アドバンスト コンピュータ アーキテクチャ 五島
とりあえず、今日は… ガイダンス 30分くらい
この講義の位置づけ 学部 (Digital Circuits,2年冬) Comp. Arc.(3年夏) VLSI Arc. (4年夏) 院 Comp. System(偶数年度、坂井先生) Advanced Comp. Arc.(奇数年度) マイクロプロセッサ
講義内容 その1 「最新」のマイクロプロセッサの話 ここ十年くらい 詳しくは,後で…
参考文献,講義資料 「白い本」 安藤秀樹: 命令レベル並列処理 ― プロセッサアーキテクチャとコンパイラ ―, コロナ社 (2005) 「青い本」 Mike Johnson: Superscalar Microprocessor Design, Prentice Hall Series in Innovative Technology (1990) マイク・ジョンソン: スーパースカラ・プロセッサ, 日経 BP 出版センター (1994) PPT を WWW に: http://www.mtl.t.u-tokyo.ac.jp/~goshima/aca/
成績 出席 めんどう. レポート 1回 内容は後述 「優」は少ない
講義時間 短い 1時間? ただし,年々 長くなる傾向 開始は定時 遅刻しないように.
講義内容 その2 「最新」のマイクロプロセッサの話 ここ十年くらい キーワード: RISC Out-of-Order スーパースカラ (, VLIW) 命令パイプライン 命令スケジューリング 投機 配線遅延,省電力,熱,…
講義内容 その3 「最新」のマイクロプロセッサの話 とにかく「複雑」 なぜ「複雑化」したのか? それは,いいこと? ダメなこと?
講義内容 その4 情報システムの階層 それぞれの果たすべき役割 と, その変化 プログラマ プログラミング言語 コンパイラ 命令セット・アーキテクチャ プロセッサ (マイクロアーキテクチャ) デバイス・モデル デバイス
レポート 提出方法: e-mail To: goshima@mtl.t.u-tokyo.ac.jp Subject: ACA レポート 様式,フォーマット,分量 自由 期限 8月中旬 http://www.mtl.t.u-tokyo.ac.jp/~goshima/
レポート課題 1(前回と同じ) 以下の2つの方式の得失を議論せよ: プログラム(命令セット・アーキテクチャ)によってプロセッサの振る舞いを完全に指定(しようと)する方式 ex) Itanium プログラム(命令セット・アーキテクチャ)は「すべきこと」を指定するだけで,「やり方」はプロセッサが考える方式 ex) 最近の x86 プロセッサ 用途など,境界条件は適切に設定すること.
レポート課題 1(前回と同じ) 演算器 (functional units) プログラムの実行は,最終的には,演算器で行われる. プロセッサの心臓? 後者: 演算器がチップ面積に占める割合は極小だが,どう考えるべきか?
レポート課題 2(仮) マルチコア・プロセッサが普及 チップ面積を一定として,以下の2つの方式の得失を議論せよ: 複雑なコアを少数 シンプルなコアを多数 用途など,境界条件は適切に設定すること.
とりあえず,次回は… プロセッサの基礎 3年生 学生実験@京大~東大 の初回講義資料 オペランド形式 命令パイプライン