固定価格買取制度(FIT)による 地域での小水力発電開発促進 2011年7月26日 自由民主党特命委員会にて 全国小水力利用推進協議会 事務局長 中島大 http://j-water.jp/ mailto:info@j-water.jp
FIT: 制度の目的 民間資金によるエネルギーインフラ整備 メーカー・建設業者の競争による価格低下 ※市場原理の活用(エネルギー政策基本法第4条)
民間資金による エネルギーインフラ整備 低リスク・低リターン ・・・ 個人資産・年金基金の活用 低リスク・低リターン ・・・ 個人資産・年金基金の活用 高リスク・高リターン ・・・ 投資ファンド(財テク)の対象
小水力発電投資の試算例 400キロワットのモデルケース:25円/kWh 建設費4.8億円、年平均運転費1262万円 設備利用率60%、年間発電量210万キロワット時 ⇒ PIRR 5.3%(20年)、2.7%(15年) 100キロワットのモデルケース:30円/kWh 建設費1.4億円、年平均運転費448万円 設備利用率60%、年間発電量52万キロワット時 ⇒ PIRR 4.9%(20年)、2.2%(15年)
小水力発電の適切な買い取り価格 【新エネルギー法対象外】 1,000kW~: (当協議会検討対象外、20円/kWh?) 【新エネルギー法対象の小水力】 200~1,000kW: 25円/kWh以上 ~200kW: 30円/kWh以上
メーカー等の競争による価格低下 FITの意義を知るためには、RPS制度と比較 するとわかりやすい 発電事業者 電力会社 消費者 メーカー 発電機 FITで競争刺激 RPSで競争刺激
小水力が競争力を持てない理由 1,000~1万キロワットの手持ち受注 出典:電気日日新聞社『重電機器シェア』2010
量産効果による価格低下
チューニング 【 FIT成功のカギ 】
欧州におけるチューニング 2010/09/29 第6回買取制度小委員会資料
日本における提案の例 環境エネルギー政策研究所作成