ファミリーレストランの現状 2013-06-27 めぐ
ファミリーレストランとは 明確な定義はないが、主な特徴として、 主な顧客はファミリーであるが、利用する顧客は幅広く、様々な目的 で利用される。 郊外ロードサイドを中心に多店舗展開 テーブルサービスの充実 豊富なメニューと手ごろな価格
ファミリーレストランの歴史1 1970年に誕生。 1997年にピークを迎える。 当時の外食は百貨店やデパートのレストランや大衆食堂が中心で、利用目的 も限られていた。その中でファミリーレストランはレストラン並みの食事を大衆 食堂並みの価格で提供でき、利用目的を広げファミリーからの需要を獲得す ることができた。 1997年にピークを迎える。 1990年代にバブルが崩壊し経済低迷の影響を受けて、外食への需要が弱 まった。外食産業は価格面・メニュー・サービスで差別化に力を入れる。その 中でファミリーレストランチェーンは店舗の展開力と商品や業態開発力により、 成長した。
ファミリーレストランの歴史2 1997年以降 外食産業は市場の成熟化 が進み、ファミリーレストラン の成長が難しくなる。 グラフ[1]
ファミリーレストランが衰退してきている理由 昔は非日常な外食に行きたいというニーズでファミリーレストラン が好まれていた。しかし現在、ファミリーレストランに行くということ が日常となってしまった。 街に飲食店が増えたことにより、消費者の選択の幅が広がった。 インターネットの普及により、消費者が商品・サービスに関する知 識が豊富になった。 全盛期利用客は3人以上が多かったが、現在は2人以下となった。
現代の傾向 ドリンクバーや低価格の 商品により中高生が利用 しやすくなったことを受け て10代の利用客が急増。 ドリンクバーや低価格の 商品により中高生が利用 しやすくなったことを受け て10代の利用客が急増。 朝の時間に余裕のあるシ ニア層がたまり場として利 用。 グラフ[2]
回復するための対策 利用客の平均数の減少に伴い、2人用の座席を増やした。 シニア層が増えたことにより、料理の品質を重視するする客が増 え、平均単価の2倍の値段の料理を提供する店舗もある。 朝のドリンクをセットとしたモーニングンメニューを展開したり、無料 購読の新聞を置いて朝の時間を有意義に使えるようになっている。
まとめ ファミリーレストランは現在、核家族化の影響や少子高齢化の影 響により衰退してきています。その中で問題を生かしていけるよう にしていました。若者はたまり場として利用しているとありましたが、 そういうニーズがある中で、まだ長時間の利用を禁じている店舗も あるので、面積の広めのカウンターを作るなどして、家族でも一人 で作業するにも使える環境にしていってもらいたいです。
参考文献 NRI Knowledge Insight 10年9 月号,20130622,www.mizuhocbk.co.jp/fininfo/industry/sangyou/pdf/mif_74.pdf. [グラフ1] ファミリーレストラン業界の現状と展 望,20130622,www.nri.co.jp/opinion/kinsight/2010/pdf/ki20100900.pdf. [グラフ2] ファミリーレストラン,Wikipedia,20130622 外食産業の今を切 る!,20130622,http://www.gaisyoku.biz/pages/feature/mask_discussion/mask_discussion_01.c fm. 〈外食産業〉曲がり角に立つファミレス業態,20130622,http://vl- fcbiz.jp/article/ac072/a000540.html. ファミレスにくい高級感,日本経済新聞[朝刊],20130621