環境ロボティクス学科 1年後期 担当:高橋 伸弥 プログラミング演習Ⅰ 第1回 導入 環境ロボティクス学科 1年後期 担当:高橋 伸弥
計算機の構成とプログラミング プログラム:手続きを記述したもの 例) 変数a、変数bを作りなさい 変数aにデータ1を格納しなさい メモリ領域 ソースファイル 変数a 1 コンパイル 変数b 実行ファイル プログラム:手続きを記述したもの 例) 変数a、変数bを作りなさい 変数aにデータ1を格納しなさい 変数bに変数aの値をコピーしなさい 変数bの値を画面に表示しなさい データやその入れ物(変数) プログラムがどこまで動作したかの情報
プログラムの構成 #include文は「おまじない」 それ以外の箇所についても「関数1」の回で詳解する ソースファイルの雛形 #include<stdio.h> int main(void){ return 0; } #include文は「おまじない」 それ以外の箇所についても「関数1」の回で詳解する 記述した処理は、基本的には上から下へ、同じ行内では左から右へと処理される。 読みやすさを意識して記述すること インデント コメント 空行、空白 セミコロンは主に処理の区切りを表す。 ここに処理を記述
本演習で利用するデータ型 プログラム上に記述するデータの型は、記述形式 によって定まる データ型は処理内容によって自動的に変換される 意味 用途 int型 整数型 個数や回数、もともと整数で表現される現象など double型 実数型 数値計算の結果など char型 文字型 「a」や「!」など1文字分のデータ(今回は使用しない) プログラム上に記述するデータの型は、記述形式 によって定まる 「1」と記述したら整数型、「1.0」と記述したら実数型 データ型は処理内容によって自動的に変換される int型とdouble型の演算結果はdouble型 変数に代入されたデータは、その変数のデータ型
変数について データを保管し、利用するための仕組み 宣言を行うとメモリ領域のどこかが確保され、変数 名を介してそこにアクセスできるようになる 変数のデータ型を変更することはできない 取り扱うデータの型に対応した変数の利用 整数型のデータはint型の変数 実数型のデータはdouble型の変数 文字型のデータはchar型 メモリ領域 ソースファイル int a; double b; 1 3.1415
式について データ、演算子、関数などを用いて記述 数学の記号に似た演算子が利用できる 優先順位と結合法則に従い処理される 結合法則の例) +演算子は左→右 a=1+2+3+4; a=1+2+3+4 a=3+3+4 a=6+4 a=10 数学 C言語 意味 + 加算 − - 減算 × * 乗算 ÷ / 除算 = 等号:左辺と右辺が等価 代入:右辺値を左辺に記述した変数に代入
関数について 数学の関数: C言語の関数 入力と出力の値の関係を定めるもの 𝑓 𝑥 = 𝑥 2 +𝑥+1 .... 入力𝑥=1に対して出力𝑓 1 =3 C言語の関数 ひとまとまりの手続きをまとめたもの 数値計算だけでなく、「画面表示」などさまざまな機能を 持つことができる 複数個の引数(入力)を与えることができる 一つの戻り値(出力)を得ることができる。戻り値は関数 を記述した位置に返される。 y = pow(2,2); y = 4;
大まかな作業の流れ CYGWINの起動、作業フォルダの決定と作成 テキストエディタを用いたソースファイルの作成 コンパイル 実行ファイルの実行 エラーが出たなら3.に戻りバグ取り 正しく動作したならばOK、WEB資料のプログラム を順に理解してください
pwd ls cd mkdir explorer $ pwd 名前一覧 $ ls 詳細の一覧 $ ls -la ホームフォルダへの移動 コマンド名 意味 使い方 pwd カレントフォルダのパスを表示 $ pwd ls カレントフォルダの内容を表示 名前一覧 $ ls 詳細の一覧 $ ls -la cd カレントフォルダの移動 ホームフォルダへの移動 $ cd 指定したフォルダ(hoge)への移動 $ cd hoge 一つ上のフォルダへの移動 $ cd .. mkdir フォルダの作成 指定した名前(hoge)のフォルダ作成 $ mkdir hoge explorer Explorerの起動 (Windowsのコマンド) $ explorer $ explorer ..