工科大ケータイ・その他への Android移植 株式会社ユビラボ
自己紹介 モバイル専門の会社 今年の1月起業 Androidは専業ではないです^^; Linux用ドライバ開発 Linuxポーティング、BREW,iPhone,MIDPその他もろもろやってます http://www.ubilabo.net
工科大ケータイとは http://www.teu.ac.jp/t-lab/ ユビラボにて、各種ドライバの移植を担当 ただし 東京工科大学で開発された、オープンソースの携帯電話プラットフォーム Linux VoIP機能 CPU:PXA272 メモリ:128MB Androidの動作が快適です CFスロット搭載 メモリカードスロットはなし^^; サウンド・USBクライアント機能 タッチパネルなし、テンキー ユビラボにて、各種ドライバの移植を担当 ただし サポートなし(ハードウェアはサポートあり) ユビラボにてサポート相談します
Android導入実績 東京工科大学 アットマークテクノ IDY ウィルコム端末 E-Mobile Nokia 工科大ケータイ Armadillo300 IDY Wipcom1000 ウィルコム端末 WS007SH WS011SH E-Mobile E-Monster(HTC Kaiser) E-Monster Light(HTC Touch Dual) Nokia N800
導入パターン(LinuxOSマシンへの移植) 起動するソースと.configが入手できる Linux2.6.18以降へ移植すればOK m3系なら、drivers/Android配下とdrivers/binderの移植 m5系なら、drivers/Android配下の移植 サウンドの移植は arch/arm/mach-goldfish/audio.cを移植 ネットワークがつながればファイルシステムはNFS経由で起動可能 ユビラボでは開発時AndroidのディレクトリをNFSで共有している 以下注意点 EABIオプションとTHUMBオプションを入れる m3系なら、/dev/binderの書き込み属性とドライバの番号を合わせる m5系ならそのままでOK フレームバッファをダブルバッファにする Android特有の問題はそんなにない(Linux開発者なら今までどおりの経験が使える)
導入パターン(WindowsCEマシンへの移植) 一番大変なのはLinuxを起動させるまで ユビラボではHaretというプログラムを改造して利用 http://handhelds.org/moin/moin.cgi/HaRET サウンド解析機能 I2C,I2S,AC97デバッグ機能 フレームバッファ周りの設定値読み出し 余分なプロセスを削除してから起動 カーネルイメージビルド&起動の注意点 シリアルへのログ出力などはとまってしまう原因になるので 一度起動してしまったら、あとは何とかなります CPUでPXAを使っているものは、USB経由でネットワークが使えるので、telnet経由で操作できます msm系は、SDカードを使ってデバッグしてました Armadilloで液晶がないものは、fbvncserver経由で動作確認
注意事項 Haretによる起動は他のアプリケーションの動作に関係なくOSを強制起動させるため、故障する可能性があります。 もしWILLCOM端末、Eモバイル端末にてデモ開発、または人柱希望の方はご一報を ぶっちゃけ、市販端末の改造系は会社として発表するのは・・
ありがとうございました 佐藤勝彦 stkatu@ubilabo.net