京都大学大学院 情報学研究科 社会情報学専攻 (財)科学技術振興事業団 (株) NTT コミュニケーション科学基礎研究所

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Presentation transcript:

京都大学大学院 情報学研究科 社会情報学専攻 (財)科学技術振興事業団 (株) NTT コミュニケーション科学基礎研究所 Intercultural Collaboration Experiment ICE 2002 京都大学大学院 情報学研究科 社会情報学専攻 (財)科学技術振興事業団 (株) NTT コミュニケーション科学基礎研究所

アジアにおける インターネット利用者人口の急増 2000年のアジアのインターネット利用者数 7800万人 日本 2440万人 韓国 1670万人 中国 1460万人 台湾460万人 1999年から65%の増加 2003年のアジアインターネット人口予測 1億8330万人 アメリカ16280 万人 欧州1億6220万人 (http://cyberatlas.internet.com/big_picture/geographics/print/0,,5911_ 861481,00.html)

インターネット普及による アジアの異文化コラボレーション促進 WEBを通じた情報入手の増加 email, BBSによる異文化コミュニケーションの機会の増加, etc.  アジアにおける真のパートナーシップ構築の可能性の高まり 北米・ヨーロッパにおける連携に呼応するような提携 アジアの異文化コラボレーションをさえぎる壁 言語と文化の多様性 The rapid alliances being formed in North America and European Countries

異文化を尊重した国際協力体制 グローバリゼーションの傾向 第1フェーズ:プラットフォームの標準化 e.g., 英語の国際共通語化 第2フェーズ:各国文化を尊重し、その中から異文化コミュニケーションを通して、協力体制を模索. Realization the pursuit of globalization with cultural heterogeneity.

機械翻訳サービス利用による 言語バリア軽減の可能性 Webの多言語機械翻訳サービスの利用は, 異文化コミュニケーション促進に大きな役割を果たす可能性を持つ. arcnet/sangenjaya by J-server by NTT Cyber Space Laboratories, NTT Corporation

WWW translation 日本語の記事を マレーシア人は マレー語で読む Japanese Famous news site www.asahi.com by arcnetTM

Web site of Siti Nurhaliza by arcnetTM Malay  English 他国の文化を日本語で 英語 日本語

TransWEB 多言語コミュニケーションツール(I) 日本語,韓国語,中国語, マレー語,英語間の翻訳機能 を持つWeb翻訳ツール NTT Cyber Space Laboratories, NTT Corporation Copyright (C) 2002 Japan Science and Technology Corporation.

TransBBS 多言語コミュニケーションツール (II) 日本語, 韓国語,中国語, マレー語, 英語の翻訳機能を 持つBBS NTT Cyber Space Laboratories, NTT Corporation Copyright (C) 2002 Japan Science and Technology Corporation.

Intercultural Collaboration Experiment 2002 東アジア諸国の大学間提携による異文化コラボレーション実験 上海交通大学(中国) ソウル国立大学, ハンドン大学(韓国) マラヤ大学 (マレーシア) 京都大学 (日本) 実験のゴール 異文化コラボレーションソフトウェアの開発とリリース

ICE2002 の特徴 母国語を用いてコミュニケーションし, 協同で異文化コラボレーションソフトウェアを開発! アジアの多国籍ソフトウェア開発チーム! チームメンバは, 一度も対面することなくネット上で協力してソフトウェアを開発! コミュニケーションスペースとスタイル コミュニケーションスペース: 多言語コミュニケーションツールTransWEB and TransBBS. コミュニケーションスタイル: 基本的に自らの母国語を用いて会話.

ICE2002 のチーム構成 チーム構成 各国のグループ構成 中国, 韓国, マレーシア, 日本から一グループずつ. 計4グループで1チームを構成. 各国のグループ構成 アドヴァイザ一人: 教員. リーダ一人: 大学院生もしくは若手教員. 二人以上のチームメンバ: 計算機科学の学部学生もしくは大学院生. および, 異文化コラボレーションに興味を持つ社会科学の大学院生.

ICE2002 の二つのフェーズ Phase 1: ソフトウェアデザインフェーズ Phase 2: ソフトウェア実装フェーズ チームメンバに公開されたTransWEBとTransBBSのプログラムソースをベースにした異文化コラボレーションソフトウェアの設計. ゴール: システムデザインの提出. Phase 2: ソフトウェア実装フェーズ Phase1で提出された設計案をもとにしたソフトウェア開発. ゴール: 異文化コラボレーションソフトウェアの完成とリリース.

ICE2002 のスケジュール 第1トラック Phase 1: 2002年5月20日から4週間 アドヴァイザミーティングなどの調整期間1週間 Phase2: 2002年7月19日から4週間 第2トラック Phase 1: 2002年10月6日から4週間 アドヴァイザミーティングなどの調整期間2週間 Phase2: 200211月17日から4週間

ICE2002 の成果公開方法 実験で開発された異文化コラボレーションソフトウェア 実験を通じた分析結果など  国際会議やジャーナルで発表  2004年にWeb上で公開 実験を通じた分析結果など  国際会議やジャーナルで発表

ICE2002 への参加方法 オリジナルWebサイトを作成し, URLを提出! プロフィールの例: アドヴァイザ,リーダ,メンバのプロフィールなどを organizer-ice2002@lab7.kuis.kyoto-u.ac.jp に! プロフィールの例: 性別, 年齢, 学部・専攻, 学年, 写真など 興味のある研究分野 言語の能力 プログラミング開発能力 等など…

第1トラック 参加者

We hope your join to the Intercultural Collaboration Experiment! organizer-ice2002@lab7.kuis.kyoto-u.ac.jp