第17章 ドメインネームシステム.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
1 ENUM における 個人情報保護システム 2004 年度卒業論文 横澤 一 岐 発表者:梶 沙夜香.
Advertisements

計算機リテラシーM 第 11 回 計算機・ネットワーク技術 伊藤 高廣
第1章 ネットワークとコミュニケーション 第2節 ネットワークのしくみ 2 ネットワークを支える技術 (教科書 p36 ~ p37) 今日の用語  モデム (modulator/demodulator:modem)  IP アドレス (internet protocol address)  ドメインネーム.
演習3 米澤研究室 発表2 山崎孝裕. 主な内容  分散動的サーバモデル(復習)  掲示板システムの問題点と仮定  掲示板システムの大まかな動き(細かい エラー処理は考慮しない)
EpDNSサーバ 北海道大学 理学院 宇宙理学専攻 M1 古田裕規.
Layer8輪講 詳解TCP/IP DNS – ドメインネームシステム ~第1部~ DNSの基礎
2005年度 情報システム構成論 第9回 分散ファイルシステム
揮発性情報 2003/05/25 伊原 秀明(Port139).
Linux/Apache/PostgreSQL/PHPを利用した 高性能Webシステム構築
はじめての DNS 村上健、古家健次(宇宙物理)、井谷優花(地球および惑星大気科学).
DNS再入門 2002年12月19日 発表 2003年1月16日 最終更新 Internet Week 2002/DNS DAY
JANOG38 EDNS-client-subnetってどうよ? 改めRFC7871ってどうよ ー RFC7871の概要 ー
最新ファイルの提供を保証する代理FTPサーバの開発
佐藤 緩奈(地球および惑星大気科学研究室 B4)
赤松紀美 宇宙物理学研究室 B4 高橋由実子 地球および惑星大気科学研究室 B4
インターネットと プロトコル(TCP/IP)
第2章 ネットサービスとその仕組み(前編) [近代科学社刊]
民田雅人 WIDE Project DNS DAY - Internet Week 2002
DNSサーバDNSサーバ 第9回 DNSサーバ 水野嘉明
第4回ネットワーク講習会 医中誌・JCRのセットアップと利用方法
第4章 Internet Address.
Dynamic DNS 情報工学専攻 谷口研究室 山本 淳.
ネットワーク構成法 スケール 第6回 11月19日.
ネットワークコミュニケーション よく使われるアプリケーション DNS 7/5/07.
Networkゼミ 特別講義 ~仕組みがわかればネットワークはもっと楽しくなる~ [TCP/IPアプリケーション編]
日本国内のドメイン名はJPRSが管理 (株)日本レジストリサービス (2002年4月1日より)
2004年度 情報システム構成論 第8回 分散ファイルシステム
WindowsNTによるLAN構築 ポリテクセンター秋田 情報・通信系.
DNS 特論 今回はアプリケーションプロトコルの中で特にDNSを扱います
HTTPプロトコルとJSP (1) データベース論 第3回.
Japan Registry Service (JPRS) Izuru Shirai
PlanetLab における 効率的な近隣サーバ選択法
B4向け研究紹介 MTAにおけるspamメール判別方法
第2章 第1節 情報通信の仕組み 1 ネットワークの仕組み 2 通信プロトコル 3 認証と情報の保護
JPNICデータベースへの認証 機能導入について
IPv6アドレスによる RFIDシステム利用方式
大規模アドホックネットワークにおける 階層的な名前解決法
サーバ負荷分散におけるOpenFlowを用いた省電力法
情報検索概説II(99秋) 第3回 1999/10/21 インターネットの仕組み(2).
総合講義B:インターネット社会の安全性 第6回 ネットワークの基盤技術
Linux リテラシ 2006 第4回 ネットワーク CIS RAT.
FreeBSDインストール 2002年4月10日.
IPv6 ネットワークにおける エニーキャスト通信実現のための プロトコル設計と実装
大阪大学 大学院情報科学研究科 博士前期課程2年 宮原研究室 土居 聡
第11章 UDPユーザ・データグラム・プロトコル
DNS に関する質問 授業の後に寄せられた質問に答えます
第9章 Error and Control Messages (ICMP)
早稲田大学大学院 理工学研究科情報科学専攻 後藤研究室 修士1年 荒井 祐一
2009年度卒業論文発表 CDNコンテンツサーバの動的負荷分散
DNS 特論 今回はアプリケーションプロトコルの中で特にDNSを扱います
インターネットにおける真に プライベートなネットワークの構築
DNS 特論 今回はアプリケーションプロトコルの中で特にDNSを扱います
Cisco Umbrella のご紹介 2018 年 1 月.
情報スキル活用 第1週 基礎技術ー1 : URLとWebページの基本.
Exchange Server 2007 の Autodiscover で自動構成できない!! を回避するために
私の立場 OSカーネルを手がけるエンジニア 大阪市立大学 創造都市研究科の学生
Exchange Server 2010 Outlook 階層型アドレス帳 活用術 展開 ~ トラブルシュートまで
Webプロキシ HTTP1.0 ヒント CS-B3 ネットワークプログラミング  &情報科学科実験I.
DNSクエリーパターンを用いたOSの推定
サーバ・クライアントシステム ( X Window System) 2006/01/20 伊藤 和也 original: 前坂たけし
DNS に関する質問 授業の後に寄せられた質問に答えます
最低限インターネット ネットワークにつなぎましょ!
Peer-to-Peerシステムにおける動的な木構造の生成による検索の高速化
トラフィックプロファイラAGURIの設計と実装
ISO23950による分散検索の課題と その解決案に関する検討
Ibaraki Univ. Dept of Electrical & Electronic Eng.
DNS 特論 今回はアプリケーションプロトコルの中で特にDNSを扱います
第8章 データベースシステムの発展 8.1 オブジェクトリレーショナルデータベース 8.2 分散データベース 8.3 インターネットとデータベース.
情報スキル活用 第1週 基礎技術ー1 : URLとWebページの基本.
HTTPプロトコルの詳細 M1 峯 肇史.
Presentation transcript:

第17章 ドメインネームシステム

DNS IPアドレスとsymbolickな名前との写像 平坦な名前空間 階層的な名前空間 インターネット全体にわたる写像をどう実現するか. 分散型データベース 平坦な名前空間 階層的な名前空間

平坦な名前空間 利点 欠点 名前が簡単、短い 大規模なシステムに合わない. 名前のconflict 一元管理 新たなマシンをつなぐたびに中央の認証が必要 更新…各サイトのコピーを正しくする トラフィックの集中

階層的な名前空間 権威を委任し、分割統治 分散データベース domain name server, name resolver 協調して名前とIPアドレスの解決をする. ほとんどがローカルに解決 インターネットへ出て行くのはわずか. 一つのサーバのダウンでシステムがだめにならない. Reliable domain name server, name resolver

DNS databaseとUNIX filesystem

名前の読み方

名前の衝突

domain名とdirectory

複数domainに所属するノード

domain名とhost名

別名とcanonical name

Subdomain の管理

domainとzone

名前の解決

recursive and iterative

解決 サーバ recurse 完全な解決 non-recurse 部分的な解決 domain name query query を受け取る. 名前、型、マッピングのタイプ,recurse or not サーバ query を受け取る. 自らがauthorityであれば返事をする. Else キャシュを見る.あればnon-authoritative answer を返す. なければ他サーバに問い合わせる.

Clientはauthoritative answer がほしければ、改めて問い合わせればよい. サーバを知る仕組み. ルートサーバを知っている. フォワーダが指定されている. キャッシュを持つ. ClientはどうやってNSと通信するか. Well-known port + Ipaddress IP address … 組み込み、boot時 /etc/resolv.conf

信頼性と能率 情報は変更が起きる.(一貫性の保持) secondary server キャッシュ TTL authoritative server が決める. ttl が expire すると廃棄する. 変更の多い名前には短いTTLを設定する.

キャッシュ HOSTでもcacheできる. 実際にはやっていない. Networkをそのつど使わなくてもすむ. サーバの故障に対応できる. サーバの負荷を減らすことができる.

inverse query 逆引き.アドレスから名前への写像 IPアドレス 15.16.192.152

in-addr.arpa domain

resource record

Nslookup, dig

absolute and relative uecisb.is.uec.ac.jp uecisb.is.uec.ac.jp.← /etc/resolv.conf net.is.uec.ac.jp 補完をして探す.

named BIND (Berkeley Internet Name Domain) /etc/named.boot directory DNS database