TCP/IP入門 櫻井美帆 蟻川朋未 服部力三
TCP/IP Transmission Control Protocol/Internet Protocol
プロトコルとは お互いがコミュニケーションを図るために必要なすべての約束事 パケット交換技術に必要なもの
パケット交換とプロトコルの誕生 モデムでのデータ転送だと一つの回線が一組のユーザに独占されるので解決するための手段としてパケット交換という技術が編み出された。 パケット交換技術を使うと複数のユーザが一つの回線を共有できる。これは分散処理を行う上で有効な手段。そしてこの分散処理のために各種プロトコルが開発された。
TCP/IPの登場1 1960年代の後半にアメリカの国防総省が中心となり、通信技術の研究開発や実験を行っていた。 パケットによるデータの伝達の可能性が示される。 ARPANETが誕生。
TCP/IPの登場2 1975年、TCP/IPが開発される。 UNIX BSDが大学・研究所などのコンピュータのOSとして用いられ、この中にTCP/IPが実装された。
TCP/IP通信プロトコル群 SMTP, DNS, FTP, TELNET, NFS TCP, UDP IP
各プロトコルの役割 各プロトコルが行う基本的な役割は、OSI参照モデルの各層ごとの役割と基本的には一致する。
ネットワーク体系の標準化 (OSI参照モデル) 第7層 アプリケーション層 第6層 プレゼンテーション層 第5層 セッション層 第4層 トランスポート層 第3層 ネットワーク層 第2層 データリンク層 第1層 物理層
OSI参照モデルとの位置付け ネットワーク層 → IP トランスポート層 → TCP,UDP 上位層 → TELNET,FTP,SMTP,NNTP,SNMP
LAN上でのTCP/IP TCP/IPはLAN間接続、WANでの接続を可能にしているプロトコル 各メディアには、データリンク層で付加されるヘッダが必ずある
ヘッダ プロトコルの中身 このヘッダには各メディアのデータリンク層で必要な情報が組み込まれている。