マツについて 三班 後藤 櫻田 佐々木 下村
マツに関する基本知識1 マツの分類 植物界裸子植物門マツ綱マツ目マツ科マツ属 もっとも分布域の広い針葉樹である。 マツの分類 植物界裸子植物門マツ綱マツ目マツ科マツ属 もっとも分布域の広い針葉樹である。 もともと北半球に分布していたが現在はオーストラリアやニュージーランド、アフリカにも植えられている。 マツは様々な用途があるので、植えられたと思われる
マツに関する基礎知識2 北半球に分布する常緑針葉樹であり、先駆植物(パイオニア植物)である。 マツは陽樹であり生育が速いので樹木の中では遷移の早い段階で現れる。攪乱(洪水、山火事、人の手による定期的伐採)がよくおこるところで特に多くみられる。 里山といわれるところでは人による伐採が頻繁に行われるのでマツが多くみられる
マツに関する基本知識3 日本の城では非常食として植えられた 「こも巻き」は冬の風物詩である 松の実は食用に適します 左の画像は二条城です。
松かさ *松の果実のよう なもの(球果) *実は松脂を含む 天然の着火剤!
松かさの形成 雌花 4月 雄花 4月 雌花 8月 雌花 6月
松かさの形成 種子 雌花 2年目 12月 雌花 2年目 11月 雌花 2年目4月 雌花 2年目 7月
松かさの種類 メタセコイアとラクウショウ スギ科 マツ科 ゴヨウマツ マツ科 コメツガ(モミ)
ちなみに アカマツの松かさは3~4cm、 アカマツとクロマツの松かさは、 クロマツは6~8cmという どうやって見分けるんだ? 違いがあるのよ アカマツとクロマツの松かさは、 どうやって見分けるんだ?
日本人とマツ 松は昔から日本の大衆文化に多く取り上げられてきた。 例:松に鷹図・高砂・松羽目 「松の木」ー崇高 「松が枝」ー琴の音 松は昔から日本の大衆文化に多く取り上げられてきた。 例:松に鷹図・高砂・松羽目 「松の木」ー崇高 「松が枝」ー琴の音 「松の花」ー忍ぶ恋
マツの語源: 待つの木 新しい葉が出るのを待って古い葉が落ちる。 →行く末を待つ 独特な樹形(神聖な形)を保っている。 新しい葉が出るのを待って古い葉が落ちる。 →行く末を待つ 独特な樹形(神聖な形)を保っている。 →神が樹に宿るのを待つ 神が宿る神聖な樹 長寿の象徴 若さや不老長寿の象徴 として尊ばれた。
日本庭園のマツ 日本庭園:作意であるテーマがあり、自然美を凝縮して縮景にしたり、または物語や説話、詩歌の情景までも題材として、庭を形づくる。 主人への忠誠心・ 神を崇拝する気持ち 松がある風景
仁和寺 大徳寺 鹿苑寺 南禅寺
マツの盆栽 自然の風景を植木鉢の中に切り取って作り出すもの。 その植物の、野外で見られる大木の姿を、鉢の上に縮尺して再現することを目指すもの。 身近に神の存在を感じることができる。
松の具体的な利用例 建築材 軽い割に強度があるので梁などに使われる。 燃料 軽い割に強度があるので梁などに使われる。 水中でも腐りにくいので、橋脚の基礎固めなどの杭として、現在も利用されている 燃料 他の木材と比べ可燃性の樹脂を多く含み、マッチ1本で着火できるため以前は焚き付けに用いられた。 梁とは 建物の上からの荷重を支える部材のこと。
松の具体的な利用例 食用 松の実は不飽和脂肪酸を主成分とする油脂を豊富に含み、ミネラル類やビタミン類をバランスよく含んだ健康食品である。 松の実は不飽和脂肪酸を主成分とする油脂を豊富に含み、ミネラル類やビタミン類をバランスよく含んだ健康食品である。 松の実の栄養特性は、脂肪の80%以上が不飽和脂肪酸であることで、松の実はミネラルをまんべんなくたっぷりと含み、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンE食物繊維も豊富に含んでいます。 松の実に期待される効能肌を美しく維持する働きや貧血の改善、疲労回復、免疫亢進、そして細胞の老化を防ぐ働きがあると言われています。また、高血圧や動脈硬化の予防にも有用とされます。含有される成分にはリノール酸やビタミンE、カリウム、鉄などがあります。リノール酸は多量に摂取することで癌や血栓のリスクを高めますが、適度な量であれば動脈硬化の予防に役立つと言われています。これはコレステロールを減少させる働きがあると考えられているためで、当該成分は必須脂肪酸の一種となります。ビタミンEはいわゆる抗酸化物質であり、活性酸素を抑制し癌の予防に期待されています。また血行を促したり、老化を防いだり、美しい肌を維持する働きなどがあると考えられています。カリウムは体内の余分なナトリウムを体外へ排泄するのを促進させる作用があると考えられているため、高血圧の予防に有用とされます。鉄分は、貧血の予防に役立つとされます。
松の具体的な利用例 園芸用品 波紋のような縞模様が浮き出た樹皮は見た目の美しさから観葉植物の鉢植えなどのマルチングに利用される。保湿効果や雑草生育の抑制の効果がある。
松の具体的な利用例 その他 幹に傷を付けたりした際に出る樹脂である松脂は蒸留するとロジン、テレピン油、などの成分が得られ、粘着剤、画材、滑り止め、紙の添加剤などに用いられる。 ロジンは松科の植物に多量に含まれる松脂の不揮発性の成分であり、専門的には樹脂酸とよばれる各種異性体を主成分としたものです。 テレピン油 塗料やワニスなどの溶剤として利用されるほか、医薬品の成分としても用いられている。 ロジン 製紙用サイズ剤(にじみ防止剤)、印刷インキ、塗料、接着剤、はえ取り紙、滑り止め 日本でもかつては松の幹から松脂を採取したが、現在は産業としての採取は行われておらず、主に中国からガムロジン、テレビン油およびその誘導体の形で輸入
参考文献 http://www.geocities.jp/kinomemocho/sanpo_matsunomi02.html http://www.mkstb.net/jiten/2m-matu.html http://mulchings.blogspot.jp/2012/06/blog-post_11.htm http://garop.jp/c3/kudamono/matunomi.htm http://www.harima.co.jp/pine_chemicals/rosin1.html http://menamomi.net/photo/siro/002.html
参考文献 http://www.geocities.jp/sikinosyokubutu/te-mamatubokkuri.html http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E3%81%8B%E3%81%95 http://delphinium1953.seesaa.net/article/115569242.html http://hitakijo.exblog.jp/9311260/ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%82%82%E5%B7%BB%E3%81%8D http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E7%B6%B1
参考文献 http://blogs.yahoo.co.jp/t_major_56_k/folder/550802.html http://dora-nin.cocolog-nifty.com/photos/conan/pkid2.html