SWIMS Current Status of Development

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Status of SWIMS and MIMIZUKU: New Infrared Instruments for TAO 6.5m Telescope K. Motohara, T. Aoki, K. Asano, M. Doi, T. Handa, N. Mitani Kato, K. Kawara,
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SWIMS Current Status of Development

First Assembly @ May 2011 MOSU機械系 2011.05.31 光学系(素子無し) すばる望遠鏡I/F

Specification (overview) From Telescope Slit mask IFU module 0.9 – 1.4 1.4 – 2.5 mm TAO望遠鏡近赤外線担当 (中間赤外線はMIMIZUKU) 0.9—2.5 μm において ϕ9.6’ の広視野2色同時撮像 全波長を一度に 多天体同時分光 or 単一面分光 or マイクロシャッタMOS

Specification (detail) TAO 6.5m Subaru 8.2m Observation Mode ’’Two-color’’ Imaging and Multi-Object Spectroscopy (MOS) Dimensions, weight 2.0 x 2.0 x 2.0 m3 , < 2.5 tons Wavelength Coverage 0.9–1.4 μm (Blue arm) and 1.4–2.5 μm (Red arm) Detector HAWAII-2RGa (four arrays per arm) (two arrays currently procured for each arm) Field of View (FOV) Imaging Spectroscopyc 8’.6 x 4’.3 (ϕ 9’.6)b 3’.7 x 4’.3 (3’.7 x 8’.6)b 6’.6 x 3’.3 2’.8 x 3’.3 Pixel Scale 0”.126 pixel-1 0”.096 pixel-1 Filters (broad-band and narrow-band) Y, J, H, Ks and N129, N133, N1875, N195 Spectral Resolution (0”.5 slit width) Blue: λ/Δλ ~ 700–1,000; Red: λ/Δλ ~ 500–900 MOS Multiplicity ~ 20 masks (excluding long slit masks), ~ 30 objects/mask Expected Total Throughput Imaging: 31%; Spectroscopy: 20% Expected Limiting Magnitudes (in AB)d Imaging (1hr, S/N=5) Spectroscopy (1hr, S/N=5, R=1,000) Y=25.0, J=24.2, H=23.4, Ks=23.7 Y=23.3, J=22.4, H=22.2, Ks=21.9 Y=25.3, J=24.5, H=23.7, Ks=24.0 Y=23.6, J=22.7, H=22.5, Ks=22.2 a 2048 x 2048 pixels, 18 mm/pixel, 2.5 μm cut-off. b Field of view when covered with four HAWAII-2RGs (4096 x 4096 pixels). c Field of view where the entire NIR (i.e., 0.9–2.5 μm) spectra can be obtained. d Magnitudes for the case at the TAO are scaled from those at the Subaru by the difference of the telescope diameters.

Field of Views l  FOV Layout 6’.6 x 3’.3 2x H2RG 8’.6 x 8’.6 4x H2RG (0”.096 pixel-1) 2x H2RG 8’.6 x 8’.6 (0”.126 pixel-1) 4x H2RG FOV Layout l  斜線部:0.9—1.4/1.4—2.5 μmのスペクトルが検出器に入る領域。

Cryostat 冷却環境 Flexure Test 光学ベンチ:~95 K @ 2日 → ~70 Kまで到達するよう改良中。 これまでに2度実施したが、計算と 異なる振る舞い。 今月末に再測定予定 仕様(@ EL>30度) 変位量<0.3 mm(XY)、<0.2 mm(Z) 回転<0.1度

Optics 仕様: フィルターターレット 結像性能:<0.13” (<1.3 pix) 視野湾曲 :視野全体で<1% レンズ検査 グリズム Optics 仕様: 結像性能:<0.13” (<1.3 pix) 視野湾曲 :視野全体で<1% フィルターターレット 3層 グリズム(8スロット) 広帯域(8スロット) 狭帯域(7スロット) 透過中心波長の視野依存を 抑えるため収束光中に設置。 素子交換には装置をバラす 必要あり。→極力避けたい。。。

Dichroic Mirror 0.9—1.36 μm での平均反射率 1.4—2.5 μm での平均透過率 どちらも>95%

Control Software ハワイ観測所から観測制御システムGen2の情報を入手(2013年春)。 HSC(内海氏)からも情報提供。 今後、ハードウェア試験に合わせて順次整備。 MOS観測時の天体導入はMOIRCSを踏襲?