熱中症の救急搬送者数 今日は,熱中症について勉強したいと思います。
1 熱中症による救急搬送状況 日本では,毎年たくさんの人が熱中症になっています。 1 熱中症による救急搬送状況 日本では,毎年たくさんの人が熱中症になっています。 平成25年は全国で5万9000人が熱中症によって救急車で運ばれており, 過去5年間で最高を記録しました。そして,毎年何百人もの方が熱中症で亡くなっているのです。 熱中症はどんな気象条件のときに発生するでしょうか? 熱中症は暑い気象条件のときに起こる気象災害と言えるのです。 総務省消防庁 熱中症情報より作成
41℃ 全国143地点 2 地球温暖化の影響(2013) 国内歴代最高気温 高知県四万十市 過去最高気温更新 2 地球温暖化の影響(2013) 国内歴代最高気温 高知県四万十市 41℃ 過去最高気温更新 全国143地点 今世紀末には 平均気温4.8℃上昇 (気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の報告より) 昨年の夏には,高知県四万十市で41℃の国内歴代最高気温が観測されました。 全国143地点でも過去最高気温を更新するなど,日本でも極端な高温の頻度が増しています。 国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)では,地球温暖化は進み,今世紀末には世界の平均気温は最大4.8℃上昇すると予測しています。 今後,熱中症の増加が予想されます。
3 宮城県の熱中症①救急搬送状況 宮城県では,毎年700人以上の人が熱中症によって, 救急車で運ばれています。 3 宮城県の熱中症①救急搬送状況 宮城県では,毎年700人以上の人が熱中症によって, 救急車で運ばれています。 総務省消防庁 熱中症情報より作成
3 宮城県の熱中症②救急搬送者の内訳 昨年の熱中症による救急搬送者の内訳をみると, 3 宮城県の熱中症②救急搬送者の内訳 昨年の熱中症による救急搬送者の内訳をみると, 高齢者が最も多く,次いで成人,中学生が含まれる少年は14%と 熱中症は,どの年代でも起こり得る,気象災害と言えます。 総務省消防庁 熱中症情報より作成
3 宮城県の熱中症③月別救急搬送状況 また,昨年の月別の救急搬送者数を見ると, 8月に熱中症になった人が多かったようです。 3 宮城県の熱中症③月別救急搬送状況 また,昨年の月別の救急搬送者数を見ると, 8月に熱中症になった人が多かったようです。 しかし,8月だけ気を付ければよいわけではありません。 一人一人が予防するとともに,周りの人の様子にも気を配り,みんなで熱中症を予防していきましょう。 総務省消防庁 熱中症情報より作成
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