ベイジアンネットワーク概説 第5章 ベイジアンネットワークの応用 5.1 ベイジアンネットワークのソフトウェア 5.1.1 BayoNet 第5章 ベイジアンネットワークの応用 5.1 ベイジアンネットワークのソフトウェア 5.1.1 BayoNet 5.1.2 Hugin 5.1.3 Microsoft社 5.1.4 BayesNetToolbox 岩崎唯史
5.1.1 BayoNet 産業技術総合研究所で開発された、国産で唯一のBNソフトウェア(製品版・試用版) SQLデータベースに格納された大量のデータとのインタフェースをもつ グラフ構造の探索、事前知識の利用、GUI、対話的なモデル構築、確率伝搬法などの機能をもつ JAVAで実装 紹介ムービー
5.1.2 Hugin デンマークHugin Expert社で開発されたBNソフトウェア(製品版・試用版) 外部プログラムからも利用できるAPIを提供 確率推論を実行する前にモデルをコンパイルする必要がある 商用、教育用など様々な 製品やライセンスあり
5.1.3 Microsoft社 Windows用の実装系 MSBNx(Microsoft Bayesian Network) MSBNx自体はシンプルなBNソフトウェアであるが、Microsoft社はそのAPIを用いて多くのアプリケーションソフト群を開発 ベイズ解析研究の副産物として配布され、非商用の用途なら無償利用可能
5.1.4 BayesNetToolbox MATLAB(商用の数値計算ソフト)で実行するオープンソースのライブラリで、California大学Berkeley校で管理(現在はBritish Columbia大学) MATLABの知識が必要で、GUIは未整備 著名なアルゴリズムの多くを実装済み C++への移植はインテルが継承 X Y Q X = 1; Q = 2; Y = 3; dag = zeros(3,3); dag(X, [Q Y]) = 1; dag(Q, Y) = 1;