大阪府都市基盤施設維持管理技術審議会 第2回 全体検討部会

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大阪府都市基盤施設維持管理技術審議会 第1回 道路・橋梁等部会 ~戦略的な維持管理の推進について~ 3.道路分野施設の現状及び検証 1)現状(施設概要(対象施設)、老朽化状況、取組状況など) 2) 点検及びデータ蓄積状況の検証 3)維持管理手法の検証 4)更新時期の見極め検討 資料2 大阪府都市基盤施設維持管理技術審議会.
資料4-2 1 平成26年6月24日 《港湾・海岸》. 2 前回の部会・全体検討部会での主な指摘事項 【河川港湾公園部会(H26.5.1)】 ①点検や評価の判断を行う人は其々で必要なスキル・レベルが異なり、補修を行うか否かの 判断などは高度な判断力が必要。現状の判断体制を提示のこと ②将来の維持管理に繋げるために、点検結果のデータベース化、引継ぎ手法を検討.
大阪府都市基盤施設維持管理技術審議会 平成26年度 第1回 道路・橋梁等部会 ~戦略的な維持管理の推進について~ 4.効率的・効果的な維持管理手法確立 1)点検、診断、評価の手法や体制等の充実 2) 施設の特性に応じた維持管理手法の体系化 資料3 大阪府都市基盤施設維持管理技術審議会 道路・橋梁等部会.
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大阪府都市基盤施設維持管理技術審議会 平成26年度 第4回下水等設備部会 大阪府都市基盤施設維持管理技術審議会 平成26年度 第4回下水等設備部会 日 時:平成26年12月25日(木)15時00分から17時30分 場 所:大阪府西大阪治水事務所 1階 会議室 議 事 次 第 1.あいさつ 2.平成26年度第3回全体検討部会の報告.
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大阪府都市基盤施設維持管理技術審議会 第2回 全体検討部会 参考資料 4 大阪府都市基盤施設維持管理技術審議会 第2回 全体検討部会   主な施設の点検状況等資料 大阪府 都市整備部

1 1 主な施設の点検状況等(道路:橋梁) 道路管理施設(橋梁) 1 1 主な施設の点検状況等(道路:橋梁) 道路管理施設(橋梁) 【橋梁定期点検】      予測計画・状態監視型診断(多段階評価・重要度考慮)       修繕・長寿命化 《健全度》 ・健全な状態を100  健全度=100-Σ損傷評価点 ・損傷等級と損傷点  A 良好、0点  B ほぼ良好、25点  C 軽度、50点  D 顕著、75点  E 深刻、100 《補修工事等の実施》 各橋梁を重要度から3つのグループに分類。 重要度大は健全度70、中は60、小は50を下回っているものについて補修を実施。 《緊急対策の必要性》 有:応急措置の実施 無:健全度算出 ・5年に1回、委託による点検 ※定期点検以外に、職員による点検(1回/年程度)を実施 蓄積 活用 不可視部分について 【基礎】 ・ 構造上、点検は不可能 【PC鋼線】 ・ 不具合があればひび割れ等の変状が発生 【床板】 ・ 上面は舗装打換え時に確認 ・ 橋梁点検車で届かない広幅員の下面 【補修・補強後の構造物】 ・ 炭素繊維シート、鋼板巻立て設置後の本体構造物 【点検データの蓄積】 大阪府橋梁情報提供システム 

1 2 主な施設の点検状況等(道路:トンネル) 道路管理施設(トンネル) 不可視部分について 【背面空洞】 ・ 在来工法のものは要確認 1 2 主な施設の点検状況等(道路:トンネル) 道路管理施設(トンネル) 【トンネル定期点検】      状態監視型診断(多段階評価)        今後の対応 《判定区分》 AAランク:損傷・変形が著しく、第三者に対し支障となる恐れがあり、緊急的な対策が必要 Aランク:変状があり、応急対策は必要としないが、補修・補強対策の要否を検討 Bランク:損傷・変状はあるが、機能低下が見られず、損傷の進行状態を継続的に観察 Sランク:変状はないか、あっても応急対策や標準調査の必要がない 《今後の対応》 AAランク:応急対策及び緊急に補修が必要 Aランク:標準調査の実施 Bランク:経過観察 Sランク:点検報告書の作成 ・5年に1回、専門業者による点検 ※定期点検以外に、職員による 点検(1回/年程度)を実施 蓄積 活用 【点検データ】   不可視部分について 【背面空洞】 ・ 在来工法のものは要確認 【変位】 ・ 外圧による変位の確認

1 3 主な施設の点検状況等(道路:舗装) 道路管理施設(舗装) 不可視部分について 【路面下の空洞】 1 3 主な施設の点検状況等(道路:舗装) 道路管理施設(舗装) 【舗装定期点検】        予測計画・状態監視型診断         今後の対応 (多段階評価・重要度考慮) 《今後の対応》 路線の重要性区分に基づき、路線を5つのグループに分類。 G5:MCI5 G4、3:MCI4 G2、1:MCI3 管理水準を下回った場合に、路面状態が管理レベルの基準に比して悪い箇所を優先して補修。 《維持管理指数(MCI)》 MCI5以上:望ましい管理レベル MCI3~5:補修が必要 MCI3以下:早急に補修が必要 ・3年に1回(山間部等10年/回)委託による点検 ※定期点検以外に、道路パトロールを2万台/12h以上の路線は週2回、その他重点化する路線も週1回実施 蓄積 活用 【点検データ】   不可視部分について 【路面下の空洞】 ・ 現在は路面の凹等の変状が出てから対応 ・ 点検・調査は未実施(来年度より実施予定)

2 1 主な施設の点検状況等(河川:堤防、護岸等) 2 1 主な施設の点検状況等(河川:堤防、護岸等) 河川管理施設(堤防、護岸、堰、樋門、樋管、落差工等) 【河川巡視点検】      状態監視型診断(多段階評価・影響度考慮)       維持修繕 《損傷度》 aランク:損傷が著しく、既に   治水機能に支障をきたし    ている bランク:中程度の損傷で、   治水機能に支障をきたす   恐れあり 《影響度》 ・人家等への影響あり  aランク⇒Aランク  bランク⇒Bランク ・人家等への影響なし  aランク⇒応急対応 《補修工事等の実施》 Aランク:次期出水期迄に応急対策    を完了させ、その後、更に必要な    対策を実施 Bランク:詳細な調査を実施し、概ね    3年以内に順次対策を実施 ・年1回、職員による徒歩点検 ・不具合箇所の発見、経過観察 《点検結果の公表》 大阪府HPで点検結果を公表し、府民と情報を共有 蓄積 活用 ※河川巡視点検以外に、河川パトロール(職員・車両・1回/週程度)、徒歩パトロール(非常勤・徒歩・1回/年程度)を実施 【点検データの蓄積】 建設CALSシステム  【不可視部の点検】  堤防天端の亀裂や、ブロック積護岸の目地開きなどが発生した場合、堤防の空洞化を確認するためにレーダー探査を実施。 《蓄積内容》 ・点検日 ・河川名 ・左右岸の別 ・所在地 ・損傷内容 ・状況写真 ・平面・横断図 (ポンチ絵) ・損傷度 ・危険度  等  レーダー探査後、カメラ調査や削孔調査により空洞化を確認。 カメラのよる空洞確認 削孔よる空洞確認

2 2 主な施設の点検状況等(河川:堤防、護岸等) 2 2 主な施設の点検状況等(河川:堤防、護岸等) 河川巡視点検による点検項目 【河川巡視点検実施要領】 (大阪府作成資料) 堤防等河川管理施設及び河道の点検要領 (国土交通省 水管理・国土保全局 H24.5) 

2 3 主な施設の点検状況等(河川:土砂堆積・河床洗掘) 2 3 主な施設の点検状況等(河川:土砂堆積・河床洗掘) 河川管理施設(定期縦横断測量、河川カルテ) 【河道管理】  【河川カルテ】  府管理河川で、河川内の土砂堆積・河床洗掘の状況把握を目的として、5年毎に縦横断測量を実施。 (実施年度:H13,H18,H23) 河川巡視点検結果や横断測量結果に加え、測点毎の護岸構造、施工年度、被災・工事履歴、河床材料等を取りまとめた河川カルテを順次作成。種々のデータを集積し、維持管理に活用(カルテは適宜更新)。 《調査内容》 ・堆積、洗掘量 ・河積阻害率 ・洗掘深 データを蓄積 事後保全型 《多段階評価・影響度考慮》 河積阻害率に加え、周辺の土地利用状況等を考慮して 優先度を設定 《堆積土砂除去工事の実施》 Aランク:3年を目途に順次対策      を実施 Bランク:5年を目途に順次対策 《調査結果の公表》 大阪府HPで調査結果を公表し、府民と情報を共有。 ※堆積土砂は洪水等により変動するものであることから、現地の状況  を踏まえ、優先順位を毎年確認し、実施箇所を選定する。

3 1 主な施設の点検状況等(港湾施設) 港湾施設(岸壁、物揚場、防波堤) 不可視部分について 【係留施設 背面空洞化】 3 1 主な施設の点検状況等(港湾施設) 港湾施設(岸壁、物揚場、防波堤) 【詳細定期点検】      予測計画・状態監視型診断(多段階評価・重要度考慮)       修繕・長寿命化 《判定区分》 Aランク:施設の性能が低下している状態 Bランク:放置した場合に、施設の性能が低下する恐れがある状態 Cランク:施設の性能にかかわる変状は認められないが、継続して観察する必要がある状態 Dランク:異常は認められず、十分な性能を保持している状態 《今後の対応》 Aランク:応急対策及び緊急に補修が必要 Bランク:詳細調査を実施し、補修の検討 Cランク:経過観察 Dランク:経過観察 ・10年に1回、委託発注による点検 ※一般定期点検⇒職員による 点検(1回/5年程度)を実施 蓄積 活用 【点検データ】   大阪府港湾施設  維持管理基本計画 点検要領 不可視部分について 【係留施設 背面空洞化】 ・ エプロン部の変位の確認 ・ 鋼矢板部の変位の確認

3 2 主な施設の点検状況等(港湾施設) 長寿命化(予防保全対策)の基本的な考え方(港湾施設 維持管理計画策定) 3 2 主な施設の点検状況等(港湾施設) 長寿命化(予防保全対策)の基本的な考え方(港湾施設 維持管理計画策定) 維持工事の事例 (桟橋式岸壁の事例)

4 1 主な施設の点検状況等(公園) 公園施設の維持管理の仕組み Check 品質向上 【指定管理者】 【大阪府】 管理状況の確認・改善指導 4 1 主な施設の点検状況等(公園) 公園施設の維持管理の仕組み ○18公園すべて、指定管理者制度を導入し、管理運営を実施。 ○大阪府の管理要領・公園マニュアルに基づく管理水準で、日常の維持管理を実施。 ⇒ なお、老朽化に伴う更新・改修は大阪府が実施 維持管理の仕組み 【指定管理者】 【大阪府】 管理状況の確認・改善指導 日常維持管理(点検・修繕)  (施設の点検・修繕) (問題状況の把握・指導) Check 視点  ・施設保全  ・利用者※  ・管理水準 ※府民の声を反映   した維持・更新 指導徹底により、維持管理の品質向上  ⇒きめ細かな修繕による利用の安全確保  ⇒利用者目線の小改修による施設機能の強化 府民の声をもとに段差解消 利用実態から 安全性確保 品質向上

4 2 主な施設の点検状況等(公園) 公園施設の維持管理(遊具) 【日常・定期点検】 【状態監視(精密点検)】 【維持修繕】 4 2 主な施設の点検状況等(公園) 公園施設の維持管理(遊具) 【日常・定期点検】           【状態監視(精密点検)】                   【維持修繕】 《補修工事等の実施》 Bランク:部分的な補修 Cランク:部分的な補修又は全体的         な補修 ■損傷・摩耗・劣化の度合いを点検により細かく把握 (診断)する為、全ての遊具の精密点検を行う    →点検結果カルテの作成・蓄積 ・専門技術者が計測器等を使用して、定期点検より  詳細 かつ入念に点検を実施。 ・通常外観から確認できない重要な部材・部位について   詳細に点検を実施  《評価区分》   A:健全   B:部分的に異常   C:重要な箇所に部分的な異常   D:最重要部材等に異常 ・徒歩による目視点検(毎日)  ※事故やケガにつながるハザード    の有無を確認 ・全ての遊具において目視、触診、  聴診による定期点検(月1回) 【遊具の精密点検】  ■部位及び材質毎の点検の着眼点を設定 ■各遊具毎に点検カルテ(評価カルテ)を作成 ※全部位の点検  構造部材・消耗部  材の各部位単位に  細かく点検・診断(評価) ※不可視部の点検  埋設基礎部の点検

利用者が求めている施設内容について調査分析 4 3 主な施設の点検状況等(公園) 公園施設の維持管理(利用者目線 ※利用者ニーズの把握) ■利用者満足度の調査 ■利用者ニーズの調査 アンケート調査 利用者満足度評価 改善項目分析 利用者が求めている施設内容について調査分析 ■利用者ニーズを踏まえた施設の更新 利用者ニーズによる 健康遊具への更新(機能転換)、プールからの遊戯広場への更新、新たな遊具への更新 健康遊具 プールから遊具への転換 新たな遊具に更新

5 1 主な施設の点検状況等(下水道施設) 下水施設(雨水ポンプ設備)※代表機場の例 【月点検】 設備の異常有無、機能確認 5 1 主な施設の点検状況等(下水道施設) 下水施設(雨水ポンプ設備)※代表機場の例 【月点検】 設備の異常有無、機能確認 状態監視保全(多段階評価) 【年点検】 設備の信頼性確認  状態監視保全(多段階評価) 【不可視部の点検】  《対象箇所》  ディーゼルエンジン内部 《対応方法》  エンジン分解整備  内部の損傷等確認 《点検頻度》 ・メンテによる定期試運転 12回/年 ・メンテによる定期点検(次頁参照) 《点検頻度》 ・メンテによる定期点検(次頁参照) 《点検項目》  目視(変形、損傷)  測定(分析、計測)  油脂類交換  清掃  《主な点検項目》  動作状況の確認  目視(変形、損傷)  触診(振動)  聴診(異音) 《対象箇所》  ポンプ本体水没部 《対応方法》  水槽を空にし、底部  目視点検を実施 ディーゼル機関用過給機 ※フィルター清掃等実施 ディーゼル機関全景 蓄積 【点検データの蓄積】 【点検データの活用】 【補修・改築】  《媒体》  電子ファイル・紙 《蓄積内容》  補修履歴・点検計測データ 等  ・点検の結果に基づき、不具合箇所の  補修を実施し機能を確保 ・計画的な改築の実施 ・LCC判定により改築手法(長寿命化  もしくは更新)を選定 ・傾向管理(一部データ) ・維持管理方針の決定 等  ○下水道施設における「改築」の定義   部分交換(大規模補修)が「長寿命化」、全面交換が「更新」、両者を合わせた総称が「改築」    ※処理施設を構成する管渠、構造物、機器単位で判断

5 2 主な施設の点検状況等(下水道施設) 雨水ポンプ設備の点検項目(抜粋)

6 1 主な施設の点検状況等(防災施設:水門設備) 6 1 主な施設の点検状況等(防災施設:水門設備) 防災施設(水門設備) 【月点検】 設備の異常有無、機能確認 状態監視保全(多段階評価) 【年点検】 設備の信頼性確認  状態監視保全(多段階評価) 【不可視部の点検】  《対象箇所》  ディーゼルエンジン内部 《対応方法》  エンジン分解整備  内部の損傷等確認 《点検頻度》 ・職員による試運転運転点検 12回/年 ・外注による点検 9回/年 《点検頻度》 ・外注による点検 1回/年 《点検項目》  目視(変形、損傷)  測定(分析、計測)  一部分解確認 扉体の板厚 開閉装置のバックラッシ計測  《点検項目》  動作状況の確認  目視(変形、損傷)  触診(振動)  聴診(異音) 《対象箇所》  水中部の戸当り 《対応方法》  潜水夫による  点検を実施 蓄積 【点検データの蓄積】 【点検データの活用】 【整備・補修・部分更新】  《媒体》  電子ファイル・紙 《蓄積内容》  補修履歴・点検計測データ 等  ・傾向管理(一部データ) ・維持管理方針の決定 等  ・点検の結果に基づき、不具合箇所の  整備、補修を実施し機能を確保 ・計画的な補修、部分更新の実施 ・状態監視保全機器は、継続使用の  可否を総合的に判断

6 2 主な施設の点検状況等(防災施設:水門設備) 6 2 主な施設の点検状況等(防災施設:水門設備) 水門設備の点検項目 ゲート点検・整備要領(案)(社団法人ダム・堰施設技術協会) より一部抜粋