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iioLoadFile()とiioMallocImageBuffer()の補足 プログラミング演習Ⅱ 課題4第3週 iioLoadFile()とiioMallocImageBuffer()の補足

iioLoadFile() /* int iioLoadFile(IMAGE *pImage, const char *fname) 画像ファイルをオープンし, 適切なサイズの画像バッファを確保し IMAGE構造体に割り当てた後に, 画像バッファにデータをロードする. Image *pImage : IMAGE構造体へのポインタ const char *fname : 入力ファイル名 戻り値 : 0(ファイルのロード成功) 1(ファイルのロード失敗) */ { FILE *fpr; char lineBuffer[LINEMAX]; int i;

"rb"は、read biinary /* ファイルオープン */ if ((fpr = fopen(fname, "rb")) == NULL) { perror(fname); return 1; } /* ヘッダ部読み込み開始 */ fgets(lineBuffer, LINEMAX, fpr); if (strcmp(lineBuffer, "P6\n")) { // ERROR fclose(fpr); /* コメント行の読み飛ばし */ while (lineBuffer[0] == '#')

/* IMAGE構造体のメンバ変数に,画像の幅,高さをセット.*/ sscanf(lineBuffer, "%d %d\n", &pImage->xsize, &pImage->ysize); fgets(lineBuffer, LINEMAX, fpr); /* IMAGE構造体のメンバ変数に,画像の最大輝度をセット.*/ sscanf(lineBuffer, "%d", &pImage->level); /* ヘッダ部読み込み終了 */ /* バッファ用メモリ確保 */ iioMallocImageBuffer(pImage); /* バッファに画像データを格納 */ for (i = 0; i < pImage->ysize; i++){ fread(pImage->pBuffer[i], sizeof(PIXEL), pImage->xsize, fpr); } /* ファイルクローズ */ fclose(fpr); return 0; freadを画像の行数分だけ繰り返す fwriteも使い方は同じ

iioSaveFile()の作り方 int iioSaveFile(IMAGE *pImage, const char *fname) { FILE *fpw; int i;    ←ファイル出力用ファイルポインタ ←画像の行数だけ繰り返すループ変数 /* ファイルオープン*/ ←iioLoadFileと同じ。但し、"rb"⇒"wb"                                  fpr⇒fpw /* ヘッダ出力 */ fprintf(fpw,"P6\n%d %d\n%d\n", pImage->xsize,pImage->ysize,pImage->level); P6 xsize ysize level /* 画像データをファイルへ出力 */ ←iioLoadFileと同じ。                       但し、fread⇒fwrite                             fpr⇒fpw fclose(fpw); return 0; }

iioMallocImageBuffer() void iioMallocImageBuffer(IMAGE *pImage) { int i; ←画像の行数だけ繰り返すループ変数 pImage->pBuffer = malloc(pImage->ysize*sizeof(PPIXEL)); ysize個のPPIXEL の配列を確保 malloc(ysize * sizeof(PPIXEL));

xsize個のPIXEL の配列を確保 pImage->pBuffer for (i = 0; i < pImage->ysize; i++){ pImage->pBuffer[i] = malloc(pImage->xsize * sizeof(PIXEL)); } xsize個のPIXEL の配列を確保 malloc(xsize * sizeof(PIXEL)); pImage->pBuffer

iioFreeImageBuffer()の作り方 void iioFreeImageBuffer(IMAGE *pImage) { int i; ←画像の行数だけ繰り返すループ変数 方針:Bを解放してからAを解放する pImage->pBuffer A B

A B Bを開放 Aを開放 pImage->pBuffer for (i = 0; i < pImage->ysize; i++){ pImage->pBuffer[i] = malloc(pImage->xsize * sizeof(PIXEL)); free( /* mallocで確保した1行分のBの領域を解放*/ ); } Aを開放 free( /* mallocで確保したAの領域を解放*/  ); pImage->pBuffer A B

メモリリークの確認方法(1) freeで正しく解放されていない場合,メモリリークが起こる. デバッグ時のコマンドライン引数の設定 ツールバーのプロジェクト(P)→ex4_2のプロパティ→構成プロパティ → デバッグ   作業ディレクトリにDebug ,コマンド引数に img01.ppm result.ppm と記述   デバッグ実行し,出力ウィンドウを見る

メモリリークの確認方法(2) OK NG ~省略~ (他に, _CrtDumpMemoryLeaks();の戻り値をチェックしてもよい)