「健康」をキーワードとした 「おもてなし」と「サプライズ」の観光振興策

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「健康」をキーワードとした 「おもてなし」と「サプライズ」の観光振興策 観光と健康の テーマパークくまもと 「健康」をキーワードとした 「おもてなし」と「サプライズ」の観光振興策 チーム:SASHIYORI

全体の流れ  1.はじめに  2.ワークショップによる検討  3.提言  4.おわりに

1.はじめに

いま、

少子高齢化 人口減少社会 大きな変化

加えて、

かつてない経済危機 その対応は 喫緊の課題

交流人口拡大 様々な産業への波及効果 観光産業 への期待

熊本市では・・・

九州新幹線全線開業 政令指定都市移行 これまでにない 重要な時期

地域経済の強化、雇用の創出 新たな産業の柱 観光政策が 重要

私たちは、 様々な分野が連携し 相乗効果を生むような 新しい観光振興策 を導き出すことを目的とする

2.ワークショップ による検討

・ワークショップで検討  ・限られた時間内で十分な検討を行う  ・各々の立場にとらわれず、率直な意見を   広く取り入れる

・4面会議システム ・ブレーンストーミングによるアイデア出し ・4面会議による計画の立案 →実務経験にとらわれない自由な発想  ・ブレーンストーミングによるアイデア出し  →実務経験にとらわれない自由な発想  ・4面会議による計画の立案  →包括的で相互連携的な対応策の検討が可能  →総合的な実現性や実効性の検証

基本ターゲット及びコンセプト ・基本ターゲット 熊本市を訪れる人 ・基本コンセプト 「もったいない」 「困っている人々を救う」  ・基本ターゲット    熊本市を訪れる人  ・基本コンセプト    「もったいない」    「困っている人々を救う」    「おもてなし」

一 現状分析及び課題整理 ・第1回ワークショップ 日 時:H22.8.25 18:00~ 場 所:熊本市役所 参加者:9名 熊本市 7名  日 時:H22.8.25 18:00~  場 所:熊本市役所  参加者:9名      熊本市 7名      熊本大学1名      その他 1名  内 容:SWOT分析 ※A、Bの2チームに分かれて検討を行った。

二 課題への対応策の検討 ・第2回ワークショップ 日 時:H22.9.7 18:00~ 場 所:熊本市役所 参加者:9名 熊本県 1名  日 時:H22.9.7 18:00~  場 所:熊本市役所  参加者:9名      熊本県 1名      熊本市 5名      熊本大学3名  内 容:ブレーンストーミング      +KJ法 ※第1回ワークショップ同様、A、B2チームに分かれて検討を行った。

三 計画の立案 ・第3回ワークショップ 日 時:H22.9.15 18:00~ 場 所:熊本市役所 参加者:7名 熊本県 1名 熊本市 3名  日 時:H22.9.15 18:00~  場 所:熊本市役所  参加者:7名      熊本県 1名      熊本市 3名      熊本大学3名  内 容:4面会議 ※それまでの検討結果を統合し、  1チームで検討を行った。

(参考)ワークショップでの検討結果 全体テーマ 「観光と健康のテーマパーク」

3.提言

 一 目指すべき10年後の姿  二 3つの戦略

 一 目指すべき10年後の姿 観光と健康の テーマパークくまもと

様々な分野間の 連携と協力がなければ 実現できない、 観光客に向けた 「サプライズ」の取り組みが、 至る所で行われている。

熊本市の良質な素材は、 常に観光客のために 磨かれている。 まち全体が観光客を 温かい「おもてなし」の心で 迎え入れる。

熊本市は、 観光と健康の アトラクションで溢れる 「テーマパーク」 である。

二 3つの戦略 Ⅰ 快適な観光の提供 Ⅱ 健康な観光の提供 Ⅲ くまもとクオリティの魅力を提供

Ⅰ 快適な観光の提供 観光客の 「面倒くさい」を解消! かゆい所に手が届く おもてなしの提供

具体的には、 ・観光時に邪魔になる荷物を目的地まで運んでくれる「観光ポーター」 ・ホテル等で空港のチェックインができて荷物も空港  まで運ばれている「まちなか飛行機チェックイン」 ・行き先ではなく、「美味しいラーメン」等のテーマ  で運転手が案内してくれる「テーマタクシー」 ・規格外で廃棄されていた安心・安全の農産物を安価  で販売する「区役所物産館」 ・すべての市民が観光客の記念撮影を快く引き受ける  「観光客の記念撮影お手伝い条例」

Ⅱ 健康な観光の提供 知らず知らずのうちに 健康へ! 健康に良い おもてなしの提供

具体的には、 ・眼科医師のプランニングによる「目に優しい照明」 ・歯科医師による、ホテルでの「ホワイトニング」 ・専門医と料理人が開発した「病気別フルコース」 ・ジャンボタクシー等でマッサージを行う  「マッサージタクシー」 ・熊本城を歩いて探す観光を楽しめる「お城ビュー  スポットマップ作成」・「お城ビュースポット表示」 ・歩く観光のための「中心市街地の歩行者天国化」・  「まちなか公共交通無料化」

Ⅲ くまもとクオリティの魅力を提供 「水」・「食」・「城」 くまもとの魅力を磨く! オンリーワンの 魅力の提供

具体的には、 ・各分野が連携した様々な取り組みを検討・実施する 「おもてなし研究会」 ・至る所で天然地下水を味わえる「水飲み場整備」  「おもてなし研究会」 ・至る所で天然地下水を味わえる「水飲み場整備」 ・天然地下水を持ち運ぶ「マイペットボトル制度」 ・潜在的な労働力を育成して活用する「カリスマ育成  制度」・「もったいない人材活用制度」 ・国内外で活躍する熊本出身の脚本家や漫画家等を誘  致し、活動拠点を熊本へ。さらに、新たな才能の発  掘・育成を行う「クリエーター・インキュベータ」・  「クリエーター養成学校」の設置

4.おわりに

両輪での取り組みが重要 一体となって検討し実施すること 一 提言の実現に向けて 市民・民間・行政が ●共通の夢に向けての連携策を 一 提言の実現に向けて 市民・民間・行政が ●共通の夢に向けての連携策を 一体となって検討し実施すること ●各々やれることはすぐにやる 両輪での取り組みが重要

発展の契機 暮しやすいまちとしての 二 期待される効果 人々の暮らしの質が向上、 交流人口の増加、 二 期待される効果 人々の暮らしの質が向上、 交流人口の増加、 新たな産業の展開・雇用機会創出、定住促進など 暮しやすいまちとしての 発展の契機

三 連携で広がる可能性 「連携」の視点で高まる 展開の可能性 一方で大きな課題 ・連携の在り方 ・具体的な施策