市営住宅修繕受付及び収入申告発送回収業務委託の概要について 資料5 委託する業務 市営住宅収入申告発送回収業務の委託内容 委託する業務は次の2点。 1 収入申告書の発送業務 2 収入申告書の回収及び受付 3 回収書類の確認及び不足書類の提出依頼 4 市への報告及び回収した書類の回付 市営住宅修繕受付業務 収入申告発送回収業務 実施月 事務内容 7 月 収入申告書発送 8 月 ~12月 収入申告書の回収 回収書類の確認 不足書類の案内 未提出者への督促 1 月 最終確認 2 月 家賃決定 通知発送 委託する目的 民間の能力を活用して,市民サービスの向上及び効率的,効果的な管理を行うことを目的とする。 発送回収及び確認を委託 委託する期間 平成29年7月1日から平成30年3月31日(9か月間) ※ただし,当初委託は単年度契約とするが,平成30年4月以降適宜業務内容を見直し, 継続することを検討していく。 引き続き市が行う 委託の手法 1 プロポーザル方式の採用 価格のみではなく,事業者が提案する業務遂行の方法,個人情報保護,能力,技術, 実績等を審査するためプロポーザル方式の採用を検討する。 2 参加資格要件に市内要件を設定 委託業者の選定は,地域活性化,地域事業者の育成等の観点から,市内要件(市内に 本社又は本店を置く法人等に限る。)を設定することを検討する。 期待する効果 修繕の迅速化及び被害拡大防止 夜間,休日は閉庁しているため修繕の対応に時間がかかる場合があるが,民間委託することで連絡体制が整い,対応の迅速化が図られる。また,これにより被害拡大の防止につながる。 市営住宅修繕受付業務の委託内容 1 入居者からの修繕の受付(夜間・休日含む) 2 事業者への修繕依頼 3 市への報告等 民間事業者のノウハウの活用等 事業者等の備えるノウハウの活用による市民サービスの向上及びアウトソーシングによる地域経済の活性化につながる。 修繕種類 入居状況 修繕内容 H27年度実績 退去修繕 空室 家財道具が無い時に合わせ,経年劣化部分などを修繕 500件 (108,827千円) 計画修繕 入居中 消耗・摩耗性の部材交換,定期性を要求されるものなどを修繕 130件 (15,284千円) 緊急修繕 停電・漏水・排水管閉塞・TV視聴不可・屋根板金飛散・保守業務から派生するものなどを修繕 1,345件(77,197千円) 事後保全から予防保全への転換 現在は,1,300件を超える緊急修繕の対応に追われているが,委託することで,予防保全への対応にシフトすることができ,修繕件数の減少による財政負担の縮減につながる。 引き続き市が発注 事務の効率化 本委託のような機械的な事務を委託することで,入居者募集方法の変更を始め,様々な市営住宅の管理手法における課題の整理に注力できるようになり,制度の改善につながる。 緊急修繕のみ委託