東京災害ボランティアネットワーク × Youth for 3.11 第8期 活動報告

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東京災害ボランティアネットワーク × Youth for 3.11 第8期 活動報告 2011年6月4日  東京オリンピックセンター 栗原紗希

1.概要 ≪活動期間≫ 5月21日~5月29日 ≪人数≫ 13名 (うちYF3からは7名) ≪チーム編成≫ ・ 思い出探し隊 ・ ふれあい食事会 ・ 志津川高校 ・ 志津川中学校

南三陸町における東災ボの 活動  被災住民に寄り添う長期的支援活動 新しいコミュニティーづくりのお手伝い

2.活動内容

2.1 活動内容 思いで探し隊 自衛隊が収集し、ボランティアが洗浄した 「思い出の写真(品)」の展示会に向けての準備 ≪活動場所≫ 2.1 活動内容 思いで探し隊  自衛隊が収集し、ボランティアが洗浄した 「思い出の写真(品)」の展示会に向けての準備 ≪活動場所≫  ・旧入谷中学校/ベイサイドアリーナ ≪関わった他団体≫ カリタスジャパン/JHP学校をつくる会/ 近畿ブロック社協/個人ボランティア 個人ボランティアは基本的に、南三陸町災害ボランティアセンターから派遣され、配属される。短期の人も多い。個人ボランティアの力が大きい。

収集した写真は約10万枚、アルバム2000冊、賞状、位牌、ランドセルなども展示。残り約30万枚は次回の展示会に。29日付の河北新報より。  1000人以上のボランティアが協力したとのこと。

2.2 活動内容 ふれあい食事会 避難所の方々の負担の軽減 仮設入居者への新しいコミュニティーづくりサポートの一環 2.2 活動内容 ふれあい食事会  避難所の方々の負担の軽減  仮設入居者への新しいコミュニティーづくりサポートの一環  登米市の避難所での料理作り  食事を通しての避難所の方々との交流 避難所の方々の負担を少しでも軽減する目的。仕事に行く人、仮設が当たった人等、日中避難所を開けてしまう人が多い。 残った高齢者や一人暮らしの方、仕事に就けない人たちのサポート。 途中から音楽を盛り込むなど、工夫改善しながらの活動。 焼きそばやフランクフルトなどを作り、最近食べていなかったからうれしかったと好評だった。

2.3 活動内容 志津川高校 カフェづくり、運営のお手伝い お年寄りとの交流/子供の相手、出迎え 水の補給 物資の仕分け ≪関わった団体≫ 2.3 活動内容 志津川高校 カフェづくり、運営のお手伝い お年寄りとの交流/子供の相手、出迎え 水の補給 物資の仕分け ≪関わった団体≫ カリタスジャパン/個人ボランティア(長期・短期) 団体は一切関係なく、1.ボランティアリーダー、2.カフェのリーダーと物資のリーダー、3.赤坊と個人ボランティア ボラリとカフェリが毎朝本部会に出席。その後、ボランティア会議でほかのボランティアに伝達。役割分担。

2.4 活動内容 志津川中学校 水の補充 子供、避難所の方々との交流 物資の移動、仕分け 雑多作業・・・さまざま! ≪関わった団体≫ 2.4 活動内容 志津川中学校 水の補充 子供、避難所の方々との交流 物資の移動、仕分け 雑多作業・・・さまざま! ≪関わった団体≫ United Earth/兵庫県社協/個人ボランティア(長期・短期) 高校との違いは、統括的なリーダーが存在しないこと。それぞれ、与えられた仕事だけをやるのではく、自ら見つけ出して行っていく感じ。

長期的・持続的支援 復興から再生へ 財政力、Manpower の欠如 雇用の再生 赤帽の仕事は、なくなっていくための仕事 いかに、学生ボランティアの経験を伝えていくか! 私たちの活動終了日、高松さんという神社の隣の家の建て直しが終わり、志津川では初めての帰宅家族となった。 集団であるから考えられること、探せられることがある。←事務局長上原さんからのお話。 YF3でも当てはまる。みんなで考えて行動していきたい。

ありがとうございました!