝑃× 2Δ𝑡 < 𝜖 𝛾 𝐹 𝑍𝐸 Δ𝑡 <𝐹Δ𝑡  t>40sec (1), t>200sec (2.2)  NEP<1.5× 10 −19 𝑊 𝐻𝑧 for t=200sec with 8 pix