電気回路第1 第13回 ー交流回路ー 電気回路第1スライド13-1 目次 2前回の復習 3RLC並列(共振)回路 4RLC並列回路の計算 電気回路第1 第13回 ー交流回路ー 目次 2前回の復習 3RLC並列(共振)回路 4RLC並列回路の計算 5変圧器 6相互誘導回路 7相互誘導回路の等価回路 8交流ブリッジ 9交流ブリッジ(試験問題より) 10今日のまとめ
! 前回の復習 電気回路第1 第13回 RL回路 では、 インピーダンスの虚数部分が正(斜め上向き)で、 Z = R + jωL (電圧が進んでいる) RLC並列(共振)回路 と、 インダクタンス と 接続した回路で、 位相 合う 進む キャパシ タンス (電圧が遅れている) を 遅れ RLC並列回路は、 抵抗 (位相が合っている) このように線をいっぱい使いましたが 全部並列につなぎました。 電気回路第1 第13回 ー交流回路ー 電気回路第1スライド13-2-1 前回の復習 RL回路 では、 インピーダンスの虚数部分が正(斜め上向き)で、 Z = R + jωL 電圧の位相が進む。 Z = ωLR2 R2 + (ωL)2 j (ωL)2R + ①RL回路では、虚部が正で電圧が進む。 ②RC回路では、虚部が負で電圧が遅れる。 ③ルートLC分の1で共振し、Rで割っただけの電流。 ④以上がまとめで、あとは演習問題の解説。 前回からの演習問題 の解答です。 !
! 前回の復習 電気回路第1 第13回 インピーダンスの虚数部分が正(斜め上向き)で、 電圧の位相が進む。 RL回路 Z = R - j (電圧が進んでいる) RLC並列(共振)回路 と、 インダクタンス と 接続した回路で、 位相 合う 進む キャパシ タンス (電圧が遅れている) を 遅れ RLC並列回路は、 抵抗 (位相が合っている) このように線をいっぱい使いましたが 全部並列につなぎました。 電気回路第1 第13回 ー交流回路ー 電気回路第1スライド13-2-2 前回の復習 インピーダンスの虚数部分が正(斜め上向き)で、 電圧の位相が進む。 RL回路 Z = R - j ωC RC回路 では、 インピーダンスの虚数部分が負(斜め下向き)で、 Z = -j R 1+(ωCR)2 ωCR2 電圧の位相が遅れる。 ①RL回路では、虚部が正で電圧が進む。 ②RC回路では、虚部が負で電圧が遅れる。 ③ルートLC分の1で共振し、Rで割っただけの電流。 ④以上がまとめで、あとは演習問題の解説。 前回からの演習問題 の解答です。 !
! 前回の復習 電気回路第1 第13回 インピーダンスの虚数部分が正(斜め上向き)で、 インピーダンスの虚数部分が負(斜め下向き)で、 (電圧が進んでいる) RLC並列(共振)回路 と、 インダクタンス と 接続した回路で、 位相 合う 進む キャパシ タンス (電圧が遅れている) を 遅れ RLC並列回路は、 抵抗 (位相が合っている) このように線をいっぱい使いましたが 全部並列につなぎました。 電気回路第1 第13回 ー交流回路ー 電気回路第1スライド13-2-3 前回の復習 インピーダンスの虚数部分が正(斜め上向き)で、 インピーダンスの虚数部分が負(斜め下向き)で、 電圧の位相が進む。 電圧の位相が遅れる。 RL回路 RC回路 RLC直列共振回路 では、 1 √LC ω0= 共振角周波数 │I│= │E│ R のとき、電流は ①RL回路では、虚部が正で電圧が進む。 ②RC回路では、虚部が負で電圧が遅れる。 ③ルートLC分の1で共振し、Rで割っただけの電流。 ④以上がまとめで、あとは演習問題の解説。 前回からの演習問題 の解答です。 !
! 前回の復習 電気回路第1 第13回 RL回路 RLC直列共振回路 インピーダンスの虚数部分が正(斜め上向き)で、 1 共振角周波数 (電圧が進んでいる) RLC並列(共振)回路 と、 インダクタンス と 接続した回路で、 位相 合う 進む キャパシ タンス (電圧が遅れている) を 遅れ RLC並列回路は、 抵抗 (位相が合っている) このように線をいっぱい使いましたが 全部並列につなぎました。 電気回路第1 第13回 ー交流回路ー 電気回路第1スライド13-2-4 前回の復習 共振角周波数 のとき、電流は │I│= │E│ R 1 √LC ω0= インピーダンスの虚数部分が正(斜め上向き)で、 インピーダンスの虚数部分が負(斜め下向き)で、 電圧の位相が進む。 電圧の位相が遅れる。 RL回路 RC回路 RLC直列共振回路 ①RL回路では、虚部が正で電圧が進む。 ②RC回路では、虚部が負で電圧が遅れる。 ③ルートLC分の1で共振し、Rで割っただけの電流。 ④以上がまとめで、あとは演習問題の解説。 前回からの演習問題 の解答です。 !
? RLC並列(共振)回路 先週は までは、 RLC直列回路を多く扱いました。 並列のRLC並列回路も見ておきましょう。 前回の復習 共振角周波数 のとき、電流は │I│= │E│ R 1 √LC ω0= インピーダンスの虚数部分が正(斜め上向き)で、 インピーダンスの虚数部分が負(斜め下向き)で、 電圧の位相が進む。 電圧の位相が遅れる。 RL回路 RC回路 RLC直列共振回路 RLC並列回路の計算 RLC並列回路 のインピーダンスZと =Y= 1 Z jωL + + jωC 抵抗と インダク タンスと キャパ シタンスを加え、 アドミッタンスYは、 R となる。 電気回路第1スライド13-3-1 RLC並列(共振)回路 先週は までは、 RLC直列回路を多く扱いました。 並列のRLC並列回路も見ておきましょう。 ①RLC直列回路につづいて並列回路。 ②線をつないで、RLC並列回路を作りましょう。 ③ωがルートLC分の1のときに、電圧最大、電流最小。 ④つぎでこれを計算します。 ? 直列回路と並列回路 足すとゼロになるのは 電圧か電流か?
? RLC並列(共振)回路 位相 合う RLC並列回路は、 抵抗 (位相が合っている) と、 インダクタンス (電圧が進んでいる) 前回の復習 共振角周波数 のとき、電流は │I│= │E│ R 1 √LC ω0= インピーダンスの虚数部分が正(斜め上向き)で、 インピーダンスの虚数部分が負(斜め下向き)で、 電圧の位相が進む。 電圧の位相が遅れる。 RL回路 RC回路 RLC直列共振回路 RLC並列回路の計算 RLC並列回路 のインピーダンスZと =Y= 1 Z jωL + + jωC 抵抗と インダク タンスと キャパ シタンスを加え、 アドミッタンスYは、 R となる。 電気回路第1スライド13-3-2 RLC並列(共振)回路 位相 合う RLC並列回路は、 抵抗 (位相が合っている) と、 インダクタンス (電圧が進んでいる) 直列回路とこの部分同じ と キャパシ 位相 進む タンス (電圧が遅れている) を 接続した回路で、 このように線をいっぱい使いましたが 全部並列につなぎました。 位相 遅れ ①RLC直列回路につづいて並列回路。 ②線をつないで、RLC並列回路を作りましょう。 ③ωがルートLC分の1のときに、電圧最大、電流最小。 ④つぎでこれを計算します。 ? 直列回路と並列回路 足すとゼロになるのは 電圧か電流か?
? RLC並列(共振)回路 √LC 位相 合う 進む 遅れ RLC並列回路は、抵抗(位相が合っている)と、 前回の復習 共振角周波数 のとき、電流は │I│= │E│ R 1 √LC ω0= インピーダンスの虚数部分が正(斜め上向き)で、 インピーダンスの虚数部分が負(斜め下向き)で、 電圧の位相が進む。 電圧の位相が遅れる。 RL回路 RC回路 RLC直列共振回路 RLC並列回路の計算 RLC並列回路 のインピーダンスZと =Y= 1 Z jωL + + jωC 抵抗と インダク タンスと キャパ シタンスを加え、 アドミッタンスYは、 R となる。 電気回路第1スライド13-3-3 RLC並列(共振)回路 位相 合う 進む 遅れ RLC並列回路は、抵抗(位相が合っている)と、 インダクタンス(電圧が進んでいる)とキャパシ タンス(電圧が遅れている)を接続した回路で、 全体の位相は 進んだり、 遅れたり もするが、 ω= 1 √LC のとき │Y│が最小になる。 ⇒ 電圧が大きく取れる。 ①RLC直列回路につづいて並列回路。 ②線をつないで、RLC並列回路を作りましょう。 ③ωがルートLC分の1のときに、電圧最大、電流最小。 ④つぎでこれを計算します。 ? 直列回路と並列回路 足すとゼロになるのは 電圧か電流か?
? RLC並列(共振)回路 √LC 位相 RLC並列回路は、抵抗(位相が合っている)と、 合う インダクタンス(電圧が進んでいる)とキャパシ 前回の復習 共振角周波数 のとき、電流は │I│= │E│ R 1 √LC ω0= インピーダンスの虚数部分が正(斜め上向き)で、 インピーダンスの虚数部分が負(斜め下向き)で、 電圧の位相が進む。 電圧の位相が遅れる。 RL回路 RC回路 RLC直列共振回路 RLC並列回路の計算 RLC並列回路 のインピーダンスZと =Y= 1 Z jωL + + jωC 抵抗と インダク タンスと キャパ シタンスを加え、 アドミッタンスYは、 R となる。 電気回路第1スライド13-3-4 RLC並列(共振)回路 RLC並列回路は、抵抗(位相が合っている)と、 インダクタンス(電圧が進んでいる)とキャパシ タンス(電圧が遅れている)を接続した回路で、 全体の位相は進んだり、遅れたりもするが、 のとき│Y│が最小になる。 ⇒電圧が大きく取れる。 位相 合う 進む 遅れ ω= 1 √LC ①RLC直列回路につづいて並列回路。 ②線をつないで、RLC並列回路を作りましょう。 ③ωがルートLC分の1のときに、電圧最大、電流最小。 ④つぎでこれを計算します。 直列回路と並列回路 足すとゼロになるのは 電圧か電流か? ?
? ! RLC並列回路の計算 ここでは、 計算のしやすさから RLC並列回路 の アドミッタンスYを計算し、 │Y│の最小となる (電圧が進んでいる) と、 インダクタンス と 接続した回路で、 全体の位相は 位相 合う 進む キャパシ タンス (電圧が遅れている) を 進んだり、 遅れたり もするが、 のとき │Y│が最小になる。 ⇒ 電圧が大きく取れる。 遅れ RLC並列回路は、 抵抗 (位相が合っている) ω= 1 √LC すなわち、 お互いに誘導起電力を だしあうので、相互誘導回路と言う。 通常の変圧器は、コイルを束ねて 作ります。 e 左から e の電圧を加え、 2e 右から(例えば)2e の電圧を取る。 変圧器 電気回路第1スライド13-4-1 RLC並列回路の計算 ここでは、 計算のしやすさから RLC並列回路 の アドミッタンスYを計算し、 │Y│の最小となる 角周波数を求めます。 ①RLC並列回路のYを計算します。 ②Yは、抵抗の1/Rと1/jωLとjωCを加えます。 ③虚部をまとめ、④リアクタンスをプロットします。 ⑤1/Rの分を加え、アドミッタンスにまとめます。 ⑥下に凸の共振曲線が得られました。 ⑦共振角周波数ω0はもちろんルートLC分の1です。 ⑧その時、電流は最小値です。 ω1などの計算について ? 簡単な例です。 !
? ! RLC並列回路の計算 RLC並列回路 のインピーダンスZと アドミッタンスYは、 抵抗と インダク タンスと キャパ (電圧が進んでいる) と、 インダクタンス と 接続した回路で、 全体の位相は 位相 合う 進む キャパシ タンス (電圧が遅れている) を 進んだり、 遅れたり もするが、 のとき │Y│が最小になる。 ⇒ 電圧が大きく取れる。 遅れ RLC並列回路は、 抵抗 (位相が合っている) ω= 1 √LC すなわち、 お互いに誘導起電力を だしあうので、相互誘導回路と言う。 通常の変圧器は、コイルを束ねて 作ります。 e 左から e の電圧を加え、 2e 右から(例えば)2e の電圧を取る。 変圧器 電気回路第1スライド13-4-2 RLC並列回路の計算 RLC並列回路 のインピーダンスZと アドミッタンスYは、 抵抗と インダク タンスと キャパ シタンスを加え、 1 Z 1 R 1 jωL =Y= + + jωC となる。 ①RLC並列回路のYを計算します。 ②Yは、抵抗の1/Rと1/jωLとjωCを加えます。 ③虚部をまとめ、④リアクタンスをプロットします。 ⑤1/Rの分を加え、アドミッタンスにまとめます。 ⑥下に凸の共振曲線が得られました。 ⑦共振角周波数ω0はもちろんルートLC分の1です。 ⑧その時、電流は最小値です。 ω1などの計算について ? 簡単な例です。 !
? ! RLC並列回路の計算 ω X RLC並列回路 のインピーダンスZと =Y= 1 Z jωL + + jωC R ωC は、 (電圧が進んでいる) と、 インダクタンス と 接続した回路で、 全体の位相は 位相 合う 進む キャパシ タンス (電圧が遅れている) を 進んだり、 遅れたり もするが、 のとき │Y│が最小になる。 ⇒ 電圧が大きく取れる。 遅れ RLC並列回路は、 抵抗 (位相が合っている) ω= 1 √LC すなわち、 お互いに誘導起電力を だしあうので、相互誘導回路と言う。 通常の変圧器は、コイルを束ねて 作ります。 e 左から e の電圧を加え、 2e 右から(例えば)2e の電圧を取る。 変圧器 電気回路第1スライド13-4-3 RLC並列回路の計算 ω X RLC並列回路 のインピーダンスZと =Y= 1 Z jωL + + jωC R ωC は、 アドミッタンスYは、 [ ]の中のリアクタンスを プロットします。 虚数部分 をまとめると 1 ωL - + j[ωC- ] 1 ωL は、 となる。 ①RLC並列回路のYを計算します。 ②Yは、抵抗の1/Rと1/jωLとjωCを加えます。 ③虚部をまとめ、④リアクタンスをプロットします。 ⑤1/Rの分を加え、アドミッタンスにまとめます。 ⑥下に凸の共振曲線が得られました。 ⑦共振角周波数ω0はもちろんルートLC分の1です。 ⑧その時、電流は最小値です。 ω1などの計算について ? 簡単な例です。 !
? ! RLC並列回路の計算 ω X + j[ωC- ] 1 ωL 虚数部分 をまとめると アドミッタンスYは、 となる。 RLC並列回路 (電圧が進んでいる) と、 インダクタンス と 接続した回路で、 全体の位相は 位相 合う 進む キャパシ タンス (電圧が遅れている) を 進んだり、 遅れたり もするが、 のとき │Y│が最小になる。 ⇒ 電圧が大きく取れる。 遅れ RLC並列回路は、 抵抗 (位相が合っている) ω= 1 √LC すなわち、 お互いに誘導起電力を だしあうので、相互誘導回路と言う。 通常の変圧器は、コイルを束ねて 作ります。 e 左から e の電圧を加え、 2e 右から(例えば)2e の電圧を取る。 変圧器 電気回路第1スライド13-4-4 RLC並列回路の計算 ω X + j[ωC- ] 1 ωL 虚数部分 をまとめると アドミッタンスYは、 となる。 RLC並列回路 のインピーダンスZと =Y= Z + R ωC 足した 虚数部分は、 1 ωL - ずっとマイナスで ①RLC並列回路のYを計算します。 ②Yは、抵抗の1/Rと1/jωLとjωCを加えます。 ③虚部をまとめ、④リアクタンスをプロットします。 ⑤1/Rの分を加え、アドミッタンスにまとめます。 ⑥下に凸の共振曲線が得られました。 ⑦共振角周波数ω0はもちろんルートLC分の1です。 ⑧その時、電流は最小値です。 ? ω1などの計算について 簡単な例です。 !
? ! RLC並列回路の計算 │Y│ ω X + j[ωC- ] 1 ωL 虚数部分 をまとめると アドミッタンスYは、 となる。 (電圧が進んでいる) と、 インダクタンス と 接続した回路で、 全体の位相は 位相 合う 進む キャパシ タンス (電圧が遅れている) を 進んだり、 遅れたり もするが、 のとき │Y│が最小になる。 ⇒ 電圧が大きく取れる。 遅れ RLC並列回路は、 抵抗 (位相が合っている) ω= 1 √LC すなわち、 お互いに誘導起電力を だしあうので、相互誘導回路と言う。 通常の変圧器は、コイルを束ねて 作ります。 e 左から e の電圧を加え、 2e 右から(例えば)2e の電圧を取る。 変圧器 電気回路第1スライド13-4-5 RLC並列回路の計算 │Y│ ω X + j[ωC- ] 1 ωL 虚数部分 をまとめると アドミッタンスYは、 となる。 RLC並列回路 のインピーダンスZと =Y= Z + R 一方、 1 R 虚数部分 は、 アドミッタンス にまとめて ①RLC並列回路のYを計算します。 ②Yは、抵抗の1/Rと1/jωLとjωCを加えます。 ③虚部をまとめ、④リアクタンスをプロットします。 ⑤1/Rの分を加え、アドミッタンスにまとめます。 ⑥下に凸の共振曲線が得られました。 ⑦共振角周波数ω0はもちろんルートLC分の1です。 ⑧その時、電流は最小値です。 ? ω1などの計算について 簡単な例です。 !
? ! RLC並列回路の計算 │Y│ ω X + j[ωC- ] 1 ωL 虚数部分 をまとめると アドミッタンスYは、 となる。 (電圧が進んでいる) と、 インダクタンス と 接続した回路で、 全体の位相は 位相 合う 進む キャパシ タンス (電圧が遅れている) を 進んだり、 遅れたり もするが、 のとき │Y│が最小になる。 ⇒ 電圧が大きく取れる。 遅れ RLC並列回路は、 抵抗 (位相が合っている) ω= 1 √LC すなわち、 お互いに誘導起電力を だしあうので、相互誘導回路と言う。 通常の変圧器は、コイルを束ねて 作ります。 e 左から e の電圧を加え、 2e 右から(例えば)2e の電圧を取る。 変圧器 電気回路第1スライド13-4-6 RLC並列回路の計算 w 2 1 I √ │Y│ ω X + j[ωC- ] 1 ωL 虚数部分 をまとめると アドミッタンスYは、 となる。 RLC並列回路 のインピーダンスZと =Y= Z + R 1 R 虚数部分 これに、電流は 比例しますから RLC並列回路の共振曲線 座標軸を書き換えて ①RLC並列回路のYを計算します。 ②Yは、抵抗の1/Rと1/jωLとjωCを加えます。 ③虚部をまとめ、④リアクタンスをプロットします。 ⑤1/Rの分を加え、アドミッタンスにまとめます。 ⑥下に凸の共振曲線が得られました。 ⑦共振角周波数ω0はもちろんルートLC分の1です。 ⑧その時、電流は最小値です。 ? ω1などの計算について 簡単な例です。 !
? ! RLC並列回路の計算 √LC RLC並列回路の共振曲線 のインピーダンスZと =Y= 1 Z + R RLC並列回路 (電圧が進んでいる) と、 インダクタンス と 接続した回路で、 全体の位相は 位相 合う 進む キャパシ タンス (電圧が遅れている) を 進んだり、 遅れたり もするが、 のとき │Y│が最小になる。 ⇒ 電圧が大きく取れる。 遅れ RLC並列回路は、 抵抗 (位相が合っている) ω= 1 √LC すなわち、 お互いに誘導起電力を だしあうので、相互誘導回路と言う。 通常の変圧器は、コイルを束ねて 作ります。 e 左から e の電圧を加え、 2e 右から(例えば)2e の電圧を取る。 変圧器 電気回路第1スライド13-4-7 RLC並列回路の計算 w 2 1 I √ RLC並列回路の共振曲線 のインピーダンスZと =Y= 1 Z + R RLC並列回路 アドミッタンスYは、 虚数部分 をまとめると = 1 √LC + j[ωC- ] 1 ωL ω0 はもちろん虚数部分 がゼロの時で、 となります。 となる。 ①RLC並列回路のYを計算します。 ②Yは、抵抗の1/Rと1/jωLとjωCを加えます。 ③虚部をまとめ、④リアクタンスをプロットします。 ⑤1/Rの分を加え、アドミッタンスにまとめます。 ⑥下に凸の共振曲線が得られました。 ⑦共振角周波数ω0はもちろんルートLC分の1です。 ⑧その時、電流は最小値です。 ω1などの計算について ? 簡単な例です。 !
? ! RLC並列回路の計算 √LC ω0 = 1 虚数部分 をまとめると + j[ωC- ] ωL アドミッタンスYは、 となる。 (電圧が進んでいる) と、 インダクタンス と 接続した回路で、 全体の位相は 位相 合う 進む キャパシ タンス (電圧が遅れている) を 進んだり、 遅れたり もするが、 のとき │Y│が最小になる。 ⇒ 電圧が大きく取れる。 遅れ RLC並列回路は、 抵抗 (位相が合っている) ω= 1 √LC すなわち、 お互いに誘導起電力を だしあうので、相互誘導回路と言う。 通常の変圧器は、コイルを束ねて 作ります。 e 左から e の電圧を加え、 2e 右から(例えば)2e の電圧を取る。 変圧器 電気回路第1スライド13-4-8 RLC並列回路の計算 w 2 1 I √ ω0 = 1 √LC 虚数部分 をまとめると + j[ωC- ] ωL アドミッタンスYは、 となる。 RLC並列回路 のインピーダンスZと =Y= Z + R 共振角周波数:電流が最小。 ①RLC並列回路のYを計算します。 ②Yは、抵抗の1/Rと1/jωLとjωCを加えます。 ③虚部をまとめ、④リアクタンスをプロットします。 ⑤1/Rの分を加え、アドミッタンスにまとめます。 ⑥下に凸の共振曲線が得られました。 ⑦共振角周波数ω0はもちろんルートLC分の1です。 ⑧その時、電流は最小値です。 ? ω1などの計算について 簡単な例です。 !
? 変圧器 トランスをご存知だろうか? では、交流だと簡単に電圧を変えられるので直流より有利なことは? RLC並列回路の計算 RLC並列回路 のインピーダンスZと =Y= 1 Z 虚数部分 をまとめると アドミッタンスYは、 + j[ωC- ] ωL R となる。 w 2 I √ = ω0 √LC 共振角周波数:電流が最小 M L 1 2 L1、L2を持ったコイルがあって、左 の電流の変化のM倍の電圧が右に 右の電流変化から電圧が左に発生。 相互誘導回路 2つのコイルを接続した回路 L1は、n1 に比例した磁界を発生し、 磁界変化とn1に比例した誘導起電力 を発生。 巻数 n1 電気回路第1スライド13-5-1 変圧器 とは限らず、直流の電圧を変換する素子もあります。 トランスをご存知だろうか? では、交流だと簡単に電圧を変えられるので直流より有利なことは? ①交流の電圧を変える変圧器をご存知ですか? ②それはコイルを重ねた相互誘導回路です。 ③巻き数の異なるコイルを磁気的につなぎます。 ④巻き数に比例した電圧がでますね。 ⑤1次、2次それぞれにインダクタンスがあります。 いわゆる変圧器について ?
? 変圧器 閑話休題(雑談終了) e 左から e の電圧を加え、 すなわち、 2e 右から(例えば)2e の電圧を取る。 RLC並列回路の計算 RLC並列回路 のインピーダンスZと =Y= 1 Z 虚数部分 をまとめると アドミッタンスYは、 + j[ωC- ] ωL R となる。 w 2 I √ = ω0 √LC 共振角周波数:電流が最小 M L 1 2 L1、L2を持ったコイルがあって、左 の電流の変化のM倍の電圧が右に 右の電流変化から電圧が左に発生。 相互誘導回路 2つのコイルを接続した回路 L1は、n1 に比例した磁界を発生し、 磁界変化とn1に比例した誘導起電力 を発生。 巻数 n1 電気回路第1スライド13-5-2 変圧器 閑話休題(雑談終了) e 左から e の電圧を加え、 すなわち、 2e 右から(例えば)2e の電圧を取る。 通常の変圧器は、コイルを束ねて 作ります。 お互いに誘導起電力を だしあうので、相互誘導回路と言う。 ①交流の電圧を変える変圧器をご存知ですか? ②それはコイルを重ねた相互誘導回路です。 ③巻き数の異なるコイルを磁気的につなぎます。 ④巻き数に比例した電圧がでますね。 ⑤1次、2次それぞれにインダクタンスがあります。 いわゆる変圧器について ?
? 変圧器 2次上 1次上 2次下 1次下 すなわち、左から e の電圧を加え、 右から(例えば)2e の電圧を取る。 倍の 巻数 これは、 RLC並列回路の計算 RLC並列回路 のインピーダンスZと =Y= 1 Z 虚数部分 をまとめると アドミッタンスYは、 + j[ωC- ] ωL R となる。 w 2 I √ = ω0 √LC 共振角周波数:電流が最小 M L 1 2 L1、L2を持ったコイルがあって、左 の電流の変化のM倍の電圧が右に 右の電流変化から電圧が左に発生。 相互誘導回路 2つのコイルを接続した回路 L1は、n1 に比例した磁界を発生し、 磁界変化とn1に比例した誘導起電力 を発生。 巻数 n1 2次上 電気回路第1スライド13-5-3 変圧器 1次上 2次下 1次下 すなわち、左から e の電圧を加え、 右から(例えば)2e の電圧を取る。 倍の 巻数 これは、 左に コイルを 右にも 倍の巻数のコイル を接続する。 を磁気的に 接続する。 2つのコイルを接続した回路 ①交流の電圧を変える変圧器をご存知ですか? ②それはコイルを重ねた相互誘導回路です。 ③巻き数の異なるコイルを磁気的につなぎます。 ④巻き数に比例した電圧がでますね。 ⑤1次、2次それぞれにインダクタンスがあります。 いわゆる変圧器について ?
? 変圧器 2次上 1次上 2次下 1次下 このように、1つの磁界が通ると 誘導起電力は巻数に比例して 倍の 右(2次側)には、 倍の電圧。 RLC並列回路の計算 RLC並列回路 のインピーダンスZと =Y= 1 Z 虚数部分 をまとめると アドミッタンスYは、 + j[ωC- ] ωL R となる。 w 2 I √ = ω0 √LC 共振角周波数:電流が最小 M L 1 2 L1、L2を持ったコイルがあって、左 の電流の変化のM倍の電圧が右に 右の電流変化から電圧が左に発生。 相互誘導回路 2つのコイルを接続した回路 L1は、n1 に比例した磁界を発生し、 磁界変化とn1に比例した誘導起電力 を発生。 巻数 n1 1次下 2次下 1次上 2次上 倍の 巻数 2つのコイルを接続した回路 電気回路第1スライド13-5-4 変圧器 このように、1つの磁界が通ると 誘導起電力は巻数に比例して 右(2次側)には、 倍の電圧。 これは、 左に コイルを 右にも 倍の巻数のコイル を磁気的に接続する。 ポイントは、右も左もコイルで あることです。 ①交流の電圧を変える変圧器をご存知ですか? ②それはコイルを重ねた相互誘導回路です。 ③巻き数の異なるコイルを磁気的につなぎます。 ④巻き数に比例した電圧がでますね。 ⑤1次、2次それぞれにインダクタンスがあります。 いわゆる変圧器について ?
? 変圧器 2次上 1次上 2次下 1次下 このように、1つの磁界が通ると 誘導起電力は巻数に比例して 倍の 右(2次側)には、 倍の電圧。 RLC並列回路の計算 RLC並列回路 のインピーダンスZと =Y= 1 Z 虚数部分 をまとめると アドミッタンスYは、 + j[ωC- ] ωL R となる。 w 2 I √ = ω0 √LC 共振角周波数:電流が最小 M L 1 2 L1、L2を持ったコイルがあって、左 の電流の変化のM倍の電圧が右に 右の電流変化から電圧が左に発生。 相互誘導回路 2つのコイルを接続した回路 L1は、n1 に比例した磁界を発生し、 磁界変化とn1に比例した誘導起電力 を発生。 巻数 n1 1次下 2次下 1次上 2次上 倍の 巻数 2つのコイルを接続した回路 電気回路第1スライド13-5-5 変圧器 このように、1つの磁界が通ると 誘導起電力は巻数に比例して 右(2次側)には、 倍の電圧。 ポイントは、右も左もコイルで あることです。 ①交流の電圧を変える変圧器をご存知ですか? ②それはコイルを重ねた相互誘導回路です。 ③巻き数の異なるコイルを磁気的につなぎます。 ④巻き数に比例した電圧がでますね。 ⑤1次、2次それぞれにインダクタンスがあります。 ? いわゆる変圧器について
相互誘導回路 2次上 1次上 そこで、 2次下 1次下 それぞれ、L1、L2 を持ったコイルが あって、 M L e 2e 左の電流の変化 このように、1つの磁界が通ると 誘導起電力は巻数に比例して 右(2次側)には、倍の電圧。 ポイントは、右も左もコイルで それぞれインダクタンスがある。 変圧器 倍の 巻数 2つのコイルを接続した回路 L2 M L1 この相互誘導素子に、 相互誘導回路の等価回路 e R1 R2 i1 i2 電流を2つ 設定します。 負荷の抵抗をつない だ回路を考えます。 2次上 電気回路第1スライド13-6-1 相互誘導回路 1次上 2次下 1次下 そこで、 それぞれ、L1、L2 を持ったコイルが あって、 M L 1 2 e 2e 左の電流の変化 に対してもそのM 倍の電圧が右に でる。 右の電流変化から電圧が左に発生。 実は逆もあって 2つのコイルを接続した回路 ①相互誘導回路では、L1、L2 とM があります。 ②n1 に比例する磁界と、n1 に比例する誘導起電力から、 ③L1 はn12 に、L2 はn22 に、M はn1n2 に比例します。 ④M=√(L1L2 )でしょうか? ⑤実は少し減ってk√(L1L2 )です。 ⑥このkが結合係数です。
相互誘導回路 M L の電流の変化のM倍の電圧が右に L1、L2を持ったコイルがあって、左 L1は、左コイルの巻数 このように、1つの磁界が通ると 誘導起電力は巻数に比例して 右(2次側)には、倍の電圧。 ポイントは、右も左もコイルで それぞれインダクタンスがある。 変圧器 倍の 巻数 2つのコイルを接続した回路 L2 M L1 この相互誘導素子に、 相互誘導回路の等価回路 e R1 R2 i1 i2 電流を2つ 設定します。 負荷の抵抗をつない だ回路を考えます。 電気回路第1スライド13-6-2 相互誘導回路 M L 1 2 の電流の変化のM倍の電圧が右に L1、L2を持ったコイルがあって、左 L1は、左コイルの巻数 n1 に比例した磁界を発生し、 Mの大きさを考えよう。 Mの大きさを考えよう。 磁界変化とn1に比例した誘導起電力 を発生。 巻数 n1 右の電流変化から電圧が左に発生。 2つのコイルを接続した回路 ①相互誘導回路では、L1、L2 とM があります。 ②n1 に比例する磁界と、n1 に比例する誘導起電力から、 ③L1 はn12 に、L2 はn22 に、M はn1n2 に比例します。 ④M=√(L1L2 )でしょうか? ⑤実は少し減ってk√(L1L2 )です。 ⑥このkが結合係数です。
相互誘導回路 M L の電流の変化のM倍の電圧が右に L1、L2を持ったコイルがあって、左 n12に比例 L1は、左コイルの巻数 このように、1つの磁界が通ると 誘導起電力は巻数に比例して 右(2次側)には、倍の電圧。 ポイントは、右も左もコイルで それぞれインダクタンスがある。 変圧器 倍の 巻数 2つのコイルを接続した回路 L2 M L1 この相互誘導素子に、 相互誘導回路の等価回路 e R1 R2 i1 i2 電流を2つ 設定します。 負荷の抵抗をつない だ回路を考えます。 電気回路第1スライド13-6-3 相互誘導回路 M L 1 2 の電流の変化のM倍の電圧が右に L1、L2を持ったコイルがあって、左 n12に比例 L1は、左コイルの巻数 n1 に比例した磁界を発生し、 これから 磁界変化とn1に比例した誘導起電力 を発生。 L2も、右コイルの巻数 n22に比例 M はn1n2に比例 一方、Mは、 n1に比例する磁界と n2とに比例する電圧を発生するから 巻数 n1 巻数 n2 右の電流変化から電圧が左に発生。 2つのコイルを接続した回路 ①相互誘導回路では、L1、L2 とM があります。 ②n1 に比例する磁界と、n1 に比例する誘導起電力から、 ③L1 はn12 に、L2 はn22 に、M はn1n2 に比例します。 ④M=√(L1L2 )でしょうか? ⑤実は少し減ってk√(L1L2 )です。 ⑥このkが結合係数です。
相互誘導回路 M L の電流の変化のM倍の電圧が右に L1、L2を持ったコイルがあって、左 n12に比例 L1は、 L2も、右コイルの巻数 このように、1つの磁界が通ると 誘導起電力は巻数に比例して 右(2次側)には、倍の電圧。 ポイントは、右も左もコイルで それぞれインダクタンスがある。 変圧器 倍の 巻数 2つのコイルを接続した回路 L2 M L1 この相互誘導素子に、 相互誘導回路の等価回路 e R1 R2 i1 i2 電流を2つ 設定します。 負荷の抵抗をつない だ回路を考えます。 電気回路第1スライド13-6-4 相互誘導回路 M L 1 2 の電流の変化のM倍の電圧が右に L1、L2を持ったコイルがあって、左 n12に比例 L1は、 L2も、右コイルの巻数 n22に比例 Mはn1n2に比例 一方、Mは、 =√ L1L2 でしょうか? ですから 巻数 n1 巻数 n2 右の電流変化から電圧が左に発生。 2つのコイルを接続した回路 ①相互誘導回路では、L1、L2 とM があります。 ②n1 に比例する磁界と、n1 に比例する誘導起電力から、 ③L1 はn12 に、L2 はn22 に、M はn1n2 に比例します。 ④M=√(L1L2 )でしょうか? ⑤実は少し減ってk√(L1L2 )です。 ⑥このkが結合係数です。
相互誘導回路 M L の電流の変化のM倍の電圧が右に L1、L2を持ったコイルがあって、左 n12に比例 L1は、 実は隣のコイルまで このように、1つの磁界が通ると 誘導起電力は巻数に比例して 右(2次側)には、倍の電圧。 ポイントは、右も左もコイルで それぞれインダクタンスがある。 変圧器 倍の 巻数 2つのコイルを接続した回路 L2 M L1 この相互誘導素子に、 相互誘導回路の等価回路 e R1 R2 i1 i2 電流を2つ 設定します。 負荷の抵抗をつない だ回路を考えます。 電気回路第1スライド13-6-5 相互誘導回路 M L 1 2 の電流の変化のM倍の電圧が右に L1、L2を持ったコイルがあって、左 n12に比例 L1は、 実は隣のコイルまで 磁界が伝わる ロスがあるので ですが L2も、右コイルの巻数 n22に比例 =√ L1L2 =k√ L1L2 M はn1n2に比例 一方、Mは、 -α と書けます。 巻数 n1 巻数 n2 右の電流変化から電圧が左に発生。 2つのコイルを接続した回路 ①相互誘導回路では、L1、L2 とM があります。 ②n1 に比例する磁界と、n1 に比例する誘導起電力から、 ③L1 はn12 に、L2 はn22 に、M はn1n2 に比例します。 ④M=√(L1L2 )でしょうか? ⑤実は少し減ってk√(L1L2 )です。 ⑥このkが結合係数です。
相互誘導回路 M L の電流の変化のM倍の電圧が右に L1、L2を持ったコイルがあって、左 n12に比例 結合係数 k (-1≦k≦1) このように、1つの磁界が通ると 誘導起電力は巻数に比例して 右(2次側)には、倍の電圧。 ポイントは、右も左もコイルで それぞれインダクタンスがある。 変圧器 倍の 巻数 2つのコイルを接続した回路 L2 M L1 この相互誘導素子に、 相互誘導回路の等価回路 e R1 R2 i1 i2 電流を2つ 設定します。 負荷の抵抗をつない だ回路を考えます。 電気回路第1スライド13-6-6 相互誘導回路 M L 1 2 の電流の変化のM倍の電圧が右に L1、L2を持ったコイルがあって、左 n12に比例 結合係数 k (-1≦k≦1) を用いて、 L1は、 L2も、右コイルの巻数 n22に比例 =√ L1L2 =k√ L1L2 M はn1n2に比例 一方、Mは、 ただし、M<0はコイルを 逆向きにつないだ場合。 右の電流変化から電圧が左に発生。 2つのコイルを接続した回路 ①相互誘導回路では、L1、L2 とM があります。 ②n1 に比例する磁界と、n1 に比例する誘導起電力から、 ③L1 はn12 に、L2 はn22 に、M はn1n2 に比例します。 ④M=√(L1L2 )でしょうか? ⑤実は少し減ってk√(L1L2 )です。 ⑥このkが結合係数です。
? 相互誘導回路の等価回路 では、先ほどの相互誘導回路をもう少し、 わかりやすく書きましょう。 まず、先ほどの回路 から書き直します。 M L 1 2 2つのコイルを接続した回路 =k√ L1L2 結合係数k (-1<k<1) を用いて、 ただし、M<0はコイルを 逆向きにつないだ場合。 相互誘導回路 この回路で インピーダンスが、 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき Gを流れる電流 I=0 となる と思いますか? 交流ブリッジ Z G e, w 1 4 2 3 I 電気回路第1スライド13-7-1 相互誘導回路の等価回路 では、先ほどの相互誘導回路をもう少し、 わかりやすく書きましょう。 まず、先ほどの回路 から書き直します。 ①相互誘導回路を少しわかりやすく書きなおそう。 ②負荷抵抗入れて、電流2つを設定します。 ③左ループはRI1とjωLI1では、④足りず、jωMI2が必要。 ⑤右ループは0=の式で少し簡単。 ⑥I1+I2で整理できます。 ⑦L1-MとL2-Mの回路について考えます。 ⑧これが、回路方程式を満たし、等価回路です。 きちんと書くと微分方程式 になります。 ?
? 相互誘導回路の等価回路 L2 M L1 E R1 R2 電流を2つ 設定します。 I1 I2 この相互誘導素子に、 負荷の抵抗をつない 2つのコイルを接続した回路 =k√ L1L2 結合係数k (-1<k<1) を用いて、 ただし、M<0はコイルを 逆向きにつないだ場合。 相互誘導回路 この回路で インピーダンスが、 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき Gを流れる電流 I=0 となる と思いますか? 交流ブリッジ Z G e, w 1 4 2 3 I 電気回路第1スライド13-7-2 相互誘導回路の等価回路 L2 M L1 E R1 R2 電流を2つ 設定します。 I1 I2 この相互誘導素子に、 負荷の抵抗をつない だ回路を考えます。 ①相互誘導回路を少しわかりやすく書きなおそう。 ②負荷抵抗入れて、電流2つを設定します。 ③左ループはRI1とjωLI1では、④足りず、jωMI2が必要。 ⑤右ループは0=の式で少し簡単。 ⑥I1+I2で整理できます。 ⑦L1-MとL2-Mの回路について考えます。 ⑧これが、回路方程式を満たし、等価回路です。 きちんと書くと微分方程式 になります。 ?
? 相互誘導回路の等価回路 E R1 R2 電流を2つ 設定すると、 L2 M L1 回路方程式は、 I1 I2 E = R1I1 2つのコイルを接続した回路 =k√ L1L2 結合係数k (-1<k<1) を用いて、 ただし、M<0はコイルを 逆向きにつないだ場合。 相互誘導回路 この回路で インピーダンスが、 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき Gを流れる電流 I=0 となる と思いますか? 交流ブリッジ Z G e, w 1 4 2 3 I 電気回路第1スライド13-7-3 相互誘導回路の等価回路 E R1 R2 電流を2つ 設定すると、 L2 M L1 回路方程式は、 I1 I2 E = R1I1 +jωL1I1 でいいのかな? jωL1 ①相互誘導回路を少しわかりやすく書きなおそう。 ②負荷抵抗入れて、電流2つを設定します。 ③左ループはRI1とjωLI1では、④足りず、jωMI2が必要。 ⑤右ループは0=の式で少し簡単。 ⑥I1+I2で整理できます。 ⑦L1-MとL2-Mの回路について考えます。 ⑧これが、回路方程式を満たし、等価回路です。 きちんと書くと微分方程式 になります。 ?
? 相互誘導回路の等価回路 これと E R1 R2 jωM 電流を2つ 設定すると、 回路方程式は、 e = +jωL1I1 R1i1 L2 2つのコイルを接続した回路 =k√ L1L2 結合係数k (-1<k<1) を用いて、 ただし、M<0はコイルを 逆向きにつないだ場合。 相互誘導回路 この回路で インピーダンスが、 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき Gを流れる電流 I=0 となる と思いますか? 交流ブリッジ Z G e, w 1 4 2 3 I 電気回路第1スライド13-7-4 相互誘導回路の等価回路 これと E R1 R2 jωM 電流を2つ 設定すると、 回路方程式は、 e = +jωL1I1 R1i1 L2 M L1 I1 I2 こっちじ ゃなくて こっちじ ゃなくて +jωMI2 jωL1 この積 が左のループとなります。 ①相互誘導回路を少しわかりやすく書きなおそう。 ②負荷抵抗入れて、電流2つを設定します。 ③左ループはRI1とjωLI1では、④足りず、jωMI2が必要。 ⑤右ループは0=の式で少し簡単。 ⑥I1+I2で整理できます。 ⑦L1-MとL2-Mの回路について考えます。 ⑧これが、回路方程式を満たし、等価回路です。 きちんと書くと微分方程式 になります。 ?
? 相互誘導回路の等価回路 L2 M L1 E R1 R2 I1 I2 jωL1 jωM 電流を2つ 設定すると、 回路方程式は、 E = 2つのコイルを接続した回路 =k√ L1L2 結合係数k (-1<k<1) を用いて、 ただし、M<0はコイルを 逆向きにつないだ場合。 相互誘導回路 この回路で インピーダンスが、 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき Gを流れる電流 I=0 となる と思いますか? 交流ブリッジ Z G e, w 1 4 2 3 I 電気回路第1スライド13-7-5 相互誘導回路の等価回路 L2 M L1 E R1 R2 I1 I2 jωL1 jωM 電流を2つ 設定すると、 回路方程式は、 E = R1I1 +jωL1I1 +jωMI2 でいいのかな? jωL2 0 = が左のループとなりますが、 jωMI1 +jωL2I2 +R2I2 右はもっと簡単で、 となります。 ①相互誘導回路を少しわかりやすく書きなおそう。 ②負荷抵抗入れて、電流2つを設定します。 ③左ループはRI1とjωLI1では、④足りず、jωMI2が必要。 ⑤右ループは0=の式で少し簡単。 ⑥I1+I2で整理できます。 ⑦L1-MとL2-Mの回路について考えます。 ⑧これが、回路方程式を満たし、等価回路です。 きちんと書くと微分方程式 になります。 ?
? 相互誘導回路の等価回路 L2 M L1 e R1 R2 i1 i2 jωL1 jωM 少し変形して、 この式は、 E = R1I1 2つのコイルを接続した回路 =k√ L1L2 結合係数k (-1<k<1) を用いて、 ただし、M<0はコイルを 逆向きにつないだ場合。 相互誘導回路 この回路で インピーダンスが、 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき Gを流れる電流 I=0 となる と思いますか? 交流ブリッジ Z G e, w 1 4 2 3 I 電気回路第1スライド13-7-6 相互誘導回路の等価回路 L2 M L1 e R1 R2 i1 i2 jωL1 jωM 少し変形して、 この式は、 E = R1I1 +jω(L1‐M)I1 +jωL1I1 +jωMI2 でいいのかな? +jωM(I1+I2) jωL2 0 = jωM(I1+I2) jωMI1 +jωL2I2 +jω(L2‐M)I2+R2I2 +R2I2 となります。 ①相互誘導回路を少しわかりやすく書きなおそう。 ②負荷抵抗入れて、電流2つを設定します。 ③左ループはRI1とjωLI1では、④足りず、jωMI2が必要。 ⑤右ループは0=の式で少し簡単。 ⑥I1+I2で整理できます。 ⑦L1-MとL2-Mの回路について考えます。 ⑧これが、回路方程式を満たし、等価回路です。 きちんと書くと微分方程式 になります。 ?
? 相互誘導回路の等価回路 R2 R1 e L1ーM L2ーM M 回路を書き換えて、 左の回路で、 この式は、 この電流を設定 i2 2つのコイルを接続した回路 =k√ L1L2 結合係数k (-1<k<1) を用いて、 ただし、M<0はコイルを 逆向きにつないだ場合。 相互誘導回路 この回路で インピーダンスが、 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき Gを流れる電流 I=0 となる と思いますか? 交流ブリッジ Z G e, w 1 4 2 3 I 電気回路第1スライド13-7-7 相互誘導回路の等価回路 R2 R1 e L1ーM L2ーM M 回路を書き換えて、 左の回路で、 この式は、 この電流を設定 i2 MにI1+I2電流が流れるため すると、Mに流れる電流が i1 E = R1I1 +jω(L1‐M)I1 +jωM(I1+I2) i1+i2 0 = jωM(I1+I2) +jω(L2‐M)I2+R2I2 となります。 は、この回路の回路方程式。 ①相互誘導回路を少しわかりやすく書きなおそう。 ②負荷抵抗入れて、電流2つを設定します。 ③左ループはRI1とjωLI1では、④足りず、jωMI2が必要。 ⑤右ループは0=の式で少し簡単。 ⑥I1+I2で整理できます。 ⑦L1-MとL2-Mの回路について考えます。 ⑧これが、回路方程式を満たし、等価回路です。 きちんと書くと微分方程式 になります。 ?
? 相互誘導回路の等価回路 R2 R1 e i1+i2 L1ーM L2ーM M i1 i2 左の回路は相互誘導回路の 回路方程式: E = 2つのコイルを接続した回路 =k√ L1L2 結合係数k (-1<k<1) を用いて、 ただし、M<0はコイルを 逆向きにつないだ場合。 相互誘導回路 この回路で インピーダンスが、 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき Gを流れる電流 I=0 となる と思いますか? 交流ブリッジ Z G e, w 1 4 2 3 I 電気回路第1スライド13-7-8 相互誘導回路の等価回路 R2 R1 e i1+i2 L1ーM L2ーM M i1 i2 左の回路は相互誘導回路の 回路方程式: E = R1I1 +jω(L1‐M)I1 +jωM(I1+I2) 0 = jωM(I1+I2) +jω(L2‐M)I2+R2I2 を満たすため、 となります。 は、この回路の回路方程式。 相互誘導回路の等価回路である。 ①相互誘導回路を少しわかりやすく書きなおそう。 ②負荷抵抗入れて、電流2つを設定します。 ③左ループはRI1とjωLI1では、④足りず、jωMI2が必要。 ⑤右ループは0=の式で少し簡単。 ⑥I1+I2で整理できます。 ⑦L1-MとL2-Mの回路について考えます。 ⑧これが、回路方程式を満たし、等価回路です。 きちんと書くと微分方程式 になります。 ?
? 交流ブリッジ この回路です。 抵抗を5個(4個)つないだブリッジ を覚えていますか? 交流ブリッジ(試験問題より) A B R2 C これは各自でレポート に解いてください。 この回路で中央の電流計が0となる ようにAB間に何かを入れなさい。 R1 e, ω 相互誘導回路の等価回路 e = 0 = +jω(L1‐M)i1 R1i1 +jωM(i1+i2) +jω(L2‐M)i2+R2i2 jωM(i1+i2) R2 R1 e L1ーM L2ーM M 左の回路は相互誘導回路の 回路方程式: を満たすため、 相互誘導回路の等価回路である。 電気回路第1スライド13-8-1 交流ブリッジ 抵抗を5個(4個)つないだブリッジ を覚えていますか? この回路です。 ①ブリッジを覚えてますか。この回路です。 ②平衡条件R1R4=R2R3のときでR5には電流が流れない。 ③インピーダンスZに置き換え、交流をかけると? ④もちろん、Z1Z4=Z2Z3のとき中央に電流は流れません。 ⑤複素数ですから、実部、虚部ともに等しい必要がある。 復習ですが、複素数の インピーダンスをそのまま 扱ってよい。 ?
? 交流ブリッジ この回路で 抵抗値の間に、 I5 I5 R1×R4=R2×R3 のとき I5=0 となります。 交流ブリッジ(試験問題より) A B R2 C これは各自でレポート に解いてください。 この回路で中央の電流計が0となる ようにAB間に何かを入れなさい。 R1 e, ω 相互誘導回路の等価回路 e = 0 = +jω(L1‐M)i1 R1i1 +jωM(i1+i2) +jω(L2‐M)i2+R2i2 jωM(i1+i2) R2 R1 e L1ーM L2ーM M 左の回路は相互誘導回路の 回路方程式: を満たすため、 相互誘導回路の等価回路である。 電気回路第1スライド13-8-2 交流ブリッジ この回路で 抵抗値の間に、 I5 I5 R1×R4=R2×R3 のとき I5=0 となります。 ①ブリッジを覚えてますか。この回路です。 ②平衡条件R1R4=R2R3のときでR5には電流が流れない。 ③インピーダンスZに置き換え、交流をかけると? ④もちろん、Z1Z4=Z2Z3のとき中央に電流は流れません。 ⑤複素数ですから、実部、虚部ともに等しい必要がある。 復習ですが、複素数の インピーダンスをそのまま 扱ってよい。 ?
? 交流ブリッジ I5 この回路で 抵抗値の間に、 R1×R4=R2×R3 のとき I5=0 となります。 抵抗Rの代わりに 交流ブリッジ(試験問題より) A B R2 C これは各自でレポート に解いてください。 この回路で中央の電流計が0となる ようにAB間に何かを入れなさい。 R1 e, ω 相互誘導回路の等価回路 e = 0 = +jω(L1‐M)i1 R1i1 +jωM(i1+i2) +jω(L2‐M)i2+R2i2 jωM(i1+i2) R2 R1 e L1ーM L2ーM M 左の回路は相互誘導回路の 回路方程式: を満たすため、 相互誘導回路の等価回路である。 電気回路第1スライド13-8-3 交流ブリッジ I5 この回路で 抵抗値の間に、 R1×R4=R2×R3 のとき I5=0 となります。 抵抗Rの代わりに インピーダンスZ をいれて交流を 流してみましょう。 インピーダンスが、 では、 Z1×Z4=Z2×Z3 Gを流れる電流 I=0 となる と思いますか? 文章も書きなおして、 ①ブリッジを覚えてますか。この回路です。 ②平衡条件R1R4=R2R3のときでR5には電流が流れない。 ③インピーダンスZに置き換え、交流をかけると? ④もちろん、Z1Z4=Z2Z3のとき中央に電流は流れません。 ⑤複素数ですから、実部、虚部ともに等しい必要がある。 復習ですが、複素数の インピーダンスをそのまま 扱ってよい。 ?
? 交流ブリッジ この回路でインピーダンスが、 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき Gを流れる電流 I=0 となる もちろん正しいですよ。 。 交流ブリッジ(試験問題より) A B R2 C これは各自でレポート に解いてください。 この回路で中央の電流計が0となる ようにAB間に何かを入れなさい。 R1 e, ω 相互誘導回路の等価回路 e = 0 = +jω(L1‐M)i1 R1i1 +jωM(i1+i2) +jω(L2‐M)i2+R2i2 jωM(i1+i2) R2 R1 e L1ーM L2ーM M 左の回路は相互誘導回路の 回路方程式: を満たすため、 相互誘導回路の等価回路である。 電気回路第1スライド13-8-4 交流ブリッジ この回路でインピーダンスが、 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき Gを流れる電流 I=0 となる もちろん正しいですよ。 。 ただし、Zが複素数であるため 注意が必要です。 ①ブリッジを覚えてますか。この回路です。 ②平衡条件R1R4=R2R3のときでR5には電流が流れない。 ③インピーダンスZに置き換え、交流をかけると? ④もちろん、Z1Z4=Z2Z3のとき中央に電流は流れません。 ⑤複素数ですから、実部、虚部ともに等しい必要がある。 復習ですが、複素数の インピーダンスをそのまま 扱ってよい。 ?
? 交流ブリッジ この回路でインピーダンスが、 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき Gを流れる電流 I=0 となる。 交流ブリッジ(試験問題より) A B R2 C これは各自でレポート に解いてください。 この回路で中央の電流計が0となる ようにAB間に何かを入れなさい。 R1 e, ω 相互誘導回路の等価回路 e = 0 = +jω(L1‐M)i1 R1i1 +jωM(i1+i2) +jω(L2‐M)i2+R2i2 jωM(i1+i2) R2 R1 e L1ーM L2ーM M 左の回路は相互誘導回路の 回路方程式: を満たすため、 相互誘導回路の等価回路である。 電気回路第1スライド13-8-5 交流ブリッジ この回路でインピーダンスが、 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき Gを流れる電流 I=0 となる。 Z1×Z4の実数部=Z2×Z3の実数部 すなわち、 Z1×Z4の虚数部=Z2×Z3の虚数部 実は2本の方程式 ①ブリッジを覚えてますか。この回路です。 ②平衡条件R1R4=R2R3のときでR5には電流が流れない。 ③インピーダンスZに置き換え、交流をかけると? ④もちろん、Z1Z4=Z2Z3のとき中央に電流は流れません。 ⑤複素数ですから、実部、虚部ともに等しい必要がある。 復習ですが、複素数の インピーダンスをそのまま 扱ってよい。 ?
? 交流ブリッジ(試験問題より) まず、98年配布の 模擬問題より これは各自でレポート に解いてください。 まず、回路を 書き出して、 のとき インピーダンスが、 この回路で Z1×Z4=Z2×Z3 Gを流れる電流 I=0 となる Z1×Z4の実数部=Z2×Z3の実数部 Z1×Z4の虚数部=Z2×Z3の虚数部 実は2本の方程式 1 √LC ω0= 共振角周波数 電流は最小 1次側、2次側とも自己インダクタンスが あって、等価回路に置きかえると便利。 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき平衡する。 (虚部、実部とも等しいことに注意) RLC並列共振回路 RLC直列共振回路 交流ブリッジ 相互誘導回路 今日のまとめ 電気回路第1スライド13-9-1 交流ブリッジ(試験問題より) まず、98年配布の 模擬問題より これは各自でレポート に解いてください。 まず、回路を 書き出して、 この回路で中央の電流計が0となる ようにAB間に何かを入れなさい。 ①この回路の中央に電流が流れない条件を出そう。 ②AB間にZ1のインピーダンスを入れると考えよう。 ③平衡条件を計算しよう。 ④Z1=jωCR1R2 が得られます。 ⑤jωL=jωCR1R2 なるインダクタンスですね。 ⑥L=CR1R2 のインダクタンスで平衡します。 解答例 ? 解けたら、又は あきらめたら、 クリックして次へ
? 交流ブリッジ(試験問題より) まず、AB間にはインピーダンスZ1 を入れたとしましょう。 どんな素子をとか言うよりZ1 のとき インピーダンスが、 この回路で Z1×Z4=Z2×Z3 Gを流れる電流 I=0 となる Z1×Z4の実数部=Z2×Z3の実数部 Z1×Z4の虚数部=Z2×Z3の虚数部 実は2本の方程式 1 √LC ω0= 共振角周波数 電流は最小 1次側、2次側とも自己インダクタンスが あって、等価回路に置きかえると便利。 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき平衡する。 (虚部、実部とも等しいことに注意) RLC並列共振回路 RLC直列共振回路 交流ブリッジ 相互誘導回路 今日のまとめ 電気回路第1スライド13-9-2 交流ブリッジ(試験問題より) Z 1 まず、AB間にはインピーダンスZ1 を入れたとしましょう。 どんな素子をとか言うよりZ1 を出してしまって、後から合う 素子を考えましょう。 この回路で中央の電流計が0となる ようにAB間に何かを入れなさい。 ①この回路の中央に電流が流れない条件を出そう。 ②AB間にZ1のインピーダンスを入れると考えよう。 ③平衡条件を計算しよう。 ④Z1=jωCR1R2 が得られます。 ⑤jωL=jωCR1R2 なるインダクタンスですね。 ⑥L=CR1R2 のインダクタンスで平衡します。 ? 解答例
? 交流ブリッジ(試験問題より) まず、AB間にはインピーダンスZ1 を入れたとしましょう。 このとき、交流ブリッジの平衡条件 は、 1 インピーダンスが、 この回路で Z1×Z4=Z2×Z3 Gを流れる電流 I=0 となる Z1×Z4の実数部=Z2×Z3の実数部 Z1×Z4の虚数部=Z2×Z3の虚数部 実は2本の方程式 1 √LC ω0= 共振角周波数 電流は最小 1次側、2次側とも自己インダクタンスが あって、等価回路に置きかえると便利。 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき平衡する。 (虚部、実部とも等しいことに注意) RLC並列共振回路 RLC直列共振回路 交流ブリッジ 相互誘導回路 今日のまとめ 電気回路第1スライド13-9-3 交流ブリッジ(試験問題より) Z 1 まず、AB間にはインピーダンスZ1 を入れたとしましょう。 このとき、交流ブリッジの平衡条件 は、 1 jωC Z1×Z4=Z2×Z3 R1 =R1R2 R2 ですが、 (前のスライドから) 左の回路から、 となります。 この回路で中央の電流計が0となる ようにAB間に何かを入れなさい。 ①この回路の中央に電流が流れない条件を出そう。 ②AB間にZ1のインピーダンスを入れると考えよう。 ③平衡条件を計算しよう。 ④Z1=jωCR1R2 が得られます。 ⑤jωL=jωCR1R2 なるインダクタンスですね。 ⑥L=CR1R2 のインダクタンスで平衡します。 ? 解答例
? 交流ブリッジ(試験問題より) まず、AB間にはインピーダンスZ1 を入れたとしましょう。 このとき、交流ブリッジの平衡条件 は、 1 インピーダンスが、 この回路で Z1×Z4=Z2×Z3 Gを流れる電流 I=0 となる Z1×Z4の実数部=Z2×Z3の実数部 Z1×Z4の虚数部=Z2×Z3の虚数部 実は2本の方程式 1 √LC ω0= 共振角周波数 電流は最小 1次側、2次側とも自己インダクタンスが あって、等価回路に置きかえると便利。 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき平衡する。 (虚部、実部とも等しいことに注意) RLC並列共振回路 RLC直列共振回路 交流ブリッジ 相互誘導回路 今日のまとめ 電気回路第1スライド13-9-4 交流ブリッジ(試験問題より) Z 1 まず、AB間にはインピーダンスZ1 を入れたとしましょう。 このとき、交流ブリッジの平衡条件 は、 1 jωC Z1×Z4=Z2×Z3 R1 =R1R2 R2 ですが、 左の回路から、 となりますが、 もちろんjωC倍して この回路で中央の電流計が0となる ようにAB間に何かを入れなさい。 Z1=jωCR1R2 が欲しい素子です。 ①この回路の中央に電流が流れない条件を出そう。 ②AB間にZ1のインピーダンスを入れると考えよう。 ③平衡条件を計算しよう。 ④Z1=jωCR1R2 が得られます。 ⑤jωL=jωCR1R2 なるインダクタンスですね。 ⑥L=CR1R2 のインダクタンスで平衡します。 ? 解答例
? 交流ブリッジ(試験問題より) j以外はωもCもR1もR2も全部 正の実数ですから、 Z1は、純虚数で、虚部が正です。 のとき インピーダンスが、 この回路で Z1×Z4=Z2×Z3 Gを流れる電流 I=0 となる Z1×Z4の実数部=Z2×Z3の実数部 Z1×Z4の虚数部=Z2×Z3の虚数部 実は2本の方程式 1 √LC ω0= 共振角周波数 電流は最小 1次側、2次側とも自己インダクタンスが あって、等価回路に置きかえると便利。 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき平衡する。 (虚部、実部とも等しいことに注意) RLC並列共振回路 RLC直列共振回路 交流ブリッジ 相互誘導回路 今日のまとめ 電気回路第1スライド13-9-5 交流ブリッジ(試験問題より) Z 1 j以外はωもCもR1もR2も全部 正の実数ですから、 Z1は、純虚数で、虚部が正です。 Z1はこうなるとインダクタンスで、 jωL=jωCR1R2 とかけます。 この回路で中央の電流計が0となる ようにAB間に何かを入れなさい。 Z1=jωCR1R2 が欲しい素子です。 ①この回路の中央に電流が流れない条件を出そう。 ②AB間にZ1のインピーダンスを入れると考えよう。 ③平衡条件を計算しよう。 ④Z1=jωCR1R2 が得られます。 ⑤jωL=jωCR1R2 なるインダクタンスですね。 ⑥L=CR1R2 のインダクタンスで平衡します。 ? 解答例
? 交流ブリッジ(試験問題より) j以外はωもCもR1もR2も全部 正の実数ですから、 Z1は、純虚数で、虚部が正です。 のとき インピーダンスが、 この回路で Z1×Z4=Z2×Z3 Gを流れる電流 I=0 となる Z1×Z4の実数部=Z2×Z3の実数部 Z1×Z4の虚数部=Z2×Z3の虚数部 実は2本の方程式 1 √LC ω0= 共振角周波数 電流は最小 1次側、2次側とも自己インダクタンスが あって、等価回路に置きかえると便利。 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき平衡する。 (虚部、実部とも等しいことに注意) RLC並列共振回路 RLC直列共振回路 交流ブリッジ 相互誘導回路 今日のまとめ 電気回路第1スライド13-9-6 交流ブリッジ(試験問題より) Z 1 j以外はωもCもR1もR2も全部 正の実数ですから、 Z1は、純虚数で、虚部が正です。 Z1はこうなるとインダクタンスで、 jωL=jωCR1R2 から L=CR1R2なるインダク タンスをつなぐと平衡。 L=CR1R2 となります。 ①この回路の中央に電流が流れない条件を出そう。 ②AB間にZ1のインピーダンスを入れると考えよう。 ③平衡条件を計算しよう。 ④Z1=jωCR1R2 が得られます。 ⑤jωL=jωCR1R2 なるインダクタンスですね。 ⑥L=CR1R2 のインダクタンスで平衡します。 解答例 ?
? ! 今日のまとめ RLC直列共振回路では、 1 共振角周波数 ω0= √LC │E│ のとき、電流は │I│= R となります。 交流ブリッジ(試験問題より) A e, w B R 1 2 C Z j以外はωもCもR1もR2も全部 正の実数ですから、 Z1は、純虚数で、虚部が正です。 Z1はこうなるとインダクタンスで、 から jωL=jωCR1R2 L=CR1R2 L=CR1R2なるインダク タンスをつなぐと平衡。 スライドを終了します。 電気回路第1スライド13-10-1 今日のまとめ RLC直列共振回路では、 1 √LC ω0= 共振角周波数 │I│= │E│ R のとき、電流は ①直列共振回路では、ω0=1/√(LC)で共振。 ②並列共振回路でも、同じ共振角周波数で、電流最小。 ③相互誘導回路は、等価回路に置き換えて計算する。 ④平衡条件は、Z1Z4=Z2Z3。実部、虚部ともに等しい。 ⑤これで終わります。来週は試験準備の演習です。 ? はじめに戻ります。 次回までの演習問題に ついて。 !
? ! 今日のまとめ RLC直列共振回路 1 共振角周波数 ω0= √LC RLC並列共振回路でも、 1 共振角周波数 ω0= √LC となります。 交流ブリッジ(試験問題より) A e, w B R 1 2 C Z j以外はωもCもR1もR2も全部 正の実数ですから、 Z1は、純虚数で、虚部が正です。 Z1はこうなるとインダクタンスで、 から jωL=jωCR1R2 L=CR1R2 L=CR1R2なるインダク タンスをつなぐと平衡。 スライドを終了します。 電気回路第1スライド13-10-2 今日のまとめ RLC直列共振回路 共振角周波数 1 √LC ω0= RLC並列共振回路でも、 共振角周波数 1 √LC ω0= ですが、この時電流は最小 ①直列共振回路では、ω0=1/√(LC)で共振。 ②並列共振回路でも、同じ共振角周波数で、電流最小。 ③相互誘導回路は、等価回路に置き換えて計算する。 ④平衡条件は、Z1Z4=Z2Z3。実部、虚部ともに等しい。 ⑤これで終わります。来週は試験準備の演習です。 はじめに戻ります。 ? 次回までの演習問題に ついて。 !
? ! 今日のまとめ RLC並列共振回路 共振角周波数 1 √LC ω0= RLC直列共振回路 電流は最小 相互誘導回路は、 となります。 交流ブリッジ(試験問題より) A e, w B R 1 2 C Z j以外はωもCもR1もR2も全部 正の実数ですから、 Z1は、純虚数で、虚部が正です。 Z1はこうなるとインダクタンスで、 から jωL=jωCR1R2 L=CR1R2 L=CR1R2なるインダク タンスをつなぐと平衡。 スライドを終了します。 電気回路第1スライド13-10-3 今日のまとめ RLC並列共振回路 共振角周波数 1 √LC ω0= RLC直列共振回路 電流は最小 相互誘導回路は、 1次側、2次側とも自己インダクタンスが あって、 等価回路に置きかえると便利。 ①直列共振回路では、ω0=1/√(LC)で共振。 ②並列共振回路でも、同じ共振角周波数で、電流最小。 ③相互誘導回路は、等価回路に置き換えて計算する。 ④平衡条件は、Z1Z4=Z2Z3。実部、虚部ともに等しい。 ⑤これで終わります。来週は試験準備の演習です。 はじめに戻ります。 ? 次回までの演習問題に ついて。 !
? ! 今日のまとめ RLC並列共振回路 共振角周波数 1 √LC ω0= RLC直列共振回路 電流は最小 相互誘導回路 交流ブリッジは、 となります。 交流ブリッジ(試験問題より) A e, w B R 1 2 C Z j以外はωもCもR1もR2も全部 正の実数ですから、 Z1は、純虚数で、虚部が正です。 Z1はこうなるとインダクタンスで、 から jωL=jωCR1R2 L=CR1R2 L=CR1R2なるインダク タンスをつなぐと平衡。 スライドを終了します。 電気回路第1スライド13-10-4 今日のまとめ RLC並列共振回路 共振角周波数 1 √LC ω0= RLC直列共振回路 電流は最小 相互誘導回路 1次側、2次側とも自己インダクタンスが あって、等価回路に置きかえると便利。 交流ブリッジは、 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき平衡する。 (虚部、実部とも等しいことに注意) ①直列共振回路では、ω0=1/√(LC)で共振。 ②並列共振回路でも、同じ共振角周波数で、電流最小。 ③相互誘導回路は、等価回路に置き換えて計算する。 ④平衡条件は、Z1Z4=Z2Z3。実部、虚部ともに等しい。 ⑤これで終わります。来週は試験準備の演習です。 ? はじめに戻ります。 次回までの演習問題に ついて。 !
? ! 今日のまとめ RLC直列共振回路 相互誘導回路 共振角周波数 1 √LC ω0= Z1×Z4=Z2×Z3 のとき平衡する。 となります。 交流ブリッジ(試験問題より) A e, w B R 1 2 C Z j以外はωもCもR1もR2も全部 正の実数ですから、 Z1は、純虚数で、虚部が正です。 Z1はこうなるとインダクタンスで、 から jωL=jωCR1R2 L=CR1R2 L=CR1R2なるインダク タンスをつなぐと平衡。 スライドを終了します。 電気回路第1スライド13-10-5 今日のまとめ RLC直列共振回路 相互誘導回路 共振角周波数 1 √LC ω0= 1次側、2次側とも自己インダクタンスが あって、等価回路に置きかえると便利。 Z1×Z4=Z2×Z3 のとき平衡する。 (虚部、実部とも等しいことに注意) RLC並列共振回路 1 √LC ω0= 交流ブリッジ 共振角周波数 電流は最小 ①直列共振回路では、ω0=1/√(LC)で共振。 ②並列共振回路でも、同じ共振角周波数で、電流最小。 ③相互誘導回路は、等価回路に置き換えて計算する。 ④平衡条件は、Z1Z4=Z2Z3。実部、虚部ともに等しい。 ⑤これで終わります。来週は試験準備の演習です。 ? はじめに戻ります。 次回までの演習問題に ついて。 !
!! 補足1:虚部は足してゼロなので 直列回路では、電圧を足します。 虚数部分は正と負になりますから、足した電圧で、虚数部分が相殺されるとき、電圧(の大きさ=絶対値∝実効値)が小さくなります。 実数の電圧 正の虚数の電圧 負の虚数の電圧 一方の並列回路では、足しあうのは電流の方になります。 こちらも虚数部分は正と負になりますから、足した電流で、虚数部分が相殺されるとき、電流最小になります。(もちろん、振幅か、実効値の電流のどちらかで評価しており、瞬時電流について議論していません。) 正の虚数の電流 負の虚数の電流 わかったら(でなくっても) ここをクリックしてもとの スライドに帰りましょう。 !!
補足2:ωの計算(並列回路) わかったら(でなくっても) ここをクリックしてもとの スライドに帰りましょう。 !!
補足3:変圧器について 変圧器はコイルを2個磁気的につないで、電圧を変える素子として一般に用いられています。最近はコイルを使わずに電圧を昇圧する素子などもありますが、基礎として理解しておいてください。 例えば1次側が100回巻き、2次側が200回巻きとしますと、よくできた変圧器なら、1次側に100 [V] を加えると2次側には200 [V] の電圧が発生し、その分、2次側で5 [A] の電流を使っていたなら、1次側には倍の10 [A] の電流が流れるといったものでした。ロスがなければ、電力 1 [kW] は同じですね。本編では磁界の発生などからこれを導きました。ロスがない場合はもちろん k = 1 の場合です。 100回巻き 200回巻き 100 V 10 A 1 kW 200 V 5 A 1 kW 追加しますと、等価回路等で扱う場合にも注意が必要なのですが、時として、1次側と2次側を絶縁するためにトランスを用いるケースがあります。 !! わかったら(でなくっても) ここをクリックしてもとの スライドに帰りましょう。
!! 補足4:微分方程式になります。 ここでは両方の回路を微分方程式で示します。 回路(1):元の相互誘導回路 回路(2):等価回路 L2 M L1 E R1 R2 I1 I2 R2 R1 e i1+i2 L1ーM L2ーM M i1 i2 左のループでは、自分のループの電流の微分に比例する電圧と、もう一方のループの電流の微分に比例する電圧の双方が発生し、電圧平衡の法則を満たすので、 dI1 dI2 E = R1I1 + L1 ―― + M ―― ① dt dt dI2 dI1 0 = R2I2 + L2 ―― + M ―― ② となる。 Mのところだけ電流が変わっている点に注意してください。 こちらの回路では、 di1 d ( i1 + i2) E = R1i1 + (L1-M ) ―― + M ―――― ③ dt dt di2 d ( i1 + i2) 0 = R1i2 + (L2-M ) ―― + M ―――― ④ となる。実は両者は 同じ式であるため、 右の回路が相互誘導 回路の等価回路とな ります。 わかったら(でなくっても) ここをクリックしてもとの スライドに帰りましょう。 !!
補足5:複素数のインピーダンスをそのまま… 交流ブリッジは、インピーダンスの概念がわかっているとすぐに、 Z1 Z4 = Z2 Z3 ① で回路が平衡すると理解できます。 Z G e, w 1 4 2 3 I Zは複素数ですが、このとき、電圧に対し、位相のずれた電流が流れることを意味します。右の回路でも、①が成り立っていれば、どんな位相でも真中のGには電流は流れません。 わかったら(でなくっても) ここをクリックしてもとの スライドに帰りましょう。 !!
補足6:解答例 わかったら(でなくっても) ここをクリックしてもとの スライドに帰りましょう。 !!
補足7:解答例 わかったら(でなくっても) ここをクリックしてもとの スライドに帰りましょう。 !!
!! 発展1:前回からの演習問題 √ √ (1)インピーダンスが 1+j である回路(と角周波数)を1つ挙げなさい。 これは簡単、RL直列がそのままで簡単です。すると、 Z = R + jωL ですから、R = ω= L = 1 としましょうか。 √ (2)アドミッタンスが 1+ 3j である回路(と角周波数)を1つ挙げなさい。 これも、RC並列とわかってくれるとしめたものです。すると、 Y = 1/R + jωC ですから、R = ω= 1、C = 3 としましょうか。 √ (3)1 [Ω] の抵抗と 1 [mH] のインダクタンスを接続した。この場合に直列接続と並列接続が 同じインピーダンスとなるωを求めなさい。 これはRL直列Z1 = R + jωL と、 RL並列 が等しいので、トリックを使うと位相差φが等しいので、 ωL /R = R/ωL となって、R = ωL です。ですが、この とき、Z2 = R/2 + jωL/2 となって、条件を満たしません。 したがって、解なしです。 (ωL)2R + j R2 + (ωL)2 Z2 = ωLR2 わかったら(でなくっても) ここをクリックしてもとの スライドに帰りましょう。 !!
!! 発展2:RLC並列回路の例 √ √ (1)次の回路の共振角周波数ω 0を求めなさい。 これは簡単、アドミッタンスは 1 [Ω] Y = 1/R + 1/ jωL + jωC = 1+ j(ω-1/ω ) となって、これは、 ω0 =1 [rad/s] です。もちろん、 ω0 =1/ LC と計算しても結構です。 √ 1 [Ω] 1 [F] 1 [H] (2)共振角周波数がω=103 [rad/s] となるRLC直列共振回路を1つ挙げなさい。 もちろん、 ω0 =1/ LC より、 Rは任意。 L = 1 [mH] C = 1 [mF] くらいでよいでしょうか。 √ R C わかったら(でなくっても) ここをクリックしてもとの スライドに帰りましょう。 !! L
発展3:次回までの演習問題について 次回(最終回)は復習と以前の試験問題を中心に演習します。13回目の授業時に演習問題を用意できている場合はそれを、そうでない場合は試験問題を演習しておいてください。 わかったら(でなくっても) ここをクリックしてもとの スライドに帰りましょう。 !!
? !? !! 交流ブリッジ(問題2) つぎにもう少し計算する例 (98年期末試験問題より) をあげます。 この回路で、 Iを求めよ。 解答例 ? 解説(次ページ)へ !? 解説は見ないで元の スライドに帰るとき。 !!
? !! 交流ブリッジ(問題2) あとは 10+ j ωL 10 105×0.1×10-3 105×0.1×10-3 105L 105L ブリッジのところ の演習問題と言 ってしまえばバカ みたいに簡単で、 時間の都合で 待てないので 解いてしまうよ。 各素子のイン ピーダンスは、 10 -10j このパ スに1Vかかる 左のようになり I=1/[(10+10j)+(10-10j)] 10 -10j ため、 すなわち 要は、ブリッジが 平衡するので、 =0.05 [A] Z1Z4 = =100(1-j) (10+10j) (‐10j) となります。(位相も あっています。) Z2Z3 ここが無視できる ことです。 =10(10-10j) =100(1-j) となり平衡する。 解答例 ? わかったら(でなくっても) ここをクリックしてもとの スライドに帰りましょう。 !!