新たな価値を生み出す市政改革 質の高い行財政運営と官民連携の推進 43

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スマートフォン、タブレット端末、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の普及等を背景に、多種多様な情 報を相互に連携させて新たな価値を生み出すことが期待されている。 地方公共団体オープンデータ推進ガイドラインの概要 0.ガイドラインの位置付け 国が掲げるオープンデータ取組の意義 1.経済の活性化、新事業の創出.
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第5回 大阪府・大阪市特別区設置 協議会資料 ( ) 資料2 1大阪都構想を実現することで 大阪がどう変わるのか 2事務事業のコスト検証について 大阪維新の会 大阪府議会議員団 大阪維新の会 大阪市会議員団.
佐賀市中期財政計画 総務部財政課 平成26年12 月 平成27年度 ~ 平成33年度 1. 佐賀市を取り巻く状況 ○ 生産年齢人口(15~64歳)の減少 ⇒ 税収等の減少 ○ 高齢者人口(65歳以上)の増加 ⇒ 扶助費や医療費等の増加 ○ 合併特例措置 ⇒ 普通交付税の段階的縮減 (27年度から32年度まで)
都市整備部 予算要求方針 要求方針 ○財政構造改革プラン(案)において、今後の公共施設(インフラ)のあり方として「建設から維持管理への
周南市公共施設白書 耐震改修が完了した周南第3住宅第11棟 平成25年11月 周 南 市.
+ 延焼遮断帯整備促進事業の制度創設について (密集市街地区域内の都市計画道路の重点的な整備) 新たな制度 「延焼遮断帯整備促進事業」
※ 上記質問に対し、協議会委員として以下のとおり回答
低炭素社会創出ファイナンス・イニシアティブ
これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要    これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要      参考資料1 ■ e-Japan戦略(平成13年1月IT戦略本部決定)   「2003年までに、国が提供する実質的にすべての行政手続きをインターネット経由で可能とする」とした。 ● オンライン利用拡大行動計画(旧計画)(平成20年9月IT戦略本部決定)
地方公共団体オープンデータ推進ガイドラインの概要
2016年3月10日(木) 内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室
(2)特別区全体 7 試案1(7区 北・中央区分離) H31年度まで300億円を超える収支不足が続くが、H41年度には単年度の収支不足が解消
(4)特別区の収支不足への対応例 試案1 7区(北・中央区分離)・・・ p27 試案2 7区(北・中央区合体)・・・ p28
三宅やすし市政報告 11区西文化センター 2013.11.9.
基本的な方針 『大阪府ファシリティマネジメント基本方針』(大阪府公共施設等総合管理計画)(案)について 建物の修繕・更新費用試算
竹山・堺市長のお話から(局長・部長研修)
38 6.主な点検項目 (1)平成27年度の取組み ③出資法人等の改革 ■指定出資法人 番号 法人名 担当部局・室 今後の方向性
1 開催都市の役割、費用負担、主な開催準備スケジュール
海外展開支援 事業承継支援 中小企業庁と愛媛県等の連携協定概要 県内中小企業等の 海外展開促進 円滑な事業承継の 実現
1.新しい公民連携 『独立採算型PFI』の実現 2.新行政改革大綱 『Try Angles』のスタート 3.ふるさと納税の現況
制度論検討の視点 資料2-2 1 自治体構造 ○大都市制度を考えるに際して、特別市のような広域自治体と基礎自治体の機能をあわせ持ったものを
平成29年10月 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室
政府情報システムのコスト削減の 取組状況について
Myルートガイドサービス 防災 減災 少子 高齢 産業 創出 My ルートガイドサービス 誕生の キッカケ
新たな自治の仕組みの構築 副首都・大阪の確立に向けた取組みの推進 51
千葉市行政改革推進指針 概要版 平成27年3月 千 葉 市.
千葉市行政改革推進プランの達成状況 (平成22年度~26年度)
アクションプラン目標 【平成27年度~29年度】 ICT活用施策 実施件数
成長産業の育成 府市一体となった成長の実現 〇 「イノベーション・エコシステム」を構築し、新たな需要を生み出すビジネスを創出
市政への反映(平成30年度シカゴ出張) 1.出張で実現した主たる成果 2.近い将来の交流をめざす項目 3.市政への反映をめざすもの
公共的な地下空間における防災・減災対策を推進
今後の財政収支概算 (粗い試算) ◆2019(平成31)年2月版◆ 大阪市財政局
4.新たな価値を生み出す市政改革 52.
「大阪の成長戦略」の実現による大阪経済の活性化
3 4.具体的な改革の取組み (1)事業重点化(組み換え)の推進 ①成果重視による事業選択 項目名 取組内容 担当部局・室 取組み実績 備考
     6  総合区政会議           地域自治区・地域協議会.
最先端ICT都市の実現に向け、「ICTの徹底活用」と「ICTの適正利用」を基本に取組をすすめます
生物多様性保全推進支援事業 1.地域における生物多様性の保全再生に資する活動への支援
今後の財政収支概算 (粗い試算) ◆2018(平成30)年2月版◆ 大阪市財政局
大阪バイオ戦略2017のポイント 重点取組 主な取組 オール大阪で事業推進 規制改革 治験促進
フランスの公共交通における民間委託 【公共サービス/公共施設/社会インフラ/地域活性化/国際PPP】 ■事業の主な内容
■ パッケージ案に関する報道 (平成25年8月10日) 【効果関係 抜粋】 資料5
大阪市水道経営戦略( )の概要 《工業用水道事業編》 <抜本的な経営改革による収支ギャップ解消イメージ>
住宅まちづくり部の施策概要と30年度の主な取組み 減災に繋げる災害に強い住まいと都市の形成
府市の医療関連分野の再構築 ~成長戦略に向けて~
企業等との連携について(平成31年3月末現在)
企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律
利益処分にかかる知事の承認(経営努力認定)について
地方公共団体オープンデータ推進ガイドラインの概要(案)
平成29年10月30日 内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室
新技術等を活用した生産性の向上・府民サービスの充実
地方公共団体オープンデータ推進ガイドラインの概要
地域住民・企業等によるまちづくり事業・活動への支援強化
経済連携協定による 外国人介護福祉士候補者 に対する 支援について (緊急雇用創出事業(基金)の活用)
<H29年4月>地方独立行政法人の新設合併に伴う府退職者の再就職承認の取扱いについて
千葉市行政改革推進指針(案) 概要版 平成27年○月 千葉市.
国際フェリーなどの利用促進の仕組みの構築に加え、大阪港の客船寄港増加を目指し、大阪港の客船ターミナルの機能強化や客船誘致の仕組みを構築する。
地方創生に向けた自治体SDGs推進事業 平成30年度予算案5億円(平成30年度からの新規事業) 実施期間:平成30年度~(新規)
「自律的で創造性を発揮する行財政運営体制の確立」をめざし、改革の取組みを継続
これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要
地域の多様な課題に応える低炭素な都市・地域 づくりモデル形成事業
コラム2-4-4②図 社会環境対応施設整備資金(BCP融資)
大阪市ICT戦略  骨子 平成27年4月 大阪市.
市区町村 富士市 創業支援事業者 概 要 特定創業支援事業 <全体像> 地域金融機関 静岡県富士工業技術支援センター 市立中央図書館
◎ ○ ○ 副首都に必要な広義のインフラ △ △ △ △ 資料2-2 必要な要素 具体例 現状評価
これまでのオンライン利用の促進に関する取組の概要
「大阪における大都市制度の制度設計 (パッケージ案)」に関する自民党の見解
目標 … 自律的で創造性を発揮する行財政運営体制の確立
中小企業支援団体(経営支援)に関する これまでの協議経過
生物多様性保全推進支援事業 1.地域における生物多様性の保全再生に資する活動への支援
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新たな価値を生み出す市政改革 質の高い行財政運営と官民連携の推進 43 平成28年8月に策定した「市政改革プラン2.0」に基づき、「市民サービスの向上」、 「業務執行の効率化」、「安定した財政基盤の構築」をめざした取組みを推進

質の高い行財政運営の推進 44 〇 トイレの改修や案内表示の拡充等 市民利用施設におけるサービス向上 〇 トイレの改修や案内表示の拡充等 区民センター(北区・天王寺区)のトイレの洋式化等 天王寺動物園における動物解説板の新設及びリニューアルによるより充実した動物情報の提供 市立美術館の情報発信強化のための天王寺公園内へのデジタルサイネージの設置等        など 効率的な行財政運営 〇 施策・事業の見直し(マイナスシーリングの取組み) 《平成29年度予算:対前年度比▲50億円》 区長・局長のマネジメントのもと、選択と集中や行財政改革の推進による更なる自律的改革 〇 未利用地の有効活用等 《平成29年度不動産売却代予算額:89億円》 周辺のまちづくりに寄与する観点にも留意しつつ、計画的な売却を推進 売却が困難な土地や売却・事業化に相当な期間を要する土地については、長期的あるいは暫定的な貸付等を推進 〇 給与カットの継続実施 《平成29年度年間削減効果額: 54億円》 市長部局及び水道局:給料(▲6.5%~▲1.5%)、管理職手当(▲5%) 交通局:給料(▲20%~▲3%)、管理職手当(▲5%) 〇 広告事業の推進 《平成29年度目標効果額: 5億円》 市の保有資産を最大限活用した広告事業の推進 など

質の高い行財政運営の推進 45 〇 予算編成方針 〇 市債残高の削減 市債残高の推移 財政健全化への取組み 補てん財源に依存することなく収入の範囲内で予算を組むことを原則 〇 市債残高の削減 全会計ベースは13年連続して対前年度比較で減 一般会計ベースは、後年度に地方交付税で全額措置される臨時財政対策債を除くと13年連続して対前年度    比較で減 市債残高の推移 (億円) 全会計 一般会計 一般会計 (除く臨時財政対策債) ※ 平成27年度末の市債残高(一般会計分)は、     実質的な比較を行うため、市街地再開発事業会計     及び土地先行取得事業会計の廃止等にあわせて     計数整理した数値

質の高い行財政運営の推進 46 〇 オープンデータ専用サイトの開設(平成28年3月) ICTを活用したサービス向上 〇 オープンデータ専用サイトの開設(平成28年3月) 〇 スマートフォン向け情報提供促進及びスマートフォン用アプリケーションの活用 大阪市防災アプリのリリース(平成28年3月) 大阪市ホームページの再構築実施(平成29年1月) 〇 クレジット収納及びWeb口座振替受付サービスの導入 市税に係るクレジット収納導入(平成28年12月) Web口座振替受付サービス導入(平成28年4月) 〇 スマートフォンを利用したこどもの見守りサービスの実証実験(平成29年度は浪速区でモデル実施)  〇 行政手続きのオンライン化推進に向けた電子申請システムの再構築検討 〇 区役所窓口等におけるタブレット端末を用いた遠隔手話・外国語通訳の環境整備支援      など ICTを活用した業務執行の効率化 〇 庁内情報端末のハイブリッドタブレット化・ペーパーレス化による業務効率化の促進、    タブレットを活用したモバイルワーク支援 〇 職員の業務支援におけるAI(人工知能)の活用(平成29年度は2区役所の戸籍業務で実施)           など

地下鉄・バス事業の株式会社化等(民営化※)に向けた取組み 官民連携の推進 47 地下鉄・バス事業の株式会社化等(民営化※)に向けた取組み ※ 地下鉄事業については株式会社化、バス事業については大阪シティバスへの事業譲渡のことをいう  〇 「引継ぎに関する基本方針」、「地下鉄事業 株式会社化(民営化)プラン(案)」、    「バス事業 引継ぎ(民営化)プラン(案)」 に基づき民営化に向けた取組みを着実に推進 地下鉄・バス事業の平成30年4月の民営化をめざし、平成29年度は、次のような取組みを順次実施     ・地下鉄準備会社の設立     ・施設改修・システム改修など民営化移行業務を実施     ・BRT社会実験準備 民営化による経営強化 地下鉄 スピーディーな サービス改善 沿線・地域の 活性化に貢献 バス 必要な路線・サービスを将来 に亘り持続的・安定的に提供

官民連携の推進 48 〇 各事業の経営システムの見直し(主なもの) ■ 水道 ■ 下水道 ■ 博物館 民間活力の活用の推進 〇 各事業の経営システムの見直し(主なもの) ■ 水道 【目標】  公共施設等運営権制度の導入 【平成29年度の取組み】 運営会社の業務開始に向けた検討 ■ 下水道 【目標】  公共施設等運営権制度の導入 【平成29年度の取組み】 新会社「クリアウォーターOSAKA 株式会社」への包括委託開始 ■ 博物館 【目標】  地方独立行政法人化  【平成29年度の取組み】 地方独立行政法人の設立に向け定款の作成等の準備 〇 最適な民間活力の活用手法の導入(PFIの活用) 海老江下水処理場改築更新事業 天保山客船ターミナル整備 新しい美術館の整備事業

産業技術総合研究所との法人統合 (平成29年4月) 公衆衛生研究所との統合・地独法人化 (平成29年4月) 府市連携・一元化の推進 49 副首都にふさわしい都市機能の充実に向けた府市連携・一元化の取組み 産業技術総合研究所との法人統合  (平成29年4月) 工業研究所 公衆衛生研究所との統合・地独法人化  (平成29年4月) 環境科学研究所 【平成29年度】 【めざす姿】 新大学開学に向けた準備 新大学開学 大学    連携協約(H28.12.1締結)に基づき 広域での港湾管理のあり方についての検討 大阪湾諸港の管理一元化 港湾 大阪の中小企業支援機能の強化に向けた検討 府市企業支援団体の統合 企業支援団体 住吉母子医療センター(仮称)建設工事と民間病院誘致 府市病院機構の経営統合に向けた準備 住吉母子医療センター(仮称)開設 経営統合 病院