応用情報処理V 第1回 プログラミングとは何か 2003年9月29日
コンピュータの構成要素 CPU 手順書きに従って処理が行われる 手順書きは「機械語」で行われる できることはさほどたいしたことはない データの移動、四則演算、条件分岐など 機械語で記述された一連の手順を「実行オブジェクト」「実行プログラム」と呼ばれる Windowsでは一般にファイルに収められている
メモリとCPU 記憶装置のメモリが実行に必要 実行プログラムを、メモリに記録する。それを、CPUが逐一解釈して処理を行う オペレーティングシステムではさらに複雑な処理も行うが、ともかく、メモリという記憶領域が必要になることを知っておく
プログラミングの必要性 プログラムを作らないと何もできない プログラムはすでに作られている それでも作る必要はある プログラミングを体験することで、コンピュータの仕組みを深く理解できる
プログラミングの歴史 機械語・アセンブラ プログラミング言語 構造化プログラミング オブジェクト指向プログラミング
Java言語について C言語の改良版 オブジェクト指向的な考え方を導入 ネットワーク対応などで話題に Windowsとの兼ね合いで、限定した利用範囲ではある
Javaの特徴 学習しやすいオブジェクト指向言語 広いプラットフォームで利用できる ポインタの管理は不要 セキュリティに対する配慮 難しいメモリ管理はほとんどしなくてもいい セキュリティに対する配慮 充実したライブラリ
学習の目的 エンジニアになるのではない プログラミングの世界を通じて、コンピュータの動作や考え方を理解する 開発用アプリケーションを使って、ある意味、お手軽にプログラミングを体験する ただし、ワープロなどを使うのとは違って、コンピュータ寄りにものごとを考えないといけないので、そうした思考になれること