=若者のプラネタリウムとの関わり= アンケート調査、各文献より 観光学部地域再生学科 27021091 水本美佳子 =若者のプラネタリウムとの関わり= アンケート調査、各文献より
前回のおさらい 各調査でのまとめ 以下、若者とプラネタリウムとの実態に 迫る(若者:大学生を含む20代) 観光学部生、8月調査、9月調査、SP.nIght 以下、若者とプラネタリウムとの実態に 迫る(若者:大学生を含む20代)
実態①観光学部生 一年以内でのプラネタリウム観覧は11% →約90%は一年以上行っていない
実態①利用頻度 若者の約70%が数年に一回程度以下! 他の世代と比べて20ポイントの差(回答者数全調査の若者のべ 61人)
実態②利用状況(他年代との比較より) 若者(回答数86) :友人51%、恋人30% 30,40代(回答数37) :家族59%、友人19% →
実態③プラネタリウムに求めるもの (観光学部生編) 実態③プラネタリウムに求めるもの (観光学部生編) 天文宇宙現象のみ増加 背景:はやぶさブーム(2010年8月15~19日おかえりはやぶさプロ ジェクト) →はやぶさブームによる天文現象への関心大が影響か?
実態③プラネタリウムに求めるもの 9月調査(前半)で天文宇宙現象の減少、癒しの増 加(イメージ比較) ⇒要因源:年代、パートナー、趣味嗜好の違い、回答数の違い
実態③プラネタリウムに求めるもの =8、9月調査比較= 実態③プラネタリウムに求めるもの =8、9月調査比較= 増加したのは天文宇宙現象、娯楽アトラクションのみ! →見かけだけで実際は減少していなかった ⇒観光学部生と同じ傾向がみうけられた (延べ人数での割合)
*8月調査と9月(前半)調査の違い=平均年齢10歳の差= 8月25.5歳 9月35.7歳 (10歳の差)
イメージと求めるプラネタリウムのGAP(年齢層による差異) 30,40代(子連れ)でのイメージと求めるもののGAPが大きい! あんまりイメージにはないけど、星座神話や癒しをもとめてきている (→子供目線、日ごろの苦労か)
実態③プラネタリウムに求めるもの=SP.night比較編= スペシャルナイト 年に2回の特別投影 18:00開場の大人向けプラネタリウム 投影テーマは[ゴッホの描いた星空]
実態③プラネタリウムに求めるもの=SP.night比較編= 子供抜きの大人のサンプルとすれば、天文宇宙現象か星座 神話かの違いがうかがえそう? スペシャルナイト:天文宇宙現象、癒しに大きな増加傾向 →カタイ話をききたい
米国科学館系博物館の バリアフリーに対する取り組み =全国科学博物館協議会 海外先進施設調査より=
調査報告書 報告者 川口市立科学館根本しおみさん 目的 準備済みの障害者対応の館に来てくれない理 由を知る 報告者 川口市立科学館根本しおみさん 目的 準備済みの障害者対応の館に来てくれない理 由を知る 調査実施日:平成21年11月17~27日 調査先:アメリカ史博物館 国立航空宇宙博物館 ボストン科学館 調査内容:職員に対するインタビュー調査
ACTVITY FOR ACCESSIBILITY! ボストン科学館 担当者:Ms.Noreen Grice(プラネタリウム担当) Ms.Noreen Grice, 視覚障害者のための天文教育の第一 人者 解説では「こ・そ・あ・ど」は使用不可 展示解説の資料配布 展示プリンターの常設 字幕システムの装置完備 1990年7月 アメリカ障害者法制定以前からの取り組み
今後の課題 科学館が”welcome”という気持ちを伝える!
結果(若者のプラネタリウムとの関わり 他の年齢層比較により) 結果(若者のプラネタリウムとの関わり 他の年齢層比較により) 利用頻度が少ない。 また行く相手は友人か恋人が多く、家族や一人でもいくことがある。 またプラネタリウムへのイメージに変わった傾向がなく、求めるもの も30代,40代のように特徴は受けられなかった その要因として30,40代は子連れの家族での来館が多かったためと考えら れる。 しかし若者に限らず、趣味・嗜好による傾向は見受けられた(スペ シャルナイト) 今後、年齢や相手によらないプラネタリウムへ関心を持つグループへ のアプローチ(宣伝方法)と、関心のないグループへの魅力発掘(市 場開拓)が課題