satoimo 最終発表 2007.2.23 PM 吉田浩二 篠崎友識 野上大輔 姉崎祐樹
目次 プロジェクトの概要 プロジェクトの目的 プロジェクト体制 システムの概要 デモ 考察 プロジェクト総括
プロジェクト概要 satoimoプロジェクトは慶應義塾大学環境情報学部の厳網林助教授の主催する研究室をクライアントとしている。 厳研究室は、地域の活性化を目指して活動しており、地域情報を集めたWebサイト「湘南の風」を試験的に運用している。 そのサイトのコンテンツを充実させることを支援するため、「里撮」システムを提案・開発した
プロジェクトの目的 厳研究室の目的を達成するための支援 厳研究室の目的 新しく、利用しやすい投稿の提案 地域に密着したコンテンツの増加を目指す メインユーザとなる地域住民による記事の投稿や閲覧をサポートする 新しく、利用しやすい投稿の提案 携帯電話による投稿の可能性 GPS機能による、地理情報と密着した投稿 湘南の風(SNSシステム)への画像、記事情報の 供給システムを構築
プロジェクト体制 期間 2006/9/28~2007/1/31 人員 PM 学生3名(III期目x2名、I期目x1名) 規模 画面数 : 7画面 ソース : 1133step(php 828,perl 305)
システムの概要 「里撮」システム GPSを搭載したauの携帯電話を対象としている 携帯電話によって、緯度経度による地理情報を付加した写真付き記事の投稿が可能となる 投稿された記事は、既存のサイト「湘南の風」に即時反映される 携帯電話から投稿された記事に関してのみ、現在地から近い投稿を検索し、閲覧することが出来る
考察
考察内容 提案型要件定義 ドキュメント作成に対する意識の相違 予定スケジュールとの乖離
提案型要件定義 クライアントの要望 GeoWiki機能 (テスト中) 既存システムと連携し地図情報を取得機能 GeoPhoto機能(移植中) 画像情報登録 GeoCalender機能(開発中) イベント情報の管理 GeoRSS機能(開発中) RSSの巡回、発信、DB化 GeoEditor機能(開発中) Google Maps APIベースのWebGIS GeoSearch機能(考案中) 特定地域の記事・文献の巡回、DB化
対策 1.メンバー個々で夫々1要望、乃至2要望の開発を行う 2.チーム開発を行うことが学習計画でもあるため、要望の内、2,3個可能なものを選別し開発を行う 3.クライアントより提示して頂いた要望を加味した上で新規提案を模索する。
ドキュメント作成に対する意識の相違 作成予定ドキュメント プロジェクト定義書 プロジェクト提案書 プロジェクト計画書 基本設計書(画面遷移図、DB設計書等) 画面設計書 結合試験書 プロジェクト完了報告書
不安要素 画面設計書の精度 単体テスト実行時でのテスト方法が不明 テストに対する意識の違い
予想スケジュールとの乖離 原因 対応 スケジュールにおける危機意識のメンバーへの徹底不足 遅延発生時における再スケジューリングの欠如 週単位での詳細なスケジュールの見積もり 構築時における合同作業
スケジュール見積・実績
コスト見積・実績 項目 計画 実績 差分 要件定義 147 93 -54 環境構築(本番環境調査、個人環境構築) 72 45 -27 テスト機環境構築 2 詳細設計 63 55 -8 ポスター作成(厳研より依頼) 6 構築(実装、単体テスト、ソースレビュー) 48 -15 結合テスト 36 12 -24 移行作業(稼動確認テストを含む) 3 -33 各種資料作成(プロジェクト定義書、WBS、スケジュール、プロジェクト計画書、中間発表資料、週報、進捗報告書、最終DOC) 113 合計 417 377 -40 * 計画、実績、差分は人日(4時間/日)にて記載 * 各種資料作成項目には当項目以外のフェーズにて作成したドキュメントは 含まない
プロジェクトの総轄 上流工程では、クライアントから提示されたプロジェクト要件を加味し、お互いの目的に合致するよう提案を心掛けた。その結果、提案の段階から好印象を頂くことが出来ていた。 納品後、頂くことが出来た評価は概ね良好であり、携帯電話を利用した投稿の可能性を伝えることが出来た。
ご清聴ありがとうございました。