第1.4版 IOS 15.5(3)M リリース対応 NTTコミュニケーションズ Arcstar IP Voice Cisco Unified Communications System 接続情報 参考資料 シスコシステムズ合同会社 2016年6月.

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第1.4版 IOS 15.5(3)M リリース対応 NTTコミュニケーションズ Arcstar IP Voice Cisco Unified Communications System 接続情報 参考資料 シスコシステムズ合同会社 2016年6月

更新履歴 更新時期 版 内容 2014年5月 1 初版リリース 2014年7月 1.1 誤字修正(SIP Profile) Transcoder設定の変更 サンプルコンフィグの添付 2014年10月 1.2 モバイルコネクトコールへの対応を追加(sip profile, Unified CM設定, 参考資料) 2015年10月 1.3 メンバーズネット対応 2016年6月 1.4 IOS 15.5(3)M2 認定取得とそれに伴う設定変更

本資料の目的 本資料は、NTTコミュニケーションズの「Arcstar IP Voice」サービスにCisco Unified Communications System を接続する為に必要なコンポーネント、デザイン、 設定例についてまとめてあります。 「Arcstar IP Voice 」 サービスの情報については、NTTコミュニケーションズの ホームページ、または担当の方へお問い合わせをお願いします。 http://www.ntt.com/a_ipvoice/   尚、本資料の情報につきましては2016年6月15日現在のものとなっており、 今後変更される可能性があります。 ガイドに記載の内容はIOS15.5(3)M2を利用した場合の設定サンプルです。

アジェンダ NTTコミュニケーションズ Arcstar IP Voiceサービス概要 デザイン / コンポーネントについて Cisco UC システムの認定履歴 コンポーネント デザイン(認定構成) 各コンポーネントの設定と解説 Cisco Unified Communications Manager Cisco Unified Border Element

アジェンダ NTTコミュニケーションズ Arcstar IP Voiceサービス概要 デザイン / コンポーネントについて Cisco UC システムの認定履歴 コンポーネント デザイン(認定構成) 各コンポーネントの設定と解説 Cisco Unified Communications Manager Cisco Unified Border Element

Arcstar IP Voice概要 Arcstar IP Voice サービスについて アクセス回線サービス 「Arcstar IP Voice 」 サービスは、.Phone Direct サービスの後継として、SIPサーバを用いたIPテレフォニーネットワークを構築する企業向けに、拠点間接続にご利用いただくVPN上で安価な外線電話を提供するサービス アクセス回線サービス Arcstar Universal One / OCN NTTコミュニケーションズ様HPより抜粋

アジェンダ NTTコミュニケーションズ Arcstar IP Voice サービス概要 デザイン / コンポーネントについて Cisco UC システムの認定履歴 コンポーネント デザイン(認定構成) 各コンポーネントの設定と解説 Cisco Unified Communications Manager Cisco Unified Border Element

Cisco UC システムの認定履歴 認定履歴 最新アップデート 構成 バージョン プロトコル 番号体系 認定時期 CUBE + Cisco Unified CM IOS: 15.3(3)M2 以降のメンテナンスバージョン(15.3(3)MX)利用可能 Unified CM 8.X 以降 (検証は9.1.2.10000-28で実施) SIP 050 (0AB-J) 2014年5月認定済 IOS: 15.5(3)M2以降のメンテナンスバージョン(15.5(3)MX)利用可能 (検証は11.0.1.21900-11で実施) 2016年6月認定済 最新アップデート 2016年6月 Cisco IOS Release 15.5(3)M2認定 (CUBE)

接続に必要なコンポーネント NTTコミュニケーションズ VOIP基盤網 本社ビル / データセンターなど Cisco Unified Communications Manager Cisco Unified Border Element CUBE Cisco Unified Presence IM and Presence Service Cisco Unity Connection MTP CUBE との同居も可能

CUBE Cisco Unified Border Element Cisco ISR で動作する Cisco IOS が提供する SBC ( Session Border Controller ) 機能 主な機能 - シグナリング・インターワーク - ノーマライゼーション - ネットワーク・プライバシー ( アドレス変換、RTPメディアの中継 ) - メディア インターワーキング (DTMF 変換) これらの機能を使用しUnified CM 配下の IP Phone, Gateway などを Arcstar IP Voice 網へ接続 シグナリング・インターワーク SIP ⇔ SIP、SIP ⇔ H.323、H.323 ⇔ H.323 プラットフォーム Arcstar IP Voice サービスでは以下のプラットフォームをサポート  Cisco ISR G2 2900/3900 Series

Cisco Unified CM Cisco Unified Communications Manager 主な機能 IP テレフォニー  呼処理ソフトウェア  電話とエンドポイントの管理 ユニファイド コミュニケーション アプリケーション  ユニファイド コミュニケーション クライアント  メッセージング  リッチメディア会議 - コンタクト センター アプリケーション - 管理ツール

接続構成 ~CUBE/Cisco Unified CMのパターン~ Cisco Unified Communications Manager CUBE with Transcoder CUBE NTTコミュニケーションズ VOIP基盤網 IOS-MTP CUBE との同居も可能

各コンポーネントの役割 ~CUBE/Cisco Unified CMのパターン~ - 呼制御 - 他のCisco UC ソリューションとの連携 等 Cisco Unified Communications Manager CUBE with Transcoder SIP SCCP/SIP SIP CUBE NTTコミュニケーションズ VOIP基盤網 RTP(みなし音声) RTP RTP (RFC2833) CUBEの役割 - Cisco ⇔Arcstar IP Voice 網のSIPシグナル変換 - DTMF変換 (みなし音声 ⇔ RFC2833) MTP CUBE との同居も可能 SIP SCCP Signaling MTPの役割 -メディアの中継 Unified CM 配下での保留 / 転送等を使用してもメディアパスは変更されない → MTPで網側へ メディア変更のre-INVITE, UPDATE を抑制

アジェンダ NTTコミュニケーションズ Arcstar IP Voice サービス概要 デザイン / コンポーネントについて Cisco UC システムの認定履歴 コンポーネント デザイン(認定構成) 各コンポーネントの設定と解説 Cisco Unified Communications Manager Cisco Unified Border Element

Cisco Unified CM側での主な設定項目 SIP Session Timer 関連設定 - サービス・パラメーター ( Service Parameters )   SIP Min-SE Value, SIP Session Expires Timer の値: 180 秒 (初期値: 1800秒) System > Service Parameters Server: Cisco Unified CM のホスト名 Service: Cisco CallManager  SIP Min-SE Value    180を指定  SIP Session Expires Timer

Cisco Unified CM側での主な設定項目 発信者番号関連設定 - サービス・パラメーター ( Service Parameters )   Honor Gateway or Trunk Outbound Calling Party Selection for Mobile Connect Callsの値: True (Default False) System > Service Parameters Server: Cisco Unified CM のホスト名 Service: Cisco CallManager 本設定は設定の1例。 本設定を使用する場合、モバイルコネクト利用時にRemote Destination 先への発信者番号が変更される。既存導入への追加を行う場合に発信者番号への影響があるため、確認して導入すること。詳細は後述するモバイルコネクトコールへの対応を参考にすること

Cisco Unified CM側での主な設定項目 ( Cont’ ) Arcstar IP Voice へ向けた外線設定   - SIP Trunkを適切に設定(CUBE向け)   Calling Party Selection の設定を Last Redirect Number ( External ) に設定   (CFwdALL(全転送)時にも、発信者番号が契約番号になるように) - Translation Patternを適切に設定 - Route Pattern ( Route Group, Route List )を適切に設定  Calling Party Slection   Last Redirected Number(External)  Translation Pattern    0503333.XXXX  Discard Digits ( Called Party )    上記着信番号の”.”より前を     削除  Route Pattern    0.!#  Gateway/ Route List    To-CUBE

Cisco Unified CM側での主な設定項目 ( Cont’ ) CUCM <-> CUBE 間で PRACKを有効化 CUBE向けのSIPトランク用のSIP Profile を新規に作成                         Device – Device Settings – SIP Profile 以下のパラメータを有効化  - Trunk Specific Configuration 設定 上記で作成した SIP ProfileをCUBE向けのSIP Trunkへ適用   Device – Trunk - SIP Information 設定 * SIP Profile を IP-PSTN SIP Profile という名前で新規に作成した場合

Cisco Unified CM側での主な設定項目 ( Cont’ ) 外線発信時は契約した番号が発信者番号になるように設定 - 電話機のLine設定   External Phone Number Mask (外線電話マスク )を適切に設定 Arcstar IP Voice 用の MTP, MRG, MRGL を設定 - “Media Resources “の設定で Media Termination Point (MTP ) , Media Resource Group ( MRG ), Media Resource Group List ( MRGL )を適切に設定 Directory Number Information  Directory Number   内線用番号”4130”を設定  External Phone Number Mask   外線用番号”050-3333-4130”を設定

Cisco Unified CM の設定に関連した 運用上の制約事項 <問題点> Cisco IP-Phone で全転送 ( CFwdALL ) を利用した場合に網側に許容されないシグナル及び メディアが送出される場合がある。 <原因> 全転送した時の 網側への INVITE に対する 183/SDP を網側へ折り返してしまった時に 網側にて、アーリー・メディアを許容していないにもかかわらず、そのまま送出してしまう。 <回避策> Unified CMの SIP ノーマライゼーションスクリプトを利用して183/SDPを180へ変換して    ユーザ側がRBTを必ず出来るようにする。                                           ( 圏外トーキーなどのアーリーメディアも全てRBTになります。) Mobile Connect 機能を利用する。 Cisco IP-Phone で全転送を利用しない。

Cisco Unified CM の設定 SIP ノーマリゼーションスクリプト設定 Device – Device Settings – SIP Normalization script 作成したSIP Trunk (Device-Trunk)に適用 script タイトル script 本文

Cisco Unified CM の設定 SIP ノーマリゼーション スクリプト サンプル function readSdp(msg,key) local sdp = msg:getSdp() if sdp then local context = msg:getContext() context[key] = sdp msg:setResponseCode (180, "Ringinig") msg:removeContentBody("application/sdp") end function writeSdp(msg,key) if not sdp local sdp = context[key] msg:setSdp(sdp) function readSDPOutbound(msg) readSdp(msg,"OUTBOUND_SDP") end function writeSDPOutbound(msg) writeSdp(msg,"OUTBOUND_SDP") M.outbound_18X_INVITE = readSDPOutbound M.outbound_200_INVITE = writeSDPOutbound return M

CUBE 設定 SBC, IPアドレス・ルーティング関連設定 voice service voip ip address trusted list              ipv4 <Unified CM IPアドレス> ipv4 <Arcstar IP Voice SIPサーバ IPアドレス> mode border-element  Border Element モードを設定 allow-connections sip to sip  SIPからSIPへの変換を許可 no supplementary-service sip moved-temporarily no supplementary-service sip refer no supplementary-service sip handle-replaces sip  SBC 関連のSIPパラメータ設定 min-se 180 session-expires 180  Session Expires の値と最小値を180で設定 (NTTCom 指定値 ) session refresh  セッション更新を有効化 localhost dns:<SIPサーバFQDN名>  From ヘッダのホスト部が NTTCom指定の SIPサーバ FQDNに設定                                 no update-callerid  Unified CM配下での転送時等に接続先の番号変更の通知の”UPDATE”を抑制 midcall-signaling block  ミッドコールでのシグナリングをブロック sip-profiles 10        SIP/SDPのヘッダ/ボディ変換設定 (SIP登録時 ) 明示的に指定しない場合は以下コマンドを利用 “ no ip address trusted authenticate “  接続出来るホストを明示的に指定 →接続可能(信頼出来る)なホストのIPアドレスを指定 CUBEでの SIP付加サービスを無効化 IP基本設定 - IPアドレス、IPルーティングの設定の設定を適切に実施。    ( お客様環境に依存しますので、お客様、及び NTT コミュニケーションズ様へも確認をお願いします。

CUBE 設定 SIP Profiles 設定 Arcstar IP Voice の仕様に準拠する為に SIP ヘッダ/SDPボディの編集の設定を実施 不要ヘッダの削除, パラメータの編集 等 * 原則 SIP Profiles の設定変更は不可になります。 ( 特に設定の削除は不可)  お客様環境で追加等が必要な場合は、弊社担当までお問い合わせをお願い致します。 SIP Profiles について Add, Remove, Modify が可能 ※ Mandatory Header(To, From, Cseq, Call-Id Max-Forwards )は、Modify のみ可能 送信するメッセージにのみ適用可能 SDP を変更した場合、content-length は自動的に再計算される 正規表現を用いて設定 “match & replace” or “add” or “delete” INVITE xxx Via: xxx Remote-Party-ID: xxx From: xxx To: xxx Call-ID: xxx INVITE yyy Via: xxx Remote-Party-ID: yyy From: xxx To: xxx Call-ID: yyy

CUBE 設定 SIP Profiles 設定 ( Cont’ ) SIP 登録用 ( SIP Register 用 ) 設定 voice class sip-profiles 10 request REGISTER sip-header Timestamp remove request REGISTER sip-header SIP-Req-URI modify "(.*):7060(.*)" "\1\2" request REGISTER sip-header To modify "<SIPサーバIPアドレス>" "<SIPサーバ名>" request REGISTER sip-header SIP-Req-URI modify "<SIPサーバIPアドレス>" "<SIPサーバ名>" request REGISTER sip-header From modify “<SIPサーバIPアドレス>” “<SIPサーバ名>”

CUBE 設定 SIP Profiles 設定 ( Cont’ ) voice class sip-profiles 200 request ANY sip-header Content-Disposition remove response ANY sip-header Content-Disposition remove request ANY sip-header Date remove response ANY sip-header Date remove request ANY sip-header Cisco-Guid remove response ANY sip-header Cisco-Guid remove request ANY sip-header Timestamp remove response ANY sip-header Timestamp remove request INVITE sip-header Expires remove request INVITE sip-header Supported modify ",resource-priority" "" request INVITE sip-header Supported modify ",replaces" "" request REINVITE sip-header Expires remove request REINVITE sip-header Supported modify ",resource-priority" "" request REINVITE sip-header Supported modify ",replaces" "" request REINVITE sip-header Privacy remove request REINVITE sip-header P-Preferred-Identity remove request BYE sip-header Reason remove response 480 sip-header Reason modify "Reason: Q.850;cause=20" "Also: Q.850;cause=20" response ANY sip-header Reason remove response 480 sip-header Also modify "Also: Q.850;cause=20" "Reason: Q.850;cause=20"

CUBE 設定 SIP Profiles 設定 ( Cont’ ) request INVITE sip-header Supported modify ",sdp-anat" "" request REINVITE sip-header Supported modify ",sdp-anat" "" request ANY sip-header Allow-Events remove response ANY sip-header Allow-Events remove request ANY sip-header Server remove response ANY sip-header Server remove request ANY sip-header Allow-Header modify ".*" "Allow: INVITE, ACK, PRACK, UPDATE, BYE, CANCEL" response ANY sip-header Allow-Header modify ".*" "Allow: INVITE, ACK, PRACK, UPDATE, BYE, CANCEL" response ANY sip-header Remote-Party-ID remove request ACK sip-header Privacy remove request INVITE sip-header Min-SE remove request REINVITE sip-header Min-SE remove request BYE sip-header P-Preferred-Identity remove request BYE sip-header Privacy remove request REINVITE sip-header Remote-Party-ID remove response 200 sip-header Supported remove response 200 sip-header CSeq modify "(.*INVITE.*)" "\1\x0D\x0ASupported: timer,100rel" request BYE sip-header P-Asserted-Identity remove request INVITE sip-header Session-Expires modify "(.*)" "\1;refresher=uac" request ANY sip-header P-RTP-Stat remove response ANY sip-header P-RTP-Stat remove

CUBE 設定 SIP Profiles 設定 ( Cont’ ) request BYE sip-header Proxy-Authorization remove request ACK sip-header Proxy-Authorization remove request REINVITE sip-header Proxy-Authorization remove request ANY sip-header Remote-Party-ID remove request CANCEL sip-header Reason remove response ANY sip-header User-Agent remove request ACK sip-header User-Agent remove request BYE sip-header User-Agent remove request UPDATE sip-header User-Agent remove request PRACK sip-header User-Agent remove request CANCEL sip-header User-Agent remove request REINVITE sip-header User-Agent remove request PRACK sip-header Proxy-Authorization remove request ANY sip-header To modify "(.*)@.*>" "\1@ <SIPサーバ名>;user=phone>" request ANY sip-header From modify "anonymous" "<契約番号>" request ANY sip-header From modify "anonymous@ " "<契約番号>@" request ANY sip-header Contact modify "anonymous“ "<契約番号>" request ANY sip-header SIP-Req-URI modify "(.*)@<SIPサーバIPアドレス>(.*) (.*)" "\1@<SIPサーバ名>\2 \3" request PRACK sip-header SIP-Req-URI modify "(.*)@<SIPサーバIPアドレス>(.*) (.*)" "\1@<SIPサーバ名>\2 \3" request ANY sip-header From modify "(.*)@.*>(.*)" "\1@<SIPサーバ名>;user=phone>\2" response ANY sip-header To modify "(.*)@.*>(.*)" "\1@<SIPサーバ名>;user=phone>\2"

CUBE 設定 SIP Profiles 設定 ( Cont’ ) request INVITE sip-header P-Preferred-Identity modify "(.*)@.*" "\1@<SIPサーバ名>>" request INVITE sip-header P-Preferred-Identity modify "(.*)sip:.*anonymous@(.*)" "\1sip: <契約番号> @\2" request PRACK sip-header To modify "(.*)@.*>" "\1@<SIPサーバ名>;user=phone>" request PRACK sip-header From modify "(.*)@.*>(.*)" "\1@<SIPサーバ名>; user=phone>\2" request ANY sdp-header Session-Owner modify "CiscoSystemsSIP-GW-UserAgent" "-" response ANY sdp-header Session-Owner modify "CiscoSystemsSIP-GW-UserAgent" "-" request ANY sdp-header Session-Name modify "SIP Call" "-" response ANY sdp-header Session-Name modify "SIP Call" "-" response 488 sip-header SIP-StatusLine modify "SIP/2.0 488 Not acceptable here" "SIP/2.0 480 Temporarily unavailable" !

CUBE 設定 SIP Profiles 設定 Unified CM向け SIP Profiles voice class sip-profiles 100 request ANY sip-header Remote-Party-ID modify "(.*)sip:81(.*)" "\1sip:0\2" -> 着信時にTEL URI Only で来た場合、Unified CM 向けのSIPメッセージ注のRemote-Party-IDヘッダが81始まりになる。これを0に置き換えることで電話機上の表示を改善する。

CUBE 設定 番号変換, dial-peer 設定 ( 設計例 ) NTTコミュニケーションズ Arcstar IP Voice CUBE SIP SIP Unified CMからは0発信を想定 Prefix 0 の削除はCUBEで実行 発着信ダイヤルピア : dial-peer 200 SIP/SDP変換: SIP Profiles 200 SIP変換:voice-class sip XXXXX (後述) 番号変換設定 : 発信時に prefix 0 削除 着信時のルート選択: P-called-Party-ID 着信dial-peer : incoming uri (via ヘッダ1行目) Arcstar IP Voice サーバアドレス destination-pattern : 0[0,1]など session-target : sip-server Codec: G.711ulaw, vad なし L3マーキング: CS5 発信: 00 Unified CMへのダイヤルピア dial-peer 100 destination-pattern :+81XXXXXXXX 番号変換:Unifid CM向けに+81を0に変換 session-target : Unified CM 着信dial-peer : incoming uri (via ヘッダ1行目) Unified CM IPアドレス SIP/SDP変換(通常コール用) : SIP Profiles 100 Codec: G.711ulaw, vad : なし DTMF : RFC 2833 着信: +81 緊急呼の発信は050番号の時は利用できません。また0ABJ番号利用においても提供エリアに依るので、別途 NTT Communications 様にお問い合わせください * メンバーズネット動作時の番号対応については後述

CUBE 設定 番号変換設定 番号変換設定 voice translation-rule 1 変換ルール 1 ! voice translation-rule 101 変換ルール 2 rule 1 /^\+81/ /0/  先頭の “+81” を “0”に変換 rule 2 /^81/ /0/  先頭の “81” を “0”に変換 voice translation-profile remove0 変換プロファイル “ remove0” translate called 1  変換ルール1をDNIS(宛先番号)に適用 voice translation-profile remove81 変換プロファイル “ remove81” translate calling 101  変換ルール101をDNIS(宛先番号)に適用 translate called 101  変換ルール101をANI(発信者番号)に適用

CUBE 設定 voice class uri, dial-peer 設定 voice class uri 1001 sip  着信用の uri を設定 (Tag番号: 1001) host ipv4:<Unified CM IPアドレス>  Unified CM IPアドレス(複数設定可能) ! voice class uri 1002 sip  着信用の uri を設定 (Tag番号: 1002 )   host ipv4:<SIPサーバIPアドレス>  網側 SIPサーバIPアドレス(複数設定可能) dial-peer 設定 ( Unified CM 向け設定 ) dial-peer voice 100 voip  Unifid CM へのダイヤルピア (発着信 ) description [To/From Unified CM]  ダイヤルピアの説明 translation-profil outgoing remove81  発信時に変換プロファイル “remove81”を適用 destination-pattern +81    宛先パターン : +81 (+81以降は契約に合わせて設定) session protocol sipv2  シグナリング・プロトコル : SIP session target ipv4:<Unified CM IPアドレス>  セッション ターゲット : Unified CM IPアドレス incoming uri via 1001   着信 dial-peer 設定 : incoming uri via (Unified CM) no voice-class sip asserted-id  assseted-id を無効化 voice-class sip profiles 100 発信時にsip profile 100を適用 dtmf-relay rtp-nte  DTMFリレー : rtp-nte (RFC2833) codec g711ulaw  CODEC G.711ulaw no vad  VAD(無音圧縮) 無効

CUBE 設定 dial-peer 設定 dial-peer 設定 ( Arcstar IP Voice 向け設定 ) dial-peer voice 200 voip  Arcstar IP Voice 向けのダイヤルピア description [To/From Arcstar IP Voice]  ダイヤルピアの説明 translation-profile outgoing remove0 発信時に変換プロファイル “remove0”を適用 destination-pattern 0[0,1] 宛先パターン : 0[0,1] session protocol sipv2 シグナリング・プロトコル : SIP session target sip-server セッション ターゲット : SIPサーバ incoming uri via 1002 着信 dial-peer 設定 : incoming uri via (SIPサーバ) no voice-class sip tel-config to-hdr             SIP ヘッダでTEL URI をToに使用しない voice-class sip asserted-id ppi  SIP PPIヘッダを有効化 voice-class sip privacy disable  SIP Privacy ヘッダを無効化 no voice-class sip privacy-policy send-always  Privacy 情報を送らない voice-class sip call-route p-called-party-id  宛先選択にp-called-party-id を使用 voice-class sip profiles 200  SIP/SDP編集設定 SIP Profiles 200 を適用 voice-class sip preloaded-route sip-server service-route  SIP Service-Route を有効化 codec g711ulaw    CODEC G.711ulaw ip qos dscp cs5 media  メディアをCS5でマーキング ip qos dscp cs5 signaling  シグナリングをCS5 でマーキング clid strip name  Display Name を無効 no vad  VAD(無音圧縮) 無効

CUBE 設定 SIP登録 ( Register )、SIPサーバ 設定 sip-ua authentication username <ユーザ名> password <パスワード>  ダイジェスト認証設定 ( 登録・発信 ) retry response 10  レスポンスの再送回数を10回に設定 retry register 10  登録 (Register) の再送を10回で設定 timers expires 200000  Eprireタイマを200,000 msecに設定 registrar ipv4:<SIPサーバ IPアドレス>:7060 expires 3600 refresh-ratio 50 SIP 登録サーバIPアドレスを設定 ( Expire値:3600秒、再登録は3600秒の50% = 1800秒に設定 ) sip-server ipv4:<SIPサーバ IPアドレス>:7060  SIPサーバIPアドレスを設定 connection-reuse  SIPプロトコルのソースポートを5060に固定 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ telephony-service  SIP登録で使用する番号を設定する為に “telephony-service”を設定 max-ephones 1  ephone の最大数を1で設定 max-dn 1  ephone-dn の最大設定数を設定 (複数の番号を契約している場合はその分の数を設定) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ephone-dn 1 number <契約番号>  ダイヤルインで契約している契約番号を設定

CUBE 設定 IOS MTP 設定 IOS MTP 設定 sccp local < Local I/F>  SCCPアプリケーションが Unified CM/CUBEへ登録時に使用する インターフェイスを選択 sccp ccm <Unified CM IPアドレス> identifier 1 version 7.0 +  CCMを指定 (Unified CM/MTP) sccp                     SCCPを有効 ! sccp ccm group 1  ccm group 1 (IOS MTP) の設定 associate ccm 1 priority 1  ccm 1 (Unified CM/MTP) への関連付け associate profile 1 register <IOS MTP名>  IOS MTPの DSP ファームプロファイルと関連付け dspfarm profile 1 mtp  IOS MTP のDSPファームプロファイルの設定 codec g711ulaw  CODECを設定 ( G.711ulaw ) maximum sessions software <セッション数>  最大セッション数を設定 associate application SCCP  アプリケーション SCCP を設定 * 最初の設定時は 必ず no shutdown の設定を行って下さい。

CUBE 設定 Transcoder 設定 DSP Service の設定 ( Transcoder 設定で必要 ) voice-card 0 dsp services dspfarm  DSP Service の有効化 Transcoder 設定  dspfarm profile 2 transcode  Transcoder のDSPファームプロファイルの設定 codec g711ulaw                CODECを設定 ( G.711ulaw )それ以外のコーデックは削除 maximum sessions <セッション数>  最大セッション数を設定 ( DSPリソース依存 ) associate application CUBE  アプリケーション CUBEを設定 ! * 最初の設定時は 必ず no shutdown の設定を行って下さい。

CUBE 設定 SIP登録 ( Register )メッセージ 用のL3マーキング SIP登録 ( Register )、SIPサーバ 設定 access-list 100 permit udp any any eq 7060  7060 ポート向けのアクセスリスト class-map match-all to_Arcstar-SIP  クラスマップ名 description [Arcstar_SIP_message_matching]  クラスマップの説明 match access-group 100  アクセスリスト100をマッチング ! policy-map to_Arcstar_DSCP  ポリシーマップ名 description [Arcstar_SIP_message_DSCP_change]  ポリシーマップの説明 class to_Arcstar-SIP  適用するクラスを選択 set dscp cs5  CS5にマーキング interface GigabitEthernet0/0      Arcstar IP Voice 向けのIF ip address <Arcstar IP Voice 向けIF IP アドレス/ サブネット>  IFのIPアドレス設定 duplex auto speed auto service-policy output to_Arcstar_DSCP  ポリシーの適用

トランク先からの非通知 コールの対応 anonymous コール対応 ① 他社IP-PBX配下の電話機からの非通知コール <184発信ではないパターン> IP-PBX Unified CM CUBE SIP/H.323 SIP CUBE SIP Arcstar IP Voice From:<sip:anonymous@localhost> Contact:<sip:anonymous@IPアドレス> From:<sip:anonymous@centrex.jp> Contact:<sip:anonymous@IPアドレス> コールNG ② 網側からの非通知コールを Mobile Connect を利用して Arcstar IP Voice 側へ発信する場合 CUBE Unified CM CUBE .Arcstar IP Voice 網 or PSTN 網 CUBE SIP SIP CUBE SIP .Arcstar IP Voice From:<sip:anonymous@localhost> Contact:<sip:anonymous@IPアドレス> From:<sip:anonymous@centrex.jp> Contact:<sip:anonymous@IPアドレス> コールNG 契約している番号以外からの発信なので網側でコールを拒否 本来の非通知コール(anonymous) ともヘッダが違っている( From, Contact, RPID etc )

トランク先からの非通知 コールの対応 anonymous コール対応 外部からの非通知コール(184以外) の対応の為に CUBE にて SIP Profiles の設定を実施 < 契約番号: 050-3333-1111 > IP-PBX Unified CM CUBE SIP/H.323 SIP CUBE SIP .Arcstar IP Voice 網 From:<sip:anonymous@localhost> Contact:<sip:anonymous@IPアドレス> From:<sip:05033331111@centrex.jp> Contact:<sip:05033331111@IPアドレス> < SIP Profiles 設定例 > request ANY sip-header From modify "anonymous" "05033331111" request ANY sip-header Contact modify "anonymous" "05033331111“

モバイルコネクトコールへの対応 モバイルコネクト利用時のRemote Destination への呼の発信者番号は、 デフォルトで発信者からの番号を透過する。外線等からモバイルコネク トを設定した内線番号にかかってきた場合、元の発信者番号を透過する ため、IP Voice 網を経由したRemote Destinationへの発信者番号が契約 外の番号になり、網側で拒否される。 05011111111 CUBE Unified CM CUBE .Arcstar IP Voice 網 or PSTN 網 CUBE SIP SIP CUBE SIP .Arcstar IP Voice From:<sip:05011111111@centrex.jp> 内線: 2222 EPNM: 05022222222 RD: 09011111111 EPNM: External Phone Number Mask RD: Remote Destination

モバイルコネクトコールへの対応 サービスプロファイル Honor Gateway or Trunk Outbound Calling Party Selection for Mobile Connect Calls をTrue にした場合、Remote Destination Profile に関連付けられた番号のExternal Phone number Mask を発信者番号 として使用可能   注: SIP Trunk のCalling Party Selection の設定を Last Redirect Number ( External ) に設定している場合 05011111111 CUBE Unified CM CUBE .Arcstar IP Voice 網 or PSTN 網 CUBE SIP SIP CUBE SIP .Arcstar IP Voice From:<sip:05022222222@centrex.jp> 内線: 2222 EPNM: 05022222222 RD: 09011111111 EPNM: External Phone Number Mask RD: Remote Destination

CUBE を使用しての冗長化構成例 CUBE Cisco Unified CM Cluster CUBE <発信時> SIP-SIP A SIP-SIP NTTCom 殿 SIP Server Cisco Unified CM Cluster CUBE <発信時> ① Route-Group, Route-List による 冗長構成 ② SIP Trunk DNS/SRVによる冗長構成 NTT網側による冗長化 ( SIP Server 側 ) <着信時> ①dial-peer hunt による冗長構成   * Options ping による Trunk の状態監視 ( CUBE 1.3 より可能 ) ② DNS/SRV による冗長構成 ( sip-server ) ①双方のCUBEからのSIP Register   登録による冗長化

CUBE を使用しての冗長化構成例 ( Cont’ ) - CUBE dial-peer hunt と Options ping - dial-peer voice 100 voip プライマリ Unifid CM へのダイヤルピア description [To/From Unified CM] translation-profil eoutgoing remove81 preference 1 destination-pattern +81   session protocol sipv2 session target ipv4:<Unified CM IPアドレス> incoming uri via 1001  no voice-class sip asserted-id voice-class sip profiles 100 voice-class sip options-keepalive dtmf-relay rtp-nte codec g711ulaw no vad dial-peer voice 101 voip  セカンダリUnifid CM へのダイヤルピア preference 2 1. dial-peer hunt のアルゴリズムを利用したdial-peer の冗長構成 http://www.cisco.com/en/US/docs/ios-xml/ios/voice/dialpeer/configuration/15-0m/vd-dp-feat-cfg.html 2. 切り替えを早くする為にOptions-ping( Out-of-dialog) を利用 http://www.cisco.com/en/US/docs/ios-xml/ios/voice/cube_sipsip/configuration/15-0m/voi-out-of-dialog.html

CUBE を使用しての冗長化構成例 ( Cont’ ) < 注意点> CUBE の冗長構成を取る場合は、MTP の冗長構成も考慮して設計が必要。 * 特にCUBE/MTPが同居している場合 網側への SIP Register を利用した冗長化に関しては NTTコミュニケーション ズ様へもサービス内容なども含めてご確認をお願い致します。

CUBE プラットフォームの選択 - 参考値 - CUBE 1台で MTP, Transcoder を選択した場合の参考例 # 同時接続数に応じたCUBE License, DSP(PVDM)が必要になります。 同時接続数 推奨プラットフォーム 24 2901 48 2911 96 2921 128 2951 192 3925 200以上*1 3945 注意: 検証環境で測定した目安であり、完全に動作を保証するものではありません。 また、大規模環境(たとえば、100チャネル以上)では、 冗長性の観点で、複数のプラットフォームに分割することを考慮する。 *1. 200以上の場合は弊社営業までご連絡下さい。

メンバーズネット対応 メンバーズネット http://www.ntt.com/members/ メンバーズネット http://www.ntt.com/members/ IP Voice サービスをベースにして追加契約することで、内線番号(ユー ザナンバ)を拠点間でも利用することができるようになるサービスで す。 ユーザナンバ(ロケーション番号+PBX内内線番号)を使用して発信/着信が可能 NTTコミュニケーションズ様HPより抜粋

メンバーズネット対応 網側のIF仕様として番号設計以外は特に変更不要 網側へRegisterを実施する番号は従来どおり。ユーザナンバは不要 発着時の発番号・着番号は外線の発着信と合わせて、下記の情報を基 にCUBE及びUnified CMの設計・設定を行う メンバーズネットへの発信時に網側に送る番号は下記のとおり メンバーズネットからの着信時に網側から送られてくる番号は下記の とおり 発番号 着番号 契約した0ABJ番号 ユーザナンバ 注:非通知時は184+ユーザナンバ 発番号 着番号 0ABJ番号 ユーザナンバ or 0ABJ番号 注:顧客の契約に依存

(Appendix) .Phone direct とのCUBE 設定の主な相違点 変更点 影響されるConfig部分 宛先ポートアドレスが7060 sip-ua 配下のsip-server設定で7060を使用 sip-ua 配下のRegister設定で7060を設定 ACLで7060宛をマーキング sip profile で設定が必要 着信時の番号がE.164形式(+81始まり) Voice translation rule /Profile で+81を0に変更 Unified CM向けのDial-PeerのDestination-Patternが+81始まり P-called-party-ID を用いたコールルーティングが必要 Arcstar IP Voice からの着信用 Dial-Peer にてp-called-party-idを使用するように設定 SIP インターフェース仕様の変更による設定追加 sip-profile の設定変更 Arcstar IP Voice 向けのDial-Peerにて各種 voice-class sip XXXを設定

トラブルシューティング用 IOSコマンド show sccp テスト以外では不要なデバッグは必ず止めてご利用下さい トラブルシューティング用 IOSコマンド show sccp IOS MTPの登録状態を確認するコマンド Router# show sccp SCCP Admin State: UP Gateway Local Interface: GigabitEthernet0/0 IPv4 Address: 10.1.1.11 Port Number: 2000 IP Precedence: 5 User Masked Codec list: None Call Manager: 10.1.1.1, Port Number: 2000 Priority: N/A, Version: 7.0, Identifier: 1 Trustpoint: N/A MTP Oper State: ACTIVE - Cause Code: NONE Active Call Manager: 10.135.191.41, Port Number: 2000 TCP Link Status: CONNECTED, Profile Identifier: 1 Reported Max Streams: 20, Reported Max OOS Streams: 0 Supported Codec: g711ulaw, Maximum Packetization Period: 30 Supported Codec: rfc2833 dtmf, Maximum Packetization Period: 30 Supported Codec: rfc2833 pass-thru, Maximum Packetization Period: 30 Supported Codec: inband-dtmf to rfc2833 conversion, Maximum Packetization Period: 30 TLS : ENABLED

トラブルシューティング用 IOSコマンド show sccp connection テスト以外では不要なデバッグは必ず止めてご利用下さい トラブルシューティング用 IOSコマンド show sccp connection 通話中にIOS MTPの使用状況を確認するためのコマンド Router# show sccp connections sess_id conn_id stype mode codec sport rport ripaddr conn_id_tx 16777218 16777232 mtp sendrecv g711u 16894 29052 10.135.191.103 16777218 16777231 mtp sendrecv g711u 16888 16890 10.135.191.62 Total number of active session(s) 1, and connection(s) 2

トラブルシューティング用 IOSコマンド show dspfarm dsp all テスト以外では不要なデバッグは必ず止めてご利用下さい トラブルシューティング用 IOSコマンド show dspfarm dsp all 通話中にTranscoder用DSPの使用状況を確認するためのコマンド Router# show dspfarm dsp all SLOT DSP VERSION STATUS CHNL USE TYPE RSC_ID BRIDGE_ID PKTS_TXED PKTS_RXED 0 1 32.1.2 UP 1 USED xcode 1 290 993 1003 0 1 32.1.2 UP 1 USED xcode 1 291 1000 993 0 1 32.1.2 UP N/A FREE xcode 1 - - - Total number of DSPFARM DSP channel(s) 10 1コールで2行表示します。 コールがない時は1行表示します。 残り9コール分のTranscoder リソースが確認できます。

トラブルシューティング用 IOSコマンド debug ccsip message テスト以外では不要なデバッグは必ず止めてご利用下さい トラブルシューティング用 IOSコマンド debug ccsip message SIPメッセージを確認するためのデバッグコマンド Router# debug ccsip message *Aug 6 14:26:39.059: //-1/xxxxxxxxxxxx/SIP/Msg/ccsipDisplayMsg: Received: INVITE sip:970@192.168.4.200:5060 SIP/2.0 Date: Fri, 07 Aug 2009 05:24:16 GMT Allow: INVITE, OPTIONS, INFO, BYE, CANCEL, ACK, PRACK, UPDATE, REFER, SUBSCRIBE, NOTIFY, PUBLISH From: <sip:5100@192.168.4.101>;tag=61574127-6f86-4608-ae97-75cc966e01e2-32375202 Allow-Events: presence, kpml Supported: timer,replaces Min-SE: 180 Remote-Party-ID: <sip:5100@192.168.4.101>;party=calling;screen=yes;privacy=off Content-Length: 214 User-Agent: Cisco-CUCM6.1 To: <sip:970@192.168.4.200> Contact: <sip:5100@192.168.4.101:5060;transport=tcp> Expires: 180 Content-Type: application/sdp