WindowsNTによるLAN構築 ポリテクセンター秋田 情報・通信系.

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授業展開#14 情報通信 (インターネットとプロトコ ル). ネットワーク  複数のコンピュータや端末をケーブルなどで接 続して、データのやりとりをするシステム形態 のこと。  ネットワークの利点  データやプログラムの共有化  ハードディスクやプリンタなど周辺機器資源の 共有化  データ処理の分散によるコンピュータ負荷分散.
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WindowsNTによるLAN構築 ポリテクセンター秋田 情報・通信系

WindowsNTによるLAN構築 LANとは? LAN導入の目的 LANの種類と特徴 Ethernetの基礎 準備するハードウェア プロトコルとは? 当該セミナーで説明する内容について大まかに解説。

LANとWAN LAN Local Area Network WAN Wide Area Network WAN LAN LAN LAN 本店 秋田支店 LAN 青森支店 LAN

LAN導入のメリット 情報の共有 ハードウェアの共有 ソフトウェアの有効利用 電子メールによる意思伝達 分散処理によるダウンサイジング

LAN導入のデメリット パソコン配置等の設計が必要 管理者が必要 情報漏洩の危険性 ウィルス感染 管理者の必要性と情報漏洩の危険性について特に注意を促す。

集中処理から分散処理へ ホスト集中処理 ホスト C/S方式LAN 端末 サーバ クライアント 企業におけるコンピュータシステムの遷り変りと、メリット、デメリットを説明。 端末

WindowsNTでできるLANの種類 ケーブル接続 Peer to Peer C/S(クライアント/サーバ)方式

ケーブル接続 シリアルケーブルを用い、パソコンとパソコンを接続する。(2台間) 必要なハードウェア シリアル(クロス)ケーブルのみ 目的 ファイルの共有、ハードウェアの共有 ※ノート型パソコンとデスクトップ型パソコンで接続することが多い。

Peer to Peer 複数のパソコンを接続するための方式 必要なハードウェア 目的 情報(データ)の管理が難しい。 ネットワークカード ケーブル 目的 ファイル共有、ハードウェアの共有、電子メール 情報(データ)の管理が難しい。 クライアント・サーバどちらにもなりうる 手軽にできるというメリットと管理が煩雑になるというデメリットについて解説。

C/S方式 複数のパソコンを接続し管理するための方式 必要なハードウェア 目的 ネットワークカード ケーブル サーバ ファイル共有、ハードウェアの共有、電子メール、データの管理、利用者の管理 サーバ クライアント Peer to Peerとの違いについて解説。

Ethernetとは Xerox社で最初に決められた規格 DEC,Intel, Xerox社によって標準化 イーサネットの歴史について解説。 IEEEの802委員会で標準化(CSMA/CD)

Ethernetのアクセス方式 CSMA/CD CSMA:Carrier Sense Multiple Access CD :Collision Detection バックオフ時間 0≦n<2 K 衝突 キャリアの確認 キャリアがなければ送信 キャリアがなければ送信 キャリアの確認 ノード ノード ノード K=min(m,10) m:衝突回数

IEEE802.3規格の構成 n BASE m 10:10Mbps 100:100Mbps 5:500m BASE:ベースバインド BROAD:ブロードバインド 5:500m 2:185m m:伝送媒体 T:より線 F:光ファイバ

LAN間接続機器 リピータ HUB ブリッジ ルータ スイッチングHUB

リピータ(Repeater) 信号の整形と伝播 OSIの標準化モデルとイーサネット機器との関連について解説。 リピータ

HUB マルチポートリピータ リピータの一種。ポートが複数ある。 全ポートにデータが流れる。 リピータ

スイッチングHUB マルチポートブリッジ MACアドレスによる伝送制御 必要なポートにのみデータが流れる。

ブリッジ(Bridge) 同一セグメントのみにパケットを伝送 ブリッジ

ルータ(Router) 対象とするプロトコルのみをルーティング ルータ

MACアドレス MAC(Media Access Control)アドレスとは? イーサーネットに接続するための装置に一意につけられたアドレス。 00-40-41-84-2B-1C IEEE管理の ベンダーID ベンダー自主管理の製造番号 ベンダー(製造企業)毎にIDがあることを解説。

プロトコルの種類

パソコンLANで使用するプロトコル NetBEUI(Microsoft Network) IPX/SPX(NetWare) TCP/IP

TCP/IPとは アメリカ国防省が開発したプロトコル UNIXの基本的なネットワークプロトコル インターネットの標準プロトコル TCP/IPの歴史について解説。 TCP:Transmission Control Protocol IP :Internet Protocol

IPアドレスの構造 IPアドレスは32ビットで構成されており8Bitずつ4つの組に分けられる。 1010 1000 1100 0000 0000 0001 0~255 10進数 A B 10 ネットワークアドレスとホストアドレスとで成り立ち、ネットワークアドレスの範囲によってABCの組があることを解説。 C 110 D 1110 ネットワークアドレス E 1111 ホストアドレス

サブネット ネットワークアドレス1つを、複数のネットワークに分割(サブネットマスク) 1010 1000 1100 0000 0000 0001 0~255 10進数 B 10 1111 1111 1111 1111 1111 11 サブネット サブネットの必要性について解説。 ネットワークアドレス サブネット ホストアドレス IPアドレスとサブネットマスクとAND演算を行う

TCP/IPの主なプロトコル ARP(Address Resolution Protocol) TELNET FTP(File Transfer Protocol) SMTP(Simple Mail Transfer Protocol) DNS(Domain Name System) SNMP(Simple Network Management Protocol) NFS(Network File System) NIS(Network Information System)

DNS(Domain Name System) IPアドレスとドメイン名とを変換するシステム。 192.168.10.20 apc.akita-pc.ac.jp DNSの必要性について解説。

DHCP/WINS DHCP WINS (Dynamic Host Configuration Protocol) クライアントがネットワークにログインする際、IPアドレスを与える。 WINS (Windows Internet Name Service) NetBIOS名 IPアドレス