北方領土 2019/2/25
北方領土について 北方領土とは 北方領土の面積と人口 どんな人が 住んでいるの? 国境取り決め まとめ タイトル
北方領土とは 「北方領土」とは北海道の納沙布岬(のざっぷみさき)から東北の方向につらなる島々のことをいいます。
北方領土の面積と人口 四島を合わせた面積は、5,036k㎡。沖縄県の約2.2倍で愛知県や千葉県にほぼ匹敵します。また択捉島(3,184k㎡)は鳥取県と同じくらいの広さがあります。 北方領土には終戦当時、17,000人余りの人が住んでいましたが、現在(平成11年3月 末)の生存者は9,174 人で既に46.9%の方々が亡くなっています。
北方領土には、どんな人が 住んでいるの? 現在、北方四島はロシアの不法占拠下にありロシア人が住んでいます。ロシアでは北方領土をロシア連邦を構成する89の「連邦構成主体」のひとつであるサハリン州に属していると主張しています。
国境取り決め
政府・国会の動き 平成5年 エリツィン大統領が来日し、「東京宣言」に署名。 平成9年 クラスノヤルスクにおいて、日露首脳会談が開かれる。 平成5年 エリツィン大統領が来日し、「東京宣言」に署名。 平成9年 クラスノヤルスクにおいて、日露首脳会談が開かれる。 平成10年 小渕総理が25年ぶりにロシアを訪問し「モスクワ宣言」に署名。
北方四島との交流で深まる 相互理解 北方領土について日本人とロシア人がお互いに正しい理解と認識を深める。 1992年(平成4年)から相互理解を深めることを目的とする交流が開始(ビザなし交流)。
ビザなし交流による訪問の対象者 ①北方四島元居住者 ②北方領土返還要求運動関係者 ③報道関係者 ④①~③の同行者(通訳、医師、事務局など) その後、平成10年4月17日の閣議了解に より対象者が拡大 ⑤専門家(訪問目的に質する活動を行う学術 文化、社会等の各分野の専門家)
ビザなし交流のようす 島への訪問では日本人墓地や色々な施設を視察しホームステイや夕食交流会、対話集会などが行われます。 北海道に来たロシアの人たちは地元の中学校に訪問したりホームステイ先で生け花を教わったりして文化交流を図っていました。
返還に向けて 領土問題の解決にはこれまでの歴史が示すように忍耐が必要です。 一人でも多くの人がこの北方領土問題を理解し、日本とロシアが本当に安定した友好関係が早く築けるようになって欲しいと思います。