2025年の日本型医療に向けた時間軸に 着目したデータ分析と地域医療における活用

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2.一極集中と多極分散. 連携の在り方 都市の発生 分業の発生規模の経済 ・地域特化の経済 ・都市化の経済 集積 大都市の形成.
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健診時血圧 160/100 以上 ⑨ 市町村主催の 健康教室等へ の勧誘 健診時血圧 160/100 以上 健診時血圧 160/100 以上 健診時血圧 160/100 未満 かつ未治療 のもの 汎用性の高い行動変容プログラ ム 高血圧対策(案)
平成 25 年度 糖尿病対策成果発表会 金沢市における対策 金沢市医師会会長 竹田康男. 慢性腎臓病 (CKD) 予防対策事業 ( 22年度~24年度 ) 金沢市福祉健康センター ・透析患者が年々増加している ・ CKD の背景に生活習慣病が深く影響 ・ CKD が心筋梗塞や脳卒中等の危険因子となっている.
少子高齢化 高橋香央里 加藤裕子 松本結 海老澤優.
1.高齢者の健康とその支援 2.保健・医療・福祉の連携
インスリン治療費に関する 医師・患者意識調査結果
歯の健康と歯科健診の受診について 〈6月4日は「虫歯予防デー」です〉 2013年6月 出光興産健康保険組合.
患者満足度調査結果報告書(外来患者調査)
平成26年度 診療報酬改定への要望 (精神科専門領域) 【資料】
後期高齢者医療制度に関するQ&A Q1 後期高齢者医療制度は、なぜ創設されるのですか? ○ ○
今回の調査からわかった主なことがら ○糖尿病で治療中の人の43.2%は健診で見つかっている ○健診で見つかった人は、合併症の発症率が低い
重症心身障害児者等 コーディネーター育成研修 3 支援体制整備③ 医療・福祉・教育の連携
小樽市における 将来的必要医療・介護病床数 ~行政資料による簡易シミュレーション~
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介護ビジネス中国における市場 ー 日本と比較して
後期高齢者医療制度では、生活を支える医療を目指します。
後期高齢者は、どのような医療が受けられるのですか?医療の内容が制限されるようなことはありませんか?
我が国の人口の推移 実績値 (国勢調査) 平成18年推計値 (日本の将来人口推計).
1. 糖尿病による網膜の病気 =糖尿病網膜症 2. 自覚症状が現れないまま 進行します 3. 糖尿病網膜症の 予防法・治療法 4.
歯の健康と歯科健診の受診について 〈6月4日は「虫歯予防デー」です〉 2012年6月 出光興産健康保険組合.
D18fu906pr102 社会保険制度 介護保険制度の概要.
疫学概論 診療ガイドライン Lesson 22. 健康政策への応用 §B. 診療ガイドライン S.Harano, MD,PhD,MPH.
サラリーマンのリスク 万一の時のリスク 病気・ケガのリスク 長生きのリスク ―サラリーマンのリスクは大別して3つ!― 万一の時の
健康寿命について H27.1健康づくり課作成 ○健康寿命とは… 一般に、ある健康状態で生活することが期待される平均期間またはその指標の総称
1. 糖尿病による腎臓の病気 =糖尿病腎症 2. 腎症が進むと、生命維持のために 透析療法が必要になります 3. 糖尿病腎症の予防法・治療法
重症心身障害児者等 支援者育成研修テキスト 5 ライフステージにおける支援① 各ライフステージにおける 相談支援に必要な視点
汎用性の高い行動変容プログラム 特定健診の場を利用した糖尿病対策(非肥満を含む)
動画で見る 全国がん登録 2016年1月から始まる「全国がん登録」について、ご紹介します。.
汎用性の高い行動変容プログラム 特定健診の場を利用した糖尿病対策(非肥満を含む)
循環器疾患領域の代表目標項目(17) 8 循環器疾患、9 糖尿病 循環器疾患の減少に関する代表目標項目(5)
日本糖尿病学会のアクションプラン2010(DREAMS)
2007年10月14日 精神腫瘍学都道府県指導者研修会 家族ケア・遺族ケア 埼玉医科大学国際医療センター 精神腫瘍科 大西秀樹.
1. 糖尿病の患者さんは、脳梗塞や 心筋梗塞に注意が必要です 2. 脳梗塞と心筋梗塞の原因は どちらも動脈硬化です 3.
第48回日本神経学会 PZZ-301 神経学資源の国内分布 池田正行1) 2) mail adresss goo
高齢透析患者における口腔機能と栄養について
メタボリック シンドローム.
学習目標 1.在宅療養者の特徴を理解する. 2.在宅療養の成立条件を理解する. 3.地域社会やシステムの改善の必要性を理解する. 4.保健・医療・福祉の連携の必要性を理解する. 5.施設と在宅を結ぶ看護継続の視点を理解する. 6.在宅看護の継続の視点とそのしくみを理解する. SAMPLE 板書(授業終了まで消さない)
~認知症患者の透析拒否への関わりを通して~
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都道府県も国民健康保険制度を担うことになりました
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「糖尿病」ってどんな病気?? ★キーワードは・・・「インスリン」!!!
資料 1.「指導対象者群分析」のグループ分けの見方 特定健康診査及びレセプトデータによる指導対象者群分析 【フロー説明】
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介護保険請求 居宅療養管理指導費の請求方法
4.生活習慣病と日常の生活行動 PET/CT検査の画像 素材集-生活習慣病 「がん治療の総合情報センターAMIY」 PET/CT検査の画像
健診におけるLDLコレステロールと HDLコレステロールの測定意義について~高感度CRP値との関係からの再考察~
第2回 市民公開講座 糖尿病を知って その合併症を防ぎましょう
歯科健診で、 健康寿命を延ばそう! (健診概要)
研究内容紹介 1. 海洋産物由来の漢方薬の糖尿病への応用
疫学概論 疾病の自然史と予後の測定 Lesson 6. 疾病の自然史と 予後の測定 S.Harano,MD,PhD,MPH.
A-2 男性用 健診結果から今の自分の体を知る 内臓脂肪の蓄積 ~今の段階と将来の見通し~ 氏名 ( )歳 摂取エネルギーの収支
高齢慢性血液透析患者の 主観的幸福感について
子どもに対する 生活習慣病予防の 取り組み           健康情報分析学            三輪 夕起.
40歳未満にも メタボリックシンドローム基準の適用を
我が国の自殺死亡の推移 率を実数で見ると: 出典:警察庁「自殺の概要」
資料No.1 難病法に基づく対策について.
今後構築する各国立高度専門医療研究センター(NC)の疾患登録システム
日医総研の手法を活用した 将来推計人口に基づく 医療介護需要試算の一例
2.介護に必要な「時間」に置き換えて「要介護度」を判定します。 聞き取った「心身の状況(5項目の得点)」から直接、「要介護度」を求めることはできません。病気の重さと必要な介護量は必ずしも一致しないからです。 そこで、調査結果をコンピュータに入力し、その人の介助にどのくらいの「時間」が必要なのかを推計することで、介護の必要量の目安としています。この「要介護認定基準時間」を用いて要介護度を判定します。
先進予防医学共同専攻臨床疫学 臨床疫学とは 現在の取り組みと成果 研究材料・手法 未来のあるべき医療を見つめて改革の手法を研究します。 特徴
A-3 女性用 健診結果から今の自分の体を知る 内臓脂肪の蓄積 ~今の段階と将来の見通し~ 氏名 ( )歳 摂取エネルギーの収支
1. 糖尿病による腎臓の病気 =糖尿病腎症 2. 腎症が進むと、生命維持のために 透析療法が必要になります 3. 糖尿病腎症の予防法・治療法
老年看護学概論 第2回 「高齢者の理解」 担当:鈴木直美.
疫学保健統計 ~テスト対策~ 群馬医療福祉大学 看護学部 2年 ○○○優衣.
目 次 第1章 大阪府保健医療計画について 1.医療計画とは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
千葉大学予防医学センター 臨床疫学 藤田伸輔
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2025年の日本型医療に向けた時間軸に 着目したデータ分析と地域医療における活用 2025年の日本型医療に向けた時間軸に  着目したデータ分析と地域医療における活用 埼玉県済生会栗橋病院 小池 麻美

背景 2025年: 2050年: 2015年:26.0% 30.3% 35.7% 団塊の世代が 後期高齢者 高齢者人口のピーク 団塊の世代が    後期高齢者 高齢者人口のピーク 高齢化率40% 高齢化率ピーク 団塊の世代が 65歳以上に突入 2025年: 30.3% 2050年: 35.7% 日本の 高齢化率: 2015年:26.0% 医療費: 約40兆円 約74兆円 約90兆円? 医療需要が拡大 →高齢者に多い   慢性疾患需要急増 人口が大幅減 都市は独居高齢者増地方は超高齢化 重症下肢虚血・足潰瘍 はじめに背景です. 現在,日本の高齢化率は2015年の時点で26.0%であり,2025年は30.3%,2050年には35.7%になるといわれています. また現在の医療費は約40兆円に対し,2025年度には医療と福祉を合わせると74兆円になるといわれています. 2025年は団塊の世代が後期高齢者になり,高齢者人口のピークとなり,医療において一つの大きなターニングポイントとなります. これから2025年に向けて,医療需要が拡大し,高齢者に慢性疾患の需要急増が予測できます. 慢性疾患の代表は,糖尿病です.糖尿病が重症化することで,写真のように重症下肢虚血や足潰瘍になり, 末梢循環障害で足切断といたることがあり,多くの医療費がかかります. 以上のことから,今後高齢化が進むと同時に,医療費が膨大になることが予測されます. 慢性疾患の代表選手 糖尿病→糖尿病性腎症,末梢循環障害で足切断 等 医療費膨大 予後最悪! 糖尿病人口:317万人.糖尿病性腎症で毎年6000人増加.医療費500万円増/人

目的 ② 糖尿病関連疾患に着目:二次医療圏&医療費分析→糖尿病関連疾患・年齢・医療費を分析 ① 高齢者人口動態の可視化を行い地域別 医療需要の把握→Power Mapによりマッピング ② 糖尿病関連疾患に着目:二次医療圏&医療費分析→糖尿病関連疾患・年齢・医療費を分析 高額の医療費がかかっている疾病構造と年齢の関係 二次医療圏ごとの腎不全の人数と医療費の関係 2025年に向けて人工透析に伴う医療費シミュレーション 目的です. 今回は,高齢者人口動態の可視化を行い,地域別医療需要の把握を行いました.マッピングには,Power Mapを用いています. そして糖尿病をはじめ狭心症や慢性腎不全など糖尿病関連疾患に着目することで, ・高額の医療費がかかっている疾病構造と年齢の関係, ・二次医療圏ごとの腎不全の人数と医療費の関係 ・2025年に向けて人工透析に伴う医療費シミュレーションを行いましたので,報告します.

Power Map まずはじめにPower Mapを用いて, オープンデータより得られた人口データに基づき,都道府県ごとに65歳以上の人口動態を示します.

糖尿病関連疾患 適切な診断と治療→重症化を回避 病気の早期発見・予防→医療費の高騰を抑制 虚血性 心疾患 脳血管 疾患 糖尿病性 網膜症 虚血性  心疾患 脳血管  疾患 糖尿病性 網膜症 腎症 神経障害 生命の危険 (麻痺などの後遺症のリスク) 失明 人工透析 下肢切断 多額の医療費負担と生活の質低下 適切な診断と治療→重症化を回避 病気の早期発見・予防→医療費の高騰を抑制 Power Mapにより,地域別に65歳以上の人口を示し,今後急増する高齢者の対策が必要であることがわかりました. そこで,高齢者の慢性疾患の代表である糖尿病関連疾患に着目して,分析を行いました. 糖尿病は,虚血性心疾患をはじめ糖尿病性腎症や神経障害など重症化する可能性があり,重症化することで,多額の医療費負担と本人の生活質低下が考えられます. このような疾患は適切な診断と治療を行うことで,重症化を回避し, 病気の早期発見・予防を行うことで,医療費の高騰を抑制できると考えます. 本分析では,年齢,医療費の規模,人数の特徴を分析することで,医療・介護・保健の連携, 連携という点で,イギリスの制度下では,地域ごとに保健師を中心に,地域で予防活動を行い,成果を上げています. 日本においても,データを自動化,分析,見える化することで,介入効果を上げ,最終的に効果的な地域包括ケアにつながると考えます. 今後,地域包括ケアを進めていく上で,ポピュレーションアプローチ,すなわち保健分野からのアプローチが重要となってきますが,さきほどのPMを用いて分析を行ったように,地域の特性を把握する上で,データを見える化することは非常に重要になってきます. 年齢,医療費の規模,人数の特徴を分析 医療・介護・保健の連携 効果的な地域包括ケアを実現

高額医療該当者の糖尿病関連の疾病構造と年齢の関係 データ:A市の国保レセプトデータ(75歳未満) 条件:年間200万円以上→高額療養費該当者  期間:2015年5月~10月(6か月間) 対象人数:231名が該当(8266人中) 2~3%が200万円/年以上の高額療養費に該当 高齢化の進行→ 本疾病構造が拡大 糖尿病+α→重複疾患により医療費高騰 活動度が極端に低下する疾病群 予後が悪く終末期に膨大な医療費がかかる疾病群 まずこちらが高額医療該当者の糖尿病関連の疾病構造と年齢の関係です. ある地域の国保データを用いて分析を行いました.75歳未満となります. 75歳以上は後期高齢者であり,今後分析を進めていこうと思います. 年間200万円以上の高額療養費該当者を抽出し,期間は6カ月, 対象人数は8000人中,200人です.全市民の2-3%が年間200万円以上の高額療養費に該当しています. こちらのグラフの横軸は平均年齢,縦軸が人数,まるの大きさが平均医療費の点数をあらわしています. ・2人に1人が糖尿病に罹患している,・3人に1人が慢性腎不全.人工透析が必要となる. ・年齢を重ねることで,複数の疾患をもち,医療費の高騰につながっていることがわかりました. これらの疾病構造は地域の特徴によって,地域ごとに異なるかと思いますが, このようなにデータを見える化することで,地域ごとにどこで介入が必要か,戦略につながるデータを出力することができます.

二次医療圏ごとの腎不全人数割合と 一人当たりの医療費の関係 二次医療圏ごとの腎不全人数割合と 一人当たりの医療費の関係 腎不全患者の多い地域 高額な医療費 続いてこちらは,二次医療圏ごとの腎不全人数割合と一人当たりの医療費の関係のグラフです. それぞれの点が二次医療圏であり,横軸が腎不全の人数割合,縦軸が一人当たりの医療費になります. 相関係数は0.57 やや相関があることが,わかりました. この結果より,腎不全が多い地域では,一人当たりの医療費が多くかかっていると考えられます.

2025年に向けて人工透析に伴う医療費シミュレーション 2014年: 約32万人 2025年: 約40万人 透析患者: 年間6000人の新規透析導入患者 人工透析は,新規導入が一人増える   →年間500-600万円の医療費負担 さらに,2025年に向けた人工透析に伴う医療費シミュレーションの結果です. 2014年時点での透析患者約32万人,2025年には,約40万人 年間6000人の新規透析患者 人工透析は,新規導入が一人増えることで,年間500-600万円の医療費負担がかかることから, 年間新規透析導入患者を1割先送りにすることで,年間30億円の医療費抑制につながり, 2025年までに300億円近くの医療費抑制につながることが示唆されました.  年間新規透析導入患者の1割を先送りにする             →年間30億円の医療費抑制           →2025年までに300億円近くの医療費抑制

結果 Power Mapによるマッピング ・地域の高齢者人口動態の変化を可視化することが簡便に行うことができた    地域ごとの医療需要の把握が可能となった 地域医療分析 ・医療費が多くかかっている患者 → 2人に1人が糖尿病 ・糖尿病関連疾患が重症化 → 医療費増    今後さらに高齢化が進む → 慢性疾患の患者数増,医療費増 結果です. ★Power Mapを用いてマッピングを行うことで,エクセルにある統計データを簡便にマッピングすることが可能になりました. 地域ごとの医療需要の把握が可能となりました. ★そして,ある地域のレセプトデータを用いて疾病構造の分析を行った結果, 今後さらに高齢化が進むことで,慢性疾患の患者が増加すること,医療費が増加することが示唆されました. ★2025年に向けて, 糖尿病によって人工透析が必要になる場合が多く,人工透析患者になることを数年延長させるだけでも, 大きな医療費抑制効果が期待できることがわかりました. 2025年に向けて ・新規人工透析導入を数年延長させる    医療費抑制効果が期待できる

まとめ “適切な時”に,”適切なデータ”を! 連携 データを活用することで, お互いwin-winの関係を構築 市民 行政 病院 平成28年度診療報酬改定     (新設) 糖尿病関連疾患関係 ・人工透析患者の下肢末梢動脈疾患重症化予防の評価 ・糖尿病性腎症に対する運動 指導の評価 データを活用することで, お互いwin-winの関係を構築 連携 ・病気の早期発見・重症化予防 ・市民(患者本人)の満足度アップ ・医療費の高騰を抑制 まとめです. 今回,糖尿病関連疾患のデータに着目し,分析を行いました. 分析を行った結果,糖尿病関連疾患は発症・重症化予防が重要であることがわかりました. 今回の平成28年度の診療報酬の改定で糖尿病関連疾患関連の重症化予防に向けて,2つの項目が新設されました. 国の政策としても,糖尿病関連疾患の予防を進めていく方針です. 予防で重要なのは,医療を取り巻く保健や健康分野であり,地域での連携が求められています. データを見える化することで,地域の特性にあったアプローチをしていく必要があります. 地域ごとに病気の早期発見や重症化予防をすることで,住み慣れた町で健康に暮らすことができることで市民の満足度がアップし, さらには医療費の高騰を抑制につながります. それを実現するには,E-statから得られる統計データ,国保データベースであるKDBデータベースのデータなどを組み合わせ, データ活用,分析を行い,分析結果に基づき,わかりやすい医療の見える化をすることが求められています. データを活用・分析 → 分析結果に基づき戦略を立案 “適切な時”に,”適切なデータ”を!