5-1 おおさか環境科 身のまわりの生き物を見つけよう 小学校中学年の内容① 大阪市 5-1 おおさか環境科 大阪市 小学校中学年の内容① 身のまわりの生き物を見つけよう ここからは、小学校、中学校での具体的な授業の中身についてです。 まず、小学校中学年、3~4年生ですね。その生物に関することから見ていきましょう 小学校中学年での「自然・生物多様性」のねらいは、 「大阪の身近な自然の観察を通じ、自然への愛着を持ち、大切にすることに気づく。」 です。 植物、昆虫、鳥、魚の生き物マップを作るなど、実際に身の周りにいる生きものを知ることからはじめます。
5-1 おおさか環境科 へらそうごみ 小学校中学年の内容② 大阪市 「循環」でのねらいは、 5-1 おおさか環境科 大阪市 小学校中学年の内容② へらそうごみ 「循環」でのねらいは、 「大阪市のごみ処理やリサイクルの推進など、環境保全のさまざまな活動を知り、自分たちにできることを考える。」 です。 社会の科目のごみの処理と利用の分野で、 大阪市のごみ収集や処理、リサイクルなどについて学びます。
5-1 おおさか環境科 エネルギ-、資源はどこからくるの 小学校中学年の内容③ 大阪市 「エネルギー」の区分におけるねらいは、 5-1 おおさか環境科 大阪市 小学校中学年の内容③ エネルギ-、資源はどこからくるの 「エネルギー」の区分におけるねらいは、 「水の循環(上下水道)、太陽光発電の大阪の事例を通じ、エネルギー・資源を大切にすることに気づく。」 です。 社会の科目の、飲料水・電気・ガスの確保、 理科の風やゴムの動き、光の性質などの分野との関連で、 わたしたちのくらしをささえる上水道、下水道について学び、 また、自然を利用したエネルギーとして 太陽光発電や風力発電 の大阪市内の事例を学びます。
5-1 おおさか環境科 夏をすずしく!大作戦!! 小学校中学年の内容④ 大阪市 「都市環境保全」でのねらいは、 5-1 おおさか環境科 大阪市 小学校中学年の内容④ 夏をすずしく!大作戦!! 「都市環境保全」でのねらいは、 「大阪の夏の気温の状況を認識し、水や緑を活用したヒートアイランド対策の身近な取組みを通して、環境を守っていこうとする意欲を育てる。」 です。 理科の空気と水の性質、太陽と地面の様子などの分野との関連で、 大阪の夏の気温の状況をふまえ、打ち水、緑のカーテン・カーペットなどを、夏をすずしくする工夫として学びます。
5-1 おおさか環境科 わたしたちのくらしと生き物 小学校高学年の内容① 大阪市 次からは小学校高学年になります。 5-1 おおさか環境科 大阪市 小学校高学年の内容① わたしたちのくらしと生き物 次からは小学校高学年になります。 「自然・生物多様性」でのねらいは、 「生物と環境との関わりを理解し、環境保護のため自分たちにできることを考える。」 です。 社会の我が国の国土の自然などの様子、 理科の生物と環境などの分野との関連で、 淀川の環境(例えば、淀川にすむ魚や水生生物、わんどなど)について学びます。
5-1 おおさか環境科 環境を守るくらしや産業の工夫 小学校高学年の内容② 大阪市 「循環」でのねらいは、 5-1 おおさか環境科 大阪市 小学校高学年の内容② 環境を守るくらしや産業の工夫 「循環」でのねらいは、 「製品の環境配慮事例など生産や消費の観点から資源を大切にするために必要なことを考える。」 です。 社会の我が国の工業生産などの分野との関連で、 環境にやさしい工業製品(エコカー、生分解性プラ等)、グリーン購入、フード・マイレージ といったことを学びます。 この写真はどちらもエコカーで、パッカー車がハイブリッド車、バスは天然ガス自動車です。
5-1 おおさか環境科 地球温暖化-防止のためにできること 小学校高学年の内容③ 大阪市 「地球温暖化」は小学校高学年からです。 ねらいは、 5-1 おおさか環境科 大阪市 小学校高学年の内容③ 地球温暖化-防止のためにできること 「地球温暖化」は小学校高学年からです。 ねらいは、 「地球温暖化の観点から、自然や社会が果たしている役割や大阪における取組みを通じ、自分にできることを考える。」 です。 社会の世界の中の日本、 理科の燃焼の仕組みの分野との関連で、 地球温暖化に関すること、例えば、この図のように地球温暖化の原因や、 大阪市から出ている温室効果ガス、家庭から出ている二酸化炭素について学び、 夏休みエコチャレンジシートを使って二酸化炭素排出量を計算し、減らすための取組みを考えてみたり、 二酸化炭素を吸収する森林について学ぶなど、 様々な関わりや仕組みなどについて理解を深めます。
5-1 おおさか環境科 エネルギーの有効利用 小学校高学年の内容④ 大阪市 「エネルギー」でのねらいは、 5-1 おおさか環境科 大阪市 小学校高学年の内容④ エネルギーの有効利用 「エネルギー」でのねらいは、 「創エネ・省エネの事例を通じ、エネルギーについての理解を深めるとともに、自分にできることを考える。」 です。 社会の世界の中の日本や、 理科の電気の利用などの分野との関連で、 発電に関すること、例えば、 ・わたしたちのくらしと電気 ・さまざまな発電のしくみ(火・原子・水・ごみ・地熱・海洋温度差・太陽光発電のしくみ、燃料電池) また、省エネルギーについては、 ・わたしたちのくらしとエネルギーの消費 ・省エネ型製品(エネルギー消費の増加、省エネマーク) ・LED照明(公共施設へのLED導入例) などの取組みについて学んでいきます。
5-1 おおさか環境科 身近な環境を守る 小学校高学年の内容⑤ 大阪市 「都市環境保全」でのねらいは、 5-1 おおさか環境科 大阪市 小学校高学年の内容⑤ 身近な環境を守る 「都市環境保全」でのねらいは、 「公害などの具体的な事例を通して、自分たちがどのようにしなければならないのか考える。」 です。 社会の公害と国民の健康・生活環境などの分野との関連で、 ・大気汚染(空気のよごれ)、光化学スモッグ、悪臭 ・水質汚だく(水のよごれ) ・そう音・しん動 ・地盤沈下と土じょう汚染 などについて、大阪市の状況を学びます。 また、都市部にかかわりの深い ・ヒートアイランド現象とは? ・ヒートアイランド対策 として、大阪市で何が行われているか? などについて理解をしていきます。
5-1 おおさか環境科 生物多様性 中学校の内容① 大阪市 いよいよ中学校です。さらにステップアップします。 5-1 おおさか環境科 大阪市 中学校の内容① 生物多様性 いよいよ中学校です。さらにステップアップします。 まず「生物多様性」でのねらいは、 「生物多様性条約等の世界の戦略をふまえ、身近に存在する生物多様性から、多様性保全のためにできることを自ら考え、判断する。」 です。 社会では、世界各地の人々の生活と環境、世界と比べた日本の地域的特色(自然環境) 理科では、生物と環境、生物の変遷と進化などの分野との関連で、 ・生物多様性とは?(生態系-南港野鳥園、種-市内河川魚類調査等) ・生物多様性の危機(絶滅危惧種の状況、外来生物、市街地と生物多様性) ・生物多様性条約(条約の目標、大阪市での取組) のように、より踏み込んだ生物多様性の現状について学びます。
5-1 おおさか環境科 循環 中学校の内容② 大阪市 「循環」でのねらいは、 5-1 おおさか環境科 大阪市 中学校の内容② 循環 「循環」でのねらいは、 「物質循環の事例から、循環型社会の構築に向け必要なことを自ら考え、判断する。」 です。 社会の世界と比べた日本の地域的特色(資源・エネルギーと産業)、日本の諸地域(環境問題、環境保全)や、 理科の鉱物資源の利用などの分野との関連で、 ・水の循環について ・鉱物資源について(銅精錬工場) ・資源の有効利用のために- 3R(3Rの考え方、大阪市のごみ処理実績) など、幅広く資源について学びます。 写真はエコフェスティバルの様子です。たくさんの人が参加して、ガレージセールを楽しんでいますね。
5-1 おおさか環境科 地球温暖化 中学校の内容③ 大阪市 「地球温暖化」でのねらいは、 5-1 おおさか環境科 大阪市 中学校の内容③ 地球温暖化 「地球温暖化」でのねらいは、 「世界規模の環境問題とそれへの日本や大阪市の対応を通じ、国際社会の中での環境問題を知り、今後自分が何をすべきか自ら考え、判断する。」 です。 社会の私たちと国際社会の諸課題、現代の日本と世界、 理科の自然環境の保全と科学技術の利用などの分野との関連で、 ・地球温暖化について ・地球温暖化への対応(世界・日本・大阪の現状、市の取組み(太陽光発電、ライトダウンキャンペーン)) といった現状や取組みについて学びます。 写真は実際の太陽光パネルとライトダウンキャンペーンの様子です。 最近ではライトダウンキャンペーンも各地で行われていますね。
5-1 おおさか環境科 持続可能なエネルギー利用 中学校の内容④ 大阪市 「エネルギー」でのねらいは、 5-1 おおさか環境科 大阪市 中学校の内容④ 持続可能なエネルギー利用 「エネルギー」でのねらいは、 「エネルギー需給の世界・日本・大阪市の現状と大阪市での未利用・再生エネルギー利用施策、節電対策の具体例を通じ、クリーンエネルギーとエネルギーの有効利用を自ら考え、判断する。」 です。 社会の世界と比べた日本の地域的特色(資源・エネルギーと産業)、 理科のエネルギー、科学技術の発展などの分野との関連で、 ・エネルギー資源とは?(世界、日本、大阪市の需給状況) ・エネルギーの有効利用のために(メガソーラー、LED導入、節電対策、“見える化”取組等) について学びます。
5-1 おおさか環境科 都市環境保全 中学校の内容⑤ 大阪市 都市環境保全でのねらいは、 5-1 おおさか環境科 大阪市 中学校の内容⑤ 都市環境保全 都市環境保全でのねらいは、 「公害克服の経験とそれを活かした国際貢献、環境リスクの考え方を知り、自分にできることを自ら考え、判断する。」 です。 社会の現代の日本と世界(高度経済成長、国際社会とのかかわり)、国民の生活と政府の役割(公害の防止など環境の保全)、 理科の物質のすがたなどの分野との関連で、 ・公害について(大阪市の現状や対策) ・大阪市の国際貢献活動(国連機関の誘致、開発途上国への協力) ・ヒートアイランド現象について(状況と対策の全体像) ・化学物質対策について(環境リスクの考え方) といったことを学びます。
体験を通じて感性を養い、課題を発見して、調べ、理解し、計画し、行動・実践を通じて社会に働きかけ、自ら考え、判断する、こういった人材を育てる 5-1 おおさか環境科 大阪市 まとめ① 「おおさか環境科」のまとめです。 環境問題に立ち向かっていくには、その考えや、解決方法が身についていないとうまくいきません。 ここにもあるように、体験を通じて感性を養い、課題を発見して、調べ、理解し、計画し、行動・実践を通じて社会に働きかけ、自ら考え、判断する、こういった人材を育てることが、 「おおさか環境科」に与えられた使命と考えています。 また、それにあたり、学校では「おおさか環境科」という副読本を使って、環境学習ができるようにしています。 皆さんも、地区や地域に帰ったとき、お子様や地域の子どもたちと一緒に環境問題に触れ、考え、そして行動してください。 そうすれば、きっと将来の大阪は環境もよく、元気のよい街になっているはずです。 体験を通じて感性を養い、課題を発見して、調べ、理解し、計画し、行動・実践を通じて社会に働きかけ、自ら考え、判断する、こういった人材を育てる
5-1 おおさか環境科 まとめ② 大阪市 「おおさか環境科」の紹介はこれで終了です。 お疲れ様でした。 〈参考〉 5-1 おおさか環境科 大阪市 まとめ② 「おおさか環境科」の紹介はこれで終了です。 お疲れ様でした。 〈参考〉 スライドの男の子(かんちゃん)、女の子(きょうちゃん)は、大阪市の環境学習施設「生き生き地球館」のイメージキャラクターです。 「おおさか環境科」では、子どもたちが、登場するこれらのキャラクターたちと一緒に学んでいくような構成となっています。