【組立型サービス基盤】 インフラサービスレベル(基本) 1.通常運用時のサービスレベル カテゴリ 詳細 サービスレベル ①サービス提供時間帯 当インフラの利用可能な時間帯。定期的なサービス停止、臨時のサービス停止、障害によるサービス停止の時間は除く。 24時間365日 ②定期サービス停止 定期的にサービスを停止する場合の頻度・停止時間。 定期的なサービス停止なし ③臨時サービス停止 当インフラの安定運用・強化等の対応のため、臨時でサービス(業務機能)を停止する場合の時間・頻度(目安)。 ※特記事項に記載の時間以外に実施する場合がある。 主な停止理由 停止時間 頻度 特記事項 稲永ビル電源設備点検 12時間程度 3年に1回 データベースメンテナンス 6時間程度 年1回程度 22:00以降に実施 OS/ミドルウェア/ソフトウェア (パッケージ)のバージョンアップ等 およびバックアップ 冗長構成機器: 30分程度×2回(正副切替時間) 各サーバ種別毎 17:30以降に実施 シングル構成機器: 対応開始から完了までの時間 ソフトウェア(アプリ)のバージョンアップ等 60分程度 年3回程度 ※運用管理サーバーは17:30以降に実施 瞬停 必要時 随時 ④周知方法 臨時サービス停止を行う場合の周知方法。 30分以上の停止が予想される場合は、事前周知を行う。(周知方法は障害対応時の方法に準ずる) ※緊急性が高いソフトウェア変更(障害対応やセキュリティ対応等)、及びサーバのウイルス感染発覚時等には、30分以上の停止が予想される場合であっても、事前の連絡なく停止させる場合がある。 外部利用者への周知 停止中にインターネットからアクセスした利用者には、停止中である旨のお詫び画面を表示することで周知する。 ※システム共通画面のため個別のカスタマイズは不可。 ※上流回線や通信設備等、停止する機器によってはお詫び画面を表示できない場合がある。
【組立型サービス基盤】 インフラサービスレベル(基本) 2.障害対応に関するサービスレベル カテゴリ 詳細 サービスレベル ①サーバ内二重化装置の障害による影響 サーバ内で二重化構成を取っている装置(ハードディスク/電源装置/LANポート)が故障した場合のサービス停止時間。 サービスの停止なし ※多重障害時はサービスが停止する。 ②サーバ/ネットワーク機器の障害による影響 (①以外の装置障害) ①以外の障害によりサーバ/ネットワーク機器が停止した場合のサービス停止時間。(【】内は障害認知後からの影響時間の目安) ※多重障害発生時は右記サービス停止時間を超える場合がある。 ※冗長化構成のサーバ/機器であっても、冗長化制御機能自体の障害等、障害箇所によっては右記サービス停止時間を超える場合がある。 ※外付けディスク装置(NAS)の障害は全サービスに影響が及ぶ。 ※データバックアップ等の二次的な機能に関しては、サービスレベルは規定しない。 Webページ表示機能 障害発生サーバを切り離すまでの間、利用できない。 【1分以内】 メール送受信機能 メルマガ/連絡網機能 待機系サーバへ切り替わるまでの間、利用できない。 【30分以内】 障害発生のタイミングによっては受配信中のメールが消失する可能性がある。 システム連携機能 アンケート/業務手順管理機能 外部管理機能 会員サイト構築支援API CMS機能(NOREN) アクセス分析機能 内部管理 復旧するまでの間、利用出来ない。 【26時間以内】 負荷分散装置障害 ネットワーク機器障害 待機系機器へ切り替わるまでの間、全機能が利用できない。 【30分以内】 ③障害対応時間帯 障害が発生した場合の対応時間帯。 ハードウェア:24時間365日 OS/ミドルウェア:営業日の8:30-17:30 ④障害復旧目標時間 障害対応を開始してから復旧するまでの目標時間。 24時間以内 ⑤復旧時における停止時間 障害箇所を復旧する場合のサービス停止時間。 障害復旧時に、装置の切り替え等により、上記『②障害による影響』が2回以上発生する。 ⑥周知方法 障害により実影響が発生した場合の周知方法。 情報システム部 ITインフラG → インフラ利用箇所 (ホームページ掲載、PIメーリングリストによるメール送付) ⑦ソフトウェア障害 アプリケーション(メールエンジンを含む)の障害により実影響が発生した場合の保守時間。 営業日の8:30-17:30 ※関連するインフラ(グループIT基盤,MINASAN等)の障害発生時にも影響を受ける可能性がある。
別紙1:特記事項 項目 説明 特記事項 ①サーバー設置場所 サーバーが設置されているデータセンター 中電シーティーアイ 稲永データセンター(4階) ※稲永データセンター被災時(機能不全時)は、サービス提供できない ②地震対策 地震への対応状況 免震床による対策 ※縦方向の揺れに対しては未対策 ※名駅南ビルを利用した事業継続対応(BCP対応)は、検討中 ③セキュリティ対策 インターネットウィルスやサーバーアタック等への対応状況 ウイルスチェックおよびIPSによる不正侵入防止対策 (ウイルスチェック:トレンドマイクロ) 外部からの侵入検査を実施(年1回) ④インターネット上流回線 インターネット接続を行うための上流回線の性能(グループIT基盤) 回線数:1(KDDI利用) 帯域幅:3Mbps(ベストエフォート型) 他のメールサービスやホームページアクセスなどと共有 ⑤携帯電話向け優先接続 携帯電話会社への優先接続を行う「特定接続サービス」等 携帯電話会社への優先接続を行う「特定接続サービス」等は契約していない ⑥メール配信性能 メール配信時の送信能力 配信性能の保証なし(ベストエフォート型) 参考値(他の配信がない場合における携帯メールの配信性能) docomo/au宛: 最大20万通/20分 softbank宛: 最大2万通/20分 ※自動応答によるメールの返信など、配信が最大60分程度遅延する場合がある。 ※メンテナンス時などは最大性能が半減する場合がある ⑦送信メールアドレス 送信元メールアドレスとして利用可能なドメイン名 @cep.jp (携帯電話向けメールでの推奨送信アドレス) @chuden.jp @chuden.co.jp ⑧登録メールアドレス 登録者のメールアドレスの管理形態 他のメールサービスや会員サービスの登録アドレスと一元管理されるため個別サービスの事情による登録・変更・削除は不可 ⑨会員管理 会員のログインID等の登録情報の管理形態 中部電力ネットID(共通ログインID)を使用するため、個別サービスの事情による登録・変更・削除は不可 ⑩データバックアップ 業務データのバックアップ方法 毎日実施(※夜間から早朝の間)実施/1世代(2日前)まで保存 ※PI管理システム(NOREN含む)およびAPIを介して登録・更新された業務データのみ 1世代(1日前)まで保存 ※被災時もしくは障害時の対応のため、バックアップを実施 ⑪バックアップ拠点 上記業務データの保全場所 稲永データセンターおよび名駅南ビルの2拠点 ⑫グループIT基盤設備設置場所 グループIT基盤共通サービス部分の機器設置場所 中電シーティーアイ 稲永データセンター3階(一部設備は5階) ※免震ラックによる地震対策を実施 ※グループIT基盤部分については毎月第3土曜日に定期停止あり ⑬システム改修計画 現在計画されている大規模な改修等に関する特記事項 予定なし