ウラン 例:閃ウラン鉱 UO2 (U238) 放射性のU235を0.7%含む。 六フッ化ウラン(液体、気体)→ 遠心分離法かガス拡散法で濃縮 プルトニウムには239,241その他いくつかの同位体があり、α線を放出する。体内、特に肺に蓄積され、発癌性を示す。半減期(プルトニウム239)2万4000年
β線=雷や蛍光灯と同じく電子の流れ
放射線と生体への障害 X線による皮膚炎。レントゲンは癌で死亡。 1900年、ドイツの医学者らが放射線が生物組織に影響を与えると報告。 ピエール・キューリーはラジウムを腕に貼り付け、火傷を起こした。「変質した細胞を破壊する」 →「キューリー療法」(放射性被爆を認識していなかった。) 1934年、キューリー夫人、再生不良性貧血で死去。パリのキューリー博物館では1890年以降のものは閲覧に防護服着用が必要。
放射性元素:質量数の大きい原子の中には核の結合が不安定で自然に壊れていくものがある。この際、放射線と多量のエネルギーを放出する。ウラン、ラジウム、トリウムなど。 α線:ヘリウムの原子核で陽性の電気を持つ。 β線:電子の流れ。 γ線:X線より波長の短い電磁波。 中性子線:中性子の流れ。