i-web ＲＰＧ５ の世界
目次 １．ｉ-ｗｅｂ ＲＰＧ５とは ２．ＩＯプロシージャー ３．i-serverアーキテクチャー １．ｉ-ｗｅｂ ＲＰＧ５とは １．ＡＳ４００は生まれ変わる ２．i-webテクノロジーの概要 ２．ＩＯプロシージャー １．ブラウザーと入出力 ２．多彩な開発手法・５つのタイプ ３．i-serverアーキテクチャー １．Ｂｉｎａｒｙ Ｆｉｌｅ 機能 ２．ＩＦＳ サポート ４．Eｘcｅｌ Application Support １．多彩なASデータベースのExcelダウンロード機能 ２．ExcelScriptによる高度なExcel出力 ５．Ｑｕｉｃｋソース １．Ｑｕｉｃｋソースとか ２．生成される画面例 ６．ｉ－ｗｅｂ ＲＰＧ５をご利用するために
PowerUp ＡＳ４００を変える i-webＲＰＧ５の魔法 AS400は 文字中心の５２５０の世界 グラフィカルなＷｅｂの世界 i-webRPG５ i-server ■データベース ■RPGの資産 ■安定した可動性 ■ブラウザーの表示能力 ■PCドキュメント処理 ■Excel直接出力 AS400は ■ハイパーフォーマンス のデータベース ■グラフィカルな インタフェース ■基幹であり、 ドキュメントサーバー ■Excel出力は標準的 ■RPGのままで、漸次変身 従来のAS４００ ■画面サイズ制約 ■文字情報限定 ■PCデータ非連携 こんなマシンが 欲しかった・・・
ｉ-webテクノロジーの概要
Ｉ０プロシージャー AS400 【５２５０RPGプログラム】 【Web用RPGプログラム】 ﾋﾞｼﾞﾈｽロジック ＤＳＰＦ用ＩＯ ・DBの操作 ・計算 ・ＲＥＡＤ ・ＷＲＩＴＥ ・ＥＸＦＭＴ ﾋﾞｼﾞﾈｽﾛｼﾞｯｸは、同じ。 流用可能。 DSPF用IOの代わりに、 ＩＯﾌﾟﾛｼｼﾞｬｰを使用 【Web用RPGプログラム】 ﾋﾞｼﾞﾈｽロジック ＩＯﾌﾟﾛｼｰｼﾞｬｰ ・DBの操作 ・計算 ・＃ＩＷＲＥＡＤ ・＃ＩＷＷＲIＴＥ ■５２５０用ＩＯ命令の代わりに、ﾌﾞﾗｳｻﾞｰ用ＩＯ命令（ＩＯプロシージャー）を 使用し、ＲＰＧプログラムを作成します ■ＩＯ部分以外は、通常のＲＰＧと変わりありませんので、従来の知識、 既存のプログラム資産が十分に活用出来ます。 ■作成手順も、ＳＥＵでソース入力→コンパイル→デバックと同じです
http://ASのIPｱﾄﾞﾚｽ / ﾗｲﾌﾞﾗﾘｰ / ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ名 IOプロシージャーによるプログラム ＲＰＧによるプログラム プログラムの呼び出し 【プログラムの起動／画面全体の読み込み】 http://ASのIPｱﾄﾞﾚｽ / ﾗｲﾌﾞﾗﾘｰ / ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ名 CALLP ＃IWIN 見出し画面（画面名＝ＨＤＲ） 【画面名の読み込み】 EVAL GAMEN＝＃IWVAL（’画面’） 【最初の処理】 URLで呼ばれた直後は、画面名なし ＧＡＭＥＮ IF *blanks CALLP ＃IWOUT（’HDR’） END 【見出し画面の処理】 ＧＡＭＥＮ IF ‘HDR’ EVAL CHUBAN=＃IWVAL（’注番’） CHUBAN CHAIN HACHU CALLP #IWSET(‘品番’：HINBAN) CALLP #IWSET(‘仕入先’：SIIRE) CALLP #IWOUT(‘BODY’) END 明細画面（画面名＝ＢＯＤＹ） 【明細画面の処理】 ＧＡＭＥＮ IF ‘BODY CALLP ＃IWOUT（’HDR’） END 【明細画面の処理】 SETON LR
多彩な開発手法・５つのタイプ タイプ 説明 速度 RPG的 開発 1)SSB DB １ ５ 2)CSB-１ ２ ３ 3)CSB-2 IFS HTMLの 場所 速度 RPG的 開発 1)SSB （Server Side Build） すべてサーバーでｈｔｍｌ を組立 DB １ ５ 2)CSB-１ （Client Side Build - 1) Ｈｔｍｌと変数値を別々 にＤＬし、ｓｃｒｉｐｔで組立 Ｈｔｍｌはネイティブファイル ２ ３ 3)CSB-2 （ Client Side Build - 2) ＨｔｍｌはIFS IFS ４ 4)ClientＰｕｌｌ 変数をURLの一部として DL。scriptで組立 5)CSI (Client Side Insert) Script主体でロジックを 組立、データのみを読み込み
Server Side Build タイプ サーバー クライアント ブラウザー表示 プログラム 送信されたｈｔｍｌ ・全てｈｔｍｌを組立 <html><body> <table> <tr><td>得意先<td>123 <tr><td>名前<td>アクセル <tr><td>住所<td>名古屋市 </table> </body></html> データ ベース スケルトン （DB） ブラウザー表示 ■最も基本的な手法 ■RPGプログラムが完全なHTMLを組み立てで出力 ■AS負荷：大／回線負荷：大／PC負荷：小
Client Side Ｂｕｉｌｄ – １ タイプ サーバー クライアント ブラウザー表示 プログラム 送信されたｈｔｍｌ ・ｈｔｍｌ部分はそのまま 送信 ・データ部分を別に送信 <html><body> <table> <tr><td>得意先<td id=no> <tr><td>名前<td id=name> <tr><td>住所<td id=addr> </table> </body></html> <textarea> no=123,name=アクセル,addr=名古屋 </textarea> Scriptを使用し組立 データ ベース スケルトン （DB） ブラウザー表示 ■ASからは、HTML/データ部分を別々に送信し、PCサイドで組み立て ■ASのプログラム構造は単純になる ■AS負荷：小／回線負荷：小／PC負荷：大
Client Side Ｂｕｉｌｄ – ２ タイプ サーバー クライアント ブラウザー表示 プログラム 送信されたｈｔｍｌ ・ｈｔｍｌ部分はそのまま 送信 ・データ部分を別に送信 <html><body> <table> <tr><td>得意先<td id=no> <tr><td>名前<td id=name> <tr><td>住所<td id=addr> </table> </body></html> <textarea> no=123,name=アクセル,addr=名古屋 </textarea> Scriptを使用し組立 データ ベース スケルトン （IFS) ブラウザー表示 ■Script Build-1で、スケルトンをIFSで保持 ■スケルトンの保守が、PCのエディターで可能になる ■パーフォーマンスは、ScriptBuiｌｄ－１と同等
Ｃｌｉeｎｔ Ｐｕｌｌ タイプ サーバー クライアント ブラウザー表示 プログラム 送信されたｈｔｍｌ ・データをURLの一部と して送信。 して送信。 ・ｈｔｍｌを直接、呼び出し <html><head> <meta http-equiv=refresh content= “URL=http://スケルトン.htm ?no=123 &name=アクセル &addr=名古屋“> </head></html> Scriptを使用し組立 データ ベース スケルトン （IFS) ブラウザー表示 ■スケルトンは、プログラムを経由せず、直接ブラウザーに送られる ■プログラムは、データ部分のみを送信するため、パーフォーマンス良好 ■データ長最大、４０９６の限界
Ｃｌｉeｎｔ Ｓｉｄｅ Ｉｎｓｅｒｔ タイプ サーバー クライアント ブラウザー表示 プログラム 送信されたｈｔｍｌ ・プログラムは、ｈｔｍｌ内の scriptから呼び出される ・必要なデータのみを 送信 <html><head> <script> url=http://pgm1.pgm&parm=123 Data=loadData(url) </script> </head></html> データ ベース スケルトン （IFS) Scriptを使用し組立 ブラウザー表示 ■クライアントのＳｃｒｉｐｔが直接、ＡＳのプログラムと更新 ■画面ロジックはScript側に移行し、ASプログラムはデータサプライのみ ■パーフォーマンスは最高
ｉ－ｓｅｒｖｅｒアーキテクチャー DDN（文書配布ネットワーク） Windows/Ｌｉｎｕｘ AS４００ 点の情報→面の情報 ＊）ＢＦ＝BinaryFile i-webでサポートされる 文書形式ファイル word/Excelなどの文書 PDFなどの画像 基幹DBなどのデータ 会社レベルの情報 点の情報→面の情報 ＮｅｔWork接続 ■文書情報はPCｻｰﾊﾞｰに 整理されていない状態で ふんだんに ■結び付けの要素の データはAS４００に IFS BF i-web RPG プログラム http-apache 足で運ぶ→ネットで運ぶ DDN（文書配布ネットワーク） ■情報に『宛先』をつけて 配布 ■時間と場所を越えて配布 誰でもどこでも ■PCの汎用技術のみで 構成 ■安く早くうまい情報 Pull型情報は、ﾌﾞﾗｳｻﾞｰ検索 これまでの画面検索 Push型情報は、ﾒｰﾙ配信 これまでの帳票配布
i-serverでのPCドキュメント参照 バイナリーファイルサポート ■PCドキュメントをAS４００・ネイティブ域に保管 ■オブジェクト管理が容易 ｉ｜wｅｂ Active Docu ment IFSサポート ■PCドキュメントをAS400・IFS域に保管 ■PCドキュメントのそのままの形式 改廃が頻繁 ネットワークファイル・サポート ■PCドキュメントを外部サーバーに保管 ■ファイルサービス用ネットワークプロトコル を使用（SMB・NFS) ブラウザーの 表示能力を 十二分に利用 Static Docu ment HTTPサーバー機能 ■PCドキュメントを外部サーバーに保管 ■外部サーバーにHTTPサーバーを構成し、 参照（Read Only) 改廃が あまりない
ASで、Excel/PDFなどのファイルを Binary File サポート ASで、Excel/PDFなどのファイルを 利用可能にします！ AS４００ ■AS４００ネイティブ環境下に Excel/PDFなどのPC文書を 保管するファイル・タイプ ■IFSと違い、ライブラリーの元に 存在し、通常のOS４００コマンド でアクセスが可能 ■RPG５で提供するプログラムで ・ﾌﾞﾗｳｻﾞｰから参照 ・ﾌﾞﾗｳｻﾞｰからアップロード ・IFSとのファイル交換 【ライブラリー】 ■データベース ■ソースファイル ■バイナリーファイル 商品 ＊FILE 在庫 ＊FILE ソース ＊FILE ソース ＊FILE ＊FILE ＊FILE ｱｯﾌﾟﾛｰﾄﾞ ＊FILE ﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞ
<img src=“http://・・・・/RPG5/DLBF.PGM?BFF=B00001”> BFサポートの活用・その１ 画像付の画面照会 【ライブラリーＵＳＲＬＩＢ】 商品マスター 品目 品名 画像BF# 説明書BF# 013770 電動鉛筆削り B00001 B00002 【画像を表示する場合】 ImgタグのSRC属性に、画像 のBF＃を指定 ＲＰＧプログラム 【ライブラリーＷＥＢ５】 BFインデックス <img src=“http://・・・・/RPG5/DLBF.PGM?BFF=B00001”> BF# ﾀｲﾌﾟ ライブラリー ファイル テキスト B00001 JPG DOCLIB G013770 画像013770 B00002 PDF DOCLIB D013770 説明書013770 【ライブラリーＤＯＣＬＩＢ】 Ｇ０１３７７０ Ｄ０１３７７０
<img src=“http://・・・・/RPG５/DLBF.PGM?BFF=B00001”> BFサポートの活用・その２ 画面照会からＰＤＦ表示 【ライブラリーＵＳＲＬＩＢ】 商品マスター 【PDFを表示する場合】 ImgタグのSRC属性に、画像 のBF＃を指定 品目 品名 図面BF# 説明書BF# ３０ＩＳＰ 渦巻きポンプ B00001 B00002 ＲＰＧプログラム <img src=“http://・・・・/RPG５/DLBF.PGM?BFF=B00001”> 【ライブラリーＷＥＢ５】 BFインデックス BF# ﾀｲﾌﾟ ライブラリー ファイル テキスト B00001 PDF DOCLIB Z30ISP 図面30ISP B00002 DOC DOCLIB D30ISP 説明書30ISP 【ライブラリーＤＯＣＬＩＢ】 Z30ISP Ｄ30ISP
ＩＦＳ サポート ＩＦＳ ＲＰＧプログラム テキストデータ バイナリーデータ ■ＩＦＳ上のファイルへの入出力をサポート ＩＦＳ サポート ■ＩＦＳ上のファイルへの入出力をサポート ■ＲＰＧから入出力プログラムを呼び出し ■存在チェックや登録簿の取得もサポート ＲＰＧプログラム ＩＦＳ ＣＡＬＬ ‘ＩＦＳＲＥＡＤＴＸ’ ＣＡＬＬ ‘ＩＦＳＷＲＩＴＥＴＸ’ ＣＡＬＬ ‘ＩＦＳＲＥＡＤ’ ＣＡＬＬ ‘ＩＦＳＷＲＩＴＥ’ テキストデータ ＩＦＳＲＥＡＤＴＸ ＩＦＳＷＲＩＴＥＴＸ バイナリーデータ ＩＦＳＲＥＡＤ ＩＦＳＷＲＩＴＥ
ネットワークファイル・サポート（ＳＭＢ） Windows・server1 ＡＳ４００ ルート FILE1 ＱＳＹＳ FILE2 Ｄｉｒ１ ・ ＱＮＴＣ Windows・server２ ﾌｫﾙﾀﾞQNTC下のﾌｫﾙﾀﾞｰは、ﾘﾓｰﾄｼｽﾃﾑ SERVER1 FILE1 FILE３ FILE2 SERVER１は、ネットワーク上のサーバー名 ファイルの実体は無く 参照のみ SERVER1 ・ＳＭＢ（ServerMessageBlock) ・NFS（NetｗorkFileSｙｓtem） を利用することにより、 PCサーバーのファイルへの アクセスも可能になります FILE3
リダイレクトとプロキシー（apache） Windows・server1 ＡＳ４００ 逆Proxy HTTPサ ｜バ ｜ I IS FILE1 FILE2 http://AS400/FILE1 http://SERVER!/FILE1 ﾘﾀﾞｲﾚｸﾄ Windows・server２ http://AS400/FILE1 I IS http://SERVER!/FILE1に移動しました FILE３ http://SERVER!/FILE1 直接ﾘﾝｸ http://SERVER２/FILE1 Apacheの機能を用いることにより ｉ－ｗｅｂでのネットワークファイル操作を行わずに 他のサーバー（ＰＣサーバー等）のファイルを参照できます。
Ｅｘｃｅｌ Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｓｕｐｐｏｒｔ 多彩なExcelダウンロード機能 【表形式】 Ｅｘｃｅｌ Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ Ｓｕｐｐｏｒｔ ユーザー・インターフェース Ｑｕｅｒｙ・インターフェース コマンド・インターフェース 【自由形式】 プログラミングｲﾝﾀｰﾌｪｰｽ ■ＥＡＳ機能は、多彩なＥｘｃｅｌダウンロードの方法を 提供します。 ■クライアント側には、特別なソフトウェアは不要です。
ExcelScriptによる高度なExcel出力 JPG/GIFの画像も 使用可能 ExcelＳｃｒｉｐｔ命令を ＲＰＧプログラム内で 記述し、帳票作成の ような感覚でExcelを ﾌﾞﾗｳｻﾞｰへ出力 ＲＰＧプログラム ■ExcelScriptは、RPGプログラム内で 使用し、レポート形式のExcelを出力 するための文法です。 ■JscriptやStyleSheetに似ています Excelのﾊｲﾊﾟｰﾘﾝｸを使用して、他のｻｲﾄにﾘﾝｸも可能 計算式も利用可
Quickソース ソースを 自動生成 ■Quickソースは、簡易プログラム・ジェネレーターです ■対話式にプログラムの内容（DB名･検索キー名・表示フィールド名など）を指定し、 RPGソースプログラムとHTMLを自動生成します ■ソースで生成されるので、以降追加･修正を加えることも可能です ■生成パターンは、単一レコード照会/複数レコード照会/ｳｲﾝﾄﾞｳ照会の３パターンです RPGソースプログラム 【ＲＰＧプログラム】 FSYOHIN IF E K DISK C EVAL HINCOD=#IWVAL('HINCOD') C HINCOD CHAIN SYOHIN 90 C IF *IN90 C MOVE '見つからない' MSG C CALLP IWOUT('ERR_DSP') C ELSE C CALLP IWSET('HINMEI',HINMEI) C CALLP IWSET('TANKA' ,TANKA) C CALLP IWOUT('DTL_DSP') C END 【ＨＴＭＬ】 <html> <body> 商品コード<input name=HINCOD > <input type=“submit” value=“実行” > </body> </html> ソースを 自動生成 HTML
生成されるプログラム 単一レコード照会 複数レコード照会
i-web RPG５をご利用するために AS４００の環境 ■OS４００ V５．１以上 ■ILERPGコンパイラー ■QSYSINCライブラリー ■空きディスク容量 ５０MB以上 ■ネットワーク環境であること PCの環境 ■インターネットエクスプローラー（V５．５以上） ■EAS機能を使用する場合は、Excel２０００以上