JARE54 Dome Fuji Astronomy

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JARE54 Dome Fuji Astronomy 2012.8.2 DC12V Iridium TCP/IP Kim’s Inst. Heater DC12V PALTO-F 192.168.161.6 192.168.161.7 CR1000 192.168.161.83 RS232C Applied Technologies, Inc #SATI-3SX Heater ST-i + 75mm F2.8 LAN DC12V LAN DIMM Mask LAN fitPC2(jiro) 192.168.161.85 Heater Ethernet Hub LAN MOTO Focus SBIG ST-i DC12V USB Heater DC12V Heater fitPC2(taro) 192.168.161.84 Heater RS232C Meade LX200ACF-20 DC12V

DOME-F Telescope Meade LX200ACF-20 (D=203mm, f=2000mm) with TeleVue Ever Bright Diagonal Mount Meade LX200ACF-8” (Alt-Az mode) Weight ~ 21kg? Focuser JMI MotoFocus Wedge prism Apex=30”, φ80mm d 140mm D 60mm Filter Edmund #67013-L Wavelength 472nm, Δ=45nm Diffraction Limit 1.98” Camera SBIG ST-i Pixel size 7.4μm x 7.4μm Pixel number 648 x 486 DOME-F Pixel scale 0.763”/pix FOV 8.2’ x 6.2’ Finder Camera SBIG ST-i Finder lens FUJIFILM HF75HA-1B f=75mm, F/2.8 Filter Edmund #86347-L Wavelength 655nm, Δ=24nm Diffraction Limit 6.15” Finder Pixel scale 20.4”/pix Finder FOV 3.7d x 2.7d Control 2x FitPC2 nightview for ST-i sextractor for detection and other original softs Heater (tel.total) <31W Power (tel.total) <30W? New SONIC Sonic Anemometer /Thermometer Applied Technologies, Inc #SATI-3SX Weight < 1kg Heater Min. 24W

 3. 今後のサイト調査と赤外線天体観測 40cm赤外線望遠鏡とは別にサイト調査を実施するための専用望遠鏡及び気象観測装置を2013年1月に設置する(図10, 11)。PLATO-Fの電力と通信を利用して通年のシーイング測定・気象観測を実施し十分な観測データから天文学的な観測条件を定量的に示す事を目指す。 Meade LX200ACF-20 Motor Focuser ST-i + Guiding Kit DIMM Aperture Mask SBIG ST-i fitPC2 図(10) 図(11) 超音波風速計を用いて温度を測定し地表付近の乱流強度を測定する。 シーイング測定装置の構成図。市販の望遠鏡・CCD・小型PCの組み合わせで自動観測システムを構築する。

distance=140mm, Diameter=60mm, focal length=2000mm, λ=472nm, 1pixel=7 distance=140mm, Diameter=60mm, focal length=2000mm, λ=472nm, 1pixel=7.4μmの場合、 回折限界=1.98”=0.0192mm@focal plane=2.59pixelとなる。 作図より、焦点深度は回折限界に達していると仮定しておよそ+/-0.66mm。 また焦点位置より4.35mm後方で2像はピンぼけの状態で交わる。この際の星像の直径は0.13mm=17.6pixel。 期待される星像のFWHMは2.59pixel以上であるので、フォーカスを微妙に変えて何枚も撮像すればベストフォーカスは見つかると言える。また2つの星像の距離からだいたいのピント位置を見積もることも出来ると言えるだろう。