発電事業の担い手 市町村 パイロットプロジェクト(採算性を必要としな い)段階で一定の役割 量的拡大の担い手にはなりきれない デベロッパー 量的拡大の担い手としては適切 地域自然資源を外部資本にゆだねて良いかどう か 地域主体による経営 地域資源を活かした地域振興事業の担い手 事業経験が乏しく、主体形成の取り組みが必要
飯田市モデル(構築中) 【市行政】 【地縁団体】 可能性調査 事業主体形成 事業計画立案 発電所経営 地域合意形成 (運転管理は委託) 手続き支援 リスク管理 【地縁団体】 事業主体形成 発電所経営 (運転管理は委託) 支援 支援 【市民ファンド・地域金融機関】 事業形成支援 出資者募集 ・融資
上勝エネルギー会社(徳島県上勝町) 雇用創出+C02削減+安全性確保 エコ観光 売電・買電事業 小水力発電の機械・設備の 職員の雇用 発電目標量を20,000kwh/年と推計 (上勝町地域新エネルギービジョン) ①小水力発電 売電・買電事業 小水力発電の機械・設備の 製造販売・施工業者の育成 職員の雇用 若者定住 エコ観光 ②太陽光発電 上勝町内での目標発電量100 万kwh/年 (上勝町地域新エネルギービジョン) 近い将来 全量買い取りが模索されている。 「上勝エネルギー会社」 有機野菜製造・販売 ①~③ともに 町内の建設業者等へ 技術提携を行う。 ③業者用メタンガス発生装置 現状町内に8件の養鶏業者が存在⇒年間約22tの鶏糞が廃出されている。 処理コストの削減 ・ 悪臭の軽減 メタンガス利用 ・ 液肥利用等 ④家庭用メタンガス利用の排水処理施設 共同浄化処理施設の管理料の 年30,000,000円程度の削減 ①小水力発電の整備 メンテナンス ②木質チップボイラー チップ供給体制整備 家庭用ストーブ等の 燃料製造 ③メタンガス 発生装置の設置 メンテナンス 堆肥・液肥製造 ⑤木質バイオマス 豊富な森林資源活用が森林保全につながる。→景観保全 再生速度が高く熱量も高い竹林資源の活用 農地保全 ⑥電気自動車 雇用創出+C02削減+安全性確保 比較的CO2排出量の多い自動車の燃料代替 地産エネルギーと合わせると燃料費軽減につながる。 当面は、観光資源としても利用可能(エネルギースタンド)
自立した上勝町 図版1枚割愛 4
地域主体形成への検討課題 法人格 事業体(地域会社?)の位置づけ 地方自治法・地方財政法・地方税法の運用改善 (必要があれば改正) ファイナンス 政策融資の復活 年金基金の活用 国による債務保証 電気事業法上の位置づけ スマートグリッドとの関連
望ましい道筋 【買い取り価格】 25円(30円)/kWhでスタ ートし、市場創出、メーカー 刺激 製品価格の低下 買い取り価格の低下 価格競争力の獲得 【地域の主体形成】 飯田市・上勝町等のパイ ロット的取り組み 法制度整備、ファイナンス 条件整備 主体形成と価格低下によ り急速に普及 中山間地がエネルギー生 産地になり、雇用も確保