C 言語について 補足資料 資料および授業の情報は :

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C 言語について 補足資料 資料および授業の情報は : 資料および授業の情報は : http://www.den.t.u-tokyo.ac.jp/ohtake/GeomPro/

この資料の目的 C言語とかC++言語でのプログラミングは以下だけ つかえればなんでも計算できることを実感する if for 配列 ファイルの入出力 関数 (なくてもいいが、ないと大変) とりあえずこの3つをやる

以下でも良いが、配列との兼ね合いのためCでは推奨されません (フォートランでは推称されます) for 文 N 回繰り返したいとき for(int i=0; i<N; i++){ ここにやりたいこと 変数 i にアクセスすることで何回目か知ることが出来る } 以下でも良いが、配列との兼ね合いのためCでは推奨されません (フォートランでは推称されます) for(int i=1; i<=N; i++){ ここにやりたいこと }

for 文の利用例 緑から水色に段々と色が変化する直線を描く 色を変えながら短い線分を沢山描く for(int i=0; i<10; i++){ glColor3f(0, 1, 0.1*i); glBegin(GL_LINES); glVertex3f(0.1*i, 0, 0); glVertex3f(0.1*(i+1), 0, 0); glEnd(); } 色の指定 i=4 のとき 10等分 (0,0) (1,0) (0.4,0) (0.5,0)

2重 for 文 N 回の繰り返しをM回したいとき for(int j=0; j<M; j++){ もしあればここにもやりたいこと ただし、変数 j を使うことだけ for(int i=0; i<N; i++){ ここにやりたいこと 変数 i と j にアクセスすることで 何回目か知ることが出来る }

2重 for 文の利用例 段々色が変化する水平な線分を 下から上にたくさん描く 色は左下が緑で、右下が水色 左上が黄色で、右上が白 段々色が変化する水平な線分を 下から上にたくさん描く 色は左下が緑で、右下が水色    左上が黄色で、右上が白 i=4, j=5 のとき for(int j=0; j<11; j++){ for(int i=0; i<10; i++){ glColor3f(0.1*j, 1, 0.1*i); glBegin(GL_LINES); glVertex3f(0.1*i, 0.1*j, 0); glVertex3f(0.1*(i+1), 0.1*j, 0); glEnd(); } (0,1) (1,1) (0.4,0.5) (0.5,0.5) (0,0) (1,0) 10等分を11本

課題1 prog1.5-1 を使う 中心原点、半径1の円を 100本の線分で描け 中心原点、半径1の円を 100本の線分で描け 半径1のとき赤で、 中心に向かうにつれて黄色へ     徐々に色が変化する同心円を描け

配列 N 個の小数値を N 個の整数値を 格納したいとき 格納したいとき float B[N]; //宣言 int A[N]; //宣言 Cでは配列は 0 が始まりです。 (フォートランでは1からです)

配列の利用例 あらかじめ決まっている値を 打ち込んでおいて点として表示 あらかじめ決まっている値を 打ち込んでおいて点として表示 宣言と同時に 代入を行う書き方 (知らなくてもOK) float x[5] = {0.5, 0.1, 0.3, -0.4, 0}; float y[5] = {-0.5, 0.2, -0.9, 0.8, 0}; glColor3f(0, 0, 0); glBegin(GL_POINTS); for(int i=0; i<5; i++){ glVertex3f(x[i], y[i], 0); } glEnd();

課題2 prog1.5-2 を使う 配列 x と y にあらかじめ円周上の点を 代入し、50本の線分で円を描け 始点と終点に隙間があってはダメ 配列 x と y の値を更新しつつ、 円周上が黒、中心付近で緑へ 徐々に色が変化する同心円を描け 円の間隔は一定でなくとも、 減っていればよい 【任意】 三角関数の計算回数が なるべく少なくなるように工夫せよ

以下は、知っていると便利です (知らなくても if を並べれば同じことができる) 処理を何かの条件で分けたいときにつかう if(条件){ 条件をクリアしたときに行いたいこと } 以下は、知っていると便利です (知らなくても if を並べれば同じことができる) if(条件){ 条件をクリアしたときに行いたいこと } else{ 条件をクリアしなかったときに行いたいこと

If の利用例 赤と青の線分を交互に描く こうしておくと 数が変わったときに 変更が楽 int N = 10; for(int i=0; i<N; i++){ if(i%2 == 0){ glColor3f(0, 0, 1); } else{ glColor3f(1, 0, 0); glBegin(GL_LINES); glVertex3f( (float)i/N, 0, 0); glVertex3f( (float)(i+1)/N, 0, 0); glEnd(); i を 2で 割った余り 整数÷整数は 整数になって しまうので 小数へ変換

課題3 prog1.5-3 を使う 色が3色交互にかわるような ルーレットを描け 赤と青の チェッカー模様を描け

課題 4 prog1.5-4 を使う 以下関数のグラフを線分の集まりで描け 関数の値に応じて         線分の色が変わるようにせよ 色は,

課題 5 prog1.5-5 を使う xy 平面上に n 個の点電荷を配置すると、 ある点 (x,y) での電位は以下の式で計算できる 以下のように5個の点電荷が配置されているとき、 点電荷の位置を半径0.1の円(正は白、負は黒)で表示せよ 平面状に色つきの正方形を沢山並べて 電位の値を描け (物理定数 k は 1 としてよい) //電荷の x 座標 float a[5] = {0, 0.5, -0.5, -0.5, 0.5}; //電荷の y 座標 float b[5] = {0, 0.5, 0.5, -0.5, -0.5}; //電荷の値 float q[5] = {0.125, 0.25, -0.25, 0.25, -0.25}; 1個だけのとき

課題 6 適当なプログラムをコピーして使う フラクタル: コッホ曲線を描け 参考URL: http://ja.wikipedia.org/wiki/コッホ曲線

課題 7 課題3を変更する 5色のチェック模様を描けるように変更せよ