テスラコイルの製作
はじめに そこで 工業高校の電気系科目には 情報関係科目が多くなり 強電系科目は減少している 高電圧・高周波の 火花放電が観測できる テスラコイルの製作に取り組んだ
テスラコイルとは ニコラ・テスラが発明したコイルで 共振現象を利用して2個のコイル間を効率よくエネルギー伝達することにより、高電圧高周波のパルスによる火花放電を発生させる装置である
ニコラ・テスラ (1857年~1943年) 誘導電動機を発明 交流送電を提唱した 業績をたたえ 磁束密度の単位 として使われる
テスラコイルの放電
回路構成 二次コイル 電源回路 一次共振回路
二次コイルの製作 ・アクリル製のパイプに 0.6mmエナメル線を巻き 高さ約1m ・先端部分に放電電圧を 高めるために ステンレス球を接続
一次共振回路の製作 コンデンサ 耐圧1.5kV 0.25μF 微調整 コンデンサ 一次コイル 放電ギャップ
共振周波数の測定 二次コイルの共振は 約330kHz 一次コイルの巻き数と 微調整コンデンサで調節
電源回路の製作 ネオントランス ダイオード
実際の回路図
作動中のテスラコイル
二次コイルの放電
風車電極の放電
針状電極の放電
蛍光灯の点灯