補足資料
DWDM (Dense Wavelength Division Multiplexing) 高密度波長分割多重方式の略。光ファイバを使った通信技術の一つ 波長の違う複数の光信号を同時に利用することで、光ファイバを多重利用する方式。情報伝送量を飛躍的に増大させることができる 光源として使用されるレーザーダイオードの温度管理が非常に難しく、そのため装置は高額となってしまう
CATV(Common Antenna Television Community Antenna Television) テレビの有線放送サービス 山間部や人口密度の低い地域など、地上波テレビ放送の電波が届きにくい地域でもテレビの視聴が可能 近年では多チャンネルや電話サービス、高速なインターネット接続サービスなどを武器に、都市部でも加入者を増やしている 人口密度の低いアメリカでは普及率が高い
xDSL(Digital Subscriber Line) 電話線を使って高速なデジタルデータ通信をする技術の総称 既存の電話線を流用できるので、光ファイバが普及するまでの「つなぎ」サービスとして急速に普及している 電話局と利用者の距離が短くないと使えない、日本ではISDNと混信する恐れがあるなどの欠点もある
FWA(Fixed Wireless Access) 無線による加入者系データ通信サービスの方式の一つ。3つの周波数帯を使用し、高速なデータ通信を行なうことができる 加入者と通信事業者間の回線に無線回線を使用するため、ケーブル敷設にかかるコストを削減することができる 市内通信網を事実上独占しているNTTの回線を利用しなくても通信サービスを提供することができる。
FTTH(Fiber To The Home) 光ファイバによる家庭向けのデータ通信サービス ブロードバンドの「本命」とも呼ばれ期待されているが、回線網を新たに敷設しなおさなければならないため、ADSLなど既存インフラを活用する他のサービスに比べれば普及の速度は鈍い
FMC(Fixed Mobile Convergence) 携帯電話を家の中では固定電話の子機として使えるといったような、移動体通信と有線通信を融合した通信サービスの形態。 広義には、移動体通信と有線通信を密接に連携させる技術やサービス全般を指す
MNP(Mobile Number Portability) 持ち運べる電話番号 通信事業者ごとに割り当てられていた特定 の電話番号を廃止 → ユーザーが電話番号を持ち運ぶ 2000年に欧州、2003年にアメリカ、2004年に韓国、日本は2006年から導入
MVNO(Mobile Virtual Network Operator) 携帯電話などの無線通信インフラを他社から借り受けてサービスを提供している事業者のこと。 なんらかの独自サービスを付加して再販している事業者が多く、この点でMVNOは単なる携帯電話販売業者とは異なる。