「地域分娩環境確保の方策について」 私の今回の演題に関連して、開示すべき利益相反状態はありません。

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1.現 状 ○ 発達障害は、人口に占める割合は高いにもかかわらず、法制度もなく、制 度の谷間になっており、従来の施策では十分な対応がなされていない ○ 発達障害に関する専門家は少なく、地域における関係者の連携も不十分で 支援体制が整っていない ○ 家族は、地域での支援がなく大きな不安を抱えている 2.発達障害者支援法のねらい.
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「地域分娩環境確保の方策について」 私の今回の演題に関連して、開示すべき利益相反状態はありません。 平成28年度岐阜産科婦人科学会・岐阜県産婦人科医会 合同学術研修会 2016年12月11日 「地域分娩環境確保の方策について」 海野信也 北里大学病院長・北里大学医学部産科学教授 日本産科婦人科学会医療改革委員会委員長 「周産期医療の広場」 http://shusanki.org/index.html 私の今回の演題に関連して、開示すべき利益相反状態はありません。

東日本大震災の経験を踏まえた 災害時小児周産期医療の課題 平成27年3月閣議決定「少子化社会対策大綱」 災害時の乳幼児の支援 「地方自治体において、乳幼児、妊産婦等の要配慮者に十分配慮した防災知識の普及、訓練の実施、物資の備蓄等を行うとともに、指定避難所における施設・設備の整備に努め、災害から子供を守るための関係機関の連携の強化を図ることを促進する。 」 日本小児科学会の提言 災害時の小児医療のネットワーク形成 災害時に必要となる物資(特殊ミルク等を含む)の供給体制 DMATや日赤救護班、JMATをはじめとする様々な支援活動との連携体制整備 厚労科研 小井土班の問題提起 災害時の小児・周産期医療システムが、現状では行政と乖離しており地域防災計画等に組み込まれていないこと 災害時の地域周産期医療体制の事業継続計画(BCP)策定されていないこと 厚労科研 呉班(研究分担者 菅原準一)の提言 医療・保健・行政活動が連動できるような災害対策ネットワークの平時からの形成 災害医療コーディネーターを中心とした災害拠点病院と総合周産期母子医療センターが連動する体制構築

東日本大震災後の小児周産期医療領域における 災害対策の取り組み 日本小児連絡協議会(四者協)合同委員会小児災害医療対策委員会 日本小児科学会・日本小児保健協会・日本小児科医会 日本小児期外科系関連学会協議会・日本小児外科学会 日本小児集中治療研究会 オブザーバー参加: 日本小児看護学会 日本小児総合医療施設協議会 日本周産期・新生児医学会 日本産科婦人科学会・日本産婦人科医会 新生児医療連絡会 日本新生児成育医学会

2016年2月3日 第4回周産期医療体制のあり方に関する検討会 鶴和美穂先生発表資料より

2016年2月3日 第4回周産期医療体制のあり方に関する検討会 鶴和美穂先生発表資料より

災害時小児周産期リエゾンが担うべき機能 平時の活動内容 平成28年2月26日 厚生労働省医政局長宛 「災害時小児周産期リエゾン」設置の要望書 共同提出団体 日本産科婦人科学会・日本小児科医会・日本産婦人科医会・日本周産期新生児医学会・日本新生児成育医学会・日本保健協会・日本小児期外科系関連学会協議会・日本小児救急医学会 災害時小児周産期リエゾンが担うべき機能 被災地における小児・周産期医療ニーズの情報収集と発信 被災地外における小児・妊産婦受け入れ体制の構築 平時における小児・周産期ネットワーク構築と訓練 行政機関と連携した災害時の小児や妊産婦にかかる医療や保健課題解決 平時の活動内容 小児・周産期医療機関の診療体制(人員・対応可能な疾患など)の把握 災害時小児・周産期医療業務継続計画(災害時小児周産期医療BCP)策定の支援 地域内の災害時小児・周産期医療BCPの策定 各施設での災害時小児・周産期医療BCP策定への助言 多施設やDMAT、災害医療コーディネーターと連携した災害訓練の実施 災害時小児周産期リエゾンの認定 研修の実施

県庁内で活動し、現場の医療機関などからの情報を収集する。 情報収集・発信 医療調整 保健活動 熊本県庁災害対策本部DMAT調整本部内 熊本地震小児地域医療連絡会 救護班の活動場所と連携 県庁内で活動し、現場の医療機関などからの情報を収集する。 得た情報を県・市、DMAT、自衛隊等と適切に共有する。 必要な医療資源を把握し、学会への派遣依頼や調整を図る。 県庁及び、現地へ赴いて得た情報を元に計画を立案する。 救護班や保健所からの情報を活用し、避難所での乳幼児、妊産婦のニーズに対し、必要な対応を図る。 医療資機材の不足を確認し、 県の担当者へつなぐ アレルギー食の手配状況を把握し、周知を図る 医療機関の被災情報と稼働情報を収集し、発信する 小児科医、産婦人科医のニーズを把握し、県を通じて学会に派遣要請をかける 被災地の医療機関を訪問し、具体的な調整を行う 行政、医療機関が意見交換をできる場を提供する 子どもの遊び場提供 妊婦の健康状態についてのアセスメントを計画して実施 乳幼児、妊婦への情報提供方法を検討して実施 2016年6月30日 第5回周産期医療体制のあり方に関する検討会 伊藤友弥先生発表資料より

災害急性期 熊本県DMAT調整本部 医療ニーズ 搬送 DMAT隊員管理 小児周産期リエゾン (鶴和、伊藤) 小児科 (鶴和、斎藤) 新生児科 (和田) 産婦人科 (津田) 小児救急医学会 小児科学会・医会 産婦人科学会・医会

亜災害急性期以降(4/23-) 熊本県災害医療コーディネート本部 避難所ニーズ 救護所管理 救護班管理 小児周産期リエゾン (菅原、賀来) 小児科 (鶴和、斎藤、中村) 新生児科 (和田、川瀬) 産婦人科 (津田、坂口) 小児救急医学会 小児科学会・医会 (神薗、浅野、、) ※病院、救護所での活動は、地域コーデ ィネーターの指揮下で活動 産婦人科学会・医会 (鈴木、服部) ※避難所での活動は、地域コーディ ネーターの指揮下で活動する

リエゾンチーム撤収時 熊本県災害医療コーディネート本部 避難所ニーズ 救護所管理 救護班管理 小児科 (中村) 新生児科 (川瀬) 産婦人科 (坂口) 小児救急医学会 小児科学会・医会 (派遣医師) ※病院、救護所での活動は、地域コーデ ィネーターの指揮下で活動 産婦人科学会・医会 (派遣医師) ※避難所での活動は、地域コーディ ネーターの指揮下で活動する

広域搬送訓練で小児周産期の訓練を実施してはどうか 災害時小児周産期リエゾンの課題 リエゾンとなる人材の養成が必要 県庁で活動できるコミュニケーション能力を有する人材 DMATや災害医療に通じた小児・周産期医療の人材 地域の小児・周産期医療体制を知っている人材 平時から連絡体制の整備が必要 周産期医療協議会で災害対策を議論 小児医療のネットワーク構築が必要 リエゾンを都道府県が委嘱できるような制度化 研修計画案を研究班の場で検討する予定 広域搬送訓練で小児周産期の訓練を実施してはどうか 2016年6月30日 第5回周産期医療体制のあり方に関する検討会 伊藤友弥先生発表資料より

小児周産期災害リエゾン 研修会 開催日: 開催場所: 受講生 第1回 平成 28 年12月17日(土) 第2回 平成 29年2月18日(土) 小児周産期災害リエゾン 研修会 開催日: 第1回 平成 28 年12月17日(土) 第2回 平成 29年2月18日(土) 開催場所: 国立病院機構災害医療センター 受講生 募集・決定は厚生労働省から都道府県へ 1回の研修あたりの受講生は約 50 名(第1回:東日本ブロック 第2回:西ブロック) 各都道府県より2−3名の受講生を受け入れる 当初は産婦人科医・新生児科医・小児科医が対象

災害後長期にわたる母子支援 被災褥婦の退院先の問題 母子手帳再交付・産褥健診・乳児健診・予防接種等の継続的な母子支援 産後ケアハウスの活用等 母子手帳再交付・産褥健診・乳児健診・予防接種等の継続的な母子支援 精神的なサポートの必要性

謝 辞 本日は、ご静聴いただきありがとうございました。 謝  辞 本日は、ご静聴いただきありがとうございました。 講演の機会を与えていただき、座長の労をおとりいただきました 岐阜大学大学院医学系研究科産科婦人科学教授 森重 健一郎先生に心より御礼申し上げます。