生物多様性優先保全地域 BPA:Biodiversity Priproty Areas 南西諸島生物多様性 評価プロジェクト 対 象 域 南西諸島の陸海域 (大隅~八重山諸島:大東・尖閣) 方 針 ①既存データ活用 ・自然環境保全基礎調査 ・モニタリングサイト1000 ・県版レッドデータブック ②地域検討会の開催 ・多分野の専門家 ・local knowledge ・行政オブザーバー ③GISを利用した客観的抽出 ・ArcGIS
Ecologically Critical Habitat Ecologically Critical Habitat 南西諸島 生物多様性優先保全地域(BPA)の抽出 生物群集重要地域 Taxon Priority Areas TPA 8レイヤー 重要ハビタット Ecologically Critical Habitat 陸域ECH 4レイヤー 重要ハビタット Ecologically Critical Habitat 海域ECH 5レイヤー ①哺乳類 ②鳥類 Aスギ天然林など (ブナクラス域自然植生) A自然海岸 ③両生類/爬虫類 Bサンゴ礁池群集 Bスダジイ群落など (ヤブツバキクラス域自然植生) ④昆虫類 ⑤魚類 Cサンゴ礁斜面群集 Cシイ・カシ萌芽林など (ヤブツバキクラス域代償植生) ⑥甲殻類 Dマングローブ ⑦貝類 Dアダンなど (河辺・湿原・塩沼地・砂丘植生) ⑧淡水藻類 E海草藻場 流域・PGU単位でTPAとECHのレイヤー数をカウント 重ね合わせ 評価法 ハビタット 評価法 BPA Biodiversity Priority Areas 固有種 分布を考慮 ○群以上の重複域
対象とした生物群 高ランク記載種から 指標種を選定 全記載種から 指標種を選定 Aグループ:沖縄、鹿児島県併せて RDB記載種数がのべ200種未満 Bグループ:沖縄、鹿児島県併せて RDB記載種数がのべ200種以上 哺乳類30種 両生・爬虫類14+44 陸産貝類・淡水産貝類487→108 鳥類101 水草・藻類97 昆虫類1465→74 汽水・淡水産魚類64 維管束植物5158 汽水・淡水産十脚甲殻類80 高ランク記載種から 指標種を選定 全記載種から 指標種を選定 造礁サンゴECH Cグループ:RDB対象外のもの 日本サンゴ学会保全委員会 と選定プロトコール
GIS(地理情報システム)処理 重 ね 合 わ せ 両生類 哺乳類 サンゴ類 鳥類 甲殻類 貝類 昆虫類 海草類 魚類
重要地域TPA重複結果 ①全重要域 ②2群以上重複 ③3群以上重複 ④4群以上重複 ⑤5群以上重複
流域/PGU内の出現数 集計結果 重要生物群TPAと重要ハビタットECH 陸域 海域 ①哺乳類 ②鳥類 ③両生爬虫類 ④昆虫類 ⑤魚類 ⑥甲殻類 ⑦貝類 ⑧藻類 ⑨ブナクラス域自然植生 ⑩ヤブツバキクラス域自然植生 ⑪ヤブツバキクラス域代償植生 ⑫河辺湿原塩沼池砂丘植生 海域 ④魚類 ⑤甲殻類 ⑥貝類 ⑦自然海岸 ⑧サンゴ礁池群集 ⑨サンゴ礁斜面群集 ⑩マングローブ ⑪海草藻場
BPAマップ
今後への期待 トカラ・奄美諸島(鹿児島県)も含めて、 「南西諸島」の多様性地域戦略 CBD-COPのホスト国となる 生物多様性国家戦略、沖縄21世紀ビジョン 沖縄振興開発計画、サンゴ礁保全行動計画・・・ トカラ・奄美諸島(鹿児島県)も含めて、 「南西諸島」の多様性地域戦略 CBD-COPのホスト国となる 今年が取り組み推進の最大の機会 地 域 活 性 化 環 境 保 全 多様な関係者の主体的な参加 地域主体の取り組み(白保、久米島・・・)