ま と め と 補 足 ネットワークシステムⅠ 第15回
試験について 座席指定 ノート・配布資料は持込み可 書籍類は不可 ディジタル機器(電子辞書を含む)は不可 スライドなどは公開してある http://www.ksegawa.jp/
プ ロ ト コ ル(protocol) 第3回 ネットワークに接続してある機器が,通信するときに,守らなければならない仕組みや事柄 通信手順 TCP/IPは,そのひとつ
T C P / I P の 特 徴 (3) 第3回 プロトコルスタック 階層をなしている 各階層の働きを理解してもらうのが,この講義の目的
パ ケ ッ ト 交 換 (1) 第3回 データを,パケット(packet)と呼ばれるものに分割して送る
パ ケ ッ ト 交 換 (2) 第3回 パケットには,送り先の情報などを記したヘッダー(header)がある パ ケ ッ ト 交 換 (2) 第3回 パケットには,送り先の情報などを記したヘッダー(header)がある パケットごとに,ヘッダーを頼りに送る
ま と め(3) 第4回 転送中にデータが変わることがある 送信したビット列と受信したビット列が異なる パリティ チェックサム ま と め(3) 第4回 転送中にデータが変わることがある 送信したビット列と受信したビット列が異なる パリティ チェックサム データが変化していたらどうするか
基 本 機 能 (1) 第6回 四つに分類 アプリケーション(application) トランスポート(transport) 基 本 機 能 (1) 第6回 四つに分類 アプリケーション(application) トランスポート(transport) インターネット(internet) ネットワークインタフェース(network interface) 各機能を実現するプログラムがある 各機能の約束が決められていて, それを実現するプログラムがある
基 本 機 能 (2) 第6回 4つの機能が モジュール化され,右図のように 層をなしている (階層化) これで通信が行われる 基 本 機 能 (2) 第6回 我々が使うものは, メールやwebなどの アプリケーション 4つの機能が モジュール化され,右図のように 層をなしている (階層化) これで通信が行われる アプリケーションはトランスポートを使う トランスポートは インターネットを使う インターネットは ネットワークインタフェースを使う ネットワークインタフェースが 実際の通信を行う アプリケーションのプログラムは,データをトランスポートのプログラムに渡して処理してもらう。 トランスポートのプログラムは,アプリケーションから受け取ったデータを処理し,インターネットのプログラムに渡して処理してもらう。 以下同様。
基 本 機 能 (3) 第6回 上の層は,下の層の機能を使う 下の層の詳細は知らなくても,使うことさえできれば良い
なぜ階層化するのか? 第6回 アプリケーション層のプログラムが直接,パケットを相手のノードに送ればよいのでは? なぜ階層化するのか? 第6回 アプリケーション層のプログラムが直接,パケットを相手のノードに送ればよいのでは? インターネットのことを全部知らなければ,プログラムを開発できない 大きなプログラムは,機能ごとに分けて開発
四 階 層 の 機 能 できること できないこと
階 層 化 インタフェースとプロトコル
IPアドレス IPv4のアドレスに限定 ネットワークアドレス部とホストアドレス部
IPアドレスとネットワークアドレス(1) あるノードのIPアドレス : 192.168.10.68/26 ネットワークアドレス・ホストアドレス 11000000 10101000 00001010 01000100 ネットワークアドレスはホストアドレス部を0に 11000000 10101000 00001010 01000000 このノードが接続しているネットワークのネット ワークアドレス : 192.168.10.64/26
IPアドレスとネットワークアドレス(2) ネットワークアドレスが“192.168.10.64/26”のネットワークに,ノードはいくつ接続できるか? このネットワークに使うことのできるIPアドレスの 個数 11000000 10101000 00001010 01****** ネットワークアドレス部は同じ ホストアドレス部が変わる
IPアドレスとネットワークアドレス(2) … 000000 ネットワークアドレスなので不可 … 000001 … 000010 … 000000 ネットワークアドレスなので不可 … 000001 … 000010 … 111110 … 111111 ブロードキャストアドレスなので不可 (このネットワークのすべてのノードに パケットを送るときに使う) この範囲が使用可
インターネット層でのパケットの配送 ルーティングテーブル 直接配送と間接配送 デフォルトルートとデフォルトゲートウエイ
トランスポート層 TCPとUDP 到達性のあるパケット どうやって ポート番号 何ができるのか
セキュリティ(1) 共通鍵暗号と公開鍵暗号 ディジタル署名
セキュリティ(2) ファイアウォール
IPv4 と IPv6 NAT