Vineland-Ⅱ適応行動尺度研修会 ~評価の実習と解説~ 平成30年度 広島県発達障害者支援センター研修事業 Vineland-Ⅱ適応行動尺度研修会 ~評価の実習と解説~ Vineland-Ⅱ適応行動尺度とは…適応行動(日常生活を送るうえで必要となるスキル)に関する尺度を半構造化された面接による適応度の評価法のことです。 0歳~92歳までの幅広い年齢で実施することができ、対象者や対象者をよく知る人(保護者など)へインタビューを行い、適応行動の水準を客観的に数値化できます。「コミュニケーション領域」「日常生活スキル領域」「社会性領域」「運動スキル領域」などの4領域に分けて評価します。 IQだけでは分からない発達障害のある方の課題やどこに支援が必要なのかが分かりやすくなるとともに、「何ができるのか」ということを評価することができます。 個別支援計画の立案や支援評価の効果など、医療、教育、福祉といった幅広い分野での活用が可能です。 今回は、名古屋学芸大学教授の黒田美保先生をお招きして、Vineland-Ⅱ適応行動尺度の解説と実習を行う予定です。 障害福祉や児童福祉の現場に従事する方や臨床現場に携わる専門職等にご参加いただければと思います。 日本版Vineland-Ⅱ適応行動尺度の領域及び下位領域 ◆コミュニケーション 受容言語、表出言語、読み書き ◆日常生活スキル 身辺自立、家事、地域生活 ◆社会性 対人関係・遊びと余暇・コーピングスキル ◆運動スキル 粗大運動・微細運動 ◆不適応行動 不適応行動指標、不適応行動重要事項、その他 ※当日は、Vineland-Ⅱ適応行動尺度の解説と実際 にスコアをつける演習が予定されています。 講 師: 黒田 美保 氏 名古屋学芸大学教授・東京大学大学院客員教授 臨床心理士・臨床発達心理士 日 時: 平成30年9月14日(金)10:00~16:00(開場9:30) 会 場: 広島市東区地域福祉センター 3階 大会議室 (広島市東区蟹屋町9-34) 定 員: 40名(先着順) 対 象:発達障害児(者)支援に従事する人 主に保健・福祉・教育・医療等の分野 参加費 :無料 主 催:広島県 広島県発達障害者支援センター(社会福祉法人つつじ) 申し込み:裏面をご覧ください。 連 絡 先:広島県発達障害者支援センター(担当:山田、立沢) 電話:082-490-3455 FAX:082-427-6280
※Vineland-Ⅱマニュアルをお持ちの方は、ご持参ください。お持ちでない方は貸し出します(2人で1冊)。 講師紹介 黒田 美保氏 東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。医学博士、学術博士、臨床心理士、臨床発達心理士。 2005年~2006年ノースカロライナ大学医学部TEACCH部留学後、国立精神神経医療研究センター精神保健研究所、福島大学、名古屋学芸大学、広島修道大学等を経て現職。他に東京大学大学院教育学研究科客員教授、福島大学子どものメンタルヘルス支援事業推進室客員教授、浜松医科大学子どものこころの発達研究センター客員教授、昭和大学発達障害医療研究所客員教授を務めておられます。 発達障害の中でも、自閉スペクトラム症を主に研究されており、アセスメントや心理学的介入の新しいアプローチの開発も行っておられますが、心理学だけでなく生物学的な視点からの研究にも取り組まれています。また、研究を臨床につなぐことも重要な役割だと考え、実際の発達障害の療育や就労の現場に研究知見を活かすことに加え、健診システムやフォローアップの改善にも自治体とともに取り組まれています。 ●申し込みから受講までの流れ 1.受講申込書に必要事項を記入の上、FAXかメールでお申し込みください。 ※9月7日(金)締め切り(必着) FAX:082-427-6280 メール:hiroshima-scdd@forest.ocn.ne.jp 2.受講者には受講証をFAXかメールでお送りしますので、当日ご持参ください。 受講申込書 氏 名 所属機関名 職場住所 〒 連絡先 電話番号 FAX E-mail ※メールでの通知を希望する方は、文字がはっきり認識できるようにご記入いただきますよう、お願いします。 マニュアルについて 〇をつけてください 持っている ・ 持っていない (持参できる) ※Vineland-Ⅱマニュアルをお持ちの方は、ご持参ください。お持ちでない方は貸し出します(2人で1冊)。